1991/03/28 - 1991/04/02
185位(同エリア850件中)
がおちんさん
バタン(巴塘)からダルツェンド(康定)に戻ってきました。
成都行きのバスの連絡が悪く、ここで4日間の足止めとなったため、街をゆっくり見て歩きました。
康定情歌で知られる跑馬山と、谷沿いにある古びた街並みが印象的でした。
※写真は跑馬山にて、風にたなびくタルチョ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
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1991年3月28日(木)
チベット行きを断念し、バタン(巴塘)から成都へ戻ることにした。
朝6時半のバスでニャクチュ(雅江)に向う。 -
さらば、バタン。
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行きはあんなに苦しい思いをしたリタン(理塘)だが、帰りは高山病の症状は出なかった。
美しい高原風景に見とれる。 -
激しい振動とホコリの舞うポンコツバスの中で、チベタンの子供が笑っていた。
すごい余裕だ。
きっと強い大人に成長するだろう。
バスは夕方、ニャクチュ(雅江)に到着。行きと同じ旅社に泊まる。 -
1991年3月29日(金)
今朝はニャクチュ(雅江)からダルツェンド(康定)に向う。
写真はニャクチュにて、雅礱江にかかる吊橋。 -
途中で見かけたヤクの仔。
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折多峠を通過する。
写真はバタンに向う時に撮ったもの。 -
1991年3月30日(土)
バタンを出て2日目の夜、ダルツェンドに着いた。
中央のオバサンが出てきた宿に泊まったが、不潔極まりなくて最悪。
布団はどちらに向けても強烈な足のニオイが染みこみ、臭くてたまらん。
トイレは木の床が抜けそうで、肥溜めに落ちるんじゃないかと心配になったし、壁の穴から宿の子供がジーッと覗いていて不気味だった。まるでホラー映画の展開。
翌日、宿を変えた。
妻は今でも、この宿の夢を見ることがあるそうだ。。 -
ダルツェンドは古くから茶馬交易の中継地として栄えたそうだ。
雅安の蒙頂山などで採れた茶は、馬や人力によって難所を越え、この街に持ち込まれたのちチベットに運ばれたという。
街の古さが当時を偲ばせる。 -
年季が入った家。
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これもまた歴史の痕跡。
ダルツェンドにも凄まじい文化大革命の嵐が吹き荒れたという。 -
古い家に書かれた文革スローガン。
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街にある水場。
ここで野菜や洗濯物などを洗う。
手がかじかむほど水が冷たい。 -
ダルツェンドの街は谷間にあるので、どこを歩いても山が迫るようだ。
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横丁を抜けると、味のある石壁の家があった。
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街を歩いていたチベット族の夫婦。
旦那さんの懐手がかっこいい。
奥さんは完全防寒仕様。 -
ダライラマも滞在したことがあるという安覚寺。
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安覚寺の入り口。
後ろにマニ車がある。 -
本堂への入り口に書かれたナムチュワンデン(十相自在)のマーク。
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安覚寺の本堂。
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屋根にある法輪と二頭の鹿のシンボル。
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跑馬山に登ることにした。
観音閣という古いお堂が、山にへばりつくように建つ。 -
風にはためくタルチョ。
細かい文字でお経がぎっしり書かれていた。 -
曼荼羅やお経が書かれた布。
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森の木々に飾られたタルチョ。
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お経が印刷された紙。
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眼下に見えるダルツェンドの街。
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跑馬山にある、吉祥禅院。
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いちおう法輪と鹿のシンボルもあるが、中国色を強く感じる寺だ。
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山の上に立つ仏塔。
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雪が強まってきたので街へ戻る。
どうして電信柱が道の真ん中に設置されているのだろう?
わからん。 -
1991年4月2日(火)
ダルツェンドを朝6時に出発、行きと同じく難所の二郎山では冷や冷やしたが無事に通過。2日かけて成都に戻った。
全身ホコリまみれで交通飯店に到着。2週間ぶりのシャワーに感無量。 -
成昆鉄道で昆明に帰る。
1月29日に昆明を出てから北京・新疆・四川とまわり、2ヶ月以上が過ぎた。中国人に成りすましてからは、旅の安全度がぐっと高まったようだ。
今回の旅もおしまい。
チベットに行けなかったのは残念だけど、川蔵公路の旅を楽しめました。 -
ダルツェンドで買ったおみやげは、チベット族の小刀。
小さいのは女性用だという。 -
ナイフと嗅ぎタバコ入れ。
こちらはカムの男が使っていた本物で、質に入れられていたものを買った。
切れ味が鋭く、バターのニオイがしみこんでいる。
旅の良い記念になりました。
モンハン(橄攬壩)の水掛け祭り:前編〜西双版納の旅1991に続く
http://4travel.jp/travelogue/10670906
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この旅行記へのコメント (2)
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- がおちんさん 2020/02/13 19:53:56
- がおちんです
- おねこんさん
昔々の旅行記に感想をありがとうございます。返事が遅れて大変申し訳ありません。
現在のバタンはどんな感じなんでしょうね。とても興味深いです。3月に川蔵公路に向かわれるとのこと、おねこんさんの旅行記を楽しみにしています。
ただ、今はコロナウイルスが心配ですね。どうか安全管理を最優先で旅して下さい。
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- おねこんさん 2020/01/17 06:20:20
- この3月巴塘に参ります
- 冒険の記録、おことばと写真からワクワク想像しながら拝読しました!
もう30年も前のこととは思えません。あざやかな風景の浮かぶすごくすてきな旅行記、ありがとうございます。
いまはすっかり開発の波に飲まれているでしょうけれども、この3月おなじく成都~巴塘あたりをぶらぶらしてきます。
すこしでも名残があるでしょうか。がおちんさんのおかげで「昔の様子」を垣間見られたので、いっそう今の同地区のことを楽しめそうです。
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