ぶらっと、ノ-リッジ

2012/05/06 - 2012/05/07

これまでイギリス国内で回ったことのないところへ行ってみようということで、ノリッジを目指して、その周辺を巡ってみました。

エリア ノーリッジ(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、ロンドンから高速を飛ばして、２時間。イプスウィッチに立ち寄ってみました。

ここはイプスウィッチ市内にあるクライストチャーチ・パークという大きな公園内にあるクライストチャーチマンションという建物。

元々は修道院だったらしく、いまは美術館になっている。

どちらかと言うと美術館というより博物館。

古いハープや年代物の家具など多数。

クライストチャーチマンション前では、クラシックカーのイベントが行われており、色とりどりの渋いクラシックカーが勢揃い。と言っても、イギリスでは当たり前のように街中でそんな歴史ある車が走っていますが。

これはローバーのディフェンダーという車をベースにした消防車。うーん、カッコイイ。

イギリスの人たちは、ものを大事にしていることがよく分かります。実際、街にはアンティークショップもたくさんあるし、カーブーツセールといって、骨董品の市もたくさん開かれています。

その後は、イプスウィッチ郊外のサットン・フーの遺跡へ。
ここは、ナショナルトラストが管理していて、その会員である我々は無料で入れました。大英博物館に中世イギリスに関する大発見であるこのマスクが展示されています。

これはレプリカですが、７世紀くらいのイギリスにもしっかり文化があったことを証明する貴重なものらしいです。

そのあとは、今回の旅のメイン、Blakeney National Nature Reserveへ。
イプスウィッチから車で約２時間でした。途中、５月ということもあり、菜の花畑の黄色がとてもきれいです。

ようやく到着。この建物に登ってみました。

こんな感じの眺めですが、ここから、船にのって、野生のSeals（アザラシ？アシカ？）を見ることができるのです。

このような船で出掛けます。

天気も悪く、水も濁っているし、少し不安でしたが、とりあえず出発。

このような、湿地というか湿原を進みます。

意外と人気で、夕方にも関わらす、何隻もの船が出ています。

ようやく海という感じのところに出ると、sealsが出迎えてくれました。

遠くに見えるのはsealsの群れ。

と言っても、砂浜にぐだぐだ集まって寝ているだけですが。

でも、自然の状態でこうやって見れるのはすごいことです。

船はかなり揺れましたが、何度もその群れの近くを往復してくれました。

そのまま船着き場に行くと思いきや、途中の小島に降ろされました。

まさに大自然。水鳥の宝庫という感じです。

そして、ここもナショナルトラストが管理しているところ。

このような建物がLife Boat House。
その小島の中ににぽつんとあり、周りを散策できます。

ナショナルトラストのマークがきちんとあります。

少し歩いて小高い丘から見たLife Boat House。

２０分くらいしたら、先ほどの船が迎えに来てくれて、何とか戻れました。

ノーリッジに宿が取ってあったのですが、１時間ぐらいはかかりそうだったので、すぐ近くにあったパブに入ることに。

しかしこのパブは、ミシュラン１つ星。なかなか味も雰囲気も良く、お客さんもたくさんいました。

ステーキもフィッシュ＆チップスも美味でした。

このリゾットも美味しかったですね。

ノーリッジに宿泊し、朝から街を散策。ここのノリッジ城。

街の大きさの割には、教会がやたら多いのこの街の特徴。ここはその中でも一番有名なノリッジ大聖堂。５月ということもあり、桜がきれいでした。

この大聖堂は、1096年に建てられた由緒あるもの。内装はシンプルですが、白で統一されており、厳かな雰囲気。

ステンドグラスもきれいでした。

いつものようにパイプオルガンも撮影。

英国で一番大きな回廊だそうで、そこに出てみました。

回廊の柱や梁も手が込んでいます。

中庭は芝生の色が美しい。

この尖塔は、イギリスではソールズベリーの大聖堂に次ぐ高さで、９３ｍだそうです。

こんな地方都市でも大聖堂はしっかりしています。

次にシティーセンターへ。

あいにくお休みでしたが、ここはシティーホール・マーケット。

その近くにあるセントピーター・マンクラフト教会。

ここも重厚な造りでノーリッジ大聖堂に負けていません。

ここも桜がきれいに咲いていました。