DFDSシーウェイズ オーナーズスイート（オスロ→コペンハーゲン フェリー）

2012/10/06 - 2012/10/13

オスロ・コペンハーゲン間を毎日運航している定期フェリー DFDSシーウェイズ。今回はその最上級のキャビン「オーナーズスイート」での船旅を楽しみました。予約前にオーナーズスイートの情報をネットで調べましたが、海外サイトを含め情報がきわめて乏しかったため、紹介も兼ねて旅行記を書きたいと思います。

今回のメインの旅行先は最近お気に入りのコペンハーゲン。以前乗船したヘルシンキ・ストックホルム間のフェリーで船旅が気に入ったため、今回は飛行機でオスロ入りし、オスロ観光を楽しんだ後、DFDSシーウェイズのフェリーでコペンハーゲンに向かいました。

フェリーの予約はDFDSシーウェイズのホームページから直接行いました。予約を検討していたCommodore Class（ホテルの客室タイプの部屋）は予約時点ですでに満室。空いていたのは Seaways Class（寝台列車コンパートメントを少し大きくしたような部屋）と、最上級のOwners Suite。値段は、Seaways Class の海側の部屋＋2人分の朝食で約250ユーロ。一方の Owners Suite は朝食込で395ユーロ（いずれも燃油サーチャージ等込み）。でもホームページの写真を見ると、Owners Suiteは部屋の面積だけでSeaways Classの数倍はありそう。おまけに広い専用バルコニーとジャグジー付き（表紙写真）。これは価格以上にOwners Suite がお得と感じ（1ユーロが100円を切っていたお得感もあり）、思い切ってOwners Suite を予約しました。結果これが大正解でした。

※DFDSシーウェイズのオスロ・コペンハーゲン間は「クラウン・オブ・スカンジナビア号」と「パールシーウェイ」の２隻が交互に就航しています。今回乗船したのは「パールシーウェイ」。同じオーナーズスイートでも「クラウン・オブ・スカンジナビア号」の部屋は少し異なるようです。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回乗船した「パール・シーウェーズ」。総トン数40,039トン。ヘルシンキ・ストックホルム間を航行するタリンクシリヤライン（約6万トン）に比べるとやや小ぶりですが、それでも堂々たる大型船です。

船は11層構造。客室は主に5,6階と9,10階にあります。今回の部屋は10階の10116号室。船首に位置しています。

部屋に続く廊下。突き当りのドアが今回利用した10116号室。

部屋の内部です。入口のドアを入ってすぐにあるのがこのリビング。

船首に向かって大きな窓もついています。

デスクに用意されたスナック類。

冷蔵庫の中にはシャンパンが。すべて料金に込みです。

右の部屋が寝室。左は専用バルコニーに続くドア。

寝室です。

寝室の洗面所。ちなみに、リビングにももうひとつ洗面所＆トイレがありました。

寝室のトイレ。

シャワー。バスタブはありませんでした。

この部屋専用のバルコニー。この広い空間をひとりじめできます。夏は特に気持ちいいでしょうね。備え付けのジャグジーはぬるめですが24時間使えます。後で入ってみようと思いましたが、外海にでてからは風があまりにも強かったので（おまけに気温は0℃くらいだし）、結局入りませんでした。ちなみにこのジャグジー、完全プライベート空間かと思ったら、この上にあるデッキから一部見えます。ジャグジーに入るなら水着を用意しておいたほうがいいでしょう。

部屋の窓から見たバルコニー。

部屋で休憩したあと、船内の探検にでかけました。船内にはレストランが4店、カフェ2店、バー5店、ほかショップやディスコ、カジノ等があります。

船内。

船内。

デンマークでおなじみのバレッソコーヒー。デンマークで最もメジャーなチェーン店。デンマークではスタバは空港くらいでしか見ません。私はここのバニララテがお気に入り。

カジノもあります。

定刻16:45分に出航。静かにオスロのフェリーターミナルを離れます。

11階のデッキから見たオスロ中心部の風景。オスロともおわかれです。

船は3時間くらいかけてオスロフィヨルドの中を進みます。

オスロフィヨルドでは左右に陸が見えるため、ずっと外を眺めていてもあきません。

コモドールデラックスラウンジ。コモドールデラックスキャビン、オーナーズスイートの利用者のみが使用できる専用ラウンジです。茶菓子、飲み物などすべて無料です。

ケーキ、果物等の軽食類。冷蔵庫の中には生野菜等もありました。無料。

コーヒー・紅茶も無料。

しつこいようですが、ビールなどの飲み物も無料。

ラウンジで外の景色をながめながら時間をすごすのもおすすめ。

翌朝の日の出。対岸に見えるのはスウェーデンです。

コモドールクラス以上の部屋は朝食代込み。朝食はレストラン「EXPLORERS」でいただきます。

朝食はビュッフェ形式。

パン類。このほかソーセージなどの温かい料理もあります。

天気も良く、すがすがしい朝日を浴びながらいただく朝食は最高でした。

コペンハーゲンの港が見えてきました。

コペンハーゲンの港には定刻の9:45分より少し早く到着。16時間弱の船旅も終わりです。

コペンハーゲンの港に停泊する「パールシーウェーズ」。