2010/04/11 - 2010/04/13
20位(同エリア38件中)
Ceqi さん
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自転車レース好きが高じて、とうとう自転車レースの本場ベルギーとフランスへ行って「ツール・デ・フランドル(ronde van vlaanderen)」と「パリ~ルーベ(paris-roubaix)」を観戦。 さらに欲張ってオランダ・アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートを鑑賞。
旅程は
成田→(エールフランスでパリ経由)→ブリュッセル(3泊)→ヘント(2泊)→アントワープ(1泊)→ロッテルダム(1泊)→アムステルダム(2泊)→ブリュッセル(1泊)→(エールフランスでパリ経由)→成田(機内泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【4月11日】
アムステルダムから高速列車タリスでブリュッセルへ。さらにユーロスターに乗換えて英国へ・・・ではなくて、その手前フランスのリールで下車。
英国はシェンゲン協定未加入国なのでユーロスター乗車前に出国(入国?)手続きみたいなことをします。
それにしても約4時間でオランダ・アムステルダムからベルギーを通過して北フランスまで来れるのですから、高速列車は偉大です。
リール駅から無人運転の地下鉄(※)に乗換えてルーベの
Eurotéléport駅で下車。
日曜日の昼なので本数が少なく、かなり待たされました。
※地下を走る新交通システムゆりかもめ、神戸ポートライナーみたいなものです -
パリ・ルーベ(※)最後の石畳区間 「セクター1 ROUBAIX」の入り口。
ここへ行くにはルーベのEurotéléport駅からバスに乗って10分くらい。 バスは頻繁に走ってますが レース当日はベロドロームのかなり手前で止まってしまいます。ここも観光ガイドブックに載ってないような街なので行き方を調べるのに苦労しました。
とりあえず参考までに Transpole(リール市交通局)のウェブサイトのURLです
http://www.transpole.fr/
このサイトのルート検索ページ
http://uk.transpole.fr/pages/com/itineraire/itineraire.aspx?iditem=21&idlangue=1 で
出発地点(point de depart)に [Lille - Gare Lille Europe]
到着地点 (point d'arrivee)に [Roubaix - pont rouge]
と入力すればリールの高速鉄道駅から写真の場所までの交通手段がわかります。 -
※パリ・ルーベ(paris-roubaix)とはフランスで開催される自転車レースのひとつです。1896年から行われている歴史あるレースで、別名「北の地獄」とも呼ばれています。
その理由は全長約260kmのコースの内、約50kmが「パヴェ」と呼ばれる石畳の道で、毎年落車してケガをする選手が後を絶たず、ゴールした選手も体中泥だらけになることもあるという過酷なレースだからです
その地獄の石畳の最後を飾るのがここです。
この上を自転車で走ったらお尻が痛く、膝がガクガクになりそうですが、これでも難易度が最も低い☆ひとつの評価です(最高は☆5つ)
場所は google map の【50.677568,3.198947】 です -
この石畳をよーく観察すると歴代勝者の名前を彫ったプレートがあちこちに埋め込まれていました。写真は1950年勝者のファウスト・コッピ選手。イタリアの偉大な選手です。
-
そして石畳の道が終わるといよいよゴール地点のルーベ・ヴェロドロームです。
※場所を知りたい方は google map にアクセスして
【50.677957,3.205185】 と入力してください -
反対側から見た、ヴェロドローム
写真左側がゴールラインです -
ヴェロドローム競技場の正面。かなり古びています。現地でもらったフリーペーパーによれば、ドーム化を含めた大工事を実施するようです
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大画面モニターでレースを観戦
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大画面モニターをみる観客たち
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いよいよ選手達のゴールが近づいてきたので観客席はビッシリです
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ファビアン・カンチェラーラ選手が独走状態でで競技場に入ってきました。 この瞬間の競技場の大歓声がすごかった。
カンチェラーラ選手は北京オリンピックで金メダル獲得したり、ツール・ド・フランスでも活躍しているのでご存知の方も多いかも -
この時点で勝利はほぼ確定なので、余裕のウィニングランって感じです。
ルーベはフランス北部の街ですが、数キロ先はベルギーなので、ベルギー国旗とベルギー・フランドル地方の旗を振る観客の方が圧倒的に多かった。 -
後続の選手たち
-
表彰式。紙ふぶきがブワッと舞い上がっています
-
表彰式の様子。ステージ中央の赤いジャージを着た選手が、このレースの勝者スイスのファビアン・カンチェラーラ選手です。
ちなみに自分がテレビ中継で初めてこのレースを見たときの勝者もカンチェラーラ選手でした。 -
レースの後はリール市を観光・・・といきたかったのですが電車の時刻が近づいていたのでほんの20分程度駅の周りを歩いただけに。
遠くに見える教会の尖塔が気になる・・・ -
ブリュッセルに戻ってホテルに荷物を預けたらもう20時過ぎだったから、夕食は諦めることも考えましたが最後の夜なので適当に入ったレストランがここ。
ギャラリーサンチュベールにある店です
店に入るとスーツを着たビジネスマンが会食をしてました。こういう店は当りである可能性が高いです
(「地球の歩き方」と照らし合わせた結果、おそらくル・マルミトンという店だと思います) -
ようやくベルギーに来てはじめて名物のムール貝の白ワイン蒸を注文。
魚介類の味にはそこそこウルサイと思っている私の舌を喜ばせる
・・・いや驚かせるほどの美味でした。
バケツのような大きな器にドッサリ盛られていてボリュームも満点。これでたしか21ユーロくらいです。
この店に入って大正解。一緒に注文したベルギーのビール「レフ・ブロンド」との相性もバッチリでした。 -
食後、友人知人たちのお土産のチョコレートを買ったりしながらグランプラスを散策。
ベルギーはカソリック信者が多い国だから日曜休みの店が多いという事前情報を得ていましたが、グランプラス周辺は日曜でも21時ごろまで開いているチョコレート店も意外と多くありました。 -
【4月12日】
翌朝、エールフランスのTGVでパリ・ドゴール空港へ。
ブリュッセル南駅で偶然、ドイツの高速列車ICEと遭遇。
この旅でTGV、タリス、ユーロスターと欧州の高速列車に3本も乗れた上にICEを生で見ることも出来るとは。ホント幸運に恵まれた旅でした。 -
さらにこのICE、TGVと向かい合って停車しています。こういう光景はかなり珍しいのではないでしょうか。
EUの首都ブリュッセルだからこそ見れる光景ですね。 -
TGVの一等車の座席はこんな感じ。
ちなみに日本の特急列車と違って、こちらの鉄道はシートと窓の位置が合っていません。だから窓際なのに外が見えないという悲惨な席もあります。
(行きに乗ったのがそういう悲惨な席でした) -
パリ、シャルルドゴール空港の搭乗ゲート。さすが芸術の国。
あとは飛行機に乗るだけです。 -
【4月13日】
翌日の早朝、成田空港到着。
機内からうっすら天の川が見えたり富士山が見えたり最後まで楽しめた旅でした。
ちなみに帰国の3日後にアイスランドの火山が噴火して欧州の飛行機が数日間マヒするとうい大トラブルが発生。あと数日噴火が早かったら確実に巻き込まれていました。
(このブログのトップページはコチラ http://4travel.jp/traveler/ceqi/)
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