2011年11月/愛知 - 11月のタイ～ローイクラトンイベント・ダンロップテニスほか～

2011/11/01 - 2011/11/30

愛知県内から全く出ることがなかった11月。
今月もタイ度の低い月でしたが、名古屋で初めて開催されたローイクラトンのイベントと、ダンロップワールドチャレンジの応援に行って来ました。

エリア 千種・今池(愛知)

12月５日の国王陛下の誕生日まであと１ヶ月。
今年は84歳の節目の年ですので、お祝いの歌が作られています。

当日までに全て暗記しなければならないけど、今年の歌はメロディーが難しくてなかなか覚えようという気にならず、１ヶ月前になってようやく真剣に覚え始めました。

タイ語の歌を正確に唄えるようにするためには、当然のことですがタイ語（タイ文字）で歌詞を覚えなければ唄えません。
国王陛下の曲なので、久しぶりにちゃんとタイ語を書きました。


王室関係で使う言葉は違うので、日本人の庶民である私にとってはこういう時にしか目にしない単語がたくさん出てくるので、意味はよく解かりません。
タイ語を書けるようになって今まで一度も書いたことが無い文字配列すら出てくるほどですから。

ちなみに私が普段書いているタイ語はこんな文字です。

これは最初に歌詞を書き写したもの。
これを上の画像のように清書したので全く同じことが書いてあります。

私が普段書いているタイ語はタイ人も所々読めないので、もはや言葉というより記号かもしれません。

11月11日には名古屋で初めてローイクラトンのイベントが開催されました。
予想に反して盛況の会場。

なんとチケットは完売。

ラッキー!!
顔出したから義理は果たしたし、早く帰れるぞ。

チケットを持ってないからと言って私が追い返されることなどないのですが、開会のイベントだけ観終わったところで主催者に「チケットが売り切れだから帰るね。」と行ったら…

主催者の財布からチケットが出てきました。

チケットにはタイ料理の食事代も含まれていますが、並ぶのが面倒なので私は食べませんでした。

留学生によるタイ舞踊です。

ローイクラトンイベントなので、クラトン作り体験もできます。

作ったクラトンを池に流すのですが、私は色々な人とずっと話していたので、誰か流しに行ったのかどうかわかりません。

終了後の記念撮影。

国王陛下の記念式典の招待状が届きました。

今年の誕生日は月曜日。
普段なら誕生日が週末に当たる年にしか行かないのですが、今年は84歳の記念なのでできたらバンコクにお祝いに行きたいです。
でも今はとても仕事が休めません。

20日からは豊田市でダンロップワールドチャレンジが開催されます。

今年も３人のタイ人選手が出場。

会場ロビーのボードには出場国の国旗が描かれています。
もちろんタイ国旗もあります。

こういう大会で国旗をきちんと描いているものはとても少ないのですが、さすがは世界のダンロップ、正しい国旗を書いています。

予選は入場料無料なのですが、観客もまばらです。

朝10時からの予選１回戦にナッニダー選手が出場しました。

彼女は現在タイの女子テニスで４番目か５番目くらいなのですが、今年は日本の大会ではほとんど勝っていません。


この試合は何とか辛勝。
でも予選１回戦で手こずっているようでは、本戦に出られれば御の字かな。

と、この時は思っていました。

この日は試合が無かったターマリーン選手もナッニダー選手の応援で会場に来ていました。

初めてテニスの応援に行ったのが彼女の試合だったのですが、その際にファンの人達から声を掛けられて"こんな日本のローカルな大会に出場するようなタイ人選手に日本人ファンがいるのか"と、少し驚きました。

テニスに限らず「タイのチーム（選手）」というだけで応援に行っているので、初めて応援に行く競技ではいつも選手の予備知識０なんです。

応援に行けば選手から挨拶に来るのでどんな選手かも知らずに（単にタイ人選手だという観念だけで）話しているのですが、ファンの人達から「すごい選手なんですよ」と言われてビックリ。
そして「知らないで応援してたんですか」と逆に驚かれました。

彼女はタイでは誰でも知っているようなスーパースター級の選手のようです。

予選１回戦を突破したナッニダー選手は、同じ日の第６試合に予選２回戦があります。

試合開始は早くても夕方５時頃になるでしょうから、一度帰宅して夕方再度会場に行きました。
１日に豊田を２往復（所要片道２時間弱）したのなんて初めてです。

奇跡の１枚です！

なんて大袈裟ですが、この写真まるでフィギアスケートをしているみたい。


予選２回戦を完勝したナッニダー選手は、翌日も勝って本戦出場を決め、なんと準々決勝まで勝ち上がるという大健闘を見せました。
準々決勝もクルム伊達公子選手を相手に接戦を演じました。

豊田を２往復するという長い１日を終え、外はすっかり暗くなりました。

翌週の週末。
この日はシングルス準決勝とダブルス決勝が予定されていたのですが、女子シングルスでクルム伊達公子選手の対戦相手が棄権して試合がなくなったので、クルム伊達選手のサインボールの打ち込みが行われました。

手前のネットにピントがあってしまいすみません。


挨拶では「対戦相手の選手も会場まで来て、なんとか出場しようとギリギリまで頑張っていたんですが…」と言っていました。
クルム伊達公子選手はインタビューでは常に相手を称えて素晴らしいですね。

ダナイ選手とナッニダー選手は敗退してしまいましたが、ターマリーン選手はまだ勝ち残っています。

ダナイ選手は日本リーグに出場のため敗退後すぐに横浜へ移動してしまったので、今回は会えませんでした。

このかわいい選手は残念ながらタイの選手ではなく、ターマリーン選手の対戦相手の台湾のチェン選手です。

なんだか見たことがあるような気がするなぁっとずっと引っかかっていたのですが、試合途中で思い出しました。
カンガルーカップのダブルス決勝でのノッパワン選手の対戦相手だ。

