2012/06/03 - 2012/06/05
40位(同エリア163件中)
アリヤンさん
はからずも成都にやって来て、もう9日が経ってしまった。
中国に入って早や11日目になる。
トルファン行き寝台が混んでいたのでチケットが取れず、出発が遅れてしまった。
まあ、どこでもゆっくりするのがワレワレの流儀だが、ここ大都会の成都は空気自体がワタクシたちにマッチしていません。
それに、トルファンに行って一ヶ月ビザを申請しなければ、大変なことになってしまう。
2週間の滞在許可が切れるからです。
やっと重い腰を上げた。
*トルファンでは申請した翌日にビザ受け取り、という報告が散見されていたので、トルファンでノービザから1ヶ月ビザ取得にチャレンジします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一週間は通った粥屋で、稀飯と肉まんを食べ、お昼は行きつけの蘭州拉面で可愛らしい一家のサービスを受けて牛肉拉面を食べた。
青年旅舎では新たにやって来ていた、世界一周中の国立大学医学生と神戸の女子大生と旅行談義して、ワレラが寝台エキスプレスK452 19:11PM発を待った。 -
イチオシ
事前にチェックしていた成都北駅には27番バスに乗ってスムーズにやって来ました。
ちょっと雨模様ですが、小雨です。
構内に入るのにチェックが厳しく、入り口でチケット+パスポートのチェック。
すぐにX線で荷物検査 。
予期しなかったチェックで、ワレワレの列車の待合室に着いたら、クタクタ、、、 -
待合室に入ろうとしたら、パートナーが不可解なお姉チャンにつかまった。
ワケが分からないので、お姉チャンの申し出を断って、進み入ると、病人・年寄り席のような所を見つけた。 -
ラッキーなことにそこは年寄り席でした。
若いお嬢チャンたちが駆け寄ってきて、ワレワレをそのコーナーに迎え入れてくれた。
背中に「青年志慮者」と書いてあった。
入り口で捕まった時のお姉チャンも同じで、ボランティアでパートナーの重い荷物を持ちましょう、と言って駆け寄ってきたのだった。
ワタクシたちは、ヘンなヒトが来た!
とばかり断ったのだが、これでナットク!
中国も中々良いことをやるもんだ! -
上海行きやウルムチ行きがあって、このように待合室は大賑わい。
座れる保障は無い。
当方はお陰でゆっくり座れて居ます。
しかもお年寄りコーナー専任の駅員が居て、優先的にプラットホームに案内してくれる事になっている。 -
通常は、改札オープンとともに改札口に殺到して、荷物を持っていると大変な思いをすることになる。
2等寝台では早く自分の席に行かないと、荷物を置くスペースが無くなる可能性もあるので、困ったものです。 -
成都のような大都会では、斯様なサービスは必要なものと察せられます。
若いもんが入ろうとしたら、このお嬢さん2人が阻止してくれます。
障害者、お年寄り、乳幼児連れ、軍人などが該当者です。
でも軍人は?マークですね。
だって、頑強な若者なんですから。
でも中国では軍人はどこでも優先されています。
まあ、軍人天国?
ですカネ。 -
このコーナーに座っているメンツを見回してみると、大体が該当者ばかりでした。
一人だけオタクな若者一人居たけど、軍人か? -
ワレワレの隣の席に座った中国人のお爺チャンとお婆チャンが同じトルファン行きで、ワレワレの隣の号車だった。
チケットを見せてもらうと、ちゃんと2等寝台の下段を取っていた。
随分と前に購入したものと思われます。
待合室の混み具合からすると、寝台はどれも満員のように思えます。
ワタクシたちは中段なので、今から覚悟を決めて、2泊3日を中段で過ごすつもりです。 -
待合室では今まで見たことのないアタマ飾りの人が居ました。
これはナニ族???
野球帽のようなツバ、兵隊さんの帽子の後ろ日よけが付いています。
ナニ族か?知りたい!
