2012/04/05 - 2012/04/05
30位(同エリア76件中)
フラワーさん
今日4月5日は日本でチケット手配した、“グランド オル オープリ”のライマン公会堂で行われる“クラシックカントリーの夕べ”
がメインですが、昼間は16th AvenueとMUSIC ROWを訪れます。
カントリーミュージックの聖地といわれて久しいナッシュビルのコアであるMUSIC ROWには、数多くのレコード会社、録音スタジオ、ラジオ放送局、ビデオ制作会社、音楽出版社が立ち並び、有名歌手やアメリカンドリームを掴み取りたい若者たちが、自分を売り出すためにここにやってきました。
エルビス・プレスリーもそのうちの一人でカントリーソングも歌っていました。
しかし1970年代にカントリーがポピュラーソングと同化してしまい、名声と金に目がくらみ商業主義に走ったナッシュビルの音楽産業はここから出て行ってしまい、カントリーミュージックそのものも窮地にたたされました。ミュージック・ロウも同時に空洞化してしまったのです。
前回は来られなかったので、今回はじっくり見て廻ろうと思います。
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11:30起床。思いっきり寝坊しました。
エレベータ前にあるフルーツのバスケットからリンゴを頂戴し、それと持参した玉子スープ、どら焼き、コーヒーが朝食です。
この旅行のホテルは朝食つきのいわゆるB&Bを条件としましたが、地の利と価格を優先してここ“ヒルトン ガーデンイン ナッシュビル ヴァンダービルト”に決めました。近くにスーパーマーケットをみつけて前日に買うつもりでしたが、お店がありませんでした。
外のカーウォッシュに来ているアメリカ国民の着ているものを観察すると、外気が暖かいか寒いかが判りますから、半袖か長袖かブルゾンか、自分たちの着るものを決めます。 -
地図を片手に16thAvenueへ向かいます。もちろん歩いていきます。
この先にミュージック ロウがあります。 -
もともとのカントリーミュージックは歌もさることながら、アコースティックギターの素朴な音色、すすり泣くフィドル、哀愁を帯びたスチールギターの調和が聞かせどころです。しかし特に80年代からは、ロックンロールギター(エレキギター)とドラムスが大きな音で悪事にかかわりあい、フィドルとスチールギターは主役の座を追われてしまいました。
カントリーミュージックがここミュージックロウから徐々に消え去り、同時に音楽関連産業も衰退してしまいました。 -
それでも小さいレストランに数人が集まっていました。
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ロータリーのオブジェ。
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OWEN BRADLEY公園とあります。どんな方かは存じませぬが、カントリー音楽界に貢献された方なのでしょう。
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調べました。
OWEN BRADLEY (1915〜1998)はテネシー生まれのレコードプロデューサーで、ナッシュビルサウンド、それは1950〜60年代に大いに流行った洗練されたカントリーミュージックのことですが、その音楽の生みの親の一人です。
BRENDA LEEらをプロデュースしたことでも有名です。
ババは寄り添うように・・・・・。 -
ブルーグラスミュージックの生みの親、ビル・モンローさんの刻字。
ジジババにとって大切な方です。
レスター・フラットとアール・スクラッグス、スタンレーブラザーズ、オズボーンブラザーズ、カントリージェントルメン、JDクロウ、トニー・ライスなどなど幾多のミュージシャンの「親父」といっても過言ではありません。 -
アーネスト・タブさんも。
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バラの花がそこかしこで咲き乱れ、いい香りが風に乗ってきます。
周りはとにかく静かでまるで住宅街のようです。 -
ワーナーミュージックと書いてありますが、ここにも人の姿はありません。
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RCA Victor スタジオBです。
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色つきの区域がミュージック ロウで、今まさに中心部をウロウロしています。
