2012/03/13 - 2012/03/19
121位(同エリア307件中)
ゆきさん
太陽の大爆発によって、オーロラ出現率が高まっている
という噂を聞いて、オーロラだけを目的にフィンランドのスキーリゾート・サーリセルカに連泊しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
サーリセルカの最寄り空港はイヴァロなので、ヘルシンキで国内線に乗り換えます。
その前に、ヘルシンキ空港内でウィンドウショッピング。
ムーミンショップは狭いけど結構充実してました。
でも帰りにも寄れるので今は見るだけ。
ヘルシンキ空港には日本人スタッフがいて、イミグレを出たところで国内線を探してオタオタしていたら親切に声をかけてくれました。 -
イヴァロ空港前からサーリセルカのホテル行きシャトルバスが出ています。移動時間は30分くらい。
宿泊はホテル・リエコンリンナ。ここに4泊します。
「リエコ」は雷鳥、「リンナ」は城の意味で、「リエコンリンナ」は「雷鳥の城」。
町にもスキー場にも歩いていけるので、オーロラ観測と日中の暇つぶしにはもってこいの立地です。
ホテルに着いたら、まずはサーモンスープで腹ごしらえ。
焦げ茶色のはライ麦パン。酸味があって美味しかったです。スープは翌日に行ったスキー場のレストランのほうがいいお味。 -
この夜、さっそくオーロラに遭遇しました。
一度消えても、一夜のうちに何度も何度も現れます。
オーロラを観測するための防寒着は、帽子や靴、靴下まで全てワンセットで現地で借りられます。現地仕様なだけあって完璧な防寒。あらかじめ日本から予約が必要です。
でも今年の北欧は暖冬なのだそうで、深夜になってもそんなに寒くありませんでした。ラッキー! -
2日目です。
朝はホテルのレストランで。写真はワッフル焼き器。
誰かが生地を大量にこぼして汚れていますが(私じゃないですよww)上手に作れるようになるとサクサクフワフワでヤミツキの味。
他に、北欧名物のベリー類(時期的に冷凍物だったけど)も毎朝いただきました。特にカラントは日本ではなかなかお目にかかれないので食べまくり。すっぱかった〜! -
サーリセルカはフィンランドNo.1のスキーリゾートなので、ウィンタースポーツをしないと日中は本当に暇です。
今日はアクティビティに参加せず、町を散策することにしました。
主な目的はスーパーマーケット。海外旅行の楽しみの一つです。
このスーパーは食品から衣料品、お土産までなんでもアリでかなり便利でした。
写真はベリー系ジュースの数々。ほんとに種類が多い!でもちょっと水っぽいかな。
更に、シードルもりんごだけでなくいろんな種類がありました。全種類飲めなかったのが残念。
フィンランドで外食するととにかくお金がかかります。
レストランの消費税は13%。アルコールはなんと23%!
食費節約のために食料をたくさん買い込みました。 -
午後はスキー場へ。
といってもスキーやボードをするわけじゃない私たちはソリ持参です。
リフトで降りてくるわけにいかないのでソリを持って行かないと山から降りられないのです。
ソリはホテルのフロントで無料で貸し出していますが、そこら辺に放置されているのを利用するのも可。
遊びに使う小さなそりは英語で「sledge(スレッジ)」といいます。
リフトで頂上に着くとまず、レストランで名物のサーモンスープを頂きました。
評判通りの美味しさ! -
ここには1200mというフィンランドNo.1を誇る距離のソリ専用コースがあります。
頂上から見えているのはそのほんの一部。途中で大きくカーブしながら延々続きます。でも滑りだすとあっという間。降りた先はホテルの目と鼻の先でした。便利。 -
今夜はホテル発のオーロラハンティングに参加しました。
バスでオーロラが頻繁に現れる場所まで連れて行ってくれます。
見晴らしの良い凍りついた湖に、夜空を横断するオーロラが現れました。 -
3日目です。
今日は犬ぞり体験2時間コースに参加。
操縦法のレクチャーを受けますが、犬たちはスタッフが乗るスノーモービルに従順についていくので方向支持は不要。後方への「GO」「STOP」の合図だけ忘れなければOKでした。
犬たちはみんな人懐こくて、やる気満々。
ただ、走りながらフンをするので、それが飛んでこないか心配でした(飛んで来ませんでしたが)。
写真はスノーモービルとすれ違うために一時停止しているところ。
スノーモービルに乗るアクティビティもあります。 -
ソリ体験が終わると、小屋の中で温かいコーヒーとジンジャーブレッド(ショウガ味のクッキー)を頂きます。
インストラクターと談笑する夫の腕の中で眠るこの子犬も、将来はそり犬になります。
ちなみに、ここラップランドで古くから暮らすサーミ人は犬ぞりを使いません。彼らの乗り物はトナカイが引くソリ(今はもちろんスノーモービル)です。 -
昼食は町のレストランで「トナカイ 3つの部位の盛り合わせ」(とメニューに日本語で書いてありました)。
内訳は、トナカイフィレ、ハンバーグ、燻製。
このレストランの「スモークサーモンとザリガニのスープ」が素晴らしく美味しかったです。
でも高いランチになりました・・・。 -
酒屋さんで「フィンランドでポピュラーなビールは?」と尋ねたら、この2本を勧めてくれました。
右側のビールを日本人に勧める時に「クマ」と言うフィンランド人多し。
今日は曇り空なのでオーロラ鑑賞はしなかったのですが
翌朝、オーロラハンティングの結果を聞くと、巨大で明るいオーロラが現れて、しかも希少な赤い色まで観測することができたとか。
くやしい〜〜〜!!!
