2012/07/17 - 2012/07/18
267位(同エリア749件中)
コタさん
現地手配のチャーター車でホイアンからハイバン峠を越えて古都フエへ。
肝心の世界遺産は午前中に王宮とカイデン廟を巡りました。
下調べ段階ではフエがメインでホイアンは付け足し程度に考えてましたが、調べるに付けホイアンがメイン訪問先となってしまいました。
さりとて古都フエも世界遺産の街、特に王宮は旧王朝の壮麗だったと想われる建物がベトナム戦争当時の戦闘によりきれいに破壊されて原っぱとなっており諸行無常を感じせます。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホイアンのビーチリゾートを出た車は来た時と同じ海岸線にほど近い道を通ってまずは五台山(マーブルマウンテン)に。石像屋さんにちょっとだけ寄りましたが、とても買えるものではありません。近くにエレベータ乗り場がありましたが行きませんでした。
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車はダナンの市街地を遠巻きに海岸線に沿った新しい幹線道路を快適に走ってゆきます。途中ダナン大橋も通過します。
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難所と聞こえたハイバン峠でしたが登り口から30分ほどであっけなく到着です。途中タンクローリーを何台も追い抜きましたが、トンネルはタンクローリー通行禁止とのことです。峠の下ではタンクローリーの積荷(ガソリン)を冷やすためのタンクローリー専用シャワー処があり大型ローリーが水をカブってました。峠の上はおみやげ屋さん多数があります。道の上の方には関所の門とベトナム戦争当時に使用されていたと見られるトーチカがあります。
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ハイバン峠からダナン方面。遠くに五台山が見えます。遠くに見えますがそんなに走ってきたという印象ではないです。
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ハイバン峠からランコー方面。これから下ってゆく道が見えます。
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ランコーの中華系・ベトナム系レストランにて昼食。海鮮がメインのレストランでしたので海老のタマリンドソース焼ほかを食べます。ここはドライバーのおっさんが連れてきてくれた「高級レストラン」とのこと。確かに一品15万ドン以上、味は素直においしい。
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ランコーを過ぎると道は一直線系となり、ハイスピードになります。そうこうしているうちに家の密度が高くなりフエの新市街に到着です。
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フエでのお宿はチャンティエン橋に近い「ガーベラホテル」です。白人さんが圧倒的に多いホテルでした。
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ホテルの裏手は安宿街になっておりビアホイもありました。生ビール1杯5千ドン(20円程度)というのは如何にもな価格で、中身は本当にビールかと訝られたため飲みませんでした。
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おしゃれなレストランもたくさんあって入ったのは「ル・シャンパーニュ」というイタリアンのお店です。時間が早かったためか誰もいません。
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ここでフエの地ビール「Fuda」と「Festival」を飲みます。お味としてはそれまでに散々飲んできた「サイゴン」と同じような味でやはり軽めです。ここでお子様はバッテリー切れとなり「おねん寝」です。
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お子様をホテルのベッドに寝かし付けてディナータイムです。満席だった「ル・カランボール」に突入します。
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ここでもやはりビールです。ベトナムビールに少々飽きたのでハイネケンです。でもこれもベトナム国内で作られているんでしょう。
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お料理はお肉の煮込み系なんぞを頼み、グラスでダラットワインもお願いします。ダラットワインはベトナムの高地で作られてるワインですが、若々しいフルーティなワインでした。日本のスーパーで売っているとってもお安いワインのような口当たりでこれはちょっとイマイチでした。
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最後はジェラートで締め。
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お店の外観はこんな感じ。さすが混んでいる店だけあって味はなかなか。王宮の近くに一軒家レストランを出しているようで、本当はこっちに行きたかったけど少々不便ですので断念。
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翌朝、6時頃からチャンティエン橋方面にお散歩。現地の人はとっても早起きで6時頃で公園は人でいっぱいでした。寝間着姿のおばあちゃんが井戸端会議に一生懸命でした。路上コーヒー屋もあり多くの人がお風呂の椅子に座ってうまそうにコーヒーを飲んでましたがお祭りの日の夜店と同じくバケツに貯めた水で洗い物をしてましたのでトライはしませんでした。
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チャンティエン橋上では腹筋のトレーニングをしているおっさんが通行人の邪魔をしておりました。何もこんなところでしなくても。他にもこの橋は朝の6時からパフォーマンスをする人が続出で川に飛び込む若者もいました。7時すぎには皆さんお仕事なのか、帰り道ではおじいさん・おばあさんしかいなくなってしまいました。
