2012/07/18 - 2012/07/18
108位(同エリア156件中)
シベックさん
茶臼山(ちゃうすやま)は、愛知県北設楽郡豊根村と長野県下伊那郡根羽村にまたがる標高1,415mの山。山頂付近には愛知県唯一の茶臼山高原スキー場が、萩太郎山の北斜面にあります。また、萩太郎山の山頂部にはシバザクラの花畑があり観光スポットとなっています。その茶臼山の山麓には、沢山の野草が四季折々に花を咲かせています。
まずは国道153号線を道草しながら稲武町、根羽村を廻り豊根村へ、そして最後は津具村を散策してきました。
津具村の山道脇に咲くキツリフネ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
白化したマタタビの若葉
曲がりくねった林道で見かけた蔓性の木。
マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本で、別名は夏梅ともいわれます。雄株、両性株、雌株があり、花をつける蔓の先端部の葉は、花期に白化して昆虫を誘引するそうです。
その姿は、半夏生に似ています。
葉は蔓状の枝に互生し葉柄があり、楕円形で細かい鋸歯があります。 -
マタタビの花
マタタビ(木天蓼)は、6〜7月に径2cmほどの白い花を咲かせます。
「ネコにマタタビ」という言葉があるように、ネコ科の動物はマタタビの匂いに強い反応を示します。
それは中枢神経が麻痺を起こすためで、少量を与えるように気をつけた方がいいようです。
死亡例もあるとか・・。 -
キツリフネ
道路脇に群生するツリフネ。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
草丈は40〜80cmほど。
葉は鋸歯で、楕円形から広披針形。
花期は夏から秋で、葉の下から細長い花序が伸び、
その先に3〜4cmほどの横長で
黄色い花が釣り下がるように咲く。 -
ツチアケビの花
土木通(ツチアケビ)の花。
秋になると茎の上部にアケビに似た果実がつき、
熟すと長さが10cmほどになり、
全体が真っ赤になる。
一面緑色の中にあって、異様な色が目立ちます。 -
ツチアケビ
森林内に生育するラン科ツチアケビ属の腐生植物。
草丈が高く、大きな花を咲かせ、人目を引く植物で日本固有種。
地上部には葉などはなく、地面から鮮やかな黄土色の花茎が伸び、
大きなものは高さ1mほどに達するそうです。 -
トリアシショウマ
日陰に咲く涼しげな花。
ユキノシタ科チダケサシ属。
北海道、中部以北の山地から亜高山地域の
半日陰の場所に好んで自生する。
茎は、直立して高さ70〜90cm。
葉は、2〜3回の3出複葉、3枚ずつ小葉がつき
卵形〜長卵形で先端は尖る。
花は、6月ごろに花柄を伸ばして数回枝分かれし、
花穂に円錐状に白い小花を密につける。
名の由来は、若芽が鳥の足を縮めたように見え、
また、茎の小葉の付き方が鳥の足に見えて、
草全体がサラシナショウマに似ることから
ついたそうです。 -
オニノヤガラ
ラン科オニノヤガラ属の多年草。腐生植物で山地の樹林下や湿原に自生する。木材腐朽菌と共生し、光合成をせず、葉緑素を持たない。
茎は直立し、高さは40〜100cm。円柱状の茎に鱗片葉をまばらにつける。
花期は6〜7月で、淡黄緑色の花を茎の先端に総状につける。 -
ホタルブクロ
キキョウ科の多年草で、原産地は日本のほか朝鮮半島や中国。
草原や山地に自生する野草で、草丈は80cmほどになり、初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
数個の花は穂状につく。
花には柄があり、うつむいて咲く。花色には赤紫のものと白色とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。 -
ハグロソウ
キツネノマゴ科の多年草。中部地方から九州、および朝鮮半島、中国に分布。茎は高さ40cmほどで、まばらに分枝する。
葉は対生し、披針形で先はとがり、長さ5〜10cm。
7〜8月に葉状の包葉の間から長さ2〜3cmの紫紅色花を開く。
花は細い筒状で、花冠の先は2裂します。 -
