2012/04/01 - 2012/04/01
207位(同エリア878件中)
どんぴさん
ワッショーイ!!!
というわけで毎年4月の第1日曜日に川崎市で開催される「かなまら祭り」に行ってきました。
日本国内では大手メディアにはほどんど報道されないマイナーな存在ですが、実は世界中から外国人観光客が押し寄せるほど国際的に有名なお祭りなのです。
なぜか?
それは、かなまら祭りは別名「ちんこ祭り」とも呼ばれる奇祭だから。
【閲覧注意!】
この旅行記は祭りの魅力をストレートにお伝えするため、全編にわたってちんこ画像で溢れています。
良い子は見ちゃダメだぞ!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
09:45、京急川崎駅から大師線に乗車。
電車の中はすでに外国人観光客や一眼レフを持った人だらけ。
09:55、川崎大師駅に到着。駅前はかなまら祭り目当ての人でごった返している。
祭りの舞台となる金山神社は駅から徒歩1分。入口の鳥居の前にはおかしな被り物をした人が立っていた。 -
お祭りらしく、たくさんの屋台や出店が軒を連ねる。
ただ、他の祭りと違うのは変な商品ばっかり売っていること(笑)
こちらは絶対に会社には着て行けないデザインのTシャツを売っていた。しかも売り子は女性。 -
こちらは木彫りのちんこを販売。
かなまら祭り以外の日はどこで売ってるんだろう? -
"Penis Energy Ball"って…。
たこ焼きってそんな食い物じゃないだろ(笑) -
こちらは大人気商品。
手作りのちんこ飴になります。1本600円。 -
女性バージョンもあります。
こちらも1本600円。
食べにくい形なので男性バージョンに比べると不人気。 -
骨付きフランクフルト。
…いや、普通のフランクフルトなんですけど、かなまら祭りでフランクフルトを売るってのは明らかに故意犯だと思います(笑) -
金山神社の凄いところは、神社の真横に幼稚園が併設されていることだ。
子供の情操教育に影響ないの?
追跡調査をしてほしいな。 -
敷地内の一角で大根を男根の形に削っている集団を発見。
チラシを見ると、この「大根削り」はちゃんとした公式プログラムらしい。飛び入り参加も可能だ。 -
かなまら祭りで使われる神輿は全部で3台。
全てちんこの形をしています(笑)
神輿を一目見ようと周囲はラッシュアワーの埼京線並み大混雑。 -
1つめは黒いちんこ神輿。
いかにも"黒塊"という感じ。 -
2つめは「エリザベス神輿」。
地元のニューハーフの皆さんが担ぎ手になることでも有名だ。 -
ストレート過ぎる造形にド派手なピンク色。
やっぱり3つの神輿の中でも一番人気です(笑) -
エリザベス神輿の台座の右側に描かれた謎の絵。
こんな奴いるか(笑)
現役の頃の王貞治だってここまで巨根じゃないぞ。 -
エリザベス神輿の台座の左側に描かれた謎の絵。
表情に味がある。 -
エリザベス神輿の台座の正面に描かれた絵。
毘沙門天が覗き見しようとしてます。 -
3つ目は丸太を削ってできた木製ちんこの神輿。
他の2つに比べると少し地味だ。 -
続いてグッズ売り場をチェック。やはり一筋縄ではいかない商品がズラリと並ぶ。
これは浮世絵トランプ。浮世絵と言うか、いわゆる"春画"というやつですね。オー、ウタマロ。 -
これは何に使うもの?小鉢?
