利根・白沢旅行記(ブログ) 一覧に戻る
東京から上越新幹線で80分、上毛高原駅から老神温泉バスの送迎バスで1時間弱の山間に建つ上州の宿。3000坪の敷地の半分が玄関先と入り口、ロビーと言うから驚く。<br />おりしも5月の節句とてロビーの由緒ありげな武者飾り、館内の至る所にさりげない活花、エレベーター前の粋な竹細工の行灯のが設えに心が和む。尾瀬の辺りから流れる片品川と川向の山々、庭の枝垂桜の大木(花時は過ぎていたが)、鮮やかな躑躅、愛らしい山野草が愉しめる。 近くの名所「吹割れの滝」への送迎で、予想を超える規模と迫力に圧倒された。鱒飛びの滝、獅子岩の奇景へと続く渓谷美を愉しむルートが内回りと外回りがあり、山肌に沿った外回りには入選選句碑が並び、トイレ、休憩用のベンチがある。歩道は滑りやすいので要注意。国道120号線沿いで、駐車場、バス停に近く、土産物屋も並ぶ賑わい。夕食は沢蟹、キス、上州牛(一日目は牛ステーキ、二日目はギュウシャブをチョイス)。ヤマメ、ヤマゴボウ等の山菜を用いた料理長の技を堪能した。夕食後は「大蛇祭り」の一行が宿を訪れ、気勢を上げる。酒が振舞われ、観客も一体となっての盛り上がる。 昔から湯治場として知られ、素朴な雰囲気の大浴場は泉質、湯量とも申し分なく、肩の凝り、足腰の痛みも和らぎよく眠れた。三大続く女将のさりげない心ずかいが全員にも浸透しており、大人が連泊してゆったり過ごすにはぴったりと思う。<br /><br />

初夏の奥利根にくつろぐ

37いいね!

2012/05/10 - 2012/05/12

6位(同エリア54件中)

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otto

ottoさん

東京から上越新幹線で80分、上毛高原駅から老神温泉バスの送迎バスで1時間弱の山間に建つ上州の宿。3000坪の敷地の半分が玄関先と入り口、ロビーと言うから驚く。
おりしも5月の節句とてロビーの由緒ありげな武者飾り、館内の至る所にさりげない活花、エレベーター前の粋な竹細工の行灯のが設えに心が和む。尾瀬の辺りから流れる片品川と川向の山々、庭の枝垂桜の大木(花時は過ぎていたが)、鮮やかな躑躅、愛らしい山野草が愉しめる。 近くの名所「吹割れの滝」への送迎で、予想を超える規模と迫力に圧倒された。鱒飛びの滝、獅子岩の奇景へと続く渓谷美を愉しむルートが内回りと外回りがあり、山肌に沿った外回りには入選選句碑が並び、トイレ、休憩用のベンチがある。歩道は滑りやすいので要注意。国道120号線沿いで、駐車場、バス停に近く、土産物屋も並ぶ賑わい。夕食は沢蟹、キス、上州牛(一日目は牛ステーキ、二日目はギュウシャブをチョイス)。ヤマメ、ヤマゴボウ等の山菜を用いた料理長の技を堪能した。夕食後は「大蛇祭り」の一行が宿を訪れ、気勢を上げる。酒が振舞われ、観客も一体となっての盛り上がる。 昔から湯治場として知られ、素朴な雰囲気の大浴場は泉質、湯量とも申し分なく、肩の凝り、足腰の痛みも和らぎよく眠れた。三大続く女将のさりげない心ずかいが全員にも浸透しており、大人が連泊してゆったり過ごすにはぴったりと思う。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
新幹線 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

