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7月14日、初めてのツール・ド・フランス観戦&サイクリングのツアーがスタート!昨夏は日本からツール観戦の達人を呼んで一緒に観戦&サイクリングしてもらい観戦のコツを掴んだ。そして昨10月はASOが発表した2012年のコースを下見して今回のツアーを企画。1年間の準備がようやく実を結ぶこの日、日本各地から10名のサイクリストがトゥールーズ空港に集合。内訳は男性8名と女性2名、年齢は29歳〜65歳と幅広い。さあ、いったいどんな一週間が待ち受けているのか?!

2012ツール・ド・フランス観戦&サイクリング(ピレネー山岳ステージ)

22いいね!

2012/07/14 - 2012/07/20

61位(同エリア454件中)

0

52

てあもーれ

てあもーれさん

7月14日、初めてのツール・ド・フランス観戦&サイクリングのツアーがスタート!昨夏は日本からツール観戦の達人を呼んで一緒に観戦&サイクリングしてもらい観戦のコツを掴んだ。そして昨10月はASOが発表した2012年のコースを下見して今回のツアーを企画。1年間の準備がようやく実を結ぶこの日、日本各地から10名のサイクリストがトゥールーズ空港に集合。内訳は男性8名と女性2名、年齢は29歳〜65歳と幅広い。さあ、いったいどんな一週間が待ち受けているのか?!

旅行の満足度
5.0
観光
3.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
3.0
交通
5.0

PR

  • 参加者が続々と到着。空港そばのホテルで各自バイクを組み立ててもらう。今回のツアーでは、10人中5人がマイバイクを持参したが、全て無事に到着してほっと安堵。残りの5人はレンタル。年初の早い時期に予約したので、SpecializedやTrekのぴったりサイズのカーボンバイクがレンタル出来た。

    参加者が続々と到着。空港そばのホテルで各自バイクを組み立ててもらう。今回のツアーでは、10人中5人がマイバイクを持参したが、全て無事に到着してほっと安堵。残りの5人はレンタル。年初の早い時期に予約したので、SpecializedやTrekのぴったりサイズのカーボンバイクがレンタル出来た。

  • まずは右側通行やロータリーに慣れてもらうため、足慣らしのサイクリング。トゥールーズの街の中心まで行くと、フランスの革命記念日ですごい人出、どこもお祭り騒ぎ。夜には花火大会も行われ、ホテルの窓から花火を楽しんだ。

    まずは右側通行やロータリーに慣れてもらうため、足慣らしのサイクリング。トゥールーズの街の中心まで行くと、フランスの革命記念日ですごい人出、どこもお祭り騒ぎ。夜には花火大会も行われ、ホテルの窓から花火を楽しんだ。

  • 翌日、ツール第14ステージはLimouxからFoixまでの山岳ステージ。私たちはスタートから152kmの地点にあるペグエール峠(Mur de Peguere)という今回初めてツールに登場する峠で観戦することにした。この峠は4方向からアクセス出来て、観戦後に大混雑に巻き込まれずに済む、という利点もある。私たちは峠の北西20kmにあるRimontという小さな村からサイクリングを始めた。

    翌日、ツール第14ステージはLimouxからFoixまでの山岳ステージ。私たちはスタートから152kmの地点にあるペグエール峠(Mur de Peguere)という今回初めてツールに登場する峠で観戦することにした。この峠は4方向からアクセス出来て、観戦後に大混雑に巻き込まれずに済む、という利点もある。私たちは峠の北西20kmにあるRimontという小さな村からサイクリングを始めた。

  • 参加者の殆どが日の丸国旗を準備して来ていて、アラシロ応援団と化した今ツアー。よく「Arashiro!」とフランス人達に声をかけられた。

    参加者の殆どが日の丸国旗を準備して来ていて、アラシロ応援団と化した今ツアー。よく「Arashiro!」とフランス人達に声をかけられた。

  • ペグエール峠の手前にあるポーテル峠では、ヘリコプターが道を塞いでいた。え?これ以上進めない??と危惧したものの、怪我人を積んで飛び立って行った。この日は気温が低く、山頂では10℃程度?かというほど寒かった。早々と山頂に到達した男性陣は待つ間、相当寒かった模様。

