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西双版納・モンフンのマーケットに集まる少数民族の中で、最も個性的だったのがアク族の人たちでした。<br /><br />人なつっこいプーラン族やハニ族と違い、はじめは閉鎖的な印象を受けたのですが、村を訪ねるうちに親しくなることができました。<br /><br />今回は2度目に村に行ったときの記録です。素朴で美しい村や、自然と共に生きる彼らの姿に憧れを感じました。<br /><br /><br />旅のルート:モンフン→バーロン(ハニ族の村)→ヤーコウ(阿克族の村)

モンフンから阿克族の村へ~西双版納の旅1991

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1991/04/20 - 1991/04/23

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がおちん

がおちんさん

西双版納・モンフンのマーケットに集まる少数民族の中で、最も個性的だったのがアク族の人たちでした。

人なつっこいプーラン族やハニ族と違い、はじめは閉鎖的な印象を受けたのですが、村を訪ねるうちに親しくなることができました。

今回は2度目に村に行ったときの記録です。素朴で美しい村や、自然と共に生きる彼らの姿に憧れを感じました。


旅のルート:モンフン→バーロン(ハニ族の村)→ヤーコウ(阿克族の村)

同行者
カップル・夫婦
交通手段
徒歩
  • 1991年4月20日(土)<br /><br />モンハンからモンフンへやって来た。<br /><br />ガンランパとはまた違う、泥臭い魅力をもつ村だ。<br /><br />来るたびにホッとする、西双版納の田舎。

    1991年4月20日(土)

    モンハンからモンフンへやって来た。

    ガンランパとはまた違う、泥臭い魅力をもつ村だ。

    来るたびにホッとする、西双版納の田舎。

  • サンデーマーケット以外の日は、ガラーンとしている。<br /><br />景洪やモンハンと違って朝晩は涼しく、雨の日はぬかるみ地獄になるのも特徴だ。

    サンデーマーケット以外の日は、ガラーンとしている。

    景洪やモンハンと違って朝晩は涼しく、雨の日はぬかるみ地獄になるのも特徴だ。

  • ぶたさん、お散歩ですか?

    ぶたさん、お散歩ですか?

  • 「タイ味小吃」の店主、タイ族のIさん。<br /><br />当時モンフンに来た旅行者なら、一度は彼の料理を食べているはず。<br /><br />去年、木造小屋からレンガの店舗に建てなおした。<br /><br />「もう雨漏りはしないぞ」とIさん。

    「タイ味小吃」の店主、タイ族のIさん。

    当時モンフンに来た旅行者なら、一度は彼の料理を食べているはず。

    去年、木造小屋からレンガの店舗に建てなおした。

    「もう雨漏りはしないぞ」とIさん。

  • 井戸で水を汲む、食堂の看板娘、Yさん。<br /><br />年々、美人になっている。

    井戸で水を汲む、食堂の看板娘、Yさん。

    年々、美人になっている。

  • モンフンの寺にあるお堂。<br /><br />

    モンフンの寺にあるお堂。

  • 1991年4月21日(日)<br /><br />今日はモンフンの日曜市。<br /><br />村の大通りは人であふれた。

    1991年4月21日(日)

    今日はモンフンの日曜市。

    村の大通りは人であふれた。

  • 集市(jishi)、または街子(gaizi)と呼ばれる定期市は田舎のどこでも行われているが、西双版納が対外開放されて以来、モンフンはバックパッカーの人気スポットになった。<br /><br />小さな集落で開かれる日曜市にはタイ族をはじめ、ハニ族、ラフ族、プーラン族、アク族などが集まる。その他にワ族もいたが、民族服は着ていなかった。

    集市(jishi)、または街子(gaizi)と呼ばれる定期市は田舎のどこでも行われているが、西双版納が対外開放されて以来、モンフンはバックパッカーの人気スポットになった。

