シニアの海外初めてのイギリスレンタカーの旅

2012/06/02 - 2012/06/11

海外初めての本格的レンタカーでの個人旅の準備と現地での経験
イギリスの地方の静かさと豊かさといろいろな経験の旅
ーレンタカーの借り方、ナビの使い方、運転いろいろ
ー行程の決定、ホテルの予約といろいろサイトの比較
ーNational trust メンバーでの観光

エリア 湖水地方(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

準備編
まずは奥さんの希望のイギリス行きを決め、半年前に長年かけてためたマイルで飛行機を予約。
次にレンタカーにするか、電車、バスでの個人旅行にするか、現地旅にするかいろいろ検討しました（数年前エジプトの個人旅行を旅行会社に頼んで、結構良かったことがありました）。Internetでレンタカーは大変とのコメントもありましたがイギリスレンタカーの先輩たちの旅行記を熟読して結局レンタカーに決定。

レンタカーの予約はHISで予約、９日間でAT車　45,600 円。カーナビは日本語仕様で現地払い。
ホテルはinternetで申込み。これにはまず９日間の日程を決めて宿泊地を決めることから始めた。まず行きたいところをざっと決め、その次に長い距離は例えばウィンザーwindsorから湖水地方ウインダミアwindermere までgoogleで距離と時間を　270 mile, 4.2 Hr など調べて決めた。（Googleのこの機能は便利です）。

６月２日(土）16時（１日目）NH 201でロンドンヒュースロー空港に。
ウィンザー　windsor　Heathrow Wnidsor Marriot hotel　泊。
運転40 mile.
レンタカーのHertz へ。空港カウンターには人はいなく、バス乗り場の案内があり。

Hertzへ行くと（空港からバスで５分くらい）、いろいろと追加を勧められるー保険追加　 158Lb申込み。基本の値段では保険がすべてカバーしていない
ー車両upgrade 112 Lb
ーGas empty 返し　　62.55 Lb　これは勧めない。
ーカーナビ　 79 Lb
いろいろあってTax込みで483 Lb払った（62,328円）。結局107,928円。

Hertzでのやり取りはいろいろあって結構時間はかかった。
隣の中国人は何でレンタカーを借りるのにこんな時間がかかるんだと怒っていました。　Hertzいはく　お客のためいろいろ勧めているとのこと。
車はトヨタの２０１１年車、Hybrid ,燃費はよい。
全行程　1020 mile- 80 L, 12.75 mile/L, 20 km/L。　１０５Lb.

このカーナビ　ネバーロストとゆう名前。　小さくてボンネットに乗せるタイプ。
はじめは使い方がよくわからなく大変。
日本のような電話番号入力機能はなくはじめは住所で入力したがどうも一致せず１日目は空港からすぐのホテルをとったはずが１時間以上もかかった。

翌日ホテルで朝食の時　隣のご婦人といろいろ話してイギリスでは郵便番号はほぼある特定の場所を示すと聞いて試してみると　イギリスの郵便番号は素晴らしくナビも郵便番号だけでぴったり連れていってくれること判明。
これは最初迷ったヒュースローについてすぐの町並み。
きれいな街風景で感激でした。

カーナビの使い方不十分でホテルが見つからず大変。その上やはりラウンドバウトは難しく　すぐの左はよいけど３番目とか４番目を左に行けと言われると時々間違います。
それ以外でも交差点は気を使います。何度かクラクションを鳴らされました。　それでも落ちつて運転すればOKと思います。
Marriot Hotel を見つけた時はほっとしました。
そんなわけで疲れ果て夕飯は、道を聞いたガソリンスタンド兼お店で買ったサンドイッチ。

６月３日（日）２日目。２８０mile運転。宿泊Bowness old england hotel.
朝食の時エリザベス女王戴冠６０周年の式典に来たのかと聞かれあ初めてdiamond jubiliee の記念年とわかりました。　隣のご婦人といろいろ話してイギリスでは郵便番号はほぼある特定の場所を示すと聞いて　その後カーナビを試してみるとイギリスの郵便番号は素晴らしくナビも郵便番号だけでぴったり連れていってくれること判明。

ウィンザー城にカーナビに連れて行ってもらい、さてパーキング。
ようやくパーキングメーターを見つけたところポリスがいて聞くと　
１時間maximum 60ペンス。
もっと必要というと　また戻ってきてまたチケットを買えと。それは無理でしょう。
あきらめて大急ぎでウィンザー城を見てきました。
15.5 Lb X 2人（シニア割引）。