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  • お宿「仙境」から望む新緑の山々

    お宿「仙境」から望む新緑の山々

  • 窓の下を片品川が流れる清潔な部屋....各部屋には源氏物語に因む名札がかけられている。<br />

    窓の下を片品川が流れる清潔な部屋....各部屋には源氏物語に因む名札がかけられている。

  • 駅から宿までハナミズキノ街道が続き、温泉郷には躑躅、石楠花、桃の花、等が咲き誇る。宿の庭の水芭蕉は盛りを過ぎたようだった。

    駅から宿までハナミズキノ街道が続き、温泉郷には躑躅、石楠花、桃の花、等が咲き誇る。宿の庭の水芭蕉は盛りを過ぎたようだった。

  • 珍しい沢蟹を頂く

    珍しい沢蟹を頂く

  • 道路を少し下ると波立つ滝川に出る。

    道路を少し下ると波立つ滝川に出る。

  • 轟々と水がめり込むように落下し、足元がすくわれそう。

    轟々と水がめり込むように落下し、足元がすくわれそう。

  • コースを一巡して後、橋の上からの眺め

    コースを一巡して後、橋の上からの眺め

  • 岩に当り「吹き割れて逆巻く滝」の観光コース。山側にはその素晴らしさを<br />詠んだ句碑が立ち並ぶ。

    岩に当り「吹き割れて逆巻く滝」の観光コース。山側にはその素晴らしさを
    詠んだ句碑が立ち並ぶ。

  • 宿への帰り道、リンゴの木に可憐なピンクの花が咲いていた、

    イチオシ

    宿への帰り道、リンゴの木に可憐なピンクの花が咲いていた、

  • 宿の玄関におろち祭りの幔幕が。

    宿の玄関におろち祭りの幔幕が。

  • 大蛇を担いだ町衆が、威勢のいい掛け声とともに玄関前の広場へ。

    大蛇を担いだ町衆が、威勢のいい掛け声とともに玄関前の広場へ。

  • 酒樽から酒がかけられ、ますます勢いずく男衆。

    酒樽から酒がかけられ、ますます勢いずく男衆。

  • 一服している大蛇の頭

    一服している大蛇の頭

  • パッチワークのような新緑の山々を後にして。

    パッチワークのような新緑の山々を後にして。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • chiinaさん 2012/06/11 12:17:45
    はじめまして!!
    otto様

    大変仲睦ましいお二人のお写真に
    失礼かと思いましたがメールさせて頂きました。

    私達夫婦もotto様ご夫婦の様に
    自然体で寄り添って行きたいと思いました。

    有難うございました。

    chiina


    otto

    ottoさん からの返信 2012/06/11 15:49:01
    RE: はじめまして!!
    chiina さん

    メール頂き有難うございました。

    5月28日にデビューして半月ばかり、何とか慣れてきたところですga...。

    chiina さんの西安・蘇州の旅ブログを拝見して、とても行きたくなりまた。

    昔、長江の河下りに訪問したことがありますが、西安はもと長安だったとこ

    ろですよね? 兵馬俑の修復は捗っているのかな?等と夢は広がります。

    色々とおしえてくださいね。

    otto



    > otto様
    >
    > 大変仲睦ましいお二人のお写真に
    > 失礼かと思いましたがメールさせて頂きました。
    >
    > 私達夫婦もotto様ご夫婦の様に
    > 自然体で寄り添って行きたいと思いました。
    >
    > 有難うございました。
    >
    > chiina
    >
    >
    >
  • norisaさん 2012/05/30 15:47:38
    はじめまして!
    ottoさんさん、

    はじめまして!
    最近ご入会されたのですね!

    何も書き込みがないところに一番乗りするのは初めてです!

    お暇な折はまたご訪問ください。

    ottoさんの新作もお待ちしています。

    norisa

    otto

    ottoさん からの返信 2012/06/02 18:53:51
    RE: はじめまして!
    norisaさん 今晩は!

    norisaさんの「ボストン美術館訪問記」に惹かれてお近づきになれた上に、

    「初夏の奥利根」,「浅春の南砺],「那智の火祭り」に投票頂き有難うご

    ざいます。

    5月30日、手違いで自分宛に返信を書いてしまい、削除のお手数をかけてしま

    いました。大変申し訳なく思っています。

    幸い、初めて頂いた貴重なメッセージが書き込みボックスに残っていました

    ので送らせて頂きました。

    これに懲りず、宜しくお願いいたします。

    otto


    > ottoさんさん、
    >
    > はじめまして!

    > 最近ご入会されたのですね!
    >
    > 何も書き込みがないところに一番乗りするのは初めてです!
    >
    > お暇な折はまたご訪問ください。
    >
    > ottoさんの新作もお待ちしています。
    >
    > norisa

    norisa

    norisaさん からの返信 2012/06/02 21:02:06
    RE: RE: はじめまして!
    ottoさん、

    ご丁寧にありがとうございます。
    掲示板の削除、初めてでした。
    まだまだ4トラの使用法マスターしてません(笑)

    よろしくお願いします。

    norisa

ottoさんのトラベラーページ

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