*ケッタイな興味があります。。。。 -
ワレワレは優先的にプラットホームに通されました。
これがワタクシたちが2泊3日を過ごすウルムチ行き寝台エキスプレスです。
中国鉄道早い順=高速、特快、急行となっています。
寝台エキスプレスは遅い方です。
上海⇒トルファン:2泊3日約3,900km
成都⇒トルファン:2泊3日約2,900km
1,000kmも違うのに同じ2泊3日とは?? -
ワタクシたちの列車のルートです。
上海⇒トルファンの特快と比べて約1,000kmも短いのに2泊3日かかるのは、かなりスピードが遅いのか、アチコチで停まるのか?
地図を見て驚きました。
四川省、陝西省、寧夏回族自治区、内蒙古自治区、甘粛省、新疆ウィグル自治区と全部で6つもの省をまたぐのです。
ちょっとしたグレート・ジャーニーです。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/SANY01602.jpg -
貨物列車とはよくすれ違います。
いかに西部との物流が多いか、実感されます。 -
最初の晩餐は車内販売のお弁当20元(265円)です。
食堂車をチェックしましたが、たいしたものはなく、お弁当に入っているオカズと同じものしかありません。
それで、わざわざ食堂車に行かなくても、お弁当で済ませます。
お茶は持参しています。
味のほうはまあまあ。
ご飯が日本と違うのは仕方ない。
タイ米と比べればまだマシなもんです 。 -
停まるべき駅ではない駅に良く停まって、貨物列車とすれ違います。
単線のようです。 -
次の日の朝になると、列車は山中を走っていました。
地図中では宝鶏あたりです。 -
宝鶏は、西安からの東西行きと成都からの南北行きとの交差点ですから、多くの列車が行きかいます。
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それらの列車に信号を送るために駅員が立っているのですが、それが至ってノンビリしたものです。
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寝台は満席で、ワタクシたちが下段に移る夢は砕かれました。
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こんな所でも新幹線が走っている!
驚きました。
こんな山奥でも走る新幹線。
なんか無節操な感じがします。
それにこんな地方にまで新幹線が届くのが、時間的に早いように思えます。
日本のような小さな国でも、東北新幹線がスタートするまでに何十年も要していたはずです。 -
宝鶏からちょっと進んだ所ですが、どうも原子力?発電所?くさい巨大な煙突が見えます。
蒸気が出ています。
火力なら煤煙でしょうが蒸気なので原子力?
ワタクシの乏しい知識では良く分かりません。
原子力でないことを祈ります。 -
麦作地帯を走ります。
-
大きな川が流れています。
地理的には黄河だと思います。 -
イチオシ
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町を横切り、、
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村を通り、、、
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麦作地帯はエンエンと続きます。
-
2日目のランチです。
オカズは日替わりです。
食堂車でも同じものですので、このランチボックスがお手軽です。
中国のインスタント面は食えません。
匂いを嗅いだだけで、どぎついのですカラ。 -
山肌の壁に穴が開いています。
敦煌の岩窟が近い?
