2012/05/24 - 2012/06/03
27位(同エリア46件中)
ちゃおさん
午後の遅い時間、佛頂山山頂には殆ど観光客はいない。見たのは数人程度だった。ケーブルカーは行も帰りも一人で箱を占領し、他の客に遠慮せずに自由に写真を撮れるのがうれしい。上って来る時に背後に見えた島の情景は、今度は真正面に見ることが出来る。島の海岸線がどんどん近づいてくる。初めて見る光景であるが、何か懐かしさを感じる。温帯に位置する島、島の海岸線も樹木も温帯の優しさを湛え、どことなく日本の情景に似たところがある。そうした親近感もあるだろう。
中国は商人の国、というか商売人の国、と言ったほうが当たっているかも知れないが、目の前の麓にそびえ立つ十三重の塔にしても、谷の反対側の斜面に建つ大きな寺院もドンドン近づいてくるが、近くで見るとどちらも新しそうだ。1980年代以降、小平の経済拡大路線に乗って、毎年10%以上の経済発展を遂げ、各地にこうした大きなお寺とか施設がRenewalされている。と言うか、新たに造られたものかも知れない。
膨大な人口の中国人の個々人の所得が年々上がって行くので、こうした寺院を新たに建立することなど、訳ないことかも知れない。で、再び膨大な数の観光客のような新規の信者を集め、寺院はますます発展していく、という図式だろう。宗教に名を借りて、経済が良い方向に回転している証かも知れない。
しかし不思議なのは、こうした真新しい寺院と、自然の海岸線が良くマッチしている、ということで、まるで人工の美と自然の美が合わさったような感じでもある。中国人の3Dの造形の技量は、こうした処にも生かされ、伝えられているのか。山頂からケーブルカーで下り降り、これ等建物がどんどん近づき、高度を下げ、目の位置になり、最後は仰ぎ見る。ケーブルカーと言う媒介を通し、現代的建築美を自然にマッチさせた技量に脱帽せざるを得なかった。
- 旅行の満足度
- 5.0
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ookuetarouさん 2018/09/10 14:03:13
- 普陀山 十三重の搭
- 今年旧正月に上海の友達4名と一泊泊まリで観光しましたが人の多さに参りました。観光菩薩は見動き取れないほど、十三重の搭は一度並びましたが諦めて帰りました。ちゃおさんのブログは味のある旅行記で行けなかった観光地を後で楽しめました。
- ちゃおさん からの返信 2018/09/11 13:54:54
- RE: 普陀山 十三重の搭
- oouketarouさんも補陀落へ行かれたんですか。上海からは高速フェリーで、案外時間も掛からず行けますね。島はどこのお寺も沢山の人で、中国人がこんなに沢山仏教に関心があるとは予想外でした。
信仰の島で、島自体は暮らしやすそうな風光明媚な島でしたね。
> 今年旧正月に上海の友達4名と一泊泊まリで観光しましたが人の多さに参りました。観光菩薩は見動き取れないほど、十三重の搭は一度並びましたが諦めて帰りました。ちゃおさんのブログは味のある旅行記で行けなかった観光地を後で楽しめました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
11