2005/08/27 - 2005/08/27
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ジェイミー&ベンさん
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8月27日(土曜日)その2
ミニヤコンカ目指してヒッチハイク…食糧を忘れた
翌日、僕らはミニヤコンカを探検したいと考えたが、ガイドに払うお金もないことから、FWEスタイルでいくことにした。つまり、準備なし、制約なしということだ。地元の親切な村人から借りた枝編み細工のカゴを背負って、いざ出発。山のどこかでキャンプをしようと思い、「テラノバ」のテントと「マウンテン・イクイップメント」の寝袋、いつものビーサン代わりのハイキングシューズも持参した。特にテントは、目的地に着くまでに広大な氷河を横断するのだから、絶対に必要だと思ったのだ。行けるところまでヒッチハイクで行こうとトラックや車を乗り継いだが、標高3500メートルを越えたあたりで、またしてもここまで我々を苦しめ続けてきた例の現象が降りかかってきた。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 自転車 ヒッチハイク
-
土砂崩れだ。それも3カ所も。そのひとつひとつを、同じ労力でもって乗り越えるしかなかった。クーリングミストを持参していたが、毛穴という毛穴から汗が噴き出してきた。そして、喉も乾ききったころ、ふたりは水を持ってこなかったことに気づく。いやそれどころか、食糧と飲み物のことを完全に忘れていたのだ。「なあ、ジェイミー。ちょっと息切れがしてきたんだけど、何か飲むものはあったかな?」ベンがはあはあ言いながら聞いた。「ちょっと待って。見てみる」と、同じように辛そうな声。「ピーナッツ味のビスケットが半パックと、ジェリービーンズが5個」。ジェイミーが言った。愚かな奴らよ、と君たちが言う声が聞こえる。それでも、すべてが失われたわけではない。
数時間後、小さな村にたどり着いた僕らは、そこで冷たいビールにありついた。少し仮眠をとり、2個半ずつジェリービーンズを食べると、標高7500メートルの山に登頂する方法を考えた。だが誰に聞いても、「ミニヤコンカに道はない」と同じ答えが帰ってくる。どうやら、今度こそ行き止まりのようだ。それでも、この難峰にバカらしくも果敢に挑んだことに満足した僕らは、もう一度ビールで乾杯すると、ベースキャンプに戻った。
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