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昨日は午前は蘇公塔周りまで歩き、午後はハズミで交河故城入り口まで行ってしまい、かなりお疲れです。<br /><br />今日のウオーキングは軽くしよう。<br />という訳で、比較的町から近いカ・アル・チン(カレーズ)楽園に行ってみようという事になった。<br /><br />天山山脈の一部、ボゴダ・オラ山の雪解け水を主な源泉としているカレーズ(地下井戸水路)があるので、古代よりトルファン盆地は潤っているのです。<br />その水のお陰で2千年以上もオアシス都市として生き延びているわけです。<br />現在も生きたカレーズを見ることは可能でしょうが、限られた時間内ではかなり困難でしょう。 <br /><br />ワタクシたちは観光用のカアルチン楽園を見るのはあまり気が進みませんが、ついでだから見てみようとなった。

ユーラシア 西へ17: トルファン 「今でも生きたカレーズ」 を見た!

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2012/06/10 - 2012/06/10

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21

アリヤン

アリヤンさん

昨日は午前は蘇公塔周りまで歩き、午後はハズミで交河故城入り口まで行ってしまい、かなりお疲れです。

今日のウオーキングは軽くしよう。
という訳で、比較的町から近いカ・アル・チン(カレーズ)楽園に行ってみようという事になった。

天山山脈の一部、ボゴダ・オラ山の雪解け水を主な源泉としているカレーズ(地下井戸水路)があるので、古代よりトルファン盆地は潤っているのです。
その水のお陰で2千年以上もオアシス都市として生き延びているわけです。
現在も生きたカレーズを見ることは可能でしょうが、限られた時間内ではかなり困難でしょう。

ワタクシたちは観光用のカアルチン楽園を見るのはあまり気が進みませんが、ついでだから見てみようとなった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ハミ瓜の季節です。<br /><br />朝から今日も良いお天気です。

    ハミ瓜の季節です。

    朝から今日も良いお天気です。

  • ワレワレは歩いて老城路を西に向かいました。<br /><br />午前中ならまだ暑さも弱く、体力も消耗しません。

    ワレワレは歩いて老城路を西に向かいました。

    午前中ならまだ暑さも弱く、体力も消耗しません。

  • 途中、「東大寺」という名前のモスク発見。

    途中、「東大寺」という名前のモスク発見。

  • さらに西に行くとミナレットが6本もある立派なモスク発見。<br /><br />こんなにモスクがあるのにアザーンが聞こえてこないのは、トルファンの回教徒はかなり控えめなモスリムだと思えます。

    さらに西に行くとミナレットが6本もある立派なモスク発見。

    こんなにモスクがあるのにアザーンが聞こえてこないのは、トルファンの回教徒はかなり控えめなモスリムだと思えます。

  • 6本ミナレットのモスク前の石版です。<br /><br />「新城歴史文化街区」とあります。<br /><br />ここらの街区は141年の歴史があり、市の歴史的保護区となっているようです。<br /><br />主な住民は、ウィグル族の回教徒です。

    6本ミナレットのモスク前の石版です。

    「新城歴史文化街区」とあります。

    ここらの街区は141年の歴史があり、市の歴史的保護区となっているようです。

    主な住民は、ウィグル族の回教徒です。

  • 6本ミナレットのモスク対面にも、立派なモスクが見られます。

    6本ミナレットのモスク対面にも、立派なモスクが見られます。

  • ウィグル語の壁黒板。<br /><br />このアラビア文字はどこからやって来たのだろうか?<br />語源はトルコ?それともインド?<br /><br />今後の研究成果を待ちましょう。<br /><br />*ワタクシが日本でヒマにまかせて覚えていたら研究してみよう、という意味です。<br />どなたかご存知の方はご教示ください。

    ウィグル語の壁黒板。

    このアラビア文字はどこからやって来たのだろうか?
    語源はトルコ?それともインド?

    今後の研究成果を待ちましょう。

    *ワタクシが日本でヒマにまかせて覚えていたら研究してみよう、という意味です。
    どなたかご存知の方はご教示ください。

  • 102番バスの「土+欠児井民族園」(カアルチン民族園)停留所。<br /><br />交通賓館からブラブラ歩いて30分くらいでした。<br />若い人で早く歩けば15分で着くでしょう。

