マヤ古代遺跡を求めて　～ティカル編

2012/12/17 - 2012/12/17

グアテマラ二日目は日帰りでティカルへ。

かねてよりの憧れであったティカル、最大の規模を誇ったマヤ遺跡である。

マヤ歴の終末をこの地で迎えることができ、この上ない幸せを感じた。

エリア ティカル遺跡周辺(グアテマラ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝４時にホテルを出発。

グアテマラシティーからタカ航空でフローレスへ。

国内線にもかかわらず国際線のターミナルから出発する。当然だが出国手続きはない。

国内線はＡＴＲ４２のプロペラ機で。

高度を下げるときの感覚で気分が悪くなる。

１時間ほどでフローレス空港に着陸。

空港からシャトルバスで１時間半、ティカル国立公園に到着する。

入り口からしばらく歩くとそこにはセイバの木がある。マヤ人にとってこの木は聖なる木であり世界の中心とされている。

ティカル遺跡の案内図。

ここから道が分かれ、主要な建造物へとつながる。

コンプレッホＱの神殿跡。

石碑も多数あるが風化してしまいほとんどマヤ文字は見えない。

ティカルにはこのような山が点在する。

神殿跡でまだ発掘がされていないものである。

今後発掘調査が進めばいかに巨大な都市であるかがわかるでしょう。

目の前に緑の線が動いている。

何かとよくよく見たら蟻が葉っぱを咥えて歩いている。

そう、葉切り蟻だ。

この蟻は顎の力が強く、噛まれると熱を持つそうだ。

小さいのに恐るべし。

コンプレッホＰ。

人気のないジャングルをひたすら進む。

誰もいない。メインから離れているのであまり訪れる人もいないのだろう。

ステラ２０。

石碑が数多く残っている。

殆どがレプリカであろうが、当時の様子が思い浮かぶ。

巨大な建造物が見えてきた。

そう、?号神殿だ！

でかい、でかすぎる！！

見上げたまま唖然としてしまった。

正面から見た?号神殿。

威厳が感じられる。

?号神殿。

これもまた大きい。

まさにマヤのニューヨークだ。

ノース・アクロポリス。

ここも高い！

上へと登っていく。

頂上付近へと差し掛かった時、なにやら不気味な声がする。

”ホエザルだ”

姿こそ見れなかっただティカルのジャングルに生息する絶滅危惧種である。

聞きたかった声にテンションが上がっていく。

セントラル・アクロポリス。

貴族の住居跡。

しかし広い。

ハナグマの標識。

ティカルにはハナグマがたくさんいるって聞いていたが全くいない。

楽しみにしていたのに、、かなりショック、、

野生の七面鳥。

たくさんいるが、カメラを向けると逃げていく。

なかなか写真を撮りづらい。

?号神殿。

階段部分が土に埋もれている。

復元には時間がかかりそう。

?号神殿。

ティカルで一番高い神殿。

神殿の脇にある階段を登る。

結構急で呼吸が乱れる。

日ごろの運動不足のせいだ、、

?号神殿のてっぺんから見た風景。

?号神殿、?号神殿の飾り屋根が見える。

失われた世界。

疲れてきたので登らず、見学するのみ。

?号神殿。

綺麗に復元されている。

?号神殿から?号神殿へと向かおうとしていたが道を間違えグランプラザに戻ってきてしまった。

しかしそこには予想外の出会いがあった。

ハナグマだ！しかもたくさん！！

仲の良い２頭。

カップルかな？

アナグマがぞろぞろ。

一瞬、遺跡はどうでもよくなり、ハナグマの追っかけをしていた。

去っていくハナグマ。

感動的な出会いをありがとう！

?号神殿。

小規模な神殿。

長い距離を歩いて期待してきた割にこの程度だったので少し残念。

風化したステラ。

観光が終わってセイバの木の前に戻って来た。

一番恐れていた蚊の大群はいなく、ゆっくり見て廻れて本当に良かった。

また来ます、そうセイバの木に誓ってティカルを後にする。

飛行機の時間まで時間があったのでフローレス島を観光。

こじんまりとしていてのどかな雰囲気。

島を一周する。

空港のレストランで一休み。

グアテマラのビール”ガジョ”で喉の渇きを癒す。

グアテマラシティーからアンティグアへ戻り就寝。