でもまだまだですが、、、
山肌に穴を削って住んだり、蔵にしたりするのはなにも敦煌だけのものではなさそうです。
中国西方ならば、何処に行ってもありそうなことかも知れません。 -
持参した飲み水が底を付きました。
成都のユースに泊まっていた英国の老夫婦が言っていました。
「わたしたちはユースの飲料水器の水も、街で売っているミネラル・ウオーターも信用していない。
電気ポットでボイルして飲んでいます」
と。
ユースの飲料水器の水は水道の水で、(ワタクシは従業員が飲料水器に入れているトコロを見た)それでお腹を壊した日本の若者を知っています。
ワレワレも必ず持参の電気ポットでボイルして冷まして、日本から持参した耐熱ペットに入れて持ち歩いています。
列車内では、熱湯供給器から熱湯を取って、それを冷まして飲んでいます。
ミネラル・ウオーターは何が入っているか分からないので飲みません。 -
中国のペットボトルは皆フニャフニャかペコペコで、熱湯なんか入れたらたちまち変形します。
それで、日本から持ってきた耐熱ペットが大活躍です。 -
固原。
なんか相当北方面の地の果ての響きがあります。
寧夏回族自治区に入っています。
ジンギスカンの時代、西の乾燥地帯にあった「大夏」という国があったところです。
渡哲也が大夏の王様役をやった「敦煌」という 映画を思い出します。
*井上靖原作も読んだので実感が湧きます。 -
ここは寧夏回族自治区です。
回族というのは回教徒だからイスラム教です。
だから見えるお寺はみんなモスクのようです。 -
2等寝台というのは、毎日顔を突き会わせるので、同じ両の人たちの間で一体感みたいなものが生じてきます。
一種和気藹々な雰囲気が生じてきます。
お隣りにヨチヨチの女の子が居て、3軒隣りには5才の女の子と男の子が居ます。
こども好きなワタクシには格好な遊び相手です。 -
景色はドンドン乾燥地帯となり、ポプラ並木が出現。
もう河西回廊に入ったのか? -
明らかにモスクと分かるお寺が次々と出てきます。
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井上靖の「青き狼」にも出てきますが、ジンギスカンが最初に叩いた大国がこの寧夏回族自治 区あたりにあった「大夏帝国」です。
漢字をベースに大夏文字を作って独自の文化形成していた遊牧民族が居た。
「敦煌」では長安の市場で大夏の女奴隷を救ったことから主人公のシルクロードへの関わりが始まります。
そんな事などを考えていたら、胸が高鳴りますねえ! -
農民はみんな真面目に働いて居ます。
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アア、シルクロードの香りがしてきます。
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銀川⇔広州の列車です。
銀川あたりに大夏の首都があったはずです。
(興京だったカナ?) -
柳が出てきました。
ドンドン、シルクロードっぽくなってきました 。 -
もう夜の7時台ですが、まだまだ明るいです。
かなり西方面にやって来ました。
時間と景色からして、そろそろシルクロードへのつなぎ=河西回廊に入ってきたようです。 -
晩御飯です。
駅弁です。
これしかまともなご飯は無いのです。
中国のインスタント・ラーメンはどぎつくて食 べられませんし、3食オカキとかお菓子で済まされませんし、これしかないのです。
時々、果物を買って食べます。
食事事情は1等寝台でも全く同じです。
お弁当は毎回少しづつオカズが違っているのが救いです。 -
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河西回廊はカラカラ天気だと思っていましたが 、雨が降っていました。
成都はこのごろは毎日雨でしょう。 -
成都のスーパーで買ったデーツ(乾燥・棗椰子の実)です。
アラビアのベドウィンは、このデーツさえあれば砂漠で生きられる、とさえ言われています。 -
1才4ヶ月のウルムチっこです。
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こちら、下段と上段の「ハミのカノー姉妹」です。
お姉さんが気の強い怖い顔をしています。
妹はぽっちゃり優しい顔をしています。
どちらもかなりな体格で、プロレスラー並みですが、話せばやっぱり女性でした。
どうも成都に出稼ぎに出ていて、ハミに帰省している最中のようです。
二人とも良く食べます。
しゃべります。
良く寝ます。 -
二日目の晩御飯です。
珍しくお魚が付いていました。
これが骨っぽくて難儀しましたが、まあ美味しかったデス。 -
ワレラガ寝台エキスプレスは、河西回廊に入っています。
この本を読むにはジャスト・イン・タイムです。
シルクロードが近づいている、のが実感されます。 -
三日目の朝、敦煌(柳園)を過ぎました。
お昼過ぎにハミに到着。
ハミのカノー姉妹は張り切って降りていきました。
乗客は外の空気を吸いに出てきます。
殆どが売店に群がって、インスタントラーメンを買うのです。 -
列車は昨日の朝あたりから遅れだし、2時間ほど遅れています。
ココがハミですから、次は善(コザト編付)善でその次が吐魯番(トルファン)です。
ワタクシたちの心もウキウキしてきました。 -
車窓には葡萄畑が流れています。
いよいよ、シルクロードのオアシスが近い証拠です。
この頃になれば、車内販売にスイカが出てきます。
スイカを食べながら葡萄畑を眺める、、、 -
葡萄畑が途切れると、砂漠ならぬ土漠が続きます。
乾燥地帯でも砂砂漠は少なく、土漠が多い。
アラビア半島でも土漠が殆どで、砂砂漠はアラビア半島東南部とルブアリハリ砂漠に集中しています。
シリア、ヨルダン、イラク、クウェート、の中東諸国では土漠が殆どです。
小生、仕事時代で中東諸国とは付き合いが長く、土漠or砂漠はイヤというほど見てきました。
今回のは久しぶりで、懐かしささえ感じます。 -
砂が線路に入り込むのを阻止するための万里の長城?
