2012/04/07 - 2012/04/07
3位(同エリア17件中)
フラワーさん
今日はナッシュビルの4日目、ヴァンダービルトからミュージック バレーに移動します。ダウンタウンのの北東に位置し、蛇行するカンバーランド川に囲まれた地形になっています。ダウンタウンからはバスでも行けますが、大きなバッグがあるとかなり無理がありますからタクシーが無難です。
ここはオープリランドといい、巨大なホテルやショッピングモールなどリゾート施設があります。その中で最も大切なのが
“GRAND OLE OPRY HOUSE”です。この旅のメーンイベントなのです。
ミュージックバレーには他にB &B形式のホテル、ライブハウス、お土産物店、レストラン、キャンプ場などがあります。
前回に入ったお店やライブハウスもありますから、ジジババにとってはいくらでもウロウロできるところです。
写真はグランド オル オープリの“Jimmy Dickens”(ジミー・ディケンズ)さん。ウェストバージニア出身で1948年にオープリに入会し今や、押しも押されぬカントリー界の大御所であり重鎮です。92歳、卆寿(といっても彼は知りませんが)を過ぎてなおお元気です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
8:45、午前さまをものともせずパッチリ起床。
またまたリンゴ、オレンジコーヒーの朝食です。一日ぐらいホテルのレストランでブレクファーストをいただいたらと、少し反省。お値段は9.9$と記憶しています。
荷物をパックしてチェックアウト。3日間お世話になったホテルと救急車似のシャトル。
評価は5点満点で4.5です -
ミュージックバレーまでは20?ほどあります、3マイルシャトルですから行ってくれません。
タクシーを呼んでもらいます。黒塗りのセダンに黒人ドライバーでミュージックバレーへ。30$にプラス5$のお支払い。 -
ホテルは“ゲストハウス イン スイーツ ナッシュビル”です。
行きたい所には徒歩でOK、ロケーションは最高です。
タオルが白くないのが減点対象になります。
またこのホテルの代金は現地払いで、因みにサービス料など込みで4泊合計412.79$(邦貨換算約33000円)でした。
我々の帰国後どうやらリニューアルをしているようです。 -
トイレ、バスルームは普通。洗面所がトイレ内でないのが良いですね。
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ベッドは大きいです。
アメリカ人のサイズに合わせて・・・・・。
ババより:電子レンジ、コーヒーメーカー、冷蔵庫、アイロンも揃っていていいですねー。 -
部屋の窓から“Mac”と“Bob Evans”。
便利なところです。 -
“Mac”のドライブスルーに並ぶ自家用車。今日は土曜日で家族連れが多いようです。
「こうして太る 車社会の アメリカ人」 -
ホテルの廊下は部分的に広いです。
ちょっと優雅な気分です。 -
荷ほどきと洗濯を済ませて、ウォーキングで足慣らし。
このホテルに4泊します。 -
もうお昼近くになりました。まったくノンビリした時間を過ごしている老夫婦です。
でもこれが個人で行く旅行の醍醐味です。 -
多少馴染みの“ボブ エヴァンス”でランチです。
店内のショップもそこそこ広いのです。今日は下見しておきます。 -
創業者“Bob Evans”さんです。
所有するファームで収穫した野菜を売り物にレストランを展開、またソーセージ製造の会社を傘下にして発展しているとのことです。 -
あまりに美味しいもので写真は食ってからになりました。このレストランにはアルコール類はありません。
メニューは変わりありませんが、そのボリュームは前回の3割減という感覚です。
この国の人たちもようやく、ダブルチン(でぶちん)を意識して食事改善を実践し始めたようですな。
ババから一言: まだ改善の余地はありますね。美味しいのですが、チーズはたっぷり、サラダもシンプルなグリーンサラダはあまりありません。チキンやナッツやチーズがトッピングされています。でも美味しいんです。こまっちゃうわ。 -
トイレの入り口。
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この何の脈絡もない雑然とした天井のディスプレイはいただけませんね。
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デッキで一休み。
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ここミュージックバレーもあまり景気は良くないようです。
2年前は社員が出入りしていたこの会社も、この建物を引き払ったようです。 -
2年前と同じ八重桜の下で記念撮影。花はすっかり散っていました。
東京では今頃満開でしょう。 -
このモーテルももぬけの殻でした。
ここミュージックバレーにモーテルは似合わない。 -
カウボーイの教会? つまり旅行者のための教会ということでしょう。
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“Ernest Tubb”(アーネスト・タブ)さんのツアー用バスです。
ショップの中にドーンと控えています。
以下はバス内部の写真です。 -
運転席にはBGMアンプなどがあります。
Ernest Tubb(1914〜1984)。1940〜1970年代に活躍しました。ジミー・ロジャースに憧れて歌手を目指し、その偉大な業績をラジオ番組で広めようと力を尽くしました。それと相前後して1936年にはジミー・ロジャースの未亡人からジミーが使っていたギターを譲り受けました。カントリー歌手として初めてカーネギーホールに出演したことでも有名です。 -
録音、再生機器も揃っています。
彼の大ヒット“Walking The Floor Over You”はカントリーファンにはおなじみだと思います。
1965年にカントリー音楽の殿堂入りをしています。 -
ミーティングスペースでしょうか。
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キッチンスペース。
彼らはうまくないコーヒーをブラックで飲んでいたのかな? -
レストルーム。
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アーネスト・タブ本人のプライベートベッドルームです。
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ベッドはこの他に2つあり合計6ベッドでした。
バックバンドのメンバーがここで睡眠をとったのでしょう。 -
談話室から振り返ったところ。
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運転席からバスの後部を写しました。
オーダーメイドの大型車とはいえ50年以上前に、アメリカにはこんなフル装備の車があったというのは驚きです。 -
コの字型に並んだショップなど。とにかく駐車場が広い!