    小さな集落で開かれる日曜市にはタイ族をはじめ、ハニ族、ラフ族、プーラン族、アク族などが集まる。その他にワ族もいたが、民族服は着ていなかった。

  • きれいに髪を結った、タイ族の女性。<br /><br />モンフンはホコリっぽい所なので、タオルを巻いているのが残念。<br /><br />

    きれいに髪を結った、タイ族の女性。

    モンフンはホコリっぽい所なので、タオルを巻いているのが残念。

  • 買い物にきたプーラン族の女性。<br /><br />文化人類学の鳥越憲三郎教授によると、プーラン族も元々はワ族なのだそうだ。

    買い物にきたプーラン族の女性。

    文化人類学の鳥越憲三郎教授によると、プーラン族も元々はワ族なのだそうだ。

  • 採れたての野菜を売る白タオル軍団は、タイ族のおばあさんたち。<br /><br />藍染の服を着てお尻を出しているのは、ハニ族の女性だ。

    採れたての野菜を売る白タオル軍団は、タイ族のおばあさんたち。

    藍染の服を着てお尻を出しているのは、ハニ族の女性だ。

  • ハニ族の女性がお尻を出すのは、そういう習慣であって、別に恥ずかしいことではない。<br /><br />どういうわけで尻を出すようになったのかは知らないが、ハニ族は自由恋愛が認められているし、性に対しても大らかな民族のようなので、女性の魅力を感じさせる着こなしになったのかもしれない。<br /><br />まあ、この人はちょっと尻が出すぎかも。<br /><br /><br /><br />

    ハニ族の女性がお尻を出すのは、そういう習慣であって、別に恥ずかしいことではない。

    どういうわけで尻を出すようになったのかは知らないが、ハニ族は自由恋愛が認められているし、性に対しても大らかな民族のようなので、女性の魅力を感じさせる着こなしになったのかもしれない。

    まあ、この人はちょっと尻が出すぎかも。



  • 牛肉売り場を見つめる犬。<br /><br />肉を狙っていたのかも。

    牛肉売り場を見つめる犬。

    肉を狙っていたのかも。

  • 顔見知りのアク族の人たちが、モンフンに買い物に来ていた。<br /><br />彼らは写真に撮られることを非常に嫌う。<br /><br />仲良くなってからでないと、カメラは出せない。<br /><br />

    顔見知りのアク族の人たちが、モンフンに買い物に来ていた。

    彼らは写真に撮られることを非常に嫌う。

    仲良くなってからでないと、カメラは出せない。

  • 「写真を撮ってほしい」と頼んできた、タイ族の少女。<br /><br />将来は、きれいな女性になることだろう。<br /><br />「中国で一番美しいのはタイ族女性だ」と漢族から聞いたことがあるが、タイ族は本当に美人が多いと思う。でも、元々中国人じゃないんだよな。

    「写真を撮ってほしい」と頼んできた、タイ族の少女。

    将来は、きれいな女性になることだろう。

    「中国で一番美しいのはタイ族女性だ」と漢族から聞いたことがあるが、タイ族は本当に美人が多いと思う。でも、元々中国人じゃないんだよな。

  • 1991年4月22日(月)<br /><br />今日は歩いてアク族の村に行くのだ。<br /><br />水牛が闊歩する、朝のモンフンを出発する。

    1991年4月22日(月)

