悠久のむこうから。ヒマラヤ便り。～ナガルコット（Nagarkot）からサンクー（Sankhu）へ～

2012/11/10 - 2012/11/20

夕日と日の出を仰ぎにナガルコットへ。
帰りにサンクーを抜けて、カトマンズに再び戻った。

サンクーはカトマンズの宿でお会いした日本人男性に勧められ、初めてその存在を知った町。前回の旅行でいったバクタプルに行こうとしたけれど、その男性が町に入るのに1000ルピー支払わなくてはいけないというので、ふたりとも考え直し、サンクーにした。すでにタクシーでお金がかかっているので、その上1000ルピーは痛い・・・＾＾；

現地へいくとたちまちケチになるのはなぜなんだろう。

今回の旅程にはまったく入っていなかったけれど、ふらっと寄った町が不思議な魅力を放ったりして、情報交換の有難さが今回は身にしみた。

感謝。

エリア サンクー(ネパール)

ポカラからのバスを降り、へっとへっと。
今日中にナガルゴットに行って夕日を拝ませていただかなくてはならないので、降りたその場所でタクシーと交渉。早速ナガルゴットへ向かう。

こんな感じの道を１時間半ほど。

今回予約を入れていたNiva Niwa Lodge。

そういえば、こんなことが今年はあったんだっけ。
このNiva Niwa Lodgeはいまや、中国人のツアー客中心のお宿になっているらしい。

それにしても、旅先までご苦労さまですわ。
本当に旅を楽しんでいるんだろうか。。。

ヒマラヤを前にこれを書く時間がもったいないです。

この人たちはいいね。

でもってAgodaで予約しておいたのに「ツアー客で満室だから、部屋ないんだよ」などといわれた。な、なにぃ〜？？

わざと怒りをむき出しにしようとした瞬間、相手が一瞬早く「お隣の宿にお部屋ご用意いたします」というではございませんか。実はNiwa Nivaにたどり着く前にタクシーが間違えてお隣の宿にいってしまっていた。だから、そこが意外に高級な宿であるということをすでに知っていたので、にわかに表情が和らいだふたり。

「なるべく喜びを顔に出さないようにしよう」
「そうしよう」

ありがとう、中国人のツアー客よ。

めでたく我々の身柄はお隣の高級ホテルに引き渡されることになった。
ついてるじゃないか♪

あまり喜んでいるのを顔に出してはいけないと、ふたりとも嘘でも「好きで連れてこられたわけではないのよ」といわんばかりの神妙な面持ちで移動。

Hotel Country Villa。

ホットシャワーの勢いが素晴らしかった。

「いやぁ素敵、感動だわ」と繰り返すこがね丸の声が洗面所から聞こえてくる。

停電のスケジュール。
これはいいことだと思います。

朝日・夕日の時間。
いちいちプリントアウトしないで書き換えているのはいいことだけど、その内限界に達するのでは。。。くくく。

展望テラス。

ネパール人と日本人の奥様が経営されている雲海リゾートも見える。
あそこからの眺めも最高だろうなぁ。

ちなみにパタンを紹介してくれた日本人の男性は雲海リゾートに宿泊したらしい。

ばっちり夕日に間に合いました！
タクシーを飛ばしてきた甲斐があった。

時の流れが止まる。

皆なのカメラを見て、怖気づく茶柱。
無理だわ、ここまでは真剣になれない。

いえーい。

こがね丸。

いえーい。

茶柱。

ではご一緒に。

あぁ、いっちゃう、いっちゃう。

今日も一日ありがとう、また明日ね。

ダイニングルームも雰囲気があっていいね。

さすが良いホテルだけに夕ご飯が高くついた。

私はビリヤーニ。
うん、これはやっぱりインドで食べないとだめですな。

こがね丸はカレー。このほうが断然美味しかった。

珍しくその晩はテレビをつけてみた。

おっ、あの左端の素敵なひとはだ〜れ？

こがね丸：　この人佇まいがいいよ、佇まい。
茶柱：　うん、ほんとに♪　うっとり。（他の出演者、邪魔だ。彼だけを映す番組があってもいいぐらいだ）

「インドのイケメンは本当にイケメンだ」という高尚過ぎる話題についていつになく真剣に語り合ったのが功を奏したのか、二人とも普段に比べ熟睡。

朝日を仰ぐための茶柱の必須３アイテム。
ネパール滞在中は朝だけ頭が犬になってました（耳つき♪）。＾＾；

茶柱はかぶりものフェチです。
帽子以外はもちろん、ユニクロ。

朝だぁ。

ネパールに来てからというもの、毎日５時台の起床を一週間以上続けてる。あっちでもこっちでもヒマラヤが見えてしまうので、せめても滞在中は朝日・夕日を拝まないと勿体ない気がしてしまうのだった。

