2012/03/10 - 2012/03/10
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enyasuさん
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2012年3月10日(土)午後、明治大学駿河台キャンパス研究棟4階にて行われた第23回韓国人研究者フォーラムに参加してきました。
主題:「オリジン、国籍、アイデンティティ」
司会:横浜国立大学 柳赫秀教授
冒頭発表:
古田清悟・姜成明さん
『日本代表李忠成、北朝鮮代表鄭大世』(光文社2011年)共同執筆者
主要討論者:
在日コリアン弁護士協会初代会長 高英毅弁護士(在日2世)
多摩大学 金美徳教授(在日3世)
立教大学 黄盛彬教授(ニューカマー)
早稲田大学文化社会研究所 佐々木てる招聘研究員
若手ゲスト討論者:
在日コリアン弁護士協会 金昌浩弁護士(在日)
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 柳俊熙さん(ニューカマー子弟で日本生まれ)
朝鮮族グローバルネットワーク創設者 文杰さん
考えさせられるテーマ、討論の数々、その都度、横浜国立大学の柳赫秀教授(写真左)がまとめられ、進行される、その司会ぶり、とても素晴らしいものでした。
私が一番印象に残ったのは、この旅行記のタイトルにもなった後述する金美徳先生の話
『今は共通の課題、価値観を見つける時』
どのようなお話なのかお楽しみに〜。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
会場となった明治大学駿河台キャンパスの最寄り駅は御茶ノ水駅
「おなかぺこぺこ。何か食べよう。」 -
小雨が降る中、徒歩5分
-
まずは明治大学のLIBERTY TOWER
-
17階にあったおしゃれな学食へ
「何を食べましょう。」
カレー300円 みそ汁60円 に決定!
昼の営業時間14時半までランチタイム。
フォーラム参加者の名前を確認したりしながら休憩。
「今日はどんな話が聞けるのか楽しみ〜。」
その後、研究棟4階に移動、受付名簿に記帳し開始時間を待ちました。 -
韓国人研究者フォーラムは、1980年韓国から日本に来日された横浜国立大学の柳赫秀教授を中心に開催されています。
ユ・ヒョクス 1953年韓国生まれ。75年延世大学校法学科卒業。80年文部省奨学生として来日。88年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。98年横浜国立大学大学院国際経済法学研究科教授。著書に『講義国際法』(05年、三省堂、共著)など。 -
この日は第23回目
-
参加者は約40名
-
冒頭発表者は
◆古田清悟さんと姜成明さん。
2011年に光文社より出版された『日本代表李忠成、北朝鮮代表鄭大世』の著者です。
3年以上にわたり、コリアンオリジンのサッカー選手・現日本代表の李忠成と現北朝鮮国家代表の鄭大世の取材を通じて感じた事、見えてきた事についてお話を頂きました。
アイデンティティの変化(朝→韓→日)、朝総連国際局の許可等々・・・
出版社による紹介文
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334976668 -
◆多摩大学 金美徳教授(左 在日3世)
大学HPによる紹介文
http://www.tama.ac.jp/guide/teacher/kim-m.html
enyasuは延吉在住時に琿春国際フォーラムにてお会いしたことがあります。
2006年2月の旅行記
http://4travel.jp/traveler/enyasu/album/10054602/
※上から15枚目と最後の写真
先生は
中学 兵庫県の学校
高校 朝鮮学校
大学 朝鮮大学校
大学院 早稲田大学 国際経営学修士・国際関係学博士課程修了
神戸朝鮮学校教員→朝鮮大学校教員→金日成総合大学経済学部招聘講師(95〜97年、資本主義経済、外国人への税金、管理について講義)
2006年お会いした時には三井物産戦略研究所(国際情報部 海外情報室)に勤務しておられました。
この日フォーラムにてで熱く語られていた金先生の言葉を以下紹介します。
※私の聞き間違いがあれば修正致します。
『10代さかのぼれば日本人、韓国人、朝鮮人もない。オリジン、国籍、アイデンティティについて話すことに何の意味があるんですか。』
『在日のことは在日にしか分からない。在日が100万人いれば100色ある。ひとくくりにはできない。』
『自然人、人間として幸せであればそれでいいじゃないですか。日本が大変な今、不必要な定義などせず、相互に共通の課題、共通の価値観をみつけ、こうしたフォーラムで日本の経済、未来について語り合った方がいい!』
enyasu 感動しました。 -
◆立教大学 黄盛彬教授(左から2人目 ニューカマー 1967年生まれ)
『オリジンは変わらず。国籍は変えられる(与えられる)。アイデンティティは一つではない。心にある。他者を有する。』
先生は秋からカナダへ行かれるようです。 -
左から
◆在日コリアン弁護士協会初代会長 高英毅弁護士(在日2世 1957年生)
『李忠成が日本国籍になった時、在日社会の評判はよかった。在日社会が変わりつつある。』
◆早稲田大学文化社会研究所 佐々木てる招聘研究員(1968年生)
『国籍は制度と考えている。アイデンティティが制度によってどうつくられていくか注視する必要がある。』
米国籍も保持する佐々木先生は今年青森大学にて講義を担当されるとのことです。論理的にスパッと話される先生の授業はとても人気が出ることでしょう。 -
若手ゲスト討論者3人による発表もありました。
◆在日コリアン弁護士協会 金昌浩弁護士(在日3世 写真左奥)
金先生は和歌山県出身の在日韓国人弁護士・外国籍として初の弁護士として知られる金敬得先生の息子さんです。
当日はお話を聞かせて頂きありがとうございます。 -
左から
◆朝鮮族グローバルネットワーク創設者 文杰さん
黒竜江省出身の朝鮮族。大連に2年、その後日本へ。Facebookには439名の登録があるようです。延辺大学に共通の友人がおり、びっくりしました。
◆ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 柳俊熙さん(ニューカマー子弟で日本生まれ)
韓国人でもなく日本人でもない自分。
アメリカ留学時に友人から What are you? 考えさせられました。 -
在日の役割は何なのか。母国への進言者としては鬱陶しく思われる。
当日の討論の中で出た話題、盧武鉉当時大統領が来日時、在日の若者について話した言葉があるのですが調べてみました(下記文章『』)。
『2003年6月 権良淑夫人とともに国賓として日本を訪問した盧武鉉当時大統領がTBSのテレビ番組にて在日韓国人を含む日本の一般市民と交流
その時「在日として日本の地域社会に貢献していきたい」と述べた高校生に対し
「現地の文化や体制に適応してその社会に寄与することは非常に重要なこと」』
金美徳先生の言葉、繰り返しになりますが、
『10代さかのぼれば日本人、韓国人、朝鮮人もない。〜自然人、人間として幸せであればそれでいいじゃないですか。日本が大変な現在、共通の課題、共通の価値観をみつけ、日本の未来について心配し、語り合いましょう。』
私は、今の時に必要なのは「オリジン、国籍、アイデンティティ」を見つめながらも、同居する隣人同士が共通の課題、価値観をもちながら、国政参政権について等、激論しながらも、
この日本でどうすれば幸せに生きられるのか、探し出す、模索することだが必要だと思います。
当日は充実した一時になりました。フォーラムにお誘い頂いた名司会・柳教授に感謝です。
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