2011/01/13 - 2011/02/15
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takashiさん
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英語を話せるようになりたい・・・と思いながら何十年。なかなかモノにならない。それもそのはず、日本では使う機会がないから。それなら、と言うことでセブで1ヶ月英語漬けのロングステイに挑戦した。
セブには、英会話の学校が多く、英語の先生が多い。フィリピン人の英語レベルは、小学校の時から英語環境の中で授業を行っているため、高校卒業時には英語は母国語と同じようにしゃべれる程度になっている。我々はその中でもレベルの高い英語教師を見つけ先生としてお願いした。
セブではサービストアパートメントを1ヶ月借り、そこに先生に来てもらう。食事等は全て自炊。また、休日は泊まりで近くの島へ観光、シュノーケリングなどを楽しみ息抜きも行った。
34日間のフィリピンロングステイの総費用は一人当たり158,988円となった。これには、1泊2日のボホール島、2泊3日のバンタヤン島への小旅行を含む。内訳を下記に示す。
渡航費(航空運賃他)40,201円
交通費(タクシー代他)9,162円
宿泊費(サービストアパートメントレンタル、光熱費他)42,163円
食費(自炊、外食含む)28,190円
学習費(先生への謝礼)22,358円
観光費(ボホール島、バンタヤン島旅行)15,577円
通信費(携帯電話等)1,337円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- セブパシフィック
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
関空-セブ間はLCC(格安航空会社)のセブパシフィックがマニラ経由で飛んでいる。往復で合計約4万円(サーチャージ込み)。予約は、セブパシフィックのサイトで出来る。
セブパシフィックサイト: http://www.cebupacificair.com/web-jp/index.html
セブパシフィックに限らないが、LCCでは、委託荷物の重量検査は厳しい。機内持ち込み手荷物も含めての検査となる場合もあり、事前に計量確認しておくのがベター。 -
セブの宿泊としてホテル等も検討したが、居住スペースの問題もあったので最終的にサービストアパートメントを探しJ&Hアパートメントを予約した。
ここは、セブの中心部から5kmほど離れた静かな町の中にあり、町までタクシーで120円程度。部屋は2ベッドルームで、リビングには冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースターなどの電気製品の他、なべ、包丁などの調理用具、スプーン、フォーク、皿などの食器類も全てそろっている。外国人の利用が多いと言う。 http://jandhapartments.com/
家賃は2ベッドルーム+リビングで全室エアコン付、プライベートバスルーム付で、1ヶ月50,000phpであったが、2軒借りたので、交渉後1件35,000php(約70,000円)にしてくれた。
宿泊先を選ぶにはセキュリティにも十分注意しないといけない。我々の宿泊するアパートメントは、周囲は高い塀で囲まれ、24時間警備が付いており、入場者はIDを提示することが義務付けられている。 -
いよいよレッスン開始。英語の先生はオンライン英会話スクールの先生3名にお願いしていた。朝3時間、昼から3時間の一日計6時間の学習。料金はいたってリーズナブル。
先生は、毎日朝9:00、または昼12:30のレッスンに合わせてアパートメントまで来てくれる。レッスンはマンツーマンスタイルで教材は先生が準備、または日本から持参したテキストを使用する。 -
午前と午後の授業の合間に昼食も作る必要があるので結構忙しい。午後の授業が終わると15:30、それから近くのスーパーに買物に行ったりして夕食の準備に取り掛かる。
フィリピンの物価は日本の約半分くらい。特にフルーツは安くて新鮮。毎食後、マンゴー、マンゴスチン、スイカ、パパイヤ、バナナなどを食べることが出来た。 -
町まで買い物に出るには、ジプニーかタクシーを使う。
タクシーは全てメーター制となっているが、メーターを改造した悪質タクシーもいるので注意が必要。また、タクシードライバーへのチップの習慣はなく、つり銭を要求すれば、ちゃんとくれる。
一方、ジプニーは、市内のあらゆるところをくまなく走っている便利な交通機関である。1回の乗車は普通7ペソである。料金は乗車して運転手または車掌に渡す。
