2012/05/22 - 2012/05/25
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Mr. McFlyさん
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今年の誕生日をどう過ごそうか悩んだあげく、かつての愛読書、学研ひみつシリーズ『世界のひみつ』で知った世界三大河川の一つミシシッピー川のほとりで人生の来し方行く末を考える旅に出ようと思った。ナイル川は数年前に制覇したし、アメリカに住んでいるうちに一度は見なくては、と言うことで、うららかな5月の早朝、連れにたたき起こされ、自宅最寄りのラガーディア空港からニューオーリンズに向かった。
元々の目的はミシシッピー河口でアリゲーターを見ること。しかしせっかくだから、普通の観光地にも行くべきだと連れが言う。ニューオーリンズと言えば墓地が有名らしく、半日の観光ツアーに参加して墓地やセレブの家、ハリケーン・カトリーナの被災地を見て回る。それに加え、何だかんだで一般的な観光ルートを歩いて回る。有名らしい揚げドーナツ、ベニエも食べる。
ホテルがフレンチクオーターにあるため、結局3泊中3泊とも夜はバーボンストリートを歩いたが、予備知識がないのでどういう場所か分かっていなかった。ストリップ劇場が多いな、とかそんな下世話な感想。しかし最後の夜にようやく、ここがSTINGの名曲“Moon Over Bourbon Street”の舞台だと知り、そこで初めて感動が走る。ああ、スティング。Where's a moon over Bourbon Street tonight on me...?
ホテルはリッツ・カールトン。クラブフロアに泊まった。内装は美しく上層階で見晴らしもいいが、部屋は思ったより狭い。アメリカでも都市部のホテルは日本並みに狭いので、ああ、ニューオーリンズって都会だったのだな、とここで実感。小さな田舎町だと思ってたよ、ごめんね。
ホテルのクラブエリアには常に軽食が用意されており、ホテルを中心に街の各地を観光しては食事をとりに帰ってくることの繰り返し。これが思ったより便利で、クラブフロアの元は十分に取れた気がする。コンシェルジュは知識が豊富で気が利く。これが一流のサービスか。
ディナーはコンシュエルジュのおすすめとザガットのサイトから、The Pelican Clubを選ぶ。ここがまたすばらしい。今までの人生で最高のオイスターを食べた。またウェイター/ウェイトレスもすばらしい。こんなところで誕生日を迎えられようとは。ああ人生最高の夜。
そしてメインのアリゲーター観察。大爆笑。詳しくは写真を見てください。
そんなこんなで、悠久なるミシシッピー川も含め、全てがすばらしかった。それほど期待せずに行ったニューオーリンズがこんなに面白い場所だとは。とくにアリゲーターツアー(正式にはスワンプ・ツアーと言う)は日本人にはあまり知られていないようだ。こんなに面白いのに。本当におすすめです。是非一度は訪れてください。なおアリゲーターツアーは英語のみなので、英語の話せない方は、お持ちのクレジットカード会社のコンシュエルジュに頼むなどして手配してもらった方がいいと思います。
付記:大きなお世話かもしれませんが、もしあまり英語が話せない方が参加なさった場合、どうかガイドさんにチップをはずんであげてください。(5ドルくらいかな)。このツアーは安全対策もあり、もしあまり英語の得意でない人が参加した場合はガイドさんも気を遣うと思うのです。ニューオーリンズの方々のホスピタリティはすばらしく、そのような文化を守るためにも彼らをチップで支える事は重要だと感じました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- デルタ航空
- 旅行の手配内容
- その他
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ホテルの窓から。♪タラッタッタッタ、ターラターラーター
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地元で人気のジャズバンド“Rebirth Brass Band”。毎日演奏しています。
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ホテル近くのクレオール料理レストラン。観光客向けの普通のレストラン。入りやすいです。名前忘れちゃったよ。
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リッツ・カールトン内部。クラブフロアの写真は撮っていませんが、大体似たような感じです。
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街の主要観光地を回るツアーに墓地観光が含まれていました。ニューオーリンズは地理的な理由で墓が特殊な形状をしています。墓地なんてツマランと思うかもしれませんが、騙されたと思って行って見てください。なかなか楽しめます。
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墓のアパート……かな?
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emeril's というアメリカ国内のTV番組で有名なシェフのレストランに行きました。まあ普通かな・・・・。得てして著名なシェフのレストランってのはこんな感じになるよね、と。
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コーンブレッド。南部だ。
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見た目は美しい。味は、まあまあ…か。
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夕暮れの街。
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翌朝。朝食代わりになにやら有名らしいドーナツ「ベニエ」も食べてみた。この店自体が観光地となっているので、なんとなくワクワクしてそこにいるだけで楽しめる。顔が砂糖まみれになる。80年代の芸能人障害物競走飴玉探しなんかを思い出した。
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これがミシシッピ川だ!おかあさん、私はここまでたどり着きましたよ。学研ひみつシリーズありがとう!「よこたとくお」先生、ありがとう!!
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アリゲーターツアー(スワンプ:沼地ツアー)に参加。予約制です。当日ホテルまでバンが迎えにきてくれます。
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6人くらいのグループにガイド兼操縦士でミシシッピ川の奥に向かいます。騒音を防ぐため参加者はみなヘッドフォンをつけます。
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気持ちは「ジュラシック・パーク」。またはエリック・ストルツ主演B級映画最高峰「アナコンダ」。
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おお、アリゲーターだ!
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ガイドが餌を放るとこちらに泳いできてくれます。そして彼が投げている餌は…なんとマシュマロ!いったい誰が、ミシシッピーの奥のワニがマシュマロで餌付けされていると予想したであろうか。ショックだ。そして皆大笑いした。
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ガイドさんが子ワニをみつけました。もちろんこの後で放してやりました。
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帰り道、地元の人々のお墓をみつけました。ミシシッピー川の開けた場所にぽつんと。かなり古い墓地なのだそうです。
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ディナーは「ペリカン・クラブ」。ザガットの評価通りすばらしい店!今までで最高のオイスター。ちょっと不思議系の入った独特の雰囲気を持つウェイトレスさんによると「このオイスターを食べるためだけにニューオーリンズに来る人もいる」と。確かにそれも頷ける味だった。すばらしいの一言。死ぬ前にもう一度行きたい。あ、ミシシッピーにコイン投げときゃよかったかな、いやいやアリゲーターのためにも自然環境は護らなくては。代わりにウェイトレスさんにチップをはずみました。ウェイトレスもプロですばらしいホスピタリティーだった。観光地ニューオーリンズの底力を見た気がする。
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エビのカクテル。
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見てのとおりステーキ。Good.
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何の魚だったか忘れたけど、これもおいしかった。ステーキもよかったけど、総合的な結論として、やはりニューオーリンズではシーフードを選ぶべきかな。
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ペリカン・クラブ。いかにも観光客向けといったレストランではないので入りづらいかもしれませんが、臆せず入って下さい。すばらしいの一言に尽きます。雰囲気もいいのでカップルでどうぞ。
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