ここがもう少し賑やかになれば・・・・・というのが感想です。
遠くの茶色の建物が我等がホテルです。 -
“George Strait”(ジョージ・ストレイト)さんです。
いまや「The King Of Country」と呼ばれる大スターです。
一応写真に収めました。
本当はこの人のステージを見たいのですが、地元テキサスでの活動が多く、テネシーにはなかなか廻ってこないようです。 -
入ったことがないライブハウスです。
チャンスがあれば次回に行ってみたいレストランです。 -
“ナッシュビル・パレス”は看板が派手になっていました。
カンバーランド川氾濫の被害を受けたのでしょうか。
前を通りかかるとこの時間に、ロウティーンと思われる女性シンガーが歌っていて、デッキでは人々がのんびりとビールやコーラを飲んでいました。 -
アーネスト・タブさん。
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この“WAX MUSIAM”は内容的には乏しいところでした。
貸し物件か売り物件になってます。 -
アール・スクラッグスさん。
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ロレッタ・リンさん。
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ハンク・トンプソンさんは素足ですね。
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レストラン“Caney Fork”です。
ライブもやっているとは知りませんでした。
次回のお楽しみにしておきます。でもいつのことやら。
近辺を散策して一度ホテルに帰って一休みします。 -
オープリハウスまでの往復はホテルのシャトルにお願いしました。往復5$です。
“ゲイロード オープリランド ホテル”の一番オープリホールに近い場所で降ろしてもらいました。帰りもそこでピックアップしてもらいます。
写真はオープリホールの「正門」です。ここは新しくなっています。 -
花壇がきれいです。
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ライマンでも出迎えてくれたミニー・パールさん似のお姉さま。
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このお兄さんもいましたね。ババ嬉しそう!
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グランド オル オープリ ハウスの前、雨よけスペースでご機嫌のババです。
奥にオープリショップ。 -
いよいよ入場です。
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ちょっと失礼してしまいました。
いえいえ、この写真は椅子が主役です。新しくなっていました。 -
まず2年前の春のカンバーランド川氾濫による、浸水被害の映像と説明がありました。
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この状態では修復工事しないとホールが使えません。
写真に残せませんでしたが、ジミー・ディケンズさんも現場で被害状況をチェックしていました。舞台も水につかりしばらく休業せざるをえない状態だったようです。大改装をし、舞台上にあった丸い板は残し新しい舞台に取り付けてあります。「Will the Circle Be Unbroken」大合唱で再開を祝った様子をユーチューブで見ました。 -
始まりました。
7:00〜7:30のホストはジミー・ディケンズさん。
スポンサーは“DOLLAR GENERAL”という会社です。
ババも一言: 今日の出演者はインターネットで多少調べがついています。当初、ロニー・ミルサップの出演予定が変更になったのは分かっていました。が、ジミー・ディケンズさんの名前が無かったのでご高齢と言うこともあり心配でしたので舞台に登場したときは嬉しかった! -
“The Whites”さん。
1984年オープリに入会。メンバーはオクラホマ出身の父親BUCK WHITEさん、その娘姉妹でテキサス生まれのCHERYLさんとSHARONさんです。
左奥でピアノを弾いているのがBUCKさんだと思います。 -
若手“Steel Magnolia”さん。
こうして沢山のカントリーソングを聞くことが出来ますけれど、ジジババの知っている昔の曲は、実はひとつもありません。
いつまでも往年の名曲に頼らない、同じ場所に留まっていないのがこの世界です。
実力を磨いてステップアップして、さらなる高みを目指していくのでしょう。 -
7:30〜8:00のホストは“Mike Snider”さん。かなり常連に近い人でバンジョーの名手です。
テネシー出身で1990年にオープリに入会しています。 -
スポンサーも舞台中央に堂々と映し出されます。
この30分は“BASS PRO SHOPS”がスポンサーです。 -
イチオシ
“Jim Ed Brown”さんです。
びっくりしました。大昔に日本でも大ヒットした「谷間に3つの鐘が鳴る」(The Three Bells)をご存知の方も多いと思います。この曲は1959年にアメリカのビルボードのカントリーチャートで10週間、ポップチャートで4週間1位でした。そうですあの姉兄妹トリオ“ザ・ブラウンズ”のお兄さんです。
アーカンソー出身、1963年にオープリに入会しています。
しゃがれた美声!
