絶景のタージマハルと赤き砦アグラーフォートを巡る二日間

2012/09/17 - 2012/09/18

インドの世界遺産といえば、アグラのタージマハルですが、これは世界で屈指の美しい墓廟です。

また、アグラフォートも美しさではタージマハルには及びませんが、見ごたえのある城砦です。

この２つの世界遺産を１泊２日で見てまいりました。

エリア アグラ(インド)

デリーから電車で３時間ほどかけて、アグラ入りします。

アグラ駅の周りは、客引きの青年などでごった返しています。

無視してもいいのですが、話だけ聞いてもいいかなと、一人について行きました。

クーポンタクシーを勧められ、ホテルまで250ルピーのエアコンタクシーに乗りました。悪い話でなかったようです。

ただし、タクシーにツアー勧誘のおじさんが乗り込んできて、ツアーの値段交渉がありました。

それほど高くないので、頼んでみることに。

アグラのホテルは、ゲートウェイ・タージビューホテルにしました。

なぜこのホテルにしたかというと・・・。

名前の通り、部屋からタージマハルを見ることができるからです。

１泊８０００円くらいでしたが、５階建ての最上階に入れていただきました。感謝。

ただ、タージビューでない部屋もありますし、タージビューと言いながら、あまり見えない部屋もあるそうです。

ホテルのロビーには、シャー・ジャハーンとムムターズ・マハルの絵があり、気分を盛り上げてくれます。

しかし、この日はタージマハルはお休みでしたので、タージは明日にして、今日はアグラフォートを見ることに。

アグラフォートまでは、ツアータクシーで５分で着きます。

タクシーから見えた瞬間は、胸騒ぎのような感覚がありました。

この「赤さ」は、建築物としてはこれまで見たことがない色で、強烈な印象でした。

入り口付近。

しかし、サリーというのは本当に美しいですよね。

世界で一番きれいな服ではないかと思ったりします。

芝生の色とアグラフォートの色はよく合います。

技巧的な柱。

芸術品です。

アグラフォートから臨むタージマハル。

白い部分は大理石で、それを掘って、色のついた石を埋め込んで模様をつくっていきます。

手間暇かけてますね。

今回ドライバーをやってもらった二人。

これはお土産物屋さんで休憩しているところ。３か所寄ることで値引きしてもらいました。

左の人はちょっとガメツかった。金にならないことはやってくれない。右の人は普通にいい人でした。インドは、ほんとにいろいろな人がいます。

翌日はいよいよタージマハルです。

タージの周辺は貧しい民家が多く、混沌とした雰囲気です。

その分、タージをじかに見た瞬間は素直に感動します。

タージマハルの周囲は庭園になっていて、よく整備されてます。

タージで話をきいたガイドさん。４００円くらいでタージを出るまで説明してくれました。

天気がよくなってきました。

このお墓は、皇帝シャー・ジャハーンが妃のムムターズ・マハルにお願いされて建てたものですが、ムムターズはこどもを１３人産んで、その産後に亡くなったそうです。

この話をある人にしたら、「いくら立派なお墓を建ててもらっても、子どもを１３人も産まされて死んだんじゃ幸せじゃない。お墓は自分では見れないし。」と言ってました。

そうかもしれませんね。

（終わり）