ジプニーのボディに路線の始点と終点が表示されているので、行き先にその名前があればほぼ問題なく到着する。また、ボディに路線番号も表示されているが、それをマップにしたようなものはなく、行き先を行って、ドライバーに何番に乗るかを聞くことも出来る。 -
4日間の英会話レッスンが終わり初めての休日。セブ島の隣にあるボホール島へ行くことにした。ここは、チョコレートヒル、ターシアで有名であるが、ビーチも人気がある。
ボホールへはフライトもあるが、船で2時間ほどで行ける。9:30am発のオーシャンジェットフェリーに乗り、11:40にボホールのタグビラランに到着。港では先生経由で頼んでいたドライバーが迎えに来てくれていた。
我々が向かったのはボホールの南端に位置するパングラオ島のアローナビーチ。ビーチから10mのところにあるバンガローを見つけ交渉。エアコン付で1500PHP(約3,000JPY)、ノンエアコンが800PHP(約1,600JPY)であった。ここは南に位置するため、日の出と日の入りが見える。
白い砂浜に青い海、そして澄み切った青い空は最高に気持ちいい。 -
お世話になっている先生を招き、お好み焼きパーティを開催。先生と一緒にお好み焼きを作ったり、おにぎりや、ちらし寿司を作ったり。
その後、書道教室を開き、各先生の名前をひらかなで書き、先生に筆を使って書いてもらった。初めての体験に非常に真剣な表情で取組む先生と、英語はいまいち通じなくとも、心が通じるひと時であった。 -
買物も先生と一緒に行けば英会話の実践。セブではアヤラショッピングセンター、SMショッピングモール、そしてオスメニアサークル近くのロビンソンプレースの百貨店、スーパーが品揃えが多い。いずれのスーパーマーケットにも日本食材のコーナーがあり、日本で販売されている調味料から食材までほとんど手に入る。(値段は日本と比べ少し高い)
一方、肉類は地もとで処理された新鮮な豚肉、鶏肉等が手に入る。全て秤売りで販売され、自分で好きな分量を取り、計量して値段をつけてもらう。さかなも同様地元で取れた新鮮なものが手に入る。
注目はマンゴー、パパイヤ等の果物で安い。食後のデザートにアイスクリームと一緒に頂く。
夕食に欠かせないのがビール。フィリピンではサンミゲルビールが人気。サンミゲルにも、Pilson,Light,Dry,Premiumなど数種あり値段はPilsonが安くて28.5PHP(約57円)だった。
ロングステイでは、食生活は重要な意味を持つ。自炊することで、新鮮な食材を入手、美味しい食事を取ることが出来、ロングステイを快適なものにしてくれる。 -
今回の休日はバンタヤン(Bantayan)と言う島へ2泊3日で行くことにした。バンタヤン島はセブ島の北にある小さな島でビーチリゾートである。
朝、セブのノースバスターミナルまでタクシーで行き、そこからバスに乗りハグナヤ(Hagnaya)まで約3時間。料金は70PHP(約140円)そこからフェリーで70分でバンタヤン島のサンタフェ(Santa Fe)に着く。(料金は2等150PHP、1等エアコン付き170PHP)。
バンタヤンではホワイトビーチに面したバンガローを予約。サンゴ礁の海が目の前に広がる。
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海外で現地の携帯電話を使うと通信料の面で非常にメリットがある。日本の携帯を海外で使うと発信、着信とも高い料金がかかる。(フィリピンでは発信75円/分、着信145円/分かかる)。まして相手は国際電話の通話料金を負担させることになる。SMS、メール等を使っても1回当たりの送信で100円かかる。
そこで、セブで携帯電話を購入した。携帯電話はNOKIA製で約2,000円だった。この携帯電話にプリペイド式SIMカード(携帯電話会社が発行する、契約者情報を記録したICカード)を差込めば、登録なしにすぐ使用出来る。(写真はSun Cellular社のSIMカードで10USD。内部の電池を取外してSIMカードを挿入する)
一般に海外で使用している携帯電話はGSMと言う無線通信方式が使われており、ヨーロッパやアジアを中心に100ヶ国以上で利用されている事実上の世界標準となっている。その国のSIMを購入して差換えればほぼ世界中で使える。(ちなみに、日本の携帯電話はSIMロックと言って、自社のSIMカードしか使えないようにしている) -
街歩きで気を付けたいことがある。フィリピンは決して治安が良いとは言えない。マニラやセブなどの大都市では犯罪が多発している。特に旅行者は狙われやすい。
