結婚式が相次ぐ。　そして、外国人常駐者である僕は、嬉しいことに（？）招待状を毎週の様に受取り、基本的には抗う事なく（出来ず）臨席する。<br /><br />結婚のイベント化、はここハノイでも盛んに行われており、結婚記念写真撮影のロマンチックな画像をステージ上で流しながら、シャンパンタワーをやったり、スモーク演出、指輪の交換、ケーキ入刀、歌手を呼んで歌謡ステージ化、様々な事が金次第で行われている。　ここ数年、顕著化しており、一時期日本でも有った、ゴンドラに載って新郎新婦が登場したり、お召し物を何度もかえたり、と言う事も出て来る勢いである。<br /><br />まだ、日本の様にバンケット＋チャペル付きのアニヴェルセル表参道の様な形式にはなってはいないものの、近々豪奢な洋館を模した（または本物の洋館を使って）挙式等も行われる時代が、すぐそこまで来ている様に思える。<br /><br />今回臨席した結婚式は、標準的平均的な北ベトナム結婚式よりは、若干ゴージャスで、上の中、クラスに分類（僕の中では）出来るものだ、と思う。　臨席者の数、も両家のプライドを賭けて肥大化しており、イベント屋に丸投げして、会場の仕切りから演出、料理、給仕、全て行う時代に入った事は、確かだ。<br /><br />画像でご紹介して行きたい。<br /><br />表紙画像は、その挙式の模様。　だだっ広い会場は、横６円卓x１２列＝７２円卓、１円卓マックス１２名、平均１０名として７２０名、少なく見積もっても、見渡す限り満席だった為、７００名は臨席していた。　２０１２年３月１９日、場所はハノイ展覧会場、市内ハノイ駅から比較的近いチャンフンダオ通りに面したラウンドアバウトが有る場所だ。<br />同日、その広い会場の「一部」を使ってこの宴席が張られていたが、真ん中の部分（展覧会準備中）を隔てて左右で、同規模の結婚式が行われていたのには、ビックリした。　辰年TET明けは、結婚、妊娠、男児出産を願う者で盛り上がっているのを垣間見た一日。

ハノイ　の　結婚式

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2012/03/18 - 2012/03/18

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#ウェディング

BO/Mさん

結婚式が相次ぐ。　そして、外国人常駐者である僕は、嬉しいことに（？）招待状を毎週の様に受取り、基本的には抗う事なく（出来ず）臨席する。

結婚のイベント化、はここハノイでも盛んに行われており、結婚記念写真撮影のロマンチックな画像をステージ上で流しながら、シャンパンタワーをやったり、スモーク演出、指輪の交換、ケーキ入刀、歌手を呼んで歌謡ステージ化、様々な事が金次第で行われている。　ここ数年、顕著化しており、一時期日本でも有った、ゴンドラに載って新郎新婦が登場したり、お召し物を何度もかえたり、と言う事も出て来る勢いである。

まだ、日本の様にバンケット＋チャペル付きのアニヴェルセル表参道の様な形式にはなってはいないものの、近々豪奢な洋館を模した（または本物の洋館を使って）挙式等も行われる時代が、すぐそこまで来ている様に思える。

今回臨席した結婚式は、標準的平均的な北ベトナム結婚式よりは、若干ゴージャスで、上の中、クラスに分類（僕の中では）出来るものだ、と思う。　臨席者の数、も両家のプライドを賭けて肥大化しており、イベント屋に丸投げして、会場の仕切りから演出、料理、給仕、全て行う時代に入った事は、確かだ。

画像でご紹介して行きたい。

表紙画像は、その挙式の模様。　だだっ広い会場は、横６円卓x１２列＝７２円卓、１円卓マックス１２名、平均１０名として７２０名、少なく見積もっても、見渡す限り満席だった為、７００名は臨席していた。　２０１２年３月１９日、場所はハノイ展覧会場、市内ハノイ駅から比較的近いチャンフンダオ通りに面したラウンドアバウトが有る場所だ。
同日、その広い会場の「一部」を使ってこの宴席が張られていたが、真ん中の部分（展覧会準備中）を隔てて左右で、同規模の結婚式が行われていたのには、ビックリした。　辰年TET明けは、結婚、妊娠、男児出産を願う者で盛り上がっているのを垣間見た一日。