余計なものが付いてて食べにくそう(笑) -
「万古」と「金玉」という名前の清酒。
それぞれ「ばんこ」「きんぎょく」と読みます。 -
売店の売り子のおっさん。
この格好はいったい…? -
変なスピリチュアルな店も出店。
パワーストーンもかなまら祭り仕様です。 -
キャンドルもかなまら祭り仕様。
遠くから見るとカラフルで綺麗ですね。
近くから見るとちんこの森ですが。 -
10:45、巫女舞が始まった。
踊るのは4人の中学生ぐらいの女の子。よこしま心のギャラリーでごった返すが、期待するような要素は一切無し。普通にごそかな舞でした。 -
続いて神社内を散策。
これは絵馬を奉納する小屋。期待を裏切らないデザインの絵馬がたくさん。書かれている願い事はやはり子宝や安産を祈願する内容のものが多かった。 -
その小屋の中に収められているのがコレ。
金床の上にちんこが生えているので"かなまら"。
これにまたがって記念撮影する人が続出。 -
上を見上げれば5匹のサル。
見ざる、言わざる、聞かざる…あとの2匹はいったい…? -
屋根の下の欄間みたいなところも良く見れば…
-
なんか六角形の建物。
ギャラリーは当然中ににちんこがあると思って行列を作っているけど、中でやっているのは鍛冶の作業。ちんこの要素は一切なし。
みんな口々に「なんだ、ちんこ無いの?」と言っていた。。 -
その横にある巨大な黒い塊。
こちらも記念撮影する人続出。
奉納した会社の名前が「エヌケー金属加工」ってのが"抜け〜"みたいで良いね。 -
よく見れば神社の片隅にもぽつんと茶色のちんこ。
-
さきほど鳥居の下にいたちんこ頭が記念撮影会をしていた。
特に外国人に大人気。男性より女性のほうが積極的に記念撮影している人が多いのは何故だろう? -
さあ、かなまら祭りのメインイベントのお神輿がもうすぐ始まります。
俺はエリザベス神輿の近くでスタンバイ。 -
氷結とちんこ飴を持って盛り上がる外国人グループ。
ホントに驚くほど外国人観光客がたくさんいる。
いま日本で一番外国人観光客の人口密度が高いのは浅草でもなく六本木でもない。川崎だ。 -
12:00、いよいよ神輿が始まった。
-
上下にゆっさゆっさと揺れる黒マラ神輿を無数のカメラが狙う。
すげぇ。こんな異常な光景は見たことない(笑) -
エリザベス神輿も出動!
鳥居をくぐって街中へと繰り出します。 -
神社の前の車道はエリザベス神輿を見ようとするギャラリーで大混雑!
これだけ沢山の人がピンクのちんこを撮ろうとしている。
日本っていい国だな。 -
この混乱の中、普通にバスが通ろうとしてます(笑)
交通整理の警察官が道を空けるよう拡声器で呼びかける。
こんなに混むなら祭りの間は交通規制をすればいいのに。 -
外国人の変態バットマンが登場!(爆)
なんか海外のゲイパレードみたいだ。
周囲は交通整理の警察官だらけだけど大丈夫? -
3台のちんこ神輿は堂々と住宅街を通っていく。
それを大勢のギャラリーが追いかけていく。ちょっとした民族大移動だ。
スタートダッシュに失敗してしまい、神輿ははるか先に行ってしまった… -
近くを歩いていたクリス松村似のおネエ(着物着用)が
「この道を進めば先回りできるわよ!」
と言っているのを小耳に挟んだので、クリスの後に付いていく。
着いたのは駅から川崎大師へ向かうアーケード街。
向こうから大漁旗を持った男がやってきた。 -
巫女さんと天狗。
天狗かぁ。やっぱ天狗だよな。 -
しばらく待つと、本当に神輿がこちらに向かってきた。
-
大接近!
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エリザベス神輿も来た。
ピンクのちんこに群がる人々。なんて異常な光景だ… -
迫ってくるエリザベス神輿。
すごい迫力。 -
真横を通過するエリザベス神輿。
「でっかいまら!」
「かーなーまーら!」
「でっかいまら!」
「かーなーまーら!」
↑ホントにこういう掛け声なんです…… -
このまま3台の神輿は川崎大師への道を進みます。
-
海外からの取材もたくさん来ていた。
でぃすいずじゃぱんにーずとらでぃしょなるふぇすてぃばる。 -
川崎大師が近づいてきました。
-
エリザベス神輿を担ぐオネェのみなさん。
ちなみにノリが良ければ飛び入りで神輿を担ぐこともできるみたいです。 -
おっと。
先行する黒マラ神輿が川崎大師へ向かう曲がり角のところでUターンしてきました。 -
すれ違う黒マラ神輿とエリザベス神輿。
是枝監督の映画『奇跡』を思い出してしまった。
俺も願いごとが叶うかな?