いつまでもお元気で。 -
この方たちはプログラムに出ていませんから、お名前は分かりません。
出演予定の“Jimmy C. Newman”さんが出てきませんでしたので、飛び入り出演でしょう。
この男性のギターは良かったです。 -
15分間の休憩です。
コンサート前にショップでTシャツと、2年前にここで買った帽子を長崎県の唐津城のトイレでなくしてしまったので、同じものをまた買いました。
そんなことで、嬉しそうに紙袋を掲げるジジです。 -
8:15〜8:45は一昨日もライマンでお目にかかった“Jeannie Seely”さんがホスト役です。
ペンシルベニア出身で1967年にオープリに入会しています。
この30分は“CRACKER BARREL OLDCOUNTRY STORE”がスポンサーです。 -
ここでまたビックリ。昨日の夜ダウンタウンのライブハウス“ステーション イン”のステージに、客席から登場したスーツ姿の謎の芸人が、なんとオープリの
大舞台に。右がそのヴィンセントさんで、ベースとフラットマンドリンをこなしていました。左の方がデイリーさんでギターの音色がきれいでした。
“Dailey and Vincent”というデュオで2曲歌いましたが絶妙のハーモニーでした。とくに二曲目は2人の楽器と声だけの澄んだデュエットで、終るとホールが大きな拍手に包まれました。
シロウトのジジババですが、アイリッシュ系のカントリーではないかと感じました。
翌日アーネスト・タブのお店でCDを買いました。 -
合間に“オープリ スクエアー ダンサーズ”なる男女8人組が、ハイテンポのスクエアーダンスを、ニコニコしながら踊り拍手喝采を浴びていました。
8:45〜9:15のホストは“John Conlee”さん。ケンタッキー出身、1981年にオープリ入会しています。充分な声量で「アメイジング・グレイス」を歌ってくれました。
この30分は“HUMANA”がスポンサーです。 -
ここは動画に夢中になってしまい、写真はこんなお粗末なものだけ。
左から二人目横向きの白髪のおじいさんが”Jesse McReynolds”さんです。
大昔に”ジム アンド ジェシー”の兄弟で一世を風靡した大スターの弟分です。
この歳でフラットマンドリンを弾きながら歌っていらっしゃいました。一緒にいたバンドマンはみな若くとても気を遣っていましたが、ジェシーさんは若者たちに囲まれてとても楽しそうでした。
元気を頂戴いたしました。 -
このおじいさま方は、“Riders In The Sky”の皆さんです。
それぞれがカラフルなウェスタン衣装で、「まだ若いものには負けないぞ」という心意気で頑張っていました。
1982年にオープリに入会。 -
ジョン・コンリーさんの歌は迫力あります。
-
若い歌手がギターを抱えて出てきました。
“Darryl Worley”さん、なかなかいい男です。 -
これからはこういう若手が、カントリーミュージックを支えていくのでしょう。
期待したいものです。
グランド オル オープリは21:23に幕が下りました。
音響効果が素晴らしく、また知っている曲はありませんでしたが、カントリーミュージックの心地よいサウンドと安心できるメロディーで、大満足の夜となりました。 -
シャトルはここに来てくれます。
家族連れを先に乗せたためセダンタイプのシャトルは満員で、我等は次の便となりました。夜は寒くなり待っている間は辛かったです。
22:10ホテルに帰着。
しぶといジジババは持参の玉子スープ、ごはん、さんまの缶詰と仕入れておいたビールで夕食です。
ババから:質素な夕飯でしたが美味しいのです!やっぱり日本人でした。
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