ナッシュビルサウンドのカントリーはここから全米に発信されましたが、先に触れたように時代の流れとともに寂れてしまいました。
現代のミスターカントリーと称されるジョージ・ストレイトが歌う“MURDER ON MUSIC ROW”はまさにここ“ミュージック ロウの殺し屋”というタイトルです。
昔の有名な歌手も今はラジオで聞くことも出来ない。金儲けと名声に走ったために
カントリーミュージックの伝統とその魂を殺してしまった。というような歌詞です。 -
表札。
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エルビス・プレスリーがこのスタジオに通い詰めて、沢山の曲を録音して世に送り出し大ヒットを飛ばし続けました。
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昔はこの建物も音楽関係の会社だったのでしょう。
売り物件です。 -
ここはかろうじて今も存続しているようでした。
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気味の悪い生き物ですね。
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ここも存続しています。
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ここは賃貸物件です。
そこそこの高級住宅街に迷い込んだ感じです。
緑も多くジジババも思わず「こんなところに住んでみたい」。 -
16th Avenue South。
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16th Avenueを振り返って。
「16番通りを走ってきた人間を、誰も目撃していない。指紋や殺しに使った武器もみつかっていない」“MURDER ON MUSIC ROW”の出だしのフレーズです。
でも昔のよき時代のカントリーミュージックはここで葬り去られたのです。 -
大好きなジョッシュ・ターナーと。
今後大いに期待できるミュージシャンです。 -
面白いエントランス。
ずーと歩いているのですが、この辺りまで来たところで怪しい雲が拡がり、雷鳴が聞こえ始めました。 -
結婚専門の教会ですか?
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見たことのない鳥ものんびり暮らしています。
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チェット・アトキンスさんゆかりの地域のようです。
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最後の華々しさでしょうか。
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依然として遠雷が聞こえます。
坂の上からバットマンビルなどダウンタウン方向遠望。
雨がポツポツ降り始めました。 -
古い建物の上に頭を出しているのが我等がホテルです。
とにかく急いで急いで。 -
ストームの襲来を予感し早足でホテルの近くまで来ましたが、沢山歩いたものですからお腹も減りました。
そこで入ったのがこのお店“SUB STOP”というバーガー屋。ホテルのすぐ隣でした。 -
この店内の造りは、典型的な街はずれのファストフード店とお見受けしました。
まあ雨宿りと腹ごしらえですからここでいいでしょう。 -
ガンボウスープ、コーク、ピザドッグを2人でシェアーしました。ジジはガンボウスープに感激しました。オールド ハンク(1952年に他界した偉大なカントリー歌手ハンク・ウィリアムスのこと)の大ヒット曲“ジャンバラヤ”にガンボウが出てきます。
ガンボウとはアメリカ南部のケイジャン料理で、魚介類などの入った香辛料のきいたオクラのスープです。ジジは今回これを食べたかったので感激です。美味しかった!
お値段は全てで9.3$でした。
ババから:うん?パンも小さいし、以前のように驚く大きさではありませんね。
昨日のパスタなども日本のものと大きさはかわりません。ひょっとした
らアメリカが抱える大きな問題に気づきだしたのかしら? -
リッキー・ネルソンさんも見ていましたよ。でもこの絵あまり似ていませんね。
こちらは“ハロー メリー ルー”などで有名です。 -
雨宿りのつもりで入ったのですが止みそうにないので急いでホテルに帰りました。ホテルのTVは、ここナッシュビルにストーム発生を知らせています。
その直後に黒い雲に覆われてひどいストームとなり、ホテル前の道は半分が川のようでした。
運が良かった!