    ペグエール峠の手前にあるポーテル峠では、ヘリコプターが道を塞いでいた。え?これ以上進めない??と危惧したものの、怪我人を積んで飛び立って行った。この日は気温が低く、山頂では10℃程度?かというほど寒かった。早々と山頂に到達した男性陣は待つ間、相当寒かった模様。

  • 我々はレース通過の30分ほど前にペグエール峠の頂上に辿り着く。既に沿道は凄い人混みになっていた。ゴール前、ちょうどメカニックの人々が選手に補給食や新聞紙を渡すために待機してる。近くにいたお巡りさんにちょっぴり媚を売って、ちゃっかりと山岳ポイントの手前の特等席で観れるはずが。。。

    我々はレース通過の30分ほど前にペグエール峠の頂上に辿り着く。既に沿道は凄い人混みになっていた。ゴール前、ちょうどメカニックの人々が選手に補給食や新聞紙を渡すために待機してる。近くにいたお巡りさんにちょっぴり媚を売って、ちゃっかりと山岳ポイントの手前の特等席で観れるはずが。。。

  • Europcarのイケメンお兄さんが警官達に「この2人のラブリーなジャポネーズのせいで他の奴らまで塀の前に集まって来た。これじゃ選手にサコッシュを渡せないから、なんとかどかして下さい。」と言ったせいかどうか、それまでは見過ごしてくれた警官達が急に厳しくなって、私たちは排除されてしまった。。。仕方無く、ちょっと上の坂から観戦することに。やはり、良い場所で観るには早めに登って良い場所を確保しなくちゃいけませんね。

    Europcarのイケメンお兄さんが警官達に「この2人のラブリーなジャポネーズのせいで他の奴らまで塀の前に集まって来た。これじゃ選手にサコッシュを渡せないから、なんとかどかして下さい。」と言ったせいかどうか、それまでは見過ごしてくれた警官達が急に厳しくなって、私たちは排除されてしまった。。。仕方無く、ちょっと上の坂から観戦することに。やはり、良い場所で観るには早めに登って良い場所を確保しなくちゃいけませんね。

  • ヘリコプターの音が近づいて来て、沿道の人達の興奮も頂点に!このワクワク感は実際に行ってみないとなかなか伝わらないんだけど。。。

    ヘリコプターの音が近づいて来て、沿道の人達の興奮も頂点に!このワクワク感は実際に行ってみないとなかなか伝わらないんだけど。。。

  • レースが通過して、登って来た道を下って車まで戻る。峠に居た何千人もの人々が一度に下山しようとするので、道は車、バイク、自転車、徒歩の人で埋まった。まあ、その中でも最も機動性があるのが自転車なので、あっという間に細い山道を下がって来たのだが。。。途中、ノリさんがカーブを曲がりきれず、崖から2m転落。自力で這い登って来たものの、打った胸が痛いと言うので、近郊の病院の救急窓口へ向かう。レントゲンとCTで調べると、あばら骨と背中の骨が骨折していてツアー中は自転車は禁止!とドクターストップがかかってしまった。まだツール観戦の1日目なのに。。。でもたまたま着地点が草地で枯れ葉などのクッションもあってそれぐらいの怪我で済んで、本当に良かった!

    レースが通過して、登って来た道を下って車まで戻る。峠に居た何千人もの人々が一度に下山しようとするので、道は車、バイク、自転車、徒歩の人で埋まった。まあ、その中でも最も機動性があるのが自転車なので、あっという間に細い山道を下がって来たのだが。。。途中、ノリさんがカーブを曲がりきれず、崖から2m転落。自力で這い登って来たものの、打った胸が痛いと言うので、近郊の病院の救急窓口へ向かう。レントゲンとCTで調べると、あばら骨と背中の骨が骨折していてツアー中は自転車は禁止!とドクターストップがかかってしまった。まだツール観戦の1日目なのに。。。でもたまたま着地点が草地で枯れ葉などのクッションもあってそれぐらいの怪我で済んで、本当に良かった!

