2001/08/25 - 2001/08/30
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mykonosさん
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チベットに行ってからもう10年がたちます。
その間、鉄道は開通したし、大規模な暴動も起こりました。最近ではチベット僧の抗議の焼身自殺が相次いでいます。
もう当時のラサとは様変わりしているかもしれません。
チベットに行こうと決めたのは、4度目の海外旅行。3度のヨーロッパで少し飽きてしまったため、趣向を変えて違うところに行ってみようと思いました。当時周りの友人たちは海外旅行経験の多い子も多く、エジプトやインド、カンボジア等に行っていたため、友人たちから写真を見せてもらってないところに行こうと妙な意地が働いて、同行の友人とチベットに行くことに決めました。
その頃チベット旅行を取り扱っていた数少ない旅行会社の一つ、ハートフルインターナショナルさんにお願いして、旅行手配をしました。
たった3日間のチベット滞在でしたが、素敵なガイドさんに出会い、高山病の経験もし、五体投地をする人たちをみて霊験あらたかな場所であることを実感した、心に残る旅でした。
8/25 羽田(7:30)=関空=広州=成都(21:15)成都泊
8/26 成都(6:10)=ラサ(8:30)
ラサ〜ツェタン ツェタン泊
8/27 ツェタン観光(●タントゥク寺 ●ユムブ・ラカン)
ツェタン〜ラサ ラサ泊
8/28 ラサ市内観光(●ポタラ宮 ●大昭寺 ●八角街 ●セラ寺 ●バザール ラサ泊
8/29 ラサ(9:40)=成都(武侯祠・成都動物園)
8/30 成都(7:35)=広州=関空=羽田(22:05)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- ハートフルインターナショナル
-
チベット拉薩へは羽田から関空、広州、成都を経て翌朝に着く。西南航空の食事はすべて肉団子。広州では現地ガイドが中山記念堂と陳氏書院を観光させてくれたが、その後空港に戻るまでに大渋滞。ここでは交通ルールというものはないらしい。なんとか1時間前に空港到着。で、1日目は成都泊まり。
翌朝早朝に拉薩に向けて出発。拉薩の空港ではスーツケースを手荷物にしたことをなかなか信用してくれず入管を抜けるのに手間取った。チベット自治区は出るのは簡単だが入るのは難しい。
さやわかでかっこいいチベット人ガイドさんが出迎えてくれた。私と友達に、ガイドさんと運転手というチベット自治区プライベートツアーの始まり。 -
拉薩の空港から、チベット文化発祥の地と言われる沢当(ツェタン)まで約2時間くらい(だったかな?)
ホテルチェックイン後2時間ほどしてから、ガイドのせいじさんが迎えに来てくれて、お昼。この時点で友人は高山病でダウン。私とせいじさんとドライバーさんで食べた。卵とトマトの炒め物が美味しかった。
その後回復した友人と、ツェタンの町中をぷらぷら。この日は高地に順応するため観光はなく、夕食にガイドさんが迎えにくるまでフリータイムだった。 -
町のメイン道路の両脇は漢民族の商店が並ぶ(どこかから『真夏の果実』が流れていた)が、ちょっと奥に入るとチベットらしい建物が現れた。
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メインから外れるとすぐチベットの田舎町の光景。
チベットは野犬が多いと聞いていて、噛まれると狂犬病の心配もあるとのことで(旅行会社の人は大丈夫ですよ〜と軽く言っていたが)、大の犬嫌いの友人も犬は割と好きな私もちょっとどきどきしていたが、野犬らしきものはみかけず、代わりに家畜の牛がのんびり道を歩いていた。 -
広州で、カメラを預けた人が落としてしまい、フィルム入れるところの蓋のロックが壊れてしまったため、この頃の写真は光が入ってしまい使えない状態に(泣)
(後程バンドエイドで補強した。)
スペイングラナダのアルバイシンにある家にちょっと雰囲気が似た感じの家だった。 -
ツェタン寺。門が開いてたので中に入ってみた。
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鮮やかな色彩の絵が天井にも壁にもびっしり。
これがチベット密教の世界なんだ〜と圧倒されてしまった。 -
おじさんにひっぱられたので、追い出されるのかと思ったが、自分が描いた(?)絵の前で写真を撮って欲しかったらしい。
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中庭にヒッピー風の日本人男女がいて、このチベット僧と話していた。チベット語話せるのかな。
ガイドのせいじさんはチベット大学に通っていて、日本人留学生も二人いるといってたので、その人たちだろうか。 -
光が・・・(泣)。
素朴なチベット人集落を抜けてホテルへ戻る。階段を登って部屋に入った途端、二人してベッドに倒れこんだ。
この後私は夜まで頭痛がおさまらず、今度は友人が一人でせいじさんたちと夕食をとりにいった。
うう・・・これが高山病というもの・・・。後頭部がズキズキ。。 -
翌日は高山病も治まり、10:00にせいじさんが迎えに来てくれて朝食の食堂へ。広州〜成都で、拉薩に行くもう一人の日本人の男の子と一緒になった。この人は拉薩のみの観光だったため空港で別れたが、成都の中国人現地ガイドが、私たちの入境許可証と彼のものを間違えて渡してきたため、せいじさんがどこかに出かけていき、ちゃんとした入境許可証をもらってくるまで食堂で待機。
チベット自治区内では、訪問場所が明記された入境許可証がないと観光することが難しい。 -
タントゥク寺(写真無)までの道はまさにラリー状態。天井に何度も頭をぶつけたが、あまりに激しくて笑いがこみ上げてきた。道の両側には畑や草原、なだらかな山の光景が続き、真っ青な空が、空に近いことを実感させてくれる。空気も薄いわけだわ。
ユムブラカン。文化大革命で破壊され、その後復元されたという。
車は(古いランクル)急な崖道を上まで行こうとしたが、岩がごつごつしてて断念。でもけっこうがんばってあがってくれた。 -
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タルチョがはためくこの光景がみたかったんだ〜。