曇り空でもとにかくオーロラハンティングに参加することに決めました。 -
ホテル内の洗濯機を利用したのですが、とにかく時間がかかる!!
最短コースでも1時間半、長いとなんと4時間もかかるとか。
ちなみにSiemensというメーカーの洗濯機でした。
さらに乾燥機も、フィルターが詰まっているのか1時間たっても乾かない!
仕方ないので部屋に持ち帰って干しました。
洗濯紐を持参して本当によかったです。 -
4日目です。
今日はトナカイゾリ体験に参加。
サーミ人のお兄さんが先導するソリに乗って森をのんびり移動します。
実に実にのんびりしていて、途中で眠くなってしまいました。
ソリ体験が終わると、小屋の中でコーヒーと手作りパウンドケーキを頂きながらお兄さんからサーミ人の生活についてお話を聞きます。
お兄さんがハンサムでした。 -
昼食はスキー場のレストランで、フィンランド名物のミートボール。オススメ。
スキー場のレストランはコスパが高いようです。町で食べるより安くて旨い。 -
夜はオーロラハンティングに参加です。
今夜は薄く雲が広がっていたものの、雲の向こうに明るいオーロラが現れて大歓声が起きました。 -
ホテルに戻って、試しにもう一度外に出てみたら、またオーロラが出ていました。
-
滞在5日目です。
サーリセルカ観光は実質今日までとなります。
週末なのでホテル内は地元フィンランド人の家族連れでいっぱい。子供が増えて一気に賑やかになりました。
最後のアクティビティは「スノーシューズで森の散策」です。
カンジキを履いて森を歩きます。 -
今日は特に暖かく、あちこちで雪が溶け始めています。
そんな中で防寒着を着込んでの山登り。もう汗だく。
途中でガイドのお兄さんが用意した温かいクランベリージュースを飲みながら一休み。かなりイケます、ホットクランベリージュース。
広大な森で遭遇するトナカイはほぼ全てがサーミ人が放牧しているもので、野生のトナカイは殆どいないそうです。
ここから40キロ先はもうロシア。ちなみにフィンランド人はロシア人が大嫌い(笑)。 -
今夜が最後のオーロラ鑑賞。もちろんハンティングに参加。
今日の参加者はこれまでで一番多く、大型バスでの移動となりました。
暗闇の中にバスを停めて待っていると、おお、遠くからオーロラが近づいてまいりました! -
だんだんこちらに近づいてきます。
-
頭の上にきました。
-
そして真上から放射状に降り注ぐオーロラ!
神様が降臨するんじゃないかと思うほどの荘厳さ! -
風に膨らむ大きな布のように広がって、ゆっくりと遠ざかっていきます。
今夜のオーロラが一番ドラマチック!大満足でした。
ちなみに使用したカメラはSONY NEX-5です。
露出もシャッタースピードもカメラにお任せ。三脚を持っていないので、雪の上に体育座りをして膝の上にカメラを載せて安定させて撮りました。 -
6日目。今日でサーリセルカとさよならです。
ホテル・リエコンリンナの中を紹介します。
これは館内にあるオーロラ観察部屋。
ここから見てオーロラが現れていたら外に出ます。
もちろん照明はありません。深夜に一人でここにいるのはかなり怖いです。実際、部屋に入った途端に中にいた欧米人の女性に叫び声を上げられたことがありました(笑)。 -
ツインルームの室内。
掛け布団がちょうどベッドの幅しかないので、寝相が悪い人は大変かも。
でも適度に暖房が効いているので風邪をひく心配はないと思います。
部屋にシャワー室がありますが、館内のサウナも利用できます。夫がトライしてみたところ、ほっかほかに温まって全身から湯気を出しながら部屋に帰って来ました。 -
ホテル全景。
とにかくレストランが高いので、食料はスーパーマーケットで買うことをオススメします。 -
帰りのヘルシンキ空港で最後のサーモンスープ(でもここのはイマイチ)。
さすがに北欧、テーブルウェアがいちいちカワイイのです。
トレーはムーミンの絵柄でした。
今回はオーロラとの遭遇率を高めるためにサーリセルカだけに滞在しましたが、次回は是非、雑貨屋巡りメインで旅したいです。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 雪豹の旅。さん 2015/01/28 07:48:52
- オーロラ
- こんにちは
毎日綺麗なオーロラが出現したようでうらやましいです。
3月末にサーリセルカに行く予定ですが、太陽の影響が弱まっているので見られるかどうか・・・。
湖という事は、リエコンリンナ内で申し込みのミキトラベルさんでしょうか?
私もそちらに申し込みしているので楽しみです。
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