  • 翌日は、SamatanからPauまでの平坦ステージ。この日はスタート地点Samatanの村で観戦することに。

    翌日は、SamatanからPauまでの平坦ステージ。この日はスタート地点Samatanの村で観戦することに。

  • オフィシャルグッズを販売する出店が沢山あってショッピングも楽しい。

    オフィシャルグッズを販売する出店が沢山あってショッピングも楽しい。

  • 選手達が乗るチームバスが到着する広場の柵の中に入るには特別な腕輪が必要なので、外でスタートまで待つ。村中がツールを歓待して盛り上がる中、アヒルの群れが村を闊歩!さすがフランス最大のフォアグラ市が開かれる村だけある。

    選手達が乗るチームバスが到着する広場の柵の中に入るには特別な腕輪が必要なので、外でスタートまで待つ。村中がツールを歓待して盛り上がる中、アヒルの群れが村を闊歩!さすがフランス最大のフォアグラ市が開かれる村だけある。

  • 普通はTシャツ型のツール旗も、この村ではアヒル型。う〜ん、欲しい。

    普通はTシャツ型のツール旗も、この村ではアヒル型。う〜ん、欲しい。

  • スタートは13時40分。その1時間程前から黄色いステージの上へ選手達がサインをしにやって来る。新城選手のサインを見守るカンガルー。この時、ステージのそばまで近寄ることが出来るので、参加者の一人は新城選手と少しおしゃべりしてサインを貰っていた。

    スタートは13時40分。その1時間程前から黄色いステージの上へ選手達がサインをしにやって来る。新城選手のサインを見守るカンガルー。この時、ステージのそばまで近寄ることが出来るので、参加者の一人は新城選手と少しおしゃべりしてサインを貰っていた。

  • イエロージャージを着たウィギンズも歓声に応えながらサイン完了!

    イエロージャージを着たウィギンズも歓声に応えながらサイン完了!

  • 村中にツール仕様の車がひしめいているけど、やっぱり赤玉が一番可愛い!お茶目なテツロウさん。

    村中にツール仕様の車がひしめいているけど、やっぱり赤玉が一番可愛い!お茶目なテツロウさん。

  • このツアーで私たちが泊まったHotel du Lac。ピレネーの麓、高速道路の入り口から近い場所にあって各地に行くのに便利だった。

    このツアーで私たちが泊まったHotel du Lac。ピレネーの麓、高速道路の入り口から近い場所にあって各地に行くのに便利だった。

  • ホテルからはガロンヌ河の爽やかな眺め。癒されます。。。

    ホテルからはガロンヌ河の爽やかな眺め。癒されます。。。

  • 翌火曜日はツールの休息日。ホテルから1時間半ドライブしてポーの街まで選手村を訪ねる。まずはEuropcarの宿泊するHotel IBISへ。新城選手の婚約者の飯島美和さんはチームの広報も兼ねていて、チームの旗やポスターなど沢山下さった。とっても気さくで楽しい方だった。新城選手の絶好調の秘密は彼女かな?<br />

    翌火曜日はツールの休息日。ホテルから1時間半ドライブしてポーの街まで選手村を訪ねる。まずはEuropcarの宿泊するHotel IBISへ。新城選手の婚約者の飯島美和さんはチームの広報も兼ねていて、チームの旗やポスターなど沢山下さった。とっても気さくで楽しい方だった。新城選手の絶好調の秘密は彼女かな?

  • 選手達が朝食を摂るチームバスの周囲を埋めるファン。日本人ファンも多いけどフランス人も沢山居て、Europcarの人気の凄さを感じる。遂に新城選手がバスから出て来た!待ってましたっ!!沢山のファンからのサイン攻めに応える新城選手。

    選手達が朝食を摂るチームバスの周囲を埋めるファン。日本人ファンも多いけどフランス人も沢山居て、Europcarの人気の凄さを感じる。遂に新城選手がバスから出て来た!待ってましたっ!!沢山のファンからのサイン攻めに応える新城選手。

  • 我がツアー参加者も、新城選手にサインや握手、おしゃべりさせて頂いて大満足!最後に飯島さんと一緒に記念撮影。

    我がツアー参加者も、新城選手にサインや握手、おしゃべりさせて頂いて大満足!最後に飯島さんと一緒に記念撮影。

  • さて、次に向かったのは街の反対側にあるホテル。ここにはTeam SkyとBMCが泊まっている。

    さて、次に向かったのは街の反対側にあるホテル。ここにはTeam SkyとBMCが泊まっている。

  • 午前11時過ぎに着いて待っていると、まずサイクリングから戻って来たのは大好きなジルベール!!キャーッ(黄色い声)!!

