2012/03/10 - 2012/03/10
136位(同エリア159件中)
もろずみさん
九州合宿2日目は、地元メンバーが車を出してくれることになったのでドライブ。
車があると行動範囲が一気に広がります。
行先をあれこれ検討した結果、筑豊に行ってみることにしました。
「青春の門」を読んだのは高校生の頃だったかな。映画も観ました。
でも、覚えているのは山崎ハコの「織江の唄」の歌詞の一部のみ。
少しずつ思い出しながらの旅になりました。
田川の「石炭・歴史博物館」では、世界記憶遺産に認定された山本作兵衛の炭鉱絵コレクションを見ることができました。
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明け方雨が降ったようだが、何とか回復しそうです。
9:00に博多をスタート。一路東に向かいます。
飯塚の町に入って路地を曲がると、こつ然と現れる芝居小屋。 -
嘉穂劇場は昭和6年に建てられて80年。
平成15年(2003年)の洪水で大きな被害を受け、名だたる芸能人が駆けつけて復興することができました。 -
公演がないので小屋の中を見学することができます。
3階建ての木造建築。桟敷は緩やかに傾斜しています。 -
舞台の上から客席を眺めたところ。
2階席を含めて収容人数は1300人という大きさ。
こんな所で歌舞伎を観てみたい。 -
2階席からの眺め。
驚くべきは客席に一本も柱がないこと。
これは保存に値する建物ですね。 -
花道を通って楽屋へ。
奈落に下りれば人力で回す回り舞台があったりして。
さながらバックステージ・ツアーのようになってきました。 -
「12月25日」はクリスマスだけど逆さにすると?
どこかで聞いたような気がするなぁ・・・
誰かが「石川五右衛門が処刑された日じゃないか?」
そうでした。盗賊除けのお札です。 -
昭和の遺産ですね。
筑豊が石炭で栄えていた頃には炭鉱で働く人たちでに賑わったことでしょう。 -
嘉穂劇場の全景です。
小一時間見学したけど面白かったなぁ。 -
再び車に乗って進路を南にとります。
「遠賀川 土手の向こうに ボタ山の
三つ並んで 見えとらす♪」
いや、この川は嘉穂川だったかも。 -
「逢うてくれんね 信介しゃん
すぐに田川に 帰るけん♪」
ということで、田川に到着。
炭鉱で栄えた筑豊地域では飯塚と並ぶ中心の町です。
ここでは石炭・歴史博物館へ。 -
明治時代から大規模な石炭発掘が始まったと言います。
重機のない時代の労働環境は過酷でした。 -
女性や子供も炭鉱に入って手伝いをしていたとか。
明治は遠くなりにけり。 -
黒いダイヤと言われる石炭は殖産興業の原動力。
原発事故以来、最近また見直されてきたんじゃないかな。 -
昭和になると機械化が進み生産量も急増。
労働条件は改善されましたが、次第に需要が減ってきて石炭産業に陰りが見えてきました。 -
博物館のある場所は、最盛期には社宅が並んだ立派な街でした。
三井田川鉱業所は昭和39年(1964年)閉山。
50年の歳月が流れました。 -
メンバーの一人は幼少期に田川で過ごしたとか。
父親がこの炭鉱で救護の仕事をしていたらしい。
その父親も昨年亡くなり、それがきっかけで九州に戻って来たわけ。
「この写真を小倉にいる母親に見せるんだ」と言ってました。 -
さて、今日の目玉は世界記憶遺産の「山本作兵衛コレクション」展。
炭鉱夫として働いて、引退した後で記憶を頼りに当時の様子を描いた絵の数々。
小さい頃から絵心があったとは言え、繊細で克明なタッチの絵は素晴らしいものです。
常設展示ではないので行けば見られるわけではありません。
会期は11日まで。滑り込みセーフでした。 -
野外展示は大正時代の社宅の復元。
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生活の様子がリアルに再現されています。
真ん中に穴の開いた卓袱台は鍋をやる時に便利かも。 -
社宅から見上げれば巨大な鉄骨が。
伊田竪坑櫓です。 -
野外展示の全景。
何となく信介や織江が育った風景が見えてきました。 -
高さ40メートルの巨大な煙突が2本。
これが炭坑節に歌われる煙突だそうです。
「あんまり煙突が高いので さぞやお月さんも煙たかろう♪」
炭坑節発祥の地の碑もありました。サノヨイヨイ♪ -
ボタ山は炭鉱閉山後は崩れやすく危険ということで撤去され、あまり残っていません。
あの山は山肌が白っぽいので石灰石の採掘場かなぁ? -
拡大してみると・・・
手前の黒っぽい山がボタ山のようです。
ボタとは石炭採掘に伴って発生する捨石のことです。
山がいくつもできるほど掘ったということですね。 -
ボタ山ではないけどイメージ的にはこんな斜面。
子供の頃にボタ山で遊んで怒られた人もすっかり大人になりました。
「織江も大人に なりました♪」 -
いろいろな碑があります。
山頭火の歌碑。
相変わらず山頭火はわからんなぁ・・・ -
午前中の行程はここまで。
筑豊は観光地ではないけど訪ねた価値はありました。
そろそろお昼。
途中で立ち寄った「道の駅おおとう」の一億円トイレ。
どんな悪趣味なものかと思ったけど洗練されていて納得。
お近くにおいでの際に立ち寄るとよいですよ。 -
トイレのあとで恐縮ですが、お昼はとんこつラーメンで。
普段とんこつは食べないんですけどね。 -
今回は海沿いを行かなかったので諦めていた焼き牡蠣もありました。
九州の食の充実ぶりはさすがですね。
午後は県境を越えて大分県へ。
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