ドクウツギの果実
北海道と本州の近畿地方以北に分布。山地や河原などで日照のある場所に自生する落葉低木。樹高は約1.5メートル。
イチロベゴロシの別名があるように、全てが有毒。葉は対生で艶があり、枝に15〜18対の葉が2列に並びます。葉は卵形〜卵状披針形で長さ3〜10cmで基部から出る3本の主脈が目立ちます。葉の縁に鋸歯はなく波打つものが見られ、葉柄はない。
果実は径1cm程の球形で長さ6〜15cmの果軸に多数がつきます。果実は開花後花弁が肥大し果実を包みます。夏はきれいな紅色、9月頃には黒紫色に熟す。
美しくて美味しそうな実ですが、絶対に口にしないで下さい。
熟した果実は甘いともいわれ、かつては子供が食べて中毒を起こす例が多々あったとか。また、この果実酒をつくり、飲んで激しい中毒症状に襲われた例もあるようです。
人目に付きやすい場所では、切り払われたり、注意看板を立てたりすることもあるようですが、山歩きをするときには、充分ご注意を。
東京都食品安全情報サイト・ドクウツギ
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/07.html -
ヤマアジサイ
ユキノシタ科の落葉低木。
ガクアジサイの花に比べて小さいのでコガク、
または、山あいの沢沿いに多く生えるのでサワアジサイともよばれます。
高さ、約1mで群生します。 -
ウツボグサ
シソ科の多年生草本。日当たりのよい山野の草地に群生する。
茎は高さが10〜30cmで、断面が四角形。
花期は6〜8月頃で3〜8cmの花穂に紫色の唇形花を密集して咲かせます。 -
曲がった尻尾・オカトラノオ
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。山野の日当たりのよい草原に自生し、群生することが多い。高さは、50〜100cm。葉は互生し、葉柄があり、長楕円形で全縁。
花期は6〜7月で、白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開
花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がるのが特徴。
ヌマトラノオ、イヌヌマトラノオの穂は直立する。 -
カワラナデシコ
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。秋の七草の1つ。別名はナデシコ(撫子)、ヤマトナデシコ。日本国外では朝鮮、中国、台湾に分布する。
昔は、草原や山地、河原等の環境は人の手により草刈や枝打ち等がされ、里山的な利用が行われてきましたが、カワラナデシコは、草原等の開けた環境を好む種であり、近年、環境が遷移の進行に伴って数を少なくしているそうだ。 -
林内のイチヤクソウ
一薬草は、北海道〜九州、朝鮮・中国に分布する常緑多年草。明るい樹林中に生育する。やや厚い葉を根生し、葉脈の部分の緑色が薄く、模様になっているのが特徴。
6〜7月に花茎を伸ばして白色で直径13mmほどの花をつける。花弁は5枚で、果実は開花時にも残っている。1つの株は、毎年花を付けることは少ない。イチヤクソウの仲間は腐生性であるものが多く、本種もそのような傾向があるといわれている。 -
木漏れ日の中のシダ
猛暑の日向から、一時日陰に避難・・。
吹き渡る涼風に、ほっと一息。
谷筋の木漏れ日に、スポットライトを浴びてシダの葉が
浮き上がっていた。 -
ミズチドリ
水千鳥は、ラン科ツレサギソウ属の多年草。
茎の高さは、80cm前後。
別名は、ジャコウチドリ(麝香千鳥)とも言われる。
山野の湿原などに自生し、日本、朝鮮半島、
中国東北部、シベリアに分布している。 -
ミズチドリ・ノハナショウブ
面ノ木の湿地に咲く花たち。
他には、
カキラン、ミズチドリ、チダケサシなどが咲いていた。 -
ノハナショウブ
アヤメ科アヤメ属の多年草。北海道、東北、四国、九州に、アジアでは朝鮮半島、中国に分布し、水辺や湿原、湿った草原に自生する。
花茎の高さは40〜100cmになり、葉は剣形で全縁。
花期は6〜7月で、赤紫色の花弁の基部に黄色のすじが入るのが特徴。
