あえて泊まる

2012/07/06 - 2012/07/07

大阪に住んでいて地元の大阪へ。完全に日帰り圏だ。ただ身内の入院で6月は旅行に行けなかった。不意の連絡があるかもしれない。もしそんなことがあればすぐに駆けつけられる地元で・・。なら行かなきゃいいじゃない？というのも正論。しかし我が身を解放させたいのも本音。
前置き長すぎ。結局選んだのは、池田〜能勢〜箕面というコース。泊まりは伏尾温泉。大阪市内からでも車30分もあれば行ける。しかしまだ前の川にホタルが飛んでいるという。大阪から近いからか、建物が古いからか、露天風呂付きの部屋でも格安。大浴場は幼稚園のお泊り保育で3時から5時まで貸切で入れず。食事のときも子どもたちの声が聞こえてくるし、今までと違う雰囲気。でも私は嫌いじゃない。妻も同様。珍しい体験だ。

肝心の旅の話を。梅雨の最中ゆえ、初日は雨模様。池田の五月山公園を散策する。ゆっくり2時間。さらに能勢妙見へ。キリがかかって、幻想的な雰囲気を醸し出している。もともとはにぎあう総本山なのだが、秘めやかにたたずむ雰囲気もいいではないか。誰も会わない。40数年を過ごした妻と二人きりの世界。まさか地元で、こんな余韻にひたれるとは思いもしなかった。

2日目は、天気予報を裏切るがごとくの好天。箕面へ。三月に一度の山伏行列、大護摩供えの日だ。西国から終結した100人を超える山伏たちが、行列をすすめる。そして一堂に会して、護摩供えをはじめる。儀式だ。初験算の私もみとれる。
暑さが戻った中、箕面の滝まで歩く。
ゆったりした気持ちで家路につく。旅は遠さに関係ないのかもしれない。

エリア 大阪

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

能勢の妙見さんです。同じ日蓮宗。西の総本山と言われているのに、本堂がわかりにくかったなぁ。

雨模様の中、池田・五月山公園を歩く。

箕面で山伏の行列が龍安寺に到着した。ご苦労様。

儀式まっさかり。

あの箕面の滝も前日の雨で、流れ落ちる量が2倍くらいになっていた。