中国一周旅行記　～三国志の歴史を訪ねて～⑤

2012/02/24 - 2012/02/25

私が人生で初めて海外の地を踏んだのは上海でした。
なぜそこにしようと思ったのか、はっきりとした理由はありませんでしたが、とにかく上海に行きたいという強い思いがありました。
それから数年経過し、再び中国旅行を企てました。
今回は大好きな中国を一周しようと。
旅行中はすべてが楽しいことや嬉しいことばかりではありませんでした。人民の多さに圧倒され、また汚さにうんざりすることもありました。
しかし、全体を通して「よかった」と言うことができます。
特に農村部で人々の暮らしに触れることができたのは、よい思い出となりました。
この旅行記は全体を６回に分けて掲載するつもりです。

中国西部の世界遺産を訪れる旅、九寨溝・成都編です。どうぞご覧下さい。

エリア 九寨溝(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

冬の九寨溝です。

水が不思議なほど透き通っていて、青い。

熊猫海といって、水面が鏡のように周りの風景を反射するのですが、今日は冬なので水は凍ってます。

五花海といって、九寨溝一のみどころ。

底まで透き通った青い水がなんとも幻想的でした。

ここで、お昼ご飯を兼ねて少し休憩。

九寨溝は、夏がメインですが、冬も冬ならではの景色が楽しめます。
他に、冬の利点として、入場料が安い、中国人観光客の数が少ないということが挙げられます。ただし、寒さには十分ご用心ください。

この川は、中国人のおばちゃんがカメラを落としたらしく、私に拾うよう求めてきました。無理に決まってるだろうが！

標高3100メートル地点にある、長海です。
九寨溝の終点かつ最高地点です。

針葉樹に積もった雪も日本ではあまり見ることがありません。

そのあとは、同じく世界遺産の黄龍を訪れようと思っていましたが、雪のために、行けなくなりました。
ということで、死ぬほど寒い九寨溝の宿(室温５度、暖房なし)を即刻脱出しまして、成都行きのバスに駆け込みます。

バスは、九寨溝よりもどんどん高度を上げて、峠を越えて、成都に向かいます。
ここでは、バスを待つ人民がいたので停車しました。こんなところでバスを待ってるやつは、一体何をしていたのだ？？

四川大地震の被災地です。

やっと、成都に着いた！
暖かい、暖かいのが何よりうれしい！
高度が下がったから、呼吸しやすい。

成都の中心部。成都も都会です。

錦里。中国らしい街並みが残っていて、おすすめ。

美しい中国庭園。

成都駅。電車に乗って攀枝花まで移動するぞ。

電車の入り口付近で寝る人民。
奴らはどこでも寝れる。

車内もこの通り。

ここで、電車からバスに乗り換えて、麗江を目指します。

途中で立ち寄った少数民族の村。雲南省はいつも晴天。気持ちがいいなあ。

着きました。世界遺産、麗江。
がっかり名所と言われるが、その真実やいかに？

こちらは、麗江新市街。麗江は立派な地級市です。

麗江の美しい街並み。

私たち日本人には、少しなじみがあるかもしれません。

日本の宿場町にそっくり。

ただし、家は全部お土産物屋。世界遺産登録の弊害です。

麗江と言ったらこの写真。
苦労して、ここまで来たかいがあった、と思いましたよ。＾＾

夜景は美しいが、夜は、やたらと騒がしい。
テーマパークのようです。

宿での朝食、今日も麗江をみてまわろう。

これは、有名な水車だ。