「ジジババの 疲労回復は ホテルの小休止」 -
ストームは短時間で過ぎ去り5:30頃ホテルのシャトルでライマン公会堂へ。
うしろの人はにこやかに我々を迎えてくれます。 -
ライマンの中です。早目に来たのでお客さんはまだ少しです。
7:00開演です。 -
かつてのカントリーミュージック全盛期の絵です。
背景は“ライマン”です。
その歴史は1892年、蒸気船の船長トム・ライマンが礼拝や集会などの宗教的な目的で使用するために建設しましたが、その後1925年からグランド・オル・オープリ(Grand Ole Opry)というカントリーミュージックの定期公演がここで始められました。さらに1943年からはそれがラジオで生中継されるようになり、“ナッシュビルサウンド”は全米で人気を博しました。 -
ショウが始まる前に皆さんお互いに写真の撮りっこです。私たちも後ろの席の方に撮っていただきました。コークもポップコーンもビールでさえも持ち込みオッケーです。席はSection:5, Row:B, Seat1と2です。つまり、1階の中央最前列通路側の1と2。夢のようです。
ババからアドバイス:チケット予約に一苦労ありました。
インターネット予約が出来るのですが支払いはクレジットカードです。しかし最後にカード番号を入れてもはねられます。と言うのは、アメリカにカード引き落としの出来る口座を持っていないとダメだと言うことが判明しました。電話で予約をしなければなりません。英語で電話?どうしましょう。しばし考えた末に意を決し、家の固定電話で書いてある電話番号にダイアル。(時差があります。)通じません。ウェブサイトで予約するようにとテープが流れています。さあ、次にどうすれば良いか?
考えた末、出ている電話番号をまさかと思いつつ、クリックしてみました。するとスカイプの電話が急に通じたのでビックリ!娘とスカイプをして、そのままにしてあったのです。パソコンに詳しい方ならこんなこと当たり前と言うことが私にはできません。
たまたま通じてしまったので心臓がバクバク、チケットセンターのかなり老齢の方のように聞こえるオペレーターの言うことが理解できません。何度もexucuse me?とかpardon?とか言っている内に電話を切られてしまいました。途方にくれる私、でも試練と思いもう一度番号をクリックすると若い(?)声のはっきりしたオペレーターです。私に合わせゆっくり分かりやすく話してもらいました。
日にちと席の希望を言い、メールアドレス、名前、クレジットカードの番号を聞かれ終了!ヤレヤレと達成感。
なんと、1月9日の出来事でした。因みに出演者は全く分かりません。
料金は1枚55ドル税込みの手数料で59.37ドルでした。
オープリも同時に予約しました。 -
ミニー・パールのそっくりさん。先ほどエントランスで観客を出迎えてくれた方です。残念ながらお話が分かりません。コメディー関係は特に理解できません。トホホ(泣)
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両サイドの画面です。
ライマンでの公演は現在では毎週木曜日に行われています。
OPRY Country classicsですから我々にもなじみのある方たちが出そうです。
ババからアドバイス:出演者はその週にならないとはっきりしないのです。
何週間前からたまに一人二人と発表されますが、突然変わることもあります。 -
この人は前も見たことがありますが、名司会者で歯切れよく進行していきます。
エディー・スタッブス(EDDIE STUBBS)さんで、フィドル奏者として1995年3月に
ナッシュビルに移ってきました。そして1週間のちにはWSM(カントリー、ブルーグラス、ゴスペルなどを専門とするAM放送局)に雇用されました。6月にはグランド オル オープリのアナウンサーになっています。 -
今夜のホスト役はラリー・ガトリン(LARRY GATLIN)さんです。
ガトリン ブラザースの長兄。テキサス生まれで1976年にオープリに入会しています。舞台から降りてきて目の前に・・・・・。なにか話しかけられたらどうしようなどという心配は無用でございました。 -
そしたら若い女性をつかまえてダンスですよ。
エンタテイナーですね。 -
しっとりした歌声のジニー・シーリー(JEANNIE SEELY)さん。1967年にオープリへ入会しています、ということはおいくつぐらいなのでしょうか?