ウィンザー城を見てから１時過ぎに一路カーナビにお願いして湖水地方へ。
neverlostのカーナビは日本語版です。
高速道路は全く無料といいのも気持ち良いですね。渋滞の防止、道路公団の無駄などいろいろ無駄省き。
大体ラウンドバウトも慣れてくると信号による電気の無駄、渋滞になりずらいなどの利点。
高速の休憩所は概して大きくきれいでした。

湖水地方に近くなるとこんなきれいな風景の連続。

夜７時にボウネスBowness old england hotelに到着。
280 mile 運転でしたが高速でそれほど疲れなかった。　

ホテルの予約について。
前日したようにホテルはすべてinternetで予約した。
いろいろなサイトを比較したがほとんど値段が変わらなかかった。
安いのは早期に(１−２週間位前以上）予約して即カード払いでキャンセルの場合返金なしの場合のみ。これは使いずらくやめた。

ホテルのレストラントから見たホテルの庭とウィンダミア湖

ボウネスの町並み。イギリス中　どこに行ってもエリザベス女王のお祝いムード。

６月の初旬なのに結構肌寒かった。２０度以下が多かった。
奥さんは暖かめのコートを着て行ったけど、小生は薄手のジャンバーだったので少し寒かった。

夕食は外で。
近くのレストランでラッキーにも窓側の半個室見たいところがちょうど空いて嬉しそうな顔。夜９じでもまだまだ明るい。
奥さんがソーダーを頼んだらアルコールが５％入っていた。
当然小生はビール。サーモンがおいしかった。

６月４日(月）３日目。32mile.　Grasmere　Swan hotel宿泊.(連泊１日目）
個人旅行故、１１時くらいにcheck out.
ホテルからそばの The world of Beatrix Potter Attractionへ。
5.5 LB X 2.　（これもシニア割）。
The world of Beatrix Potter Attractionでの写真。
背景を選んで自分でボタンを押す。
出口で４L版の写真を５LBで購入。(しなくともよいですが）

オレストヘッドへ行くのに迷いKendalのほうへ行ったとこの良い景色。

オレストヘッド　Orrest head へ. これは絶対お勧め。
カーナビには案内がないので少し迷いました。
車はWindermere駅のそばのスーパーBoothsに止めました。
オレストヘッドにはchurch streetの道をわたっていく。

Windermereの街の地図。
オレストヘッドの登りには１５分−２０分くらい。

この日は珍しく快晴。　３６０度の絶景。
ともかく２０分の山登りの後のこの景色は　みなさん味わってください。
イギリスにいた９日間で快晴はこの日を含め２日間のみ。

とても気分の良い登山でした。

I am out of service. の　I am　が珍しかった。

山から下りてきてBooths スーパーのカフェーで昼食。
今日の新聞には前日のエリザベス女王６０年のお祝いのティムズ河での
写真。

その後Hill Top（　ピーターラビットの作者　Beatrix Potter が住んでいた農園とお家）にナビを合わせるとフェリー　ナブにのって対岸に。
５分くらい。５LB位だったかな。

Hiltop のチケット売り場と入口は７０M位離れていて、家は狭いから　手書きで16:05 とか書いてくれてその時間になると入れるシステム。

この Hiltop の入口は道路に面しています。

Hiltopの家の前で。

Hiltop の近くのホークスヘッド　Hawkshead の町で。

この街には　ワーズワースが通った学校grammar schoolがあります。
遅かったので入館できず。

アンブルサイド　Ambleside.
町のほぼ真中にある観光定番の川の上に立つブリッジハウス　Bridge house.

グラスミア　Grasmere The Swan hotelへ７時過ぎ　到着。
連泊を頼んだのに昨夜の客が部屋を水で汚したので、今日と明日の部屋は異なるが。　いやなら近くのホテルに変更してくれとのこと。
面倒なのでそのまま泊まった。ホテルは古く重厚感がある。
ただロビーから部屋まで複雑な通路でした。

グラスミア　Grasmere The Swan hotelの部屋の窓から。
窓からこのような景色を見るとイギリスの田舎の緑と小さい山々に
癒しを感じます。
夕食はホテルで　コース２２Lb、２人。本当は２人で１人前でよいくらいの量。スープ、サラダ、メインは奥さんツナ、小生スコッチエッグ。

６月５日（火）４日目。グラスミア　Grasmere The Swan hotel連泊２日目。
96 mile 運転。
まずはケズィック　Keswick の町並み散歩。
ケズィック博物館へ。
これはそこの大きな木琴。

次に地球の歩き方に2009年オープンのボンド博物館が００７フアン必見とあったのでカーナビに連れて行ってもらったらなし。近くの人に聞いたら
アメリカのどこかに売ったと It's a shame と怒っていました。
それで近くの鉛筆博物館へ。　4 Lb X ２人。
珍しいものがいろいろ。
48 Inktense という　水溶性の鉛筆購入。64.76 LB.