http://kiseki.gaga.ne.jp/ -
「せいやっ!せいやっ!」
黒マラ神輿は掛け声は普通だ。
担ぎ手が男衆なので、声が大きく威勢がいい。 -
「でっかいまら!」
「かーなーまーら!」
一方、エリザベス神輿をかつぐオネエの皆さんは体力不足なのか声が小さい。お腹から声を出して! -
さっきまではエリザベス神輿のあとを追いかけていたのが一転、追われる立場に。
エリザベス神輿は正面から見るとさらにエグい(笑) -
外人さんも熱狂。
神社で売ってたTシャツをさっそく着てる(笑)
「Kanamara! Dekkai Mara!」 -
なにやら周囲が騒がしい。
振り向くと、黒タイツに上半身裸の男が商店の中に逃げ込んだ。
どうやら江頭2:50がエリザベス神輿に乱入したらしい。
↓その時の映像はこちら。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17430864 -
他の2つの神輿に比べて目立たない木マラ神輿。
曲がり角などの要所に差し掛かると、担ぎ手がジャンプして神輿を左右に大きく揺さぶりはじめる。
みんなエリザベス神輿や黒マラ神輿ばかり見るから注目して欲しいのかな?(笑) -
エリザベス神輿を後を追いかける謎のダルマ軍団が登場。
なんだこいつら??
ノリのいい外国人女性にはダルマの貸し出しもしているみたいです。
ちなみに彼らは名古屋を中心に活動する「ダルマ軍団」だそうです。 -
住宅街を駆け抜けるエリザベス神輿。
そろそろ見慣れてきた。 -
ちんこ飴は外国のみなさんにも大人気。
そこらじゅうでちんこ飴をほおばる人が続出。 -
先陣を切って黒マラ神輿が金山神社に戻ってきた。
再び大量のギャラリーで道路が埋め尽くされる。
来年からは車の通行を禁止しようね。 -
13:45、黒マラ神輿が帰還。
-
なんか変態がいた。
だらしない体だな。
でも国内外のカメラマンに大人気。 -
エリザベス神輿も帰還。
それにしても凄い人の数。今年は例年に比べて人出が1.5〜2倍に増えたそうです。かなまら祭りは昨年は中止になってしまったのですが、その反動でしょうか?
やっぱり1回溜めるとたくさん出るんですね。 -
大混雑の中、黒マラ神輿の解体が始まった。
こんなに人がいるんだから、あとで解体すればいいのに。 -
それにしても、みんなちんこが大好きですね。
-
僕はそんなみんなが大好きです。
-
神社の片隅に置かれた木製のちんこ。
またがる女性が続出。
もちろんカメラマンたちの格好の餌食になります(笑) -
というわけで、狂乱のかなまら祭りは全てのプログラムを終了。
祭りが終わった後もギャラリーの熱気は収まらず、大騒ぎはまだまだ続くのでした。
今回驚いたのは、これだけ大量の外国人観光客を呼び寄せる事ができる恐るべき集客力。やっぱりちんこは史上最強のキラーコンテンツだと痛感しました。
川崎市や国土交通省もっと大々的にかなまら祭りを国際的にアピールした方がいいと本気で思うぞ。マジでマジで。
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この旅行記へのコメント (4)
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- うちゃさん 2012/05/21 17:28:09
- 面白そう!!
- こんなお祭りあるんですね。
夏休み前にどっか国内で行きたいなぁと思っていてみつけてしまいました(v^^v)
この辺に住んでいたこともあったのですが、知りませんでした!!
来年行ってみたいけど、子供を連れて行くかどうか思案中です・・・
- どんぴさん からの返信 2012/05/22 01:16:05
- RE: 面白そう!!
- 子供を連れてきてる人はけっこうたくさんいましたよ。
情操教育上、良いか悪いかは知りませんが(^_^;)
ただ、とにかく人の数が凄いので、迷子には注意してあげてくださいね。
神社の近くは特に人口密度が高いので、川崎大師への参道で待っているのがいいかもしれません。
というわけで、来年の参加をお待ちしています(笑)
-
- さすらいの食いしんぼうさん 2012/04/14 11:09:15
- こんな祭りアリ?!
- これはスゴイ!祭りも人出も盛り上がりもテーマもスゴイ!
どんぴさんの解説も祭り以上に最高におもしろい!
スクリーンに向かってひとり大笑いしちゃいましたよ。
こんなお祭りがあるの知らなかったです。来年に行ってみるかかどうかは別にして....、でもたぶんホンモノよりこのブログの方が面白いかもしれないね。
テーマがテーマだけにちょっときわどいところをユーモア主軸に仕上げてあって.... 秀作です!
さすらいの食いしんぼう
- どんぴさん からの返信 2012/04/15 01:12:56
- RE: こんな祭りアリ?!
- さすらいの食いしんぼうさん、書き込み&投票ありがとうございます(^_^)
>行ってみるかかどうかは別にして..
そんな事を言っちゃイヤですよ〜
現地ではすっごく盛り上がっていて楽しかったですよ〜
来年は是非ともナマで見学してみてください(笑)
ではまた(^~^)γ
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