    午前11時過ぎに着いて待っていると、まずサイクリングから戻って来たのは大好きなジルベール!!キャーッ(黄色い声)!!

  • ホテルに戻ろうとする彼の前に仁王立ちし、&quot;Hello! Could I take a photo with you?&quot;と聞くと、気持良く立ち止まってくれた(通せんぼしたんだから当然か?)。お話したかったけれど、緊張で言葉が出て来ず。あわあわあわ。。

    ホテルに戻ろうとする彼の前に仁王立ちし、"Hello! Could I take a photo with you?"と聞くと、気持良く立ち止まってくれた(通せんぼしたんだから当然か?)。お話したかったけれど、緊張で言葉が出て来ず。あわあわあわ。。

  • さて、Team Skyの方では建物の日陰でローラー台を走る世界王者カブの姿。奥さんと赤ちゃんを眺めながら、なんだか楽しそうな練習風景。

    さて、Team Skyの方では建物の日陰でローラー台を走る世界王者カブの姿。奥さんと赤ちゃんを眺めながら、なんだか楽しそうな練習風景。

  • そのうち、ウィギンズもサイクリングから戻って来て長い間メカニックのおじさんとお喋り。今日はマイヨジョーヌは着てないんだ。。。残念!

    そのうち、ウィギンズもサイクリングから戻って来て長い間メカニックのおじさんとお喋り。今日はマイヨジョーヌは着てないんだ。。。残念!

  • 昨日、あばら骨を折ったノリさんは、サイン帳に有名人のサインを沢山もらい、最後にはウィギンズのボトルまで貰って大満足!良かったですね〜!!

    昨日、あばら骨を折ったノリさんは、サイン帳に有名人のサインを沢山もらい、最後にはウィギンズのボトルまで貰って大満足!良かったですね〜!!

  • エヴァンズも帰って来た!この写真を撮った後、ペンを渡して&quot;Could you sign on my back, please?&quot; と不遜にも背中を向けて、ジャージの背中部分に大きなサインを貰ってしまった。彼もとってもナイスガイ。

    エヴァンズも帰って来た!この写真を撮った後、ペンを渡して"Could you sign on my back, please?" と不遜にも背中を向けて、ジャージの背中部分に大きなサインを貰ってしまった。彼もとってもナイスガイ。

  • 参加者それぞれが沢山の想い出を作って大満足で選手村を後にし、公園が多く美しいポーの街をポタリング。

    参加者それぞれが沢山の想い出を作って大満足で選手村を後にし、公園が多く美しいポーの街をポタリング。

  • ポタリング終了後は車でBagneres de Bigorreまで移動し、そこから本格的サイクリング。今日のコースは地元のサイクリストお薦めの約40kmのアップダウンの激しい田舎道。ピレネーの山々が美しい!!

    ポタリング終了後は車でBagneres de Bigorreまで移動し、そこから本格的サイクリング。今日のコースは地元のサイクリストお薦めの約40kmのアップダウンの激しい田舎道。ピレネーの山々が美しい!!