女性の魅力を感じました(ジジ談)
ラジオとはいえ生放送ですから皆さん、それなりに緊張していて聞いていても心地いいです。 -
この通り前に遮蔽物はありません。
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ホストのラリー・ガトリンとなにやらお話。
もちろん内容は分かるはずありません。 -
この方は誰だかわかりませんでした。
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しばらくの休憩です。
どこを見回しても日本人はいません。 -
途中で何度も入るコマーシャル。
スポンサーの“Cracker Barrel”や釣り、キャンプなどアウトドア用品の“Bass
Pro Shop”や提供企業“Humana”が映し出されますが、ほとんど気にもなりません。 -
ホスト自ら歌います。
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“Rose Garden”のヒットを飛ばしたリン・アンダーソンさん。
もう60代半ばですし、つい最近母上が亡くなられましたが元気に歌っていました。 -
また何やらお話していますが・・・・・。
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ラリー・ガトリンさんの熱唱が始まりました。
カントリー歌手とは思われない声量と発声は、まるでテノール歌手です。
自らの発声でギターなどのメンバーに、チューニングさせる人を始めて見ました。
エンタテイナーとしても見事なこなしでした。 -
左のギターを持っているのはパム・ティリス(PAM TILLIS)さん2000年にオープリに入会。
右はロリー・モーガン(LORRIE MORGAN)さん、1984年に同入会されています。
賑やかになってきました。 -
今夜は多くの女性シンガーがステージに上がっていました。
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楽しく、興奮したカントリークラシックのショウも終わり、静かになったライマン公会堂です。
会堂の横に主役のラリー・ガトリンさんが出てきて、自分の白いミニバンで帰っていくところでした。ジジは大声で意味も無く「BYE BYE」と叫びました。
これに対し彼は返事をしてくれてから車に乗り込み、一人で去って行きました。
こんなに有名な歌手でも楽はしていないな、というのが感想です。 -
イチオシ
さて今日はこれまでろくな物を食べてないな、ということで入ったのはカンバーランド川に向かって、ブロードウェイの右側にあったレストランに入りました。
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ジュビリーブランドのビールは美味しかったです。
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「ナッシュビルで ジジがマスター ビールのビン飲み」
ビールは「ボトル」というとこの小瓶サイズです。周りを見回しても大瓶、中瓶はありません。少量で良いジジには最適です。 -
ライブのお店もいいけれど大音量が問題です。
BGMだけのお店にしました。 -
これでも豪華ディナー。
チキンのサンドイッチとなまずのサンドイッチ。サイド(付け合せみたいなものか?)はチキンにフライドポテト、なまずにコールスローです。
それとビール。
量もそこそこでジジババ満足でした。
帰りはラッキーなことにイェローキャブが通りかかり、捉まえることができました。5$なり。ドライバーはアフリカはマリの人で曰く「アメリカに来て10年
。マリはフランス語だから英語覚えるのは大変さ。アメリカ人は英語だけ喋れればいいからうらやましいよ」まさに同感!
ホテルのシャトルの利用は10:00PMまででした。 ババ: 昨夜は10時半オーケーだったのに・・・おまけだったのね。 -
3泊する727号室。
ではおやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぴょん太さん 2012/05/12 17:15:30
- Nashvilleいいですね!
- はじめまして。ぴょん太と申します。
来月初めから、New Orleans, Memphis, NashvilleからAtlantaまで、回ります。
Nashvilleは1泊は市内、もう一泊はGayload Hotel一泊で、幸いなことに、火曜日にOpryのある日で、予約しました。ぴょん太は、日本のクレジットカードでしたが、無事Netで予約取れました。
ぴょん太、Jazz, Countryとも、よく分かりません。雰囲気だけ、楽しみます。
残りの旅行記も、読ませていただきます。
- フラワーさん からの返信 2012/05/12 18:45:09
- RE: Nashvilleいいですね!
- >ぴょん太さま
こんにちは。フラワーです。
早速に掲示板に投稿ありがとうございます。
アメリカ音楽の旅いいですね。旅の達人ぴょん太さんのことですから、現地にすぐにとけ込まれて目一杯楽しまれることでしょう。
またの旅行記を拝見いたします。
ではお気をつけて。
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ナッシュビル (テネシー州) (アメリカ) の旅行記
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