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さわやかなチベット人ガイドせいじさんはこの時まだチベット大学の大学生。日本語ペラペラだった。
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少し高いところから見下ろす。
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見えている山もなだらかに見えるが、本当は標高がかなり高い(はず)。
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ツェタンからラサへ。途中サムイェー寺らしきものが見えた気がした。寄ってみたかったな。
それにしても本当にこの日は真っ青な空だった。 -
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車はすごいスピードを出しているように思えるが、それを抜かしていく車も何台もある。チベットを走っている車はほとんどランクルで、バジェロやラブフォーも見かけるが、バスもトヨタ製。セドリックやクラウンも走っている。日本の中古車大活躍だった。
拉薩のホテルは西蔵飯店というけっこう立派なホテル。
夕食はポタラ宮の見えるレストランで。食べきれないほど大量にでてきた。
スイカが美味だった。 -
翌日からまた高山病再発。朝は若干肺が痛い程度だった。ホテルでの朝食で初めてバター茶を口にする。う〜ん、独特。
観光はポタラ宮からスタート。せいじさんが色々説明してくれるが、ほとんど覚えられなかった。 -
中から見るポタラ宮はこんな風になっているんだ。
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ポタラ宮の前は、今は広場になっているが、昔はラサ川が目の前を流れていたとのこと。
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パンダのごみ箱が、この場所にそぐわないけどかわいかった。
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主のいないポタラ宮。
今は中国政府の所有する博物館となってしまっている。 -
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ポタラ宮を下ったところはチベット人のお土産屋台が並んでいた。
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堂々としたこの姿。
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それでもやはり主のいないポタラ宮は信仰の場所としての輝きを失ってしまっている。
今では鉄道を使って中国からの観光客が大勢押し寄せ、チケットの入手が困難になっているらしい。 -
ホテルに一旦戻る。朝より胸苦しく、肺の痛さが増している。
13:00に再び出発し、セラ寺へ。 -
セラ寺から遠くにポタラ宮が見える。
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僧侶が集まって、どうやら試験をしていたらしい。問答形式で、合っていると身体全体でアクションをして手をたたく。間違っていると周りからブーイング(?)。真剣にやっているのだが、見ていて楽しかった。
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ジョカン(大昭寺)。ジョカンのジョはお釈迦様、カンは宮殿という意味で、大昭寺という名前は中国人が勝手につけたもの。ジョカンはお寺ではなく、お釈迦様をまつる宮殿だとガイドさんは言っていた。
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この周りはポタラ宮よりも五体投地をする人たちがたくさんいた。
五体投地。どれだけ厚い信仰心でもって体を投げ打って過酷なお祈りをするのだろう。 -
バターでできたロウソクに火が灯されている。
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ジョカンからは周囲のパルコル(八角街)とポタラ宮がよく見えた。
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旗が・・・。
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巨大なマニ車。
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バルコルでお土産探し。物価が安いのでかわいいポーチとかいろいろ目移りしてしまう。せいじさんに連れて行ってもらったタンカのお店で小さいけれど美しい曼荼羅を2000円くらいで購入した。
この時はかなり息苦しくなっていた。ホテルに戻り夕食へ。これがチベットでの最後の晩餐。ドライバーさんとはここでお別れ。言葉は通じなくてもとっても優しい笑顔をしたドライバーさんだった。
ホテルでは酸素ボンベを購入したが、いくら吸っても肺の穴があいたかのような痛みは治まらなかった。 -
朝、空港でせいじさんとお別れ(泣)3日間という短い期間だったけど本当にきてよかった。また行くこともあるのだろうか。次に行く機会があるとしたら、ギャンツェやせいじさんの故郷のシガツェにも行ってみたい。高山病は怖いけれど・・・。
成都についてしばらくたつと肺の痛みはすっかり治まった。成都では現地ガイドに武侯祠、成都動物園に連れて行ってもらった。中国での最後の晩餐は陳麻婆豆腐店。この街は(というよりこの国は)貧困と裕福さが、過去と現代が共存している。中国だけを旅しにくれば、またその見方も感じ方も変わるのかもしれないけれど、今回の旅はとにかくチベットの素晴らしさに尽きる旅だった。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- ken-kenさん 2013/04/14 19:30:22
- 素晴らしいですね!