眼下に雲海。

雲海リゾートのベランダにも人が出てるね。

何かこう、生命の誕生みたいだよね。

なんていうか・・・・・

あえてこの時の印象を語るのであれば、でっかい卵の黄身が地球に飛来した、そんな感じです。

詩人ではないので、表現がすべて食べ物と結びついてしまいます。
失敬。

ついに朝日が昇る。

皆なお部屋から眺めてます。

実はこれ、先日宿泊した☆リッチ☆カールトンからいただいてきたお茶。これを飲みながら、朝日を楽しみましたよ。そばに座っていたインド人にはイングリッシュブレックファストをあげた。＾＾

朝日が眩しすぎる。

朝食だけはお隣の宿（つまり自分が本来泊まるはずだったNiwa Niva Lodge）に食べに行った。

まぁまぁかな。
でも中国人ツアー客が多すぎて、あまりの騒がしさに落ち着いて食べることができない。この際、お金出してでもカントリービラで済ませるべきだったかも。

カトマンズへは、サンクー経由でローカルバスを乗り継いで戻るつもりだったけど、ポカラでお土産を買い込んでいた茶柱は荷物が重くなりすぎていて、ここでついに音をあげた。やわになったもんだ。

茶柱「私、これ持ってサンクー歩けないわ。責任もって払うからタクシーで帰ろう」

が、最初のタクシーからはサンクー経由の道路事情が悪いからという理由で拒絶される。ようやく交渉が成立したのがこのタクシー。

確かに道路事情悪し。

道路事情は悪いけれども、ナガルコットからサンクーへ抜けるにはいくつか小さい村を通るので、退屈しない。

こんな道をバスが通ってるわけ？まさかでしょう、とふたりで話していたらバスがやってきた。おーまいがー、さすがネパール。

道路ガタガタでなかなか写真が撮れない。

その内またバスがやってきた。

ナガルゴットを出発してから1時間後にサンクーに到着。

あらやだ、いい町じゃない〜♪
もっとガイドブックでアピールすべきだと思うよ。

鶏さん。

そしてこれがそのエンドプロダクト・・・。

親子の絆。

お母さんだけ突然カメラ目線になった。

どなたかのマスク。

居心地に良い町だなぁ。

持って帰ればよかったかな、玄関のドアマット用に。
うーむ。

この年齢からお洗濯してる。偉い。
私は今の年齢になっても実はやりたくないです。

こちらはお父さん。

隙間に顔を突っ込んだまま寝ているらしい子犬。

ナマステー。

お、ぼうやが駆けてきた。

凄いスピードで駆け抜けていったな。

うーん、ここでも生地を買えばよかったかなぁ。後悔。

お布団用の生地。
防空頭巾にもいいかも♪

何か別の世界に誘われているような幻想的な色だなぁ。

レンガ。
モダンアートですね。

駆け足で通ってしまった町だけど、1泊ぐらいしてもいいなぁ。
ただゲストハウスが見当たらなかった。

ナマステー。

外で水を浴びちゃって、寒くないのかい？
このあと、すっぽんぽんになったのには驚きだった。

この子達ともしばしじゃれあっていたこがね丸。

Peace!

ありがとう、サンクー。また会う日まで。

この旅行記へのコメント （4）

• xiaomaiさん 2012/12/09 18:30:26

  ついに......

  茶柱タツ子さん
  
  ついに旅行記にお姿を現されましたね！
  
  こがね丸さんほど、はち切れていないように感じるのは、お淑やかな証拠でしょうか。
  
  それにしても、すばらしい景色ではありませんか。
  
  まさに心洗われるとはこのことですね。
  
  心、洗いたいなぁ......。
  
  小麦☆

  茶柱タツ子さん からの返信 2012/12/09 19:34:34

  RE: ついに......

  小麦さん、
  
  お淑やかな証拠・・・・なんだかこんなことを言われてしまうと襟正すしかないですね。笑
  たぶん、「ちゃんと撮れてるのかなー」って不安なんだと思います。あははは
  彼女はカメラを持っていないし、興味もない。そういうひとにカメラを渡すと不安になるんですよね。だから身体に力が入ってません。笑
  
  これも数回撮り直してますから。。。＾＾；
  
  茶柱
  

• durianさん 2012/12/02 19:45:57

  合掌です

  茶柱タツ子さん
  
  綺麗な夕日と朝日、私も思わず合掌しちゃいました。ネパールの地図まだ私の頭の中では把握出来ないけど、写真好きな人にはたまらないエリアってタツ子さん言っていた意味、納得しました。
  ゆっくり、続き見せてもらいます！！
  
  durian
  
  

  茶柱タツ子さん からの返信 2012/12/02 19:59:51

  RE: 合掌です

  durianさん、
  
  どうも！
  お土産を眺めながら、必死に現実逃避している週末です。笑
  
  あぁ、また来年も行きたい〜
  が、他にも生きたいところが多々ありすぎて・・・・
  ちゃんと長生きしなくちゃ。笑
  いろいろな場所を体験してから死にたいです。
  
  茶柱