ユーラシア　西へ７８：　バツーミ　「ある夏の一日」 II

2012/08/06 - 2012/08/06

夕べも夏のバカンス客に睡眠を邪魔され、夜中の２時にﾜﾀｸｼ、我慢し切れず吼えました。
だって、ﾜﾀｸｼたちの部屋のベランダでテーブル囲んでいつまでもウダウダおしゃべりするのですから。

ﾊﾟｰﾄﾅｰが我慢し切れずキッチンサイドから行って、パントマイムで「寝られません、しずかにシテ！」って注意したが効きめがなかった。。
（ﾊﾟｰﾄﾅｰは英語Ｘフランス語△のヒト）
夕べは夜半から夕立ジャジャぶりで、雨をしのぐためにﾜﾀｸｼたちの部屋のベランダに集まったようだ。
まあ、若者と中年男性１人の先生と生徒たち、という風情のグループでした。

ﾜﾀｸｼはベランダのドアをバッと開けて、クイーンズ・イングリッシュ？でビシッと言いました。
「あなた方は寝るトコロが無いのですか？」
「あります」
「ナラバ、あなた方には、他の人々の眠りを妨げる権利は全くないはずです！今は何時だと思っていますか！？
もう夜中の２時ですヨ。ここの部屋ではﾜﾀｸｼたちシニア夫婦が寝ているのですヨ！！！」
彼らはひたすら恐縮して謝り、急いで自分たちの部屋に逃げ込みました。

マッタク、この町はどうも夜中に騒ぐのが当たり前のようになっているのです、、、、

かくして、今朝は起きるのが少し遅くなってしまったのです。
でも、昨日は夕方からウトウトしていたので寝不足はありません。

早くこの町を探索して、出来るだけ早くトルコのトラブゾンに行こう、と考えるのでした。。。

エリア その他の観光地(ジョージア (グルジア))

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝７時半です。
街は静かです。
夜中のホステルでの喧騒がウソのようです。

石畳のレトロな街並みは散歩に最高です。

近くの教会。

カトリック教会カナ？

時計台も兼ねてるゴチック塔。

教会境内もまだ静けさに包まれています。

ﾜﾀｸｼたちは好んで狭い小路を通ります。

「バツーミ・ホステル」
これも良さそうですが、若者が多そうです。
やっぱり夜中はやかましいだろうな。。。

ﾜﾚﾜﾚの「ホステル・グローバス」と同じ「マズニシビリ通り」の１３番にバツーミ・ホステルはあります。

かように、住所が探し易くできています。

右を向くと、海辺につながる小路。

なんともステキな空間でしょうか、、、

その小路を通って海辺まででました。

なにやら変わったオブジェが、、、
海浜公園か？

まわりは工事中が多い。

海沿いの道。

海沿いの時計塔も工事中でした。

なにやらソビエチック・スタイルの港湾施設が、、、

おそらくフェリー乗り場でしょう。
バツーミからはウクライナやブルガリアまで行くフェリーがあるはずですから、ちょっとどんなモノかチェックしておこう、、、

湾になっていて、朝もやたなびく山々と、山にへばりつく住宅などが良く見えます。

それに、港で魚釣りをしているおじさんたちの姿が、、、

小さな魚が釣れていますが、あまり芳しくなさそうです。

今日は月曜日ですが、、、

ヒマな人が多いのかなあ？

静かな黒海です。

雨上がりで水たまりができています。

アジが釣れています。

コッチの人はどの様にしてこの魚を食べるのだろうか？
言葉が通じれば、聞いてみるのですが、、、

フェリー・ターミナルにはバツーミ⇔ソチのスピード・ボートの案内がありました。

ソチと言えば、今度の冬季オリンピックの開催地ですヨ。

ソチはコーカサス地方に非常に近いのです。
つまりロシアでテロ問題の中心地：チェチェン共和国に近いのです。
プーチンさんはテロ対策は万全だと思いますが、何も無ければいいのですが、、、

そんなことを考えながらターミナルの中をチェックしたのですが、ブルガリアのヴァルナ行きのフェリー切符売り場が見つかりませんでした。
将来、一度乗ってみたいなあ、と思って居るのですが、言葉がロシア語のみしか通じないので、ﾜﾀｸｼのロシア語の知識では確かめようもありませんでした。

雨模様になってきました。
雷もなっています。

ひと雨来そうです。

雷雨が通って、すぐに上がりました。

再度歩き出します。

するとすぐまた雨が降りだした。

モミの木の下で雨宿りしたが、ひどくなったのでフェリー・ターミナルに避難。

地元の人々か？と思いきや、ロシア人でした。
（小生、話している言葉でロシア語だ！とくらいは分かる）

ロシア人がバカンスでバツーミまでやって来ているのかもしれません。

雨上がりのバツーミ海沿いをまた歩きます。

ビーチ・レストラン。

今度は海辺を離れて、内陸のほうに行きます。
むこうに見えたモスクのミナレット。

キリスト教一色ではないようです。
イスラム教徒も共存しているようです。

西のほうに進んである広場にでたら、「ナントカの女神」のようなオブジェのある広場に出ました。

まわりは公園になっており、ベンチがそこここにあるので、ここで一休みしましょう。

近くに噴水がありました。

どうも美術館の前の噴水のようです。

大きなモミの木に大きな実がなっていました。

冬になり、クリスマス近くになったら、この辺りはステキなクリスマス・ツリーが出現することでしょう。

ﾜﾀｸｼたちもベンチに座ってゆったりと時を過ごします。

公園のハト。

公園の向こうに、どこかの教会の尖塔の先っぽが見えています。

座ってるうちにランチ・タイムとなり、すぐそばのシャワルマ屋さんでサンド・シャワルマを買って食べました。

本日のバツーミ散策マップです。

拡大版⇒http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/BatumiWalking3.jpg