    今日は歩いてアク族の村に行くのだ。

    水牛が闊歩する、朝のモンフンを出発する。

  • アク族の村は遠い。<br /><br />行きがけに、ハニ族の住むバーロン村に寄っていくことにした。<br /><br />山道にある寨門をくぐる。

    アク族の村は遠い。

    行きがけに、ハニ族の住むバーロン村に寄っていくことにした。

    山道にある寨門をくぐる。

  • 寨門の柱には、犬の足が縛りつけられていた。

    寨門の柱には、犬の足が縛りつけられていた。

  • 村の入り口にも寨門があった。

    村の入り口にも寨門があった。

  • 森を抜けると、バーロン村が現れた。<br /><br />モンフンで外国人旅行者に刺繍やカバンを売りつけるオバサンは、この村の人が多い。

    森を抜けると、バーロン村が現れた。

    モンフンで外国人旅行者に刺繍やカバンを売りつけるオバサンは、この村の人が多い。

  • 機織りをしていた、ハニ族の女性。<br /><br />顔見知りのヌマというオバサンは留守だったので、長居せずに出発する。<br /><br />

    機織りをしていた、ハニ族の女性。

    顔見知りのヌマというオバサンは留守だったので、長居せずに出発する。

  • モンフンから歩いて4時間半、アク族の村が見えた。<br /><br />

    モンフンから歩いて4時間半、アク族の村が見えた。

  • 山の中腹に家が並んでいる。

    山の中腹に家が並んでいる。

  • 日本昔ばなしに出てくるような茅葺の家。<br /><br />

    日本昔ばなしに出てくるような茅葺の家。

  • 屋根には麻や萱や米が干され、うっすらと囲炉裏の煙が上る。<br /><br />軒下にはぶたがエサを食べ、鶏が歩きまわる。<br /><br />母親はよく働き、幼い子供が赤ちゃんをあやす。<br /><br />アク族の暮らしが垣間見えた。<br /><br /><br /><br />

    屋根には麻や萱や米が干され、うっすらと囲炉裏の煙が上る。

    軒下にはぶたがエサを食べ、鶏が歩きまわる。

    母親はよく働き、幼い子供が赤ちゃんをあやす。

    アク族の暮らしが垣間見えた。



  • お世話になった、Rさんと奥さん。<br /><br />すぐに自家製の酒を出して歓迎してくれた。とうもろこしから作った酒で、香りが良く悪酔いしない。<br /><br />近所の人も集まり、昼から酒盛りとなる。<br /><br />みやげに白酒を持参したのだが、人気が無かった(笑)。<br /><br /><br /><br />

    お世話になった、Rさんと奥さん。

    すぐに自家製の酒を出して歓迎してくれた。とうもろこしから作った酒で、香りが良く悪酔いしない。

    近所の人も集まり、昼から酒盛りとなる。

    みやげに白酒を持参したのだが、人気が無かった(笑)。



  • アク族の村には山の傾斜を利用した水道設備がある。<br /><br />水は竹の水道管を通り、村の下まで運ばれる。<br /><br />ワ族の村と同じだ。

    アク族の村には山の傾斜を利用した水道設備がある。

    水は竹の水道管を通り、村の下まで運ばれる。

    ワ族の村と同じだ。

  • テラスでは女性たちが縫い物にいそしむ。<br /><br />頭に巻いた黒布を背中に垂らすのが、アク族女性の特徴だ。

    テラスでは女性たちが縫い物にいそしむ。

    頭に巻いた黒布を背中に垂らすのが、アク族女性の特徴だ。

  • 鉈を使って何かの実を削るおばあさん。

    鉈を使って何かの実を削るおばあさん。

  • テラスで麻を干す、おじいさん。<br /><br />

    テラスで麻を干す、おじいさん。

  • こちらは米を干す、おばあさん。

    こちらは米を干す、おばあさん。

  • 収穫した麻からカイヤーと呼ばれるバッグを縫う女性。

    収穫した麻からカイヤーと呼ばれるバッグを縫う女性。

  • 写真を撮ってくれと、おばさんに頼まれた。

    写真を撮ってくれと、おばさんに頼まれた。

  • 誰かに似ている。<br /><br />小沢一郎だ。

    誰かに似ている。

    小沢一郎だ。

  • 若い女性は頭の布に飾りがついているのと、腰に貝を巻いていない人が多かった。<br /><br />

    若い女性は頭の布に飾りがついているのと、腰に貝を巻いていない人が多かった。

  • 漬け物をヒモに通すおばさん。<br /><br />後ろは、帰宅した犬。<br />

    漬け物をヒモに通すおばさん。

    後ろは、帰宅した犬。

  • 豚がもの欲しそうに「キー」と鳴いた。<br /><br />「これが食べたいの?」とばかりに、漬け物を見せるおばさん。

    豚がもの欲しそうに「キー」と鳴いた。

    「これが食べたいの?」とばかりに、漬け物を見せるおばさん。

  • 料理上手だった、Rさんの奥さん。<br /><br />囲炉裏で9日間も燻した牛肉と菜っ葉とイモのおかずが絶品だった。<br /><br />ふだん少数民族の村では下痢をすることが多いけど、アク族の村では日本にいるときのような快調さだった。