エリア

ハノイ(ベトナム)

旅行の満足度: 3.5

グルメ: 3.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: タクシー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

可愛いメルの１９０Eちゃん！

こんな実動する車両が有るなんて！！

これのマスタードイエロー、可愛いんだよね。

スタイリッシュな、ヨーロッパ映画で確か見た（いや、アレはブルーたったっけ、その上に、ピンクの絵の具をバァーっと掛けちゃうんだよな）
席数は、後で勘定したけど、横６、縦１２＝７２卓。　椅子は各１２座だったけど、実質平均１０として（親族とか知り合いとかで適当に座って、当然詰めては座って行かないから）、７２０、更に若干割り引いたとしても、絶対７００人は居た。

もう、本当、ご両家のプライドを賭けた戦い！、的な感じです。
花嫁の両親が宝飾品を花嫁の首、腕に掛けるんだけど、８万ドル相当、とか言ってたし・・・。（そういうのも、イベントＭＣが声高に言って盛り上げる）
このあと、更にカニ料理が加わった豪華な食事類。

ビール、炭酸飲料、ハノイウォッカ、水等が飲料として出た。

今回のキモは、「歌手」動員！

宴席会食中、ひっきりなしに「歌手」が新郎新婦を寿ぎ、かつ歌を披露して行く。　まるで、ディナーショーだった。
宴の後

アッサリしたもんで、頭から最後迄、約１２０分有るか、ないか。

その間に、冒頭の演出有り、歌手入れ代わり立ち代わり二巡位有り、そして最後は花嫁花婿及び親族が各席を周り、御礼をしながら、全員と杯を交わし（実際には儀礼的に乾杯のカタチをするだけ）、その練り歩きが終わると、出口にて会場を後にする人を見送り、終了。

後は特に親しい方がステージの方に集まり、再度記念撮影。
後片付けが始まり、ガランとしてきた、更に宴の後

遅れて行ったので、前段の儀式から挨拶等は見ずに済んだ（！）。

時と場合によるが、ベトナムの場合、そうした挨拶は「長くなくてはダメ」的な価値基準も有り、結果延々話をする人も居る。　まあ、引き伸ばした話をする訳で、あまり内容は濃くない様だが。

既に宴席が終了した会場を、出口方向に向けて撮った画像。

さて、皮算用してみたい。

６卓x１２卓＝７２卓。　７００名で埋まったと言う前提条件。

「御祝儀」に決まりはないのだが、最近の例では、最低２０万ドン、多少良い席で３０万ドン、このクラスだと、人によっては５０万ドン。それ以上は、通常無い。

じゃあ、仮に運良く全員が５０万ドンとしよう。
３５０，０００，０００ドン、約１６，５００ドル＝１３２万円相当。
平均値で、全員でならして４０万ドンとすると、
２８０，０００，０００ドン、約１３，５００ドル＝１０８万円相当。

臨席者からの「入り」が１０８万円は有ったとして、大体それを目星で勘定すると思われるので、（要は、IN/OUTでツーペイ、収入と支出がバランス）、実際の支払いは、「その辺り」、だと予測される。
仮に「持ち出し」があったとしても、歌手代（ランクによるが、大した金額では無い）やオプション演出代、だろう。

若干、足が出た、としても、会場を場切って、設営をし、デコして機材投入し、給仕＋食事代込み込みでその程度で収まるとしたら、日系としてノウハウをここに持ち込んでやろうとしても、大きな売上規模は期待出来ない。

その他、貸衣装や結婚記念写真代、当日のカメラマン、ＤＶＤ撮影等は、別途費用となる。