この様な状況で盗難等の犯罪から身を守るには、外出時の一人歩きは止め二人以上での行動がベター。近くでも出来るだけタクシーを利用する。どうしてもシプニーに乗る必要が出てきたら、バッグ等に十分警戒をする。またシプニー内で財布を見せたり、カメラを出したりしない。日没後の外出は厳禁、タクシーでの移動も最小限に。また、外出時は基本手ぶら(何も持っていないことを示す)、バッグを持って出るとしても、バッグには金銭等は一切入れず、万が一取られてもいいものを入れる。お金は必要最小限とし、財布に全てを入れず、小分けにしてポケットに入れる等の対策を取る。またノートパソコン、カメラなど金目になりそうな電子機器は人前で使わない。後を付いて来られスキを見て盗られることがあるそうだ。
マニラ、セブで子供や女性が数人物乞いしながら寄って来ることがある。この時、絶対にお金をあげてはいけない。一度お金をあげるとより多数の人が集まってくる。人が群がり余計にパニックになってしまう。自分のバッグ等貴重品をしっかり守りその場を早く抜出すのが一番。近くに店があればそこに入るのもいい。また、バッグにはカギをかけておくのが一番。
この国は貧困に苦しむ人たちが多数いる。悲しいことに罪いのない子供達も犯罪に利用されているケースが多い。犯罪に遭わないためには、子供であろうと疑うくらいの注意が必要。(写真は集団で窃盗を犯した子供達。セブ警察に捕まったところ) -
課外授業でセブ市内観光へ。ジプニーに乗ってセブの観光スポット、セントニューニョ教会とマゼランクロスに行った。さすが地元だけに、地元の人に人気のあるショッピング通りやみやげ物屋さんに連れて行ってくれた。
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日本で人気のあるオンライン英会話スクールがセブにあるので訪問した。ここは主に日本向けに低価格の英会話レッスンを提供している。
フィリピンは、世界で3番目に英語を話す人が多い国である。それは、英語が母国語のタガログ語(フィリピンン語)以上に重要視されており、学校の授業は、母国語以外の授業は全て英語で行われ、ほとんどの生徒は高校卒業時には英語が母国語と同じ程度に話せるレベルまで達しているからだ。
このような環境で育ったフィリピン人は英語を活かした仕事に従事する人が多く、海外での就労はもとより、海外留学生のための英会話学校や、スカイプを使ったオンライン英会話スクールの英語教師も多い。
このようにして、フィリピンでのオンライン英会話スクールは、低価格で品質の高い英会話レッスンが提供出来るわけである。 -
昼食にSMショッピングモール近くにあるレチョン専門店(CnT Lechon)へ。レチョン(子豚の丸焼き)はフィリピンで人気の料理。パリパリッとした食感がその秘密。
店は人で混雑、目の前でレチョンのカットを実演している。
料金は6人でおなか一杯食べて、620php(約1200円)だった。 -
1ヶ月にわたる英会話レッスンが終わり、先生に総合的な評価とアドバイスを聞く。先生からは「相対的に当初に比べ英語での表現力は増し、英語で反応することに慣れて来ているのでこの状態を続けて行くことが大切」とのコメントを頂いた。
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フェアウェルパーティを行い、先生との楽しいセブでの英語漬けロングステイも終了した。日本へ帰っても英会話レッスンを続けようと決心した。
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セブからマニラ経由で帰国。セブパシフィックでは、特に手荷物の重量が厳しく計量され、重量オーバーには。事前にアパートメントで計量し、委託手荷物を15kg以下に、機内持込手荷物を7kg以下に調整した。(超過料金は、1kg当り2,000円の支払)
以上で34日の英会話ロングステイは終わります。詳細を個人ブログサイトで紹介。
"http://enjoyasia.net"
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一人旅が怖い臆病者ですさん 2012/11/01 22:29:07
- 始めまして
- 始めまして
凄いですね。
英語はなせるようになりました?
私も、英語話したいのですが全然話せません。自分の言葉で話せたら10倍くらい楽しみが多くなると思います。
それにしても、1ヶ月間で15万円ですか? やっすいですね!!!
びっくりです。
これからも楽しみにしています。
- takashiさん からの返信 2013/02/21 23:04:49
- RE: 始めまして
- コメントありがとうございます。
英語は「習うより慣れろ」と言いますが、歳が行ってから始めても中々モノになりませんよ。それどころか、最近は、外人恐怖症(特に欧米人)になりつつあります。
でも、なんとかがんばって旅行しています。やっぱり、個人旅行は、安い上、楽しいですよ。だから英語も必要ですね。
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