    料理上手だった、Rさんの奥さん。

    囲炉裏で9日間も燻した牛肉と菜っ葉とイモのおかずが絶品だった。

    ふだん少数民族の村では下痢をすることが多いけど、アク族の村では日本にいるときのような快調さだった。

  • 高床式の家と倉庫。<br /><br />高温多湿の西双版納に適した住まいだ。<br /><br />右に見えるのが、竹製の水道管。<br /><br />山から新鮮な水を供給できるのだ。

    高床式の家と倉庫。

    高温多湿の西双版納に適した住まいだ。

    右に見えるのが、竹製の水道管。

    山から新鮮な水を供給できるのだ。

  • おばあさんが肩にかけているのが「カイヤー」という、アク族の麻製オリジナルバッグ。<br /><br />軽くて丈夫でオシャレだ。

    おばあさんが肩にかけているのが「カイヤー」という、アク族の麻製オリジナルバッグ。

    軽くて丈夫でオシャレだ。

  • 村の夕暮れ。<br /><br />テラスに座る、長老のアバジュモ。彼が何かと話をすると、若者は真面目に聞いていたのが印象的だった。<br /><br />アク族の名前は、親の名を引き継ぐ。たとえばアバジュモの名前はドゥージィーで、その子供がジィーロー。ジィーローの子がローディン、ローディンの子がディンエー・・・

    村の夕暮れ。

    テラスに座る、長老のアバジュモ。彼が何かと話をすると、若者は真面目に聞いていたのが印象的だった。

    アク族の名前は、親の名を引き継ぐ。たとえばアバジュモの名前はドゥージィーで、その子供がジィーロー。ジィーローの子がローディン、ローディンの子がディンエー・・・

  • カイヤーを編む女性。

    カイヤーを編む女性。

  • テラスで子供をあやす母親。

    テラスで子供をあやす母親。

  • 萱を運ぶ女性。<br /><br />アク族はホウキも作ってモンフンの定期市に売りに行く。

    萱を運ぶ女性。

    アク族はホウキも作ってモンフンの定期市に売りに行く。

  • アク族の若い女性。

    アク族の若い女性。

  • カイヤーを編む、娘さん。

    カイヤーを編む、娘さん。

  • 最初にモンフンで彼らを見たとき、すごく排他的な印象を受けた。<br /><br />前年に初めて村を訪ねた時もそうだった。おそらく余所者は信用されないのだろう。そのとき唯一、Rさんが親しくしてくれたので助かった。<br /><br />今回は彼の友人ということで、村の人も歓迎してくれた。いったん打ち解ければ、親切で明るい人たちばかりだった。

    最初にモンフンで彼らを見たとき、すごく排他的な印象を受けた。

    前年に初めて村を訪ねた時もそうだった。おそらく余所者は信用されないのだろう。そのとき唯一、Rさんが親しくしてくれたので助かった。

    今回は彼の友人ということで、村の人も歓迎してくれた。いったん打ち解ければ、親切で明るい人たちばかりだった。

  • 1991年4月23日(火)<br /><br />村の朝は、鶏の鳴く声以外は静かだ。

    1991年4月23日(火)

    村の朝は、鶏の鳴く声以外は静かだ。

  • 朝の水汲みに来た人。

    朝の水汲みに来た人。

  • 天秤で水を運ぶ。

    天秤で水を運ぶ。

  • お世話になった、Rさんの家族と。<br /><br />どうもありがとう。<br /><br />年末にまた来ます!<br /><br /><br />国境の村・打洛と南覧河〜西双版納の旅1991に続く<br />http://4travel.jp/travelogue/10670756

    お世話になった、Rさんの家族と。

    どうもありがとう。

    年末にまた来ます!


    国境の村・打洛と南覧河〜西双版納の旅1991に続く
    http://4travel.jp/travelogue/10670756

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