東京大学コリア・コロキュアム　東京新聞　五味洋治氏の講演を聞く

2011/10/26 - 2011/10/26

２０１１年１０月２６日（水）本郷キャンパスで開催された『東京大学コリア・コロキュアム』の講演会に参加してきました。講演者は東京新聞外報部・五味洋治氏さんです。

先日、池袋で五味さんと久しぶりに再会。講演会のことを知り、東京大学に出かけたのでした。

質疑応答時、enyasuも手を挙げて、延辺在住時疑問に思っていたことを伺いました。

質問したのは・・・

講演会いろいろと勉強になりました。

エリア 御茶ノ水・本郷(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

会場となった東京大学本郷キャンパスに到着したのは１８時前

『今日はコリア関係の話〜、プルコギ丼食べるぞ〜』

一人で盛り上がるenyasu。

受付のお姉さん

『宜しくお願いしま〜す。』

東京大学コリア・コロキュアム

　東京大学大学院人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻は教育研究活動を行うとともに、社会に対して情報を発信したいという希望のもとで、本年度から標記のコロキュアムを開始いたすことになりました。

　 本コロキュアムでは激動を続ける韓国朝鮮およびこの地域をとりまく北東アジア情勢に対応し、あらたな提案を行ってゆくためにも、同地域に関する理解を一層深めることが一層要請されると考えます。

このような観点から、当コロキュアムでは韓国朝鮮および周辺地域に関わるさまざまな分野の専門家、外交官、官僚、政治家、研究者、社会活動家など、を東京大学に招き、忌憚の無い意見表明をお願いし、質疑応答を行うことで一層理解を深める機会を社会に向けて創出してゆくことを目的といたしております。

ＨＰより抜粋　http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~korea/kcolloquium.html

第２回　2011年10月26日（水）　18時30分〜20時
講 師　五味洋治氏（東京新聞外報部）
主 題　中国と北朝鮮の関係を読みとく―愛憎の60年と今後―

「enyasuさん、こんばんは。」

『お疲れ様です。本日拝聴させて頂きます！』

五味さんとは延辺在住時に何度かお話しさせて頂いたことがあります。

１８：３０　講演スタート

北朝鮮のビジネス

『へえ〜他国のバッジを作ったりしているんだ。ふ〜ん。』

北朝鮮レストランは、外貨獲得の他に情報収集の場でもあるようです。

中朝の歴史についてとても勉強になりました。

朝鮮半島をめぐる中米の利害

韓国延世大学に語学留学されたことのある五味さんは、朝鮮語で金正男氏にインタビューをされたこともあるようでした。

９９〜２００２年　ソウル支局
２００３〜０６年　中国総局

まとめとして中朝関係の今後について

『国家間の関係、政策は複雑〜』

質疑応答では学術的な話から素朴な疑問までいろいろ

終了間際

enyasu

『はい、は〜い！質問です。』

・延辺在住時の２００６年の核実験。２０１０年福州在住時の尖閣諸島の問題。日本の報道では現地の人達は戦々恐々としているとか抗議する声があちこちであがっていると言っていたが、実際友人、知人、身近にいる人達の中で過剰に反応する人はいなかった。報道の仕方に何か意図的なものを感じるのですが、取材される方は事実と違っていても上からの指示で書くことが決められるのでしょうか・・・

・中国に対するマイナスイメージが先行すると、若者が内向き、外に出ていこうとしなくなる。留学は自分の言葉で隣人達と語り合うチャンス。その機会が減るということは相互理解の弊害になる。もっとプラスの報道をしてほしい・・・

日本人が朝鮮民族のことを知り、韓半島の分断について考えることは、日本という国家について考えることにつながる、そう信じるenyasuにとって、

この講演会は、自分の無知を確認、もっと勉強しなければいけないと思わされることになりました。

五味さん、お誘い頂きありがとうございました。

『東京大学コリア・コロキュアム』また参加したいです。