根津美術館の初夏の庭園散策

2012/05/06 - 2012/05/06

昨年に続き、今年のＧＷも根津美術館へ行って来ました。今年は同館所蔵の燕子花図屏風とＮＹメトロポリタン美術館所蔵の八橋図屏風を同時に鑑賞できるＫＯＲＩＮ展（4月21日〜5月20日）が開催されています。でも、本当の目的は庭園に咲くカキツバタです。(^^)

昨年の旅行記：　http://4travel.jp/traveler/jiu/album/10564626/

エリア 青山(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

今回の特別展では、東日本大震災のせいで昨年中止になった企画が実現しました。
八橋（やつはし）は伊勢物語に出てくる三河国（現在の愛知県）八橋のことで、「かきつばた」を折り込んだ歌（から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ）を在原業平が詠んだ場所です。八橋図屏風はこれをモチーフにしています。

展示品を鑑賞後、庭園の散策へ。

薬師堂の竹林

タケノコが顔を出してました。

庭園マップに東熊野と記されていた所。根津美術館所蔵の国宝「那智瀧図」に関係有り？

上の写真から続く筧です。

カキツバタ

今年も綺麗に咲いていました。\(^o^)／

新緑に囲まれ群青のカキツバタが鮮やか！

池に映るカキツバタ

数日前の大雨で花が痛んでないか少し心配でしたが大丈夫のようでした。(^^)v

侍童（じどう）像

説明板には朝鮮時代16〜17世紀と書かれていました。

ナゾの像

説明板の無い謎の石像をあちこちで見掛けます。

これもナゾウ〜

今回の展示品の中に青楓朱楓図屏風（酒井抱一筆）という新緑と紅葉を対比させた作品がありました。
庭園の一画にも緑色の葉（イロハモミジ）と赤い葉（ノムラモミジ）の混在する場所が存在していました。しかも、ちょうど日のが当たって色鮮やか。