次は南西のレイベングラスRavenglass へ。
途中できれいな湖、山、海を見ながら。
レイベングラスからエクスデイル　Eskdale への鉄道往復。
蒸気で引っ張る電車。写真のように小型。屋根なしもあったがあいにくの雨。　片道３０分くらい。　２人で２３LB.

これはその途中の景色。
この季節はシャクナゲがどこに行っても沢山。

これで引っ張る。

結構頑張っている

A 593 で帰る途中　このようなのんびりとした光景が沢山。
その後　ホテルに戻って今日はホテルのバーで軽く食事。
Greek Salad, fresh potato, today's soup など。
fresh potato とはただ煮たもの。うまい。　

6月 6日（水）　５日目。　207 mile 運転。　
Stradford upon Avon Aiveston hotel 宿泊。
朝１１時にホテル出て　Grasmere の街を散策。
これは有名なred lion hotel.

Grasmereの郵便局。
２０１２年のきれいなカレンダーが１Lbで売っていた。気に入って買ってきた。

ジンジャーブレッドの店。
結構並んでいた。

ブレッドというより　クッキー。

イギリスの生んだ詩人　ワーズワースの墓。

２時過ぎに一路Stradford upon Avonへ。
途中で事故渋滞　１時間くらい。　

そのあと　きれいな虹が。
こんな大きな虹　久しぶり。

Stradford upon Avon　ホテルに７時ころ到着。
Aiveston　ホテルは街の中心へすぐというので予約。
マナーホテルということでロビーの近くにいろいろなおしゃれな部屋がカフェー、バーとして沢山あった。
街に行くと大きなシエイクスピアの像が。

これは今日の夕食のイタリアン。
Strada と店で　41.20 LB.
やはりイタリアンのほうがうまい。

6月 7日（ 6日目）73 mile 運転。
Chipping Camden　 Cotswold house 宿泊。
朝1１時check out.
エイヴォン河に沢山のハクチョウが。

エイヴォン河でボートに乗った。
この看板で concession は 4 Lbとありました。
以後、シニアの代わりにconcession と書いてあるところ結構あり。
３０分くらいの乗船でホーリートリニティ教会（シェイクスピアの墓のある教会）の先まで。

町並み。

シェイクスピアの生家。３か所共通券（ナッシュの家、ホールズクロフト）で12.5 Lb X 2人。

ブレナム宮殿へ。ナビは裏口のほうに案内してくれた。1704年に先祖　ジョンチャーチルがアン女王から贈られて今でも子孫が住んでいる。
チャーチル首相が生まれた　とあったので興味があっていった。
生まれただけで育ったのではないことが判明。広くていろいろ展示があり。
チャーチルの書いた絵画が結構展示ありました
15.5 Lb X 2 人。

その後コッツウォルズ方面に。チッピングカムデン　chipping camden の
コッツオルドホテルへ７時ころ到着。
写真　右側の建物は1627年に建てられた古いマーケットホール。
ホテルはこの建物の右側。
表は普通だが裏庭も広く落ち着く。

夕食はホテルでとったが、これはsea bass の下に日本のそばがあった。

6月 8日（金） 7日目。宿泊　Corsham ( Chippenham のそばの町）のGuyers House hotel 連泊１日目. 運転　74 miles.