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ホテルのエレベータホールから王宮方面です。チャンティエン橋の向こう岸まで歩いて行けましたので王宮までも歩いて行けます、但し朝夕の涼しいうち限定。
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朝食後、タクシーで王宮に向かいます。「安心のマイリンタクシー」に乗ったのですが、「パレス」では通じず帝廟に行かれそうになったので地図で場所を指し示すと、「シタデール」と言ってました。そう、「citadel」=お城なんですね。すぐに着いてタクシー代は4万ドン。少し歩いてフラッグタワーの前に王宮門(午門)があります。北京の天安門の次の門(名前も同じく午門)と同じ造りですがこちらの方が規模が小さいです。
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午門は通り口が3つ、真ん中は通行止めです。向かって右側が団体客用、左が個人なので右へ行くと入場券を売ってます。この門は上に登れます。
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ずずいと進むと玉座のある太和殿に出ます。これも故宮のミニ版です。太和殿の中はガランとしていて裏側に出ると王宮内部です。
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王宮はベトナム戦争で破壊されてしまっており、今も再建途上にあります。雑草の中に残った門と石垣がありました。この門は昔はグエン朝の偉いさんが通っていたんでしょうか。強者どもが夢の跡、王宮にはほとんど建物は残っていなくて原っぱ状態、強い日照りの中を歩いていると気が遠くなりそうに。
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午門の二階から見た太和殿です。団体ツアー客が行ってしまうと結構人がいません。
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帰りはタクシーを探しましたが見つかりません。シクロのおっさんが手ぐすね引いて待ってました。こわごわホテルまで2ドルで握って乗り込みますがおっさんの愛想の良いこと、これ如何に。戦争博物館に寄って記念撮影までしてくれました。チャンティエン橋もグイグイ漕いで渡ってゆきます。ホテルに着くと、予想されたことですが5ドルよこせとのご託宣。怒ったふりをして2ドル渡してとっととホテルに入りますと後を追って来ませんでした。やはりシクロはややこしい。でも乗っている間は楽しかったです。
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昨日乗ったカーチャーターのおっさんに翌日のオファーをすると半日で30ドルとのことでしたので来てもらうことにしときました。車も良かったし運転も丁寧でしたので。で、9時半待ち合わせで来たのは違うおっさんで車もちょっとボロいワゴン車でした。約束ではカイデン廟のあとフエ空港という約束だったのですが、おっさんが違うことをいいことにチェー屋とブンボーフエ屋にも寄ってもらうことを渋々認めさせました。で、来ましたのが帝廟の中でも異色のカイデン廟です。ホテルから30分ほどです。
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急な階段を大汗をかきながら登ると兵馬俑のミニバージョンがあるところに、そのまた上に帝廟の建物(フランス様式が見て取れる)があります。
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内部はきらびやかな世界が広がっています。壁面の装飾がすごいの何のって。
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よーく見ると、瀬戸物のカケラやビール瓶のカケラを壁に埋め込んで模様にしているんですね。日本語の「ルービ」とい字が浮き出ている瓶のカケラもありました。これらのビール瓶は明治の頃の日本から持ち込まれたもののようです。
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兵馬俑は記念撮影の好スポットでした。お子様を龍に乗ってみたり石の文官と肩を組んでみたりと、おいおい世界遺産なんですが。某国の団体ツアー客を圧倒するノリとマナーの悪さ、自己嫌悪です。でもやはり猛烈に暑くてダウン寸前になりました。
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車は一旦市街地に戻りチェー屋さんに行きます。ミックス五目チェーを注文、素直においしいと感じました。これまで道端で売られているチェーは衛生上から避けてましたが、美味しいもんです。
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次にブンボーフエ屋。ドライバーのおっさんはブンボーフエを食べてからチェーを食べるのがベトナム人よ、って笑ってました。まぁ、普段なら日本人もその順番ですが。こちらはまずまずのお味。
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予定外の店に寄ってると時間がなくなってきてフエ空港に急行です。これが空港かと思うくらい小さいターミナルでした。
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ターミナル内は何もなくて、おみやげ屋さんと空港内レストランがあるだけ。
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その空港内唯一のレストラン(休憩所)でおじさんは飽きもせずフダビール、奥さんはベトナムコーヒーです。休憩時間もあっという間に過ぎて搭乗の時刻になりました。ハノイ行きはほぼ満席、これで世界遺産古都フエともお別れ、次はハノイです。
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