です。 -
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イチオシ
午後8時近く、ついにトルファンに到着。
他の両に乗っていた白人若者たちが喜んで「サラマレーコム!」と叫んでいました。
*人に向かって「貴方に神のご加護がありますように」というような意味で、空に向かって叫んでも意味がありませんが、、、
天に向かってやるなら「アッラー ホ アクバール!」と叫ぶべきでしょう。 -
ワレワレはノービザ滞在の残りがあと2日しかなく、トルファンで新規ビザを申請しなければなりません。
それで、今日は効率よく動いてうまく「安くて、きれいで、快適な」宿を見つけねばなりません。
そして、明日の朝には最寄の公安入出国管理局に出頭して、ビザ申請をする予定なのです。
48時間ほど過ごしたトルファン・エキスプレス を降りるや否や、歩き方に載っていた地図通りに進み、トルファン市内へのミニバスに乗ります。 -
トルファンの鉄道駅は「大河沿」と言います。
チケットには「吐魯番」となっていますが、街はバスで1時間ほど離れているのです。
「大河沿站」前付近です。 -
口利き屋や白タク運転手の攻撃をかわしながら、ワレワレはドンドン、バスターミナル目指してすすみます。
-
珍しくガイド本通りにバスTがありました。
「吐魯番」と書いてあったバスに「トルファン?」と聞けば、乗れ乗れと助手席の男が言いま した。
ワレワレが乗るとすぐにバスは出発しました。
幸先、順調です。 -
隣にはトルコ系顔立ちのウィグル人の若者で、日本人と分かるとしきりに話しかけてきました。
周りにはトルコ系の顔立ちの若者が3-4人居て、話が盛り上がりますが、言葉がサッパリ通じません。
中国語が少し通じて、乗車賃が11元とか4元とか意見が分かれて、結局良く分からなかった。 -
ウィグル人たちはみな親切で陽気です。
街への道中は最初、土漠の中、道なき道をひっくり返りそうになって進みます。
時々舗装道路にでたりします。
現在、舗装道路工事中です。 -
あまりにも土漠の中を走るので、トルファンという町は本当にあるのか?と心配になりそうです。
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舗装道路に入って快調に走り出して、ホッと安心。
-
景色が街らしくなってきました。
-
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イチオシ
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市中に入るまでに約1時間はかかっています。
-
バスはこのようなフードコートのそばを通りました。
今晩の食事はココにしましょう。
楽しみです。
食事の前に重要な宿探しです。
宿探しの話は別途することにします。
この明るさですが、もう夜の9時近いのです。 -
初日の宿を決めたのがもう10時過ぎでした。
ウィグルのフードコートはその時間帯が一番にぎやからしく、多くの人たちが食事をしていました。
料理する人も、お客もほとんどがウィグル人です。
いやあ、異国情緒あふれるトコロです。
アチコチでわけのわからないウィグル語が飛び交います。 -
何を食べて良いのか?
良く分からなかった。 -
お母さんと娘さんらしき女性が餃子とワンタンを作っていたので、それを頼みました。
こんな餃子+ワンタン・スープが出てきました。
ボリューム満点でこれだけで、お腹が一杯になりました。
一杯10元。 -
かくて、ワレワレの2泊3日のトルファン・エキスプレスの旅は終わりました。
無事、シルクロードのオアシス都市のトルファン到着です。
これからの毎日が楽しみです。
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