2003/11/08 - 2003/11/08
3位(同エリア6件中)
アリヤンさん
2000年から約3年間、仕事でパキスタンに足げく通った。
その間タキシラに2回訪れたことがある。
パキスタンの首都イスラマバードの姉妹都市であるラワルピンディーのとある取引先のご好意で、かねてより訪れてみたかったガンダーラ文明遺跡のタキシラに連れて行ってもらった。
現在のパキスタンの人たちはみなイスラム教徒なので、イスラム以前の文明遺跡であるタキシラにはほとんど興味を示さなかった。
彼らにすれば、ワタクシが2回も訪れるワケが皆目分からない顔をしていた。
タキシラは「ガンダーラ文明の中心」だった。
古代から数々の帝国の都市として栄えたので、それぞれの文化遺跡が層をなしている稀有な遺跡なのだ。
さかのぼること、紀元前6世紀までさかのぼる。
マケドニアのアレキサンダー大王の築いた帝国の遺跡、ヘレニズムと仏教文明がぶつかり融合したガンダーラの地にあるのだ。
2回も訪れたのに写真が1枚しか残っていない。
当時のワタクシは仕事の写真はとるが、遊びの写真はほとんど撮らない主義?だったのです。
(今から考えれば、モッタイナイ!)
それで、今回はタキシラ博物館前で販売されていた写真集に出動していただきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
-
これが博物館の対面の小屋で売っていた遺跡に関する写真集。
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タキシラの位置関係図。
首都、イスラマバードの姉妹都市であるラワルピンディーから西へ、アフガニスタンに向け少し走ったところを北方へ入ったとこ ろです。
この地図を見て、今さらながら驚いたことに、最近発見されて殺害されたオーサマ・ビン・ラーデンが潜んでいたアボタバードの近くでもあります。 -
さて、ガンダーラですが、西アジアとインドを隔てるヒンズークッシ山脈から東、インダス川までの盆地あたりを指します。
緑色部分はアレキサンダー大王が東征してうちたてたアレキサ ンダー帝国の版図です。
西からギリシャ文明をもたらし、東から仏教栄えるインド文明が ぶつかる文明の交差点がガンダーラということがよく分かります 。
周辺にはバクトリア、ソグディアナ、オルティア、マガダなどの古代帝国の版図がみられます。 -
ガンダーラ地方の拡大版。
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遺跡は広範囲にわたっており、歩きで回るには少しシンドイ。
時間があれば一日かけてゆっくり歩いても良いカモ。
博物館(MUSEUM)の対面にあるビール・マウンド(Bhir Mound)を見て、
博物館の裏手のシールカップ遺跡を歩いて回る。
あとはジョーリアンの僧院跡まで車で行ってもらって見学をした。 -
シールカップ遺跡の全貌。
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僧院や住宅などの遺構が連なっています。
ほとんどが紀元前のものでしょう。 -
ワタクシの写真はシールカップで撮ったもののようです。
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仏教寺院の土台。
土台の彫刻に双頭の鷲がみられます。
どの時代でも覇権の印は双頭の鷲を好むのでしょう。
現在のアメリカの国章にも見られます。
ナチの徽章にも、ローマ帝国の徽章 にも、、、etc. -
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イチオシ
7世紀以降広がったイスラム教徒により多くの彫刻が
剥ぎ取られています。
中には近代になってイギリスやフランスやらが剥ぎ取って持っていったものもあるでしょう。
それが証拠に、ここらの遺物は大英博物館やルーブルやその他の博物館に多くが見られる。 -
ビールマウンドの遺構。
水路のあとが分かる。 -
ギリシャ文字のコイン。
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クシャン朝時代のコイン。
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タキシラ博物館にはこのようなギリシャ風インド風金貨・銀貨がたくさん展示されています。
遺跡見学中にこうした金貨・銀貨が落ちていないか?気をつけて下を見ていたが、見つからなかった。
近所の子供たちが実際に拾ったりするらしい。
帰り際に子供たちが群がってきて、金貨・銀貨のようなものを売りに来ます。
冗談で100円くらいの値段を言うと、客が非常に少ないせいか(このときの観光客は我々のみだった)、 子供はそれでもいいから買ってくれ!というではありませんか。
どうせ偽物だろうが、今をもっていえば、買っておけば良かった。
ひょっとしたら本物だったカモ?? -
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タキシラでは秀逸な彫刻が発見されています。
一目でヘレニックな仏教彫刻でガンダーラの遺物と分かります。
これは仏陀出産の図。
(母親マーヤのわき腹から生まれたといわれている) -
母親マーヤの受胎の夢。
象が天から降りてきて受胎した、と言われている。 -
ガンダーラで発見された彫刻類は必ずしもタキシラにあるわけではありません。
多くは各先進国の有名な博物館などに散らばっているようです。
大英博物館やルーブルに行く時は、気をつけて見てみたい。 -
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仏陀、涅槃の図。
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イチオシ
目がクギ付けになる「断食する仏陀」像。
タキシラ博物館とラホール博物館にありました。
どちらも一見の価値、おおありでした。 -
ジョーリアンの僧院の遺構。
三蔵法師が訪れるずっとずっと以前のものです。
ガンダーラは、インド仏教の中心地だったといわれるだけに、いかに仏教が栄えたのか!?が手に取るように分かります。
しかも、ここで西洋と東洋が融合していたとは!
紀元前のお話でした。
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