  • 最初の峠からの眺めは抜群!やっぱり登って来て良かった〜。

    最初の峠からの眺めは抜群!やっぱり登って来て良かった〜。

  • その後も美しい風景のオンパレード。

    その後も美しい風景のオンパレード。

  • 翌水曜日は今ツールで最も難易度の高い第16ステージ。ツールはポーの街をスタートして、オービスク峠、トゥルマレ峠、アスパン峠、ペイラスード峠と超級2つ、1級2つを登ってルションでゴールする。私たちは、アルジェール・ガゾストに車を停めて、ここからコース上を35kmほど走ってトゥルマレ峠を目指すことにした。でも、怪我をしたノリさんと「今日はノンビリするわ」とおっしゃるマナミさんの2人はアルジェール・ガゾストの街でツールが通過するのを観戦し、通過後はカフェでTV観戦された。こんな風に、走り屋さんにもノンビリ屋さんにも存分にツール観戦を楽しんで頂けるコース設定。これが我がツアーの特徴です。えっへん!(笑)

    翌水曜日は今ツールで最も難易度の高い第16ステージ。ツールはポーの街をスタートして、オービスク峠、トゥルマレ峠、アスパン峠、ペイラスード峠と超級2つ、1級2つを登ってルションでゴールする。私たちは、アルジェール・ガゾストに車を停めて、ここからコース上を35kmほど走ってトゥルマレ峠を目指すことにした。でも、怪我をしたノリさんと「今日はノンビリするわ」とおっしゃるマナミさんの2人はアルジェール・ガゾストの街でツールが通過するのを観戦し、通過後はカフェでTV観戦された。こんな風に、走り屋さんにもノンビリ屋さんにも存分にツール観戦を楽しんで頂けるコース設定。これが我がツアーの特徴です。えっへん!(笑)

  • 抜けるような青空の下、トゥルマレ峠に向けて走る。既に交通規制が始まっていて、車は殆ど通らないからとても走りやすい!

    抜けるような青空の下、トゥルマレ峠に向けて走る。既に交通規制が始まっていて、車は殆ど通らないからとても走りやすい!

  • ツールのコース上なので、沢山のキャンピングカーが今は遅しとツールが来るのを待ちかねている。

    ツールのコース上なので、沢山のキャンピングカーが今は遅しとツールが来るのを待ちかねている。

  • 私とルイとアイちゃんの3人は、あまりの暑さにトゥルマレの麓の街のカフェでビールを飲みながらテレビ観戦してツールを待つ事に。そして、そろそろツールが来るかな?という頃になって店を出て沿道に行って応援。

    私とルイとアイちゃんの3人は、あまりの暑さにトゥルマレの麓の街のカフェでビールを飲みながらテレビ観戦してツールを待つ事に。そして、そろそろツールが来るかな?という頃になって店を出て沿道に行って応援。

  • メイン集団の後ろ姿。。。ツールって、なんてかっこいいんだろう。。

    メイン集団の後ろ姿。。。ツールって、なんてかっこいいんだろう。。

  • レース通過後、車のある場所で全員集合。ゲンさんはトゥルマレ峠の山頂少し手前で警官にバイクから下りろと言われ、スキー場を歩いて登って頂上まで行ったとか。すごい執念。。マコトさんは、ゲンさんのバナナを背負って登ったために少し遅れ(笑)、もうちょっと下で観戦したとか。他の参加者も行ける所まで登って観戦し、キャラバン隊からは持ちきれないほどのプレゼントを貰ったみたい。この晩は、ルルドの街で市営プールで少し泳いで汗を流してから、ミシュランガイドお勧めの美味しいレストランで食事をして幸せな気持になった「ACE一家」。<br />ルルドの美味しいレストラン:&quot;Alexandra&quot;

    レース通過後、車のある場所で全員集合。ゲンさんはトゥルマレ峠の山頂少し手前で警官にバイクから下りろと言われ、スキー場を歩いて登って頂上まで行ったとか。すごい執念。。マコトさんは、ゲンさんのバナナを背負って登ったために少し遅れ(笑)、もうちょっと下で観戦したとか。他の参加者も行ける所まで登って観戦し、キャラバン隊からは持ちきれないほどのプレゼントを貰ったみたい。この晩は、ルルドの街で市営プールで少し泳いで汗を流してから、ミシュランガイドお勧めの美味しいレストランで食事をして幸せな気持になった「ACE一家」。
    ルルドの美味しいレストラン:"Alexandra"

  • 翌木曜日、ツールはルションをスタートしてマント峠、アレス峠、そして超級のバレス峠を登った後にペイルスールドの東斜面を登る、というまたまた難易度の高いコース設定。私たちは、スプリントポイントのあるLaures-Barousseの村のスタジアム近くに車を停めて、念入りに記念撮影をしてからコース上を30km走ってバレス峠山頂を目指した。