- mykonosさん、今晩は。
早速お邪魔させていただいています。
チベット、素晴らしいですね。
高山病やら中国政府の干渉があったりして、外国人が行くのはなかなか大変なんでしょうね。
しかし、ユムブラカンの凛としたたたずまい。(こんなに素晴らしい寺院が破壊されてしまったとは・・・・)
そしてポタラ宮殿の堂々とした美しさ!
一度見てみたいです。
けれども本来は信仰の対象なのに、単なる博物館にされてしまい、何か悲しさを感じさせます。
いろいろな政治問題が絡み合っているので、部外者が迂闊に物を言うのは控えますが、侵略し支配したとしても、最低限その国の文化や信仰には敬意を払っていただきたいものですね。
mykonosさんの旅行記のおかげで普段は気にしていなかった、いろいろなことを考えさせていただいたような気がいたします。
- mykonosさん からの返信 2013/04/14 20:22:30
- RE: 素晴らしいですね!
- ken-kenさん
たくさん投票していただいてありがとうございます。
最近のチベットのニュースを見ると胸が痛むことばかりです。
当時出会ったガイドさんやドライバーさんはどうしているのか。電車が開通して漢民族がたくさん押し寄せるようになってしまったポタラ宮は今どうなってしまっているのか・・・・。
この先のチベットに明るい未来が訪れる日が来ることを切に願う一方です。
来年にギリシャを予定されてるのですね。私もエーゲ海の別の島やメテオラにも行きたいのですが、ギリシャもここ最近景気のいい話を聞かなくて。。来年までには良い方向に向かっているといいですね^^
mykonos
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- わんぱく大将さん 2012/06/10 23:27:09
- 高山病
- mykonosさん
高山病に悩まされましたね。 でも、それでも承知でみるチベット。価値はありますね。 素晴らし光景。
大将
- mykonosさん からの返信 2012/06/13 21:06:38
- RE: 高山病
- 大将さん
肺活量はそこそこあるんですけどね。
でも富士山でもなりかけたし、肺活量の問題ではなく肺をうまく活用できてないのかもです(− −)
チベットも当分外国人の入境が禁止されるようです。中国政府っていうのは・・・・。
来週スペインに行きます。大将さんに見せていただいたサグラダファミリアの宇宙世界、この目で確かめてきます♪
- わんぱく大将さん からの返信 2012/06/14 09:33:00
- RE: RE: 高山病
- > 大将さん
>
> 肺活量はそこそこあるんですけどね。
> でも富士山でもなりかけたし、肺活量の問題ではなく肺をうまく活用できてないのかもです(− −)
> チベットも当分外国人の入境が禁止されるようです。中国政府っていうのは・・・・。
>
> 来週スペインに行きます。大将さんに見せていただいたサグラダファミリアの宇宙世界、この目で確かめてきます♪
mykonosさん
先週は夏のよう。で、今週は涼しいというか、寒いBCNです。 大将
- mykonosさん からの返信 2012/06/14 23:09:18
- RE: 高山病
- 大将さん
お天気情報ありがとうございます。
確かに、ヨーロッパの天気みてたらクエンカとか予想外に気温が低くて防寒具を増やしました。
経済とともに不安定のようですねぇ。。
- わんぱく大将さん からの返信 2012/06/17 08:28:17
- RE: RE: 高山病
- > 大将さん
>
> お天気情報ありがとうございます。
> 確かに、ヨーロッパの天気みてたらクエンカとか予想外に気温が低くて防寒具を増やしました。
> 経済とともに不安定のようですねぇ。。
もう、出発されましたか? 今日は夏のようでしたが。よ〜わからん気候です。 大将
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