アヤメには網目模様が入り、カキツバタには白色から淡黄色のすじが入る。
何度、覚えてもメモリーできず・・。 -
カキラン
湿地に咲く柿蘭。
ラン科カキラン属の多年草。
高さは30〜70cm。
葉は茎に互生し茎を抱きます。
花期は6〜8月で、黄褐色(柿色)の花を
茎の先に10輪ほどを総状につけ、
下方から開花していく。
山野の日当たりのよい湿原や
沢沿いなどに自生する。 -
柿蘭の花
花は、径2cm前後で
全開せず半開きで紅紫色の模様がついています。 -
タマアジサイ
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。樹高は1.5〜2m。
葉には葉柄があり、対生し、葉の形は楕円形から倒卵形で、
大きいもので長さ25cm、幅14cmほどにもなる。
縁は細かい鋸歯状で葉の表面、裏面ともざらつく。
花期は真夏。名の由来は玉のような蕾から・・。 -
開き始めたタマアジサイ
花期は7〜9月で、苞に包まれ玉状になった蕾が
裂けるように開花し、
淡紫色の小さな両性花の周りに、花弁4枚の白色の装飾花が縁どる。 -
ギンバイソウ
アジサイの仲間、銀梅草。
花も葉もとてもユニークな植物。
ユキノシタ科ギンバイソウ属の多年草。
木本性のアジサイ属などに近縁な植物といわれ、
東アジア、関東以西の本州、四国、九州の
山地の林内に生える。
白い5弁の花を梅に見立てて、この名がついた。
中国原産のギンバイソウは、日本に自生する
ギンバイソウの近縁種。
東アジア特産の属で、2種が生育するそうです。
中国産は、青花ギンバイソウと呼ばれ、
直径5cmほどの両性花が、
梅雨時に青紫色の花を咲かせるそうです。 -
林内のギンバイソウ
高さは40〜70cm。地上茎は直立して分枝せず毛がある。葉は対生し、長さは10〜20cmで、幅が6〜12cmの倒卵形になり、先端は2つに裂け二叉の尾状となるのが特徴。
7〜8月に茎の先へ集散花序を出し、10〜20個の白い花をつける。花は装飾花と両性花があり、装飾花は、がく片が2枚か3枚。両性花は、がく片と花弁がそれぞれ5枚で、雄蕊は多数あり、めしべは1個からなる。 -
シロバナイナモリソウ
アカネ科イナモリソウ属の多年草で、日本固有種。
関東以西、中部、近畿地方の太平洋側に分布し、
低山の樹林帯に生育します。
細い根茎から地上茎を立ち上げ10〜20cmになり、
葉は対生。
7〜8月頃にかけて、葉腋から2出集散花序に
数個の花を出し、5弁の花をつける。
よく似たものにイナモリソウがあるが、
花の色は紅紫色で花数が少ないのですぐに識別できる。 -
森の中の白花稲森草
花色は白色で花冠内面は無毛、短い筒部を持った漏斗状で平開せず、裂片先端は尖ります。花径は約10mm。花糸は白色で花冠から突出します。
撮影地は、昼でも暗い低木の樹林下で、苦労をした割りには思うような画像が撮れず・・。
ピンク色のイナモリソウ(稲森草)はこちらで・・。
http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/25764042/src.html -
オオヤマサギソウ
大山鷺草。ラン科ツレサギソウ属の多年草。
高さ40〜60cm。葉は互生し、下方の2枚の葉は大型で表面は光沢があり、葉身の長さ10〜20cm、幅4〜7cm、倒卵状狭長楕円形で、葉先は鈍頭、基部は細くなり鞘状になって茎を抱く。
茎の上方にいくにしたがって葉は小さくなり、鱗片葉になる。
花期は7〜8月で、淡緑色の花を茎の先に穂状につけ、下方から開花していく。 -
淡紅色のチダケサシ
本州・四国・九州に分布するユキノシタ科チダケサシ属の多年草。
茎の先に細長い円錐花序を出し、淡い紅色を帯びた白い小花を密につける。葉は2〜4回の奇数羽状複葉で互生する。和名は乳茸刺で 名の由来は、乳茸(チダケ)というキノコを、この茎に刺して持ち帰ったというところからきているそうです。
夏の山麓の花を、最後までご覧くださり、ありがとうございました。
〜おわり〜
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