    翌木曜日、ツールはルションをスタートしてマント峠、アレス峠、そして超級のバレス峠を登った後にペイルスールドの東斜面を登る、というまたまた難易度の高いコース設定。私たちは、スプリントポイントのあるLaures-Barousseの村のスタジアム近くに車を停めて、念入りに記念撮影をしてからコース上を30km走ってバレス峠山頂を目指した。

  • この日は天候は曇り、気温も低くてサイクリングするにはちょうど良いコンディション。

    この日は天候は曇り、気温も低くてサイクリングするにはちょうど良いコンディション。

  • スプリントポイントの近くには、オフィシャルグッズの出店も。ついつい覗いてみたくなっちゃう。

    スプリントポイントの近くには、オフィシャルグッズの出店も。ついつい覗いてみたくなっちゃう。

  • さあ、今日も日の丸を背負って超級バレス峠にチャレンジ!!

    さあ、今日も日の丸を背負って超級バレス峠にチャレンジ!!

  • 私とアイちゃんは昨日買ったばかりの山岳賞ジャージを着て峠へ。実は他のジャージを洗ってなくて、もう着るものが無いのでこれを着たんだけど、このジャージが後に素晴らしい効果を与えてくれることになる。。。

    私とアイちゃんは昨日買ったばかりの山岳賞ジャージを着て峠へ。実は他のジャージを洗ってなくて、もう着るものが無いのでこれを着たんだけど、このジャージが後に素晴らしい効果を与えてくれることになる。。。

  • 途中、水を飲む為に止まった場所は、来年公開されるツールの映画のロケ地になったと、家主の奥さんが教えてくれた。この前日に撮影隊が来たんだとか。

    途中、水を飲む為に止まった場所は、来年公開されるツールの映画のロケ地になったと、家主の奥さんが教えてくれた。この前日に撮影隊が来たんだとか。

  • 各自マイペースで峠を登ったので、途中から一人旅になった。バレス峠は細い上りが20kmほど続く。山頂から8kmくらいの所に警官が立っていて「ここから歩きなさい」と言う。素直に降りてトボトボと歩き始め、角を曲がって警官から見えなくなってから、また乗った。そのうちキャラバン隊がやって来た。細い道なので、幅広のキャラバン車に轢かれそうになった。だから彼らが通り過ぎるまで歩いてゆっくり登る。日本人が、しかも女一人で歩いているの見て同情してくれたのか、どのクルマも沢山のグッズを足下に投げてくれて、いつのまにかリュックが一杯に。そして最後の5kmほどは大勢の観客が今か今かとツールを待って道の両側で宴会中!勾配も急なので歯を食いしばって一人黙々と漕いで行くと、観客達がものすごい声援を送ってくれる。山岳賞ジャージと背中の日の丸のお陰で、あっちからは&quot;Allez Thomas!!&quot;という声が聞こえ「あの〜すみませんが、トマじゃなくてトシエです。」と訂正。こっちからは&quot;Allez Yukiya!!&quot;という声援が飛んでくる。今ツールで大活躍のニッポン人「ユキヤ」の名前は、もう完全にフランス人に浸透したんだな〜と、なんとも嬉しくてたまらない。一緒に走ってお尻を押してくれるえらく親切な若いお兄さん達も居て、時速2〜3kmでゆらゆらと揺れながら漕いで行く私を強力にプッシュしてくれる。小さな子供がタッチを求めて来たり、おじいさんがワインを勧めてくれたり(悪いけど断りました)、ビールを差し出してくれたり。。。&quot;Allez, Allez!!!&quot;という大声援の中、遂に山頂に到着!!先に到着していたゲンさん、マコトさん、そしてヒロミチさんに合流して山頂の雰囲気を楽しんだ。

