2009年北欧旅行７：大聖堂とヴァイキング船

2009/03/05 - 2009/03/05

2009年の2月28日から3月7日にかけて、アイスランド等を回りました。
この日はまず、コペンハーゲンの郊外ロスキレで、
世界遺産とヴァイキング船を見てきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AC

ロスキレを含むコペンハーゲン周辺のかなり広い地域は、
コペンハーゲン・カードで各種交通機関と観光施設を利用出来ます。
http://online2.citybreak.com/Search/Other/SearchOther.aspx?pdid=4525&onlineid=1459618727&culture=en
レイキャビク同様、利用時間は最初に使用したところからのカウントです。

エリア ロスキレ(デンマーク)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アイスランド航空 スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルで朝食をとってから中央駅へ向かいます。
駅の写真は撮り忘れました…こちらをご覧下さい。
http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Københavns_Hovedbanegård
駅でコペンハーゲン・カードを購入。
ついでにこの日使う予定の路線のダイヤを入手(路線ごとの物は無料)。
西へ向かう鉄道に乗り、ロスキレへ向かいます。

コペンハーゲン・カードを購入すると、回ることの出来るポイントを
説明した小冊子が付いてきます(これはレイキャビクも同様です)。
ですが何故かもらえず。僕自身、車内で他の乗客が開いているのを見て思い出しました。
ロスキレの駅でその旨を申し出て無事ゲット。

ロスキレの駅を出ると、すぐにロスキレ大聖堂が目に入ります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AC%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82

ここはその建築様式を理由に世界遺産に指定されたそうです。
ちなみにコペンハーゲン・カードで入場可。

内部もさすがに立派なものです。

この大聖堂のもう一つの特徴として、デンマークの歴代の君主の棺が
納められていることが挙げられます。中身については知りません(笑)。
これはクリスチャン三世のもの。

これはやや格の落ちる(失礼)方々ではないかと。

それぞれの棺が誰のものかについての解説文があります。

豪華絢爛な祭壇。

これらもみな棺です。

先ほどの祭壇を後ろから。

一部の区画では、壁のそこかしこに肖像や装飾品などがあります。

確か右の部屋の内部にも棺が納められていました。

これまた絢爛！って感じのパイプオルガン。
ただ新しいパイプオルガンが別にあったので、
今はあまり弾かれることはないのかなと。

ここはカトリックの大聖堂ですが、
今のデンマーク人の大半はルター派プロテスタントです。

時代が変われば棺も変わる。
ここに納められているのはは、クリスチャン四世と同時代の人々。

この区画には、クリスチャン四世にまつわる絵画も飾られています。

一方こちらは、いかにも教会！といった感じの絵も。

とある漫画でイメージの崩れた人はこれを見ましょう。
僕はまあ好きだけど。

この様な彫像も何体か置かれています。

いくつかの区画は、この様に小さなチャペルの形を取っています。

夫婦用といった感じの棺。

こちらの夫妻は二人で一つ。

一方こちらは完全にセパレート。
これらが生前の夫婦仲を表している…かどうかは知りません(笑)

一見きれいな装飾物ですが、中央は骸骨。
何か意味合いが込められているのでしょうね。

聖堂を出て街中へ。次の目的地へ向かいます。

途中公園を抜けました。そこから見えた一軒家。

目的地は海辺にあります。

ここがヴァイキング船博物館。コペンハーゲン・カードは対象外。
http://www.vikingeskibsmuseet.dk/en/other-languages/japanese/

残念ながら、オスロのそれらと比べると状態は悪いです。
ただしこれらは、ほぼ同じ場所からの発掘。
何でも海中の障壁として意図して沈められたとか。

ちなみにここでは、日本語のガイドブックも売られています。
その中の案内図では、これらは"残骸1、残骸2、…"と表現されていました。
他意はないんだろうけど、ちょっとひどくないかなそれって(笑)

それでもところどころは状態が良いです。

何となく置かれている椅子だけど、やっぱり北欧っぽい感じが。

それぞれの船の傍らには、復元ミニチュアも飾られています。

再現したヴァイキング船での大西洋横断の様子も上映されています。

上記とは別の船の展示スペース。遠足らしき子供達の集団がいました。

一般にイメージされるよりもヴァイキングの行動した範囲は広く、
海にとどまりません。たとえばキエフに国を作ったり。

博物館は波止場に隣接しています。
曜日と時間が合えば、ヴァイキング船に乗ることも。

時間に余裕があったのでロスキレ博物館へ。
http://www.roskildemuseum.dk/english.aspx
ここはコペンハーゲン・カードで入場可。
地域の郷土資料館といった趣ですが、
ところどころ興味深い展示があります。

昔のロスキレの様子。
ちなみにこの街は、ロスキレ・フィヨルドという入り江の最奥にあります。

時代を感じされるイエスとマリア像。

ピンボケしていますが、かつての聖堂建築の様子。
完成しても現在の規模からはだいぶ小さいと思います。

大小様々な豚の貯金箱。僕もぜんぜん知らなかったんですが、
デンマークの名産品ということらしいです。

これら円形の壁掛けに、特別な名前やいわれがあるのかは分かりませんが、
題材は風景、風俗、伝説等実に様々です。

これらは少し前の生活を偲ばせる品々。

スノーモービルが素晴らしいのはもちろんですが、こういうのにも乗ってみたいです。

博物館を出た後はコペンハーゲンに戻ります。
そろそろお腹が空いてきました。