    102番バスの「土+欠児井民族園」(カアルチン民族園)停留所。

    交通賓館からブラブラ歩いて30分くらいでした。
    若い人で早く歩けば15分で着くでしょう。

  • 大きな看板があるので分かりやすい。

    大きな看板があるので分かりやすい。

  • 対面はちょっとした市場になっています。

    対面はちょっとした市場になっています。

  • もちろん、ハミ瓜もあります。<br />ハミ瓜はスイカより高価です。<br />スイカの倍近くします。

    もちろん、ハミ瓜もあります。
    ハミ瓜はスイカより高価です。
    スイカの倍近くします。

  • 民族園入り口から入っていくと、葡萄棚のある道が続いています。

    民族園入り口から入っていくと、葡萄棚のある道が続いています。

  • このモスクより少し進んだ所に「カアルチン民族園」のチケット売り場がありました。<br />一人40元。<br /><br />老人割引があると看板に書いてあったので「ウオーメン、ラオニエンレン」と申告、要求に応じてパスポートを提示した。<br />すると、ブスーっとしたネエちゃんがワレワレのパスポートをジロジロ、アチコチ見回してどこかに電話したりしていた。<br />その警察のような不遜な態度にはアタマ・キタ・アル。<br /><br />もうイイッ!<br /><br />こんな作りモンの見世物は見たくもナイッ!<br />っと言ってパスポートを返してもらい、足をUターンさせた。

    このモスクより少し進んだ所に「カアルチン民族園」のチケット売り場がありました。
    一人40元。

    老人割引があると看板に書いてあったので「ウオーメン、ラオニエンレン」と申告、要求に応じてパスポートを提示した。
    すると、ブスーっとしたネエちゃんがワレワレのパスポートをジロジロ、アチコチ見回してどこかに電話したりしていた。
    その警察のような不遜な態度にはアタマ・キタ・アル。

    もうイイッ!

    こんな作りモンの見世物は見たくもナイッ!
    っと言ってパスポートを返してもらい、足をUターンさせた。

  • 気分悪くしましたが、周りの牧歌的なウィグル村がワタクシたちの気分を和らげてくれました。<br /><br />ワタクシたちはちょっとした横丁が大好きで、横道があれば入っていきます。

    気分悪くしましたが、周りの牧歌的なウィグル村がワタクシたちの気分を和らげてくれました。

    ワタクシたちはちょっとした横丁が大好きで、横道があれば入っていきます。

  • 小さな横道の庶民の生活圏に、本当のシルクロ ードがころがっている気がするのです。

    小さな横道の庶民の生活圏に、本当のシルクロ ードがころがっている気がするのです。

  • ついに発見!<br /><br />「生きたカレーズ」です。<br /><br />さっきまでここで近所のおばさんが洗濯していました。<br /><br />観光用のカレーズ民族園があると云うことは、近所に住んでいる住宅街にもカレーズは引かれているハズ、と考えていたので、発見して当然でしょう。<br /><br />でもココ以外にカレーズらしいものはなかった 。

    イチオシ

    ついに発見!

    「生きたカレーズ」です。

    さっきまでここで近所のおばさんが洗濯していました。

    観光用のカレーズ民族園があると云うことは、近所に住んでいる住宅街にもカレーズは引かれているハズ、と考えていたので、発見して当然でしょう。

    でもココ以外にカレーズらしいものはなかった 。

  • 本物の生きたカレーズが見られたので、ワタクシたちは満足しました。<br /><br />確かに、今も住民の生活に根付いたカレーズがあったのです。<br />しかし、徐々に汚れてきているのも現実です 。<br /><br />現代に入っての石油製品(ポリ袋など)の氾濫と人口増加で生活排水がカレーズ用水路に流されてドブに変貌するのを早めているのです。<br /><br />1950~60年代の日本の田舎でも同様の現象が、全国津図浦々の里山を襲ったのは、ワタクシの記憶に残っています。<br /><br />開発の名の下に自然破壊が進行していることに、早く気が付いてほしいものです。

    本物の生きたカレーズが見られたので、ワタクシたちは満足しました。

    確かに、今も住民の生活に根付いたカレーズがあったのです。
    しかし、徐々に汚れてきているのも現実です 。

    現代に入っての石油製品(ポリ袋など)の氾濫と人口増加で生活排水がカレーズ用水路に流されてドブに変貌するのを早めているのです。

    1950~60年代の日本の田舎でも同様の現象が、全国津図浦々の里山を襲ったのは、ワタクシの記憶に残っています。

    開発の名の下に自然破壊が進行していることに、早く気が付いてほしいものです。

  • 本日のカレーズ探しの図です。

    イチオシ

    本日のカレーズ探しの図です。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • arfaさん 2017/08/07 17:10:13
    トルファン
    こんにちわ、arfaです。
    ①カレーズは私はウルムチから日帰りで行ったので帰りのバスの時間が心配で早く切り上げたので見れてないんですね。こんな風な感じかと拝見させていただきました。
    ②同様の理由で交河故城も諦めて城は高昌古城だけしか見れてないので交河故城はこんなだったんだと拝見しました。
    ③ウィグルに行くと日干し煉瓦の塀に囲まれた路地が中央アジアらしくて歩くのが好きです。

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