クロンボー城へ

2012/01/19 - 2012/01/19

コペンから日帰りというか、市内の感覚で観光できるクロンボー城。テレビでさんざん見て、行ってみたいなと思っていたのだけれど、テレビ画像というのは空撮だったりするから、イメージがかなり違ったかな…。。。

エリア ヘルシンオア(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

クロンボー城へはコペン中央駅からデンマーク国鉄で行く。コペン中央駅は、ちょっと真面目に見たくなるくらいに素晴らしい駅だった。たぶんコペン滞在中に5〜6回行ったけれど、そのたびに写真を撮った気がする。さまざまな魅力がある駅だ。

で、乗るのはゴムチューブのような電車。こいつはマルメからヘルシンガーまで直通している運用が多かった。ちょっと不気味な面差しの車両だけれど、デンマーク国鉄はトータルデザインで評価が高く、サイン類はだれにでもよく分かり、北欧デザインの質の高さが感じられる。

コペンから1時間もかからずに、ヘルシンガー駅へと到着した。この駅もまた素晴らしい佇まいをそなえていて、たかが駅といえども、じっくりと見るべきものになっている。

ヘルシンガーは海辺の町で、対岸のスウェーデンもすぐそこに見える。フェリーがひんぱんに行き来していて、30分もかからずに国境を越えることができる。

近くにある聖堂なんかを眺めながら、30分くらいかけてクロンボー城へと向かう。なんか修復中の予感がただよってくる。。。

やっぱり。。。盛大に修復をやっていた。

城壁沿いにクロンボー城の全容がだんだんと見えてきた。こちらも尖塔部分が修復しているようだ。。。で、なんかちょっとイメージが違った。なんというか、、、いつもテレビで見ている画像はおもに空撮のものが多いから、こういうふつうの城として、あまり見ていなかったので、なんか違うという印象なのだった。

海に面して敵に備えるわけだから、こうして大砲が外海へと向けられている。こんなところも、自分的には行かなきゃ分からないところだった。

海からの侵入を守る城ながら、舞踏会場はすんごく広くて、これがクロンボー城のなかでは、もっとも印象に残る空間だった。尖塔のほうは修復中で見られなかったし…。ここは、良くも悪くも、行く前の印象と行った後の印象がかなり異なるところであった。