2008/10/19 - 2008/10/20
76位(同エリア93件中)
オセアジアさん
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14日目
昨晩から宿に停めていたスクーターが気になってあまり眠れず、朝方隣接するマリーナのバザーの音楽で目が覚める。新品のバイクを初日に盗られたら洒落にならないけど、朝見たら無事だった。午前中は慣らし運転がてらGC市内を60キロ程度で急加速しないでゆっくり走る。 昼過ぎにYHAを出発して、とりあえず一路北を目指す。スピードが出ない小さなバイクなのでケアンズか、時間があればダーウィンまでのんびりと行ければいいかと。GCから北は車専用のハイウェイが延びていて、ブリスベン市内を抜けるのに便利だが、このバイクで走れるのか心配。日本の高速道路だと、125CC以下のバイクは通行できないが、オーストラリアでは原付でもエンジンさえ付いていれば、走行可能らしい。高速の入り口に差し掛かり、いよいよエンジンを全開にするときがきた。速度の標識は110キロ。下り坂なら瞬間的には出せるかもしれないが巡行は到底無理。バイクショップの店員が言ったとおり80キロ前後でゆっくり走行する。案の定、後ろからきた車はどんどん抜いていく。片側4車線あるのになぜかみんな左側を走りたがる。だから余計に俺のバイクが邪魔になる。オーストラリアでは、原則左側を走行しないといけないらしい。 ブリスベン市内を抜けるまで交通量が多く、トラックが猛スピードで横をすり抜ける恐怖を感じ、途中のガソリンスタンドで休憩しながら、ただひたすらに北に進む。ここで日が暮れて、そろそろ宿でも探そうかと思ったが、地図を全く用意してなかったことに気づく。iセンターでもあれば教えてもらえるが途中になにもない。ブリスベンから離れるほど田舎の風景に変わり、あたりは漆黒の闇に。しかも片側2車線に変わり、後続には車が何台も付きあおってくる。しばらく走ってやっと標識にキャンプ場のサインが現れる。高速から降りて、公園のような林に入っていくと、数台のキャンピングカーが停まっていた。テントを張っているのは誰もいない。どうやら無料の休憩施設らしい。外灯の明かりを頼りにここでテントを張る。ボットン便所の横だったせいか多少臭うが我慢する。一息ついたところで、何も飲み物や食べ物を買ってこなかったことに気づく。近くには店もなく明日の朝まで何も飲まず食わずで過ごすしかない。しかたなく早く寝て空腹をごまかそうとしたが、なかなか眠れない。初日から最悪の野宿となってしまった。この日の走行距離は、約250キロ。
15日目
あまりの空腹でほとんど眠れず、テントを畳んですぐに出発。そのまま高速道路を北上して、ガソリンスタンドでやっと飲み物と食べ物を買って生き返る。田舎だと万が一の時に餓死することになるので、今度からは食料と水を少しだけ持っていたほうがよさそうだ。今日はサンシャインコーストに点在する観光地を回ってハービーベイまで行くことにする。 最初の目的地であるパイナップルの観光農園に到着。この辺り一帯がパイナップルの生産地になっている関係で生産工程が展示されている。巨大なパイナップルの張りぼてが目印で、レストランではパイナップル関係のアイスクリームやデザートが売られていた。農園内を観光列車が走っていて、ファミリーでも楽しめそうだ。 次が生姜ファクトリー。その名のとおり、生姜に関する展示やお土産があり、これも付近一帯が生姜の生産地となっている為。 そしてヌーサの街に到着して、昼食をとることに。ここは日本ではなじみが薄いが、保養地として多くのペンションや別荘が並んでいて訪れる観光客でごった返している。主に湾内でクルージングしたり、釣りや海水浴などしてみな休日を楽しんでいる。 ヌーサを離れて、ブルースハイウェイをさらに走り北に向かう。いつのまにか道路の道幅は、狭くなり片側1車線に変わる。だから余計に俺のバイクは容赦なくすぐ横を車に追い抜かされるのでかなり怖い。3時間後に、最終目的地のハービーベイに到着。日没前なので、今夜の宿を探す。 一泊15ドルの看板を見つけ、そのBPに決める。はやってないのかキッチンと6ベッドあるキャビンに一人だけだった。それにしても15ドルは安すぎる。多分、オーストラリアの中で一番安いかもしれない。 この日の走行距離は、約290キロ。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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赤線・・・バイク
黄線・・・鉄道
橙色・・・車/バス
青色・・・飛行機 -
週末にYHAの前で開かれるマーケット。朝から多くの人が来ていた。
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初のモーターウェイ(高速道路)にGCのインターチェンジから入るところ。日本とちがってすべて無料。
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高速走行が危険なため、ブリスベン市内を抜けて途中、高速を降りて下道を走行。
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初の野宿場所(無料の宿泊)は、インターチェンジのすぐ近くだった。
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ハイウェイ沿いのサービスエリアにあったエッタモガパブで休憩。その裏側はオージーワールド(遊園地)
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有名な観光農園のビッグパイナップル・サンシャインプランテーション。ほとんど観光客がいなかった。
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巨大なハリボテ内には、パイナップル農園のミニュチュア模型が展示されていた。
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ついでにジンジャーファクトリーにも行ってみた。こちらも入園は無料。
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ヌーサに着いてラグーナ展望台へ。
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ヌーサは落ち着いた別荘やコンドミニアムが街中に点在していて、高級リゾートのような観光地。
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水辺には、家族連れがバーベキューをしたり釣りをしたり、クルージングを楽しんだりと休日を優雅に過ごしている雰囲気。
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