第１セットは圧倒的にチェン選手のペースで１−６で完敗。
しかし第２セットから盛り返し逆転勝ちで決勝進出です。


でもターマリーン選手も既にベテラン選手です。
翌日の決勝は今日休養したクルム伊達選手との対戦。
分が悪いですね。

試合が終わってターマリーン選手が私に向かって挨拶をしてくれようとしたのですが、ちょうどカメラを構えていたため返事ができませんでした。

ターマリーン選手に「横断幕を出して」とお願いされていたのですが、さすがにテニスでは使えないだろうと思って今まで使いませんでした。
相手の外国人選手には応援が無いというのもありましたし。

しかしクルム伊達公子選手との決勝戦とあっては、館内はほぼクルム伊達選手の応援一色です。
主催者に交渉すると貼っても良いとの返事をいただいたので、観客席に掲出させていただきました。

横断幕にはもちろんターマリーン選手のサインも入っています。

クルム伊達公子選手とは１年前のＨＰオープン決勝以来の対戦です。
ＨＰオープンではターマリーン選手が勝って優勝しました。

ただしこのダンロップオープンでは、２年前の準決勝だったか準々決勝で対戦して、クルム伊達選手が勝っています。

クルム伊達公子選手ほどの一流プレイヤーになれば、記憶力も相当良いはずです。

もしかしたら私がターマリーン選手を応援している試合で負けているイメージが残っているかもしれません。
私が陣取ったのは、クルム伊達選手のベンチの真正面に近い最前列。

足のテーピングも痛々しいターマリーン選手。
前日の準決勝を見ても、疲れがだいぶ溜まっていることと思います。

対戦相手のクルム伊達選手は前日は試合なし。
これはかなり分が悪いです。


クルム伊達選手もスロースターターらしいですが、ターマリーン選手もスロースターター。
クルム伊達選手の復帰後の対戦では、確か第１セットは全て取られていたんじゃなかったかな？

素人目にはターマリーン選手がこの日特別調子が良さそうにも見えませんでしたが、第１セットの中盤以降はゲームを連取しました。

途中でクルム伊達公子選手が負傷休憩。
前日休養だったとは言ってもベテラン選手ですから、疲れはかなりあるでしょう。
もしかしたら前日弛めてしまったのが、逆にいけなかったのかも？


ターマリーン選手が膝に掛けているタオルか隣りの椅子に置いてあるスポンサーのスポーツタオルのどちらかが、今は私の手元にあります。

恐らくターマリーン選手は覚えてないのでしょうが、優勝する度に毎年私にこのタオルをくれるんです。

第２セットはクルム伊達公子選手も粘りましたが、波に乗ったターマリーン選手が逃げ切りました。

これで私が応援に行った３大会は全て優勝です。

準優勝のクルム伊達公子選手の表彰です。

もちろんこの前に優勝者の表彰があったのですが、私は正面で国旗を振っていたので写真がありません。

優勝者インタビュー。

ターマリーン選手はいつも優勝インタビューで私の応援のおかげで優勝できましたと言ってくれます。
実際にはそれほど力にはなってないでしょうが。

彼女は英語で話して、それを通訳が日本語にするのですが、会場内に日本語で言われる時がちょっと恥ずかしいです。

クルム伊達公子選手と並んで記念撮影。

優勝カップが重いとおどけるターマリーン選手。

この大会は毎週行われているトーナメントよりも上位の大会なのですが、この優勝賞金は多いのかよく判りません。

大会関係者と記念撮影。

試合速報を伝える掲示。

翌週が国王陛下の誕生日なので、誕生日記念の旗を持って記念撮影をしました。

この旅行記へのコメント （2）

• keng-kengさん 2011/12/01 10:04:38

  タイの新聞に出てましたよ〜！

  この方はテーミー選手ですね？！
  名古屋で開催されたテニスダンロップワールドチャレンジで11月27日
  キミコ・ダテ・クルム選手を破って優勝した、って29日付のタイラット紙のギラー版の１面最上段に
  写真入りで掲載されてます。
  
  でもこの写真のテーミー選手、タイラット紙に掲載された写真よりもはるかにええ笑顔ですよ！
  あいあ〜るさんとタイ代表選手との信頼感、絆の深さを感じさせられました。
  旅行記の完成、楽しみにしております。

  あいあ〜るさん からの返信 2011/12/01 17:13:23

  RE: タイの新聞に出てましたよ〜！

  keng-kengさん、書き込みありがとうございます。
  
  ビックリした！
  最近タイの新聞に載るようなことはしてないはずだけど…
  と思ったら、私のことではなかったんですね。（笑）
  
  
  テーミーは国内では相当有名なようですね。
  実は前回私がタイに行っていた時に、大阪のＨＰオープン（昨年優勝）に出場していたんですよ。
  滞在中にテレビや新聞などで何度も彼女の写真を見掛けたので、内容は気にせず「勝ってるんだな」と思っていました。
  そしたら、日本に戻って結果を見たら２回戦で負けていましたわ。
  
  と言うことは私がタイに行った日くらいに負けていたはずなのですが、毎日のように一体何を報道していたんだろう？
  
  
  この大会では伊達選手との決勝。
  会場2,000人くらいの観客はもちろんほぼ全員伊達ファンのはず。
  そんな中で応援して来ました。
  伊達選手ほどの一流プレーヤーなら記憶力もいいでしょうから、前回私が応援に行った試合で負けてる記憶があるかもしれないと思い、伊達選手のベンチの真正面最前列でトンチャートを振ってきました。