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【8月1日(日)】<br />できれば1000キロ北のブリスベンに向かいたい。初めてのオーストラリアでの運転のため、1日でどの程度走れるかがわからない。朝9時にレーンコーブを出て、パシフィックハイウェイにて北上。ユーカラの林を抜け、数多くの牧場を横目に淡々とドライブ。途中、余りの眠さに妻に運転を代わってもらう。結局、彼女が300キロ近くを運転。途中、コアラやカンガルー横断注意の標識があるのがオーストラリアらしい。昼食はキャンプ旅行の定番マクドナルド。オーストラリアのマックには、オージーバーガーというオリジナルがあり、なかなかおいしい。<br /><br />結局、534キロを走ったのち、シドニーとブリスベンのほぼ中間にあるコフス・ハーバーという町で宿泊することに。オーストラリアは猛暑の日本と反対の冬であり、日が短いため、500キロ程度が最長の走行距離になることがわかった。<br /><br />コフス・ハーバーは、定年退職者が多く住むのどかな海辺の町。このあたりはホリデーコーストと呼ばれている。ハーバーからはホェール・ウォッチングの船が出る。<br /><br />宿泊したのは、ビーチ沿いにあるパークビーチ・ホリデイパーク。ここは設備が充実しており、長期滞在者専用のトレーラーサイトや、ホリデー用のキャビンもある。またパーク内にはウォータースライダーを備えた温水プールやテニスコートまである。電源付きのキャンプサイトを選ぶ。費用は43豪ドル。<br /><br /><br />【8月2日(月)】<br />ビーチの朝焼けを撮影する予定であったが、目が覚めると7時。残念ながら、日はすでに高い。めげずに撮影を敢行。今日は、ニューサウスウェールズ州に別れを告げ、日本人にも超有名なクィーンズランド州ゴールドコーストに向かう。<br /><br />まずは、コフス・ハーバーの名所ビッグ・バナナに向かう。高さ5メートル、長さ13メートルの大きなバナナのモニュメントを前に記念撮影。そして、次の目的地であるケープ・バイロンに向かう。ここはオーストラリア本土で最も東端にあり、サーフスポットとして有名。ケープバイロンの名前は、英国の詩人バイロンの祖父にちなんでキャプテンクックが名づけたもの。バイロンの祖父は船乗りで、1760年代にクックとともに航海をしていた。岬の先端にはケープバイロン灯台がある。ここからは、運がよければ、鯨の泳ぐ姿がみえるという。<br /><br />今日の目的地はゴールドコーストの中でも最も有名なサーファーズパラダイス。3時に目的地に到着。キャンプ場の看板に沿ってすすむと、サーファーズパラダイスの北端に隣接したメインビーチ・ツーリストパークにたどり着く。飛び込みであったが、1サイトだけ開いており、ラッキー。ここは、高級リゾートマンションやホテルに囲まれた大変よいロケーションであり、いつも満員のようだ。<br /><br />早速、家族でサイトから100メートル先のビーチに出かける。ここはゴールドコーストの丁度中間地点にあり、どちらをみてもビーチが続く。風が強く、さすがに泳いでいる人はいない。あまり我家は海と縁がないので、子供が靴をぬいで砂浜で遊ぶ風景は新鮮だ。何人かがパラセイリングとサーフィンを合わせたような新しいスポーツを楽しんでいた。強い風にパラシュートがあおられ、その勢いを利用してサーフィンを行うものだ。時折、何メートルものジャンプをおこなう。<br /><br />夕方、スーパーに買出しに出かけ、100ドル相当の食糧品を揃える。我が家では2日分の食料だ。キャンプ場の周辺にはファッショナブルなカフェやバー等があるようだが、モーターホーム内でスパゲティを食べ、就寝。今日の走行は363km。<br /><br />

オーストラリア東海岸横断キャンプ旅行【3】 ホリデーコースト(Holiday Coast)

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2004/08/01 - 2004/08/02

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hirootani

hirootaniさん

【8月1日(日)】
できれば1000キロ北のブリスベンに向かいたい。初めてのオーストラリアでの運転のため、1日でどの程度走れるかがわからない。朝9時にレーンコーブを出て、パシフィックハイウェイにて北上。ユーカラの林を抜け、数多くの牧場を横目に淡々とドライブ。途中、余りの眠さに妻に運転を代わってもらう。結局、彼女が300キロ近くを運転。途中、コアラやカンガルー横断注意の標