まずはホテルを出てチッピングカムデン　chipping camden の街を散策。
これは旅行中の日本人夫妻にとってもらった。
イギリス１ヶ月の旅行と聞いてびっくり。
実は翌日も彼らにあった。

イギリスの田舎でよく見る石垣。
ただ石を積み重ねていくだけで上のほうのみセメントで固めている。

その後今回の目玉の ヒドコートマナーガーデン　Hidcode Manor Gardenへ。
ところが強風にためクローズ。
キフツゲートコートガーデン Kiftsgate court gardenは土曜から水曜までの開園。今日は休み。
スノーヒルマナーへSnow hill Manor 。庭はそれほどの見ものはなく　マナーハウス（写真）の博物館にはいろいろあり。日本からの鎧も沢山。

その後ボートンオンザワーター　Bouton on the Water に寄った。
この写真は川にかかる橋。
橋は人用。このKeep Clear の意味は誰もいなかったので聞けなかったが、
水が引いたとき車が通るような気がする。

ボートンオンザワーターはコッツオルズ　のベニスとも言われると書いてあった。

そのあとバイブリー　Bibrury.
この庭の美しい家はアーリントン　ローに入る道のThe streetに面する家。

アーリントン　ロー。

Corsham ( Chippenham のそばの町）のGuyers House hotel へ７時過ぎチェックイン。
レストラント、ロビーは１６世紀に建てられたとのこと。
最後に素晴らしいホテルに連泊できてとてもラッキー。

ホテルでの夕食の魚料理。マグロのたたきみたいでうまかった。

６月９日（土）８日目。　ホテルは連泊。120 Miles 運転。
まずはホテルに聞いてお勧めの近くの　Courts Garden へ。　6.8 Lb X 2.
珍しく　シニア料金がなかった。

それほど広くないけど　これぞイングリシュ　ガーデン。
計算された雑然と見える花と木。

雑然と見えるよね。

入れ口も狭くいろいろ花のこと教えてくれる。

これは近くのホームセンター。
日本と同じでしたね。

花の種の種類の多さに驚きました。

その後ウィンチクーム Winchcombe の町へ。
街の中心にの広場にパーキングスペースがあり便利。無料。
ここはその広場のパブ。紅茶を飲んでトイレ休憩。

街のシンボル。シュードリー城。10 Lb X 2.
街で昨日チッピングカムデンであった日本人夫妻に会い、城の中の公園は広いので奥の駐車場に止めると便利と聞いて　助かりました。

今年はバラが不作とのことでしたが、それなりに楽しむことができた庭でした。

城の中の教会で結婚式を挙げて庭でパーティをやっていました

城の後、グロースター、テットベリーをちらっと寄った。
トイレを探してガソリンスタンドに寄ったら、トイレはありません。
ここで近くでありますか？と聞いたら　スーパー　Sainbury を教えてもらった。質問に対して聞いたこと以外にはあまり答えないという経験を海外ではたびたびあります。

Guyers House hotelは趣のあるホテルでした。
この日もホテルで夕食。
自然のなかにありホテルのそばにはレストランなどなし。

レスプション横に沢山　もらった賞がありました。
Best breakfast award とかが。

６月１０日(日）９日目。イギリス最終日。１００miles 運転。
こんな立派なホテルに２泊して夕食を2晩食べて2人で　317 LB(40,000 円）。
円高、ポンド安に感謝。
最後に事故など起こさないようにと出発。
まずはカークルクーム　Castle Combe へ。もっとも古い家並みが保存されている村。

14世紀くらいの建物が町の中心にある。
きれいな川が流れる。

次にレイコック　Lacock .
これはハリー　ポッターの撮影に使われた有名なレイコック　アビー。
2人で21 Lb。
ここでナショナルトラストへの入会勧められた。

15時30分。　ヒースロー空港　Hertz 営業所に無事到着。
1023 miles 運転ご苦労様。
ガソリン残りメモリが２つだったので空港まで行くと思っていたら突然エンプティ表示になった。びっくりした。
丁度高速にBreak　があったけどよかった。
ガソリンエンプティ返しは止めたほうがよい。
19時35分　NH　202便。

6月11日（月）　１５時20分　成田着。
いつも預けるにこにこ駐車場から土浦自宅へ帰宅。
家に入ると　車で10分くらいのところにいる孫たちからお帰りの
メッセージ。
10日間の旅。帰ってきてこうして旅行記を書いていると見落としたところ、
行きたかったところ多数あり。
でも良かったな。

ナショナルトラストとは　イギリスの非営利団体。
遺産、公園、庭園などを管理しています。
最後のころにわかったことですが、ほとんどの入園がこのナショナルトラストに入会すると無料ということ。
２人で入会するには８８Lb.　ちなみに旅行中に使った入場料は　２２６Lb.
個人旅行で行く方は入会がお得。
案内書に書いてないよ。