    各自マイペースで峠を登ったので、途中から一人旅になった。バレス峠は細い上りが20kmほど続く。山頂から8kmくらいの所に警官が立っていて「ここから歩きなさい」と言う。素直に降りてトボトボと歩き始め、角を曲がって警官から見えなくなってから、また乗った。そのうちキャラバン隊がやって来た。細い道なので、幅広のキャラバン車に轢かれそうになった。だから彼らが通り過ぎるまで歩いてゆっくり登る。日本人が、しかも女一人で歩いているの見て同情してくれたのか、どのクルマも沢山のグッズを足下に投げてくれて、いつのまにかリュックが一杯に。そして最後の5kmほどは大勢の観客が今か今かとツールを待って道の両側で宴会中!勾配も急なので歯を食いしばって一人黙々と漕いで行くと、観客達がものすごい声援を送ってくれる。山岳賞ジャージと背中の日の丸のお陰で、あっちからは"Allez Thomas!!"という声が聞こえ「あの〜すみませんが、トマじゃなくてトシエです。」と訂正。こっちからは"Allez Yukiya!!"という声援が飛んでくる。今ツールで大活躍のニッポン人「ユキヤ」の名前は、もう完全にフランス人に浸透したんだな〜と、なんとも嬉しくてたまらない。一緒に走ってお尻を押してくれるえらく親切な若いお兄さん達も居て、時速2〜3kmでゆらゆらと揺れながら漕いで行く私を強力にプッシュしてくれる。小さな子供がタッチを求めて来たり、おじいさんがワインを勧めてくれたり(悪いけど断りました)、ビールを差し出してくれたり。。。"Allez, Allez!!!"という大声援の中、遂に山頂に到着!!先に到着していたゲンさん、マコトさん、そしてヒロミチさんに合流して山頂の雰囲気を楽しんだ。

  • カザフスタンから応援に来た青年と1枚。

    カザフスタンから応援に来た青年と1枚。

  • バレス峠の山頂には山小屋などは無くのっぺらぼうだが、この日ばかりは出店が出ていたり、テントがいくつか準備されていて、その中でテレビ観戦も出来るようになっていた。

    バレス峠の山頂には山小屋などは無くのっぺらぼうだが、この日ばかりは出店が出ていたり、テントがいくつか準備されていて、その中でテレビ観戦も出来るようになっていた。

  • バレス峠の石碑の上に立って見晴らしを確保。足下でラジオで戦況を確認しながら待っているおじさんに、「今、どうなってますか?」と聞きながら、レースを待ちわびる!飯島さんに貰ったEuropcarの旗も、バイクにくくりつけて持って来た。さあ、新城選手やトマ(ボークレール)が来たらしっかり応援するぞ〜!!

    バレス峠の石碑の上に立って見晴らしを確保。足下でラジオで戦況を確認しながら待っているおじさんに、「今、どうなってますか?」と聞きながら、レースを待ちわびる!飯島さんに貰ったEuropcarの旗も、バイクにくくりつけて持って来た。さあ、新城選手やトマ(ボークレール)が来たらしっかり応援するぞ〜!!

  • 先頭はMovistarのバルベルデ。その後をトマ・ヴォクレールが追走。速い!!ゲンさんの日の丸が目立ってる。

    先頭はMovistarのバルベルデ。その後をトマ・ヴォクレールが追走。速い!!ゲンさんの日の丸が目立ってる。

  • そのうちマイヨジョーヌを着たウィギンズも登って来た!新城選手も早い段階で通過し、その後はポロポロと遅れた選手達がやってきて、最後尾には「ほうき車」が通り、私たちの今ツールのレース観戦は終了。ああ、楽しかった!!と余韻に浸る暇もなく、来た道を延々30km下らなければならない。頂上まで来ていた3名の参加者には「各自、自分のペースでのんびり怪我しないように車に戻って下さいね〜」と言って解散。もう病院はこりごりですよ〜!!

    そのうちマイヨジョーヌを着たウィギンズも登って来た!新城選手も早い段階で通過し、その後はポロポロと遅れた選手達がやってきて、最後尾には「ほうき車」が通り、私たちの今ツールのレース観戦は終了。ああ、楽しかった!!と余韻に浸る暇もなく、来た道を延々30km下らなければならない。頂上まで来ていた3名の参加者には「各自、自分のペースでのんびり怪我しないように車に戻って下さいね〜」と言って解散。もう病院はこりごりですよ〜!!

  • 麓の村のカフェが集合場所。名古屋のバイクショップLeggeroの木村ご夫妻は、補給所の先で選手が捨てるサコッシュをゲットしようと待っていたら大好きなRadioshack Nissanのチームカーがやってきて、この帽子をプレゼントしてくれたとのこと。すご〜い!!羨ましい!!こうして、皆でおしゃべりしながら待っていたが、待てど暮らせど峠で別れた4人が戻って来ない。どうしたのかな?と思っていたら、電話が鳴った。なんだかイヤな予感。。。なんと、ヒロミチさんが峠で事故をして降りて来るのに時間がかかっているとのこと。。。ただ、身体は無事な様子で自力で戻って来るということなのでホッとする。戻って来た彼に話を聞くと、細い山道で崖に落ちないよう中央を走っていたら(ガードレールは無い)、下から登って来た車が死角から出て来た瞬間、避けられずにサイドミラーに激突後、山肌に突っ込んだとか。ああああ、でも本当に無事で良かった!

    麓の村のカフェが集合場所。名古屋のバイクショップLeggeroの木村ご夫妻は、補給所の先で選手が捨てるサコッシュをゲットしようと待っていたら大好きなRadioshack Nissanのチームカーがやってきて、この帽子をプレゼントしてくれたとのこと。すご〜い!!羨ましい!!こうして、皆でおしゃべりしながら待っていたが、待てど暮らせど峠で別れた4人が戻って来ない。どうしたのかな?と思っていたら、電話が鳴った。なんだかイヤな予感。。。なんと、ヒロミチさんが峠で事故をして降りて来るのに時間がかかっているとのこと。。。ただ、身体は無事な様子で自力で戻って来るということなのでホッとする。戻って来た彼に話を聞くと、細い山道で崖に落ちないよう中央を走っていたら(ガードレールは無い)、下から登って来た車が死角から出て来た瞬間、避けられずにサイドミラーに激突後、山肌に突っ込んだとか。ああああ、でも本当に無事で良かった!

  • 今ツアーは毎日ハプニングの連続だったがなんとか乗り越えて、こうして最後の晩に全員揃って夕食を摂ることが出来た喜び。参加者の方々が童心に返ってツールを心から楽しんで下さっている様子を見ると、苦労してこの「ツール観戦ツアー」を企画した甲斐があったな〜、としみじみ思えた。それにしても、今回のツアーも楽しい参加者に恵まれてなんてラッキーなんだろう!!毎日笑い転げて過した1週間は一生の想い出。ヒロミチさん、タナカさん、ノリさん、タモツさん、マナミさん、テツロウさん、ゲンさん、マコトさん、アイさん、マー君、遥か遠くのピレネーまで来て下さってありがとうございました!また一緒に走れる日を楽しみにしています!!<br />    来年もツール観戦&サイクリングツアーを行う予定です。10月半ばのコース発表後、下見をしてどのステージでツアーを行うかを決定し、12月初めには参加者募集を開始します。<br />http://aceurope.jp

    今ツアーは毎日ハプニングの連続だったがなんとか乗り越えて、こうして最後の晩に全員揃って夕食を摂ることが出来た喜び。参加者の方々が童心に返ってツールを心から楽しんで下さっている様子を見ると、苦労してこの「ツール観戦ツアー」を企画した甲斐があったな〜、としみじみ思えた。それにしても、今回のツアーも楽しい参加者に恵まれてなんてラッキーなんだろう!!毎日笑い転げて過した1週間は一生の想い出。ヒロミチさん、タナカさん、ノリさん、タモツさん、マナミさん、テツロウさん、ゲンさん、マコトさん、アイさん、マー君、遥か遠くのピレネーまで来て下さってありがとうございました!また一緒に走れる日を楽しみにしています!!
    来年もツール観戦&サイクリングツアーを行う予定です。10月半ばのコース発表後、下見をしてどのステージでツアーを行うかを決定し、12月初めには参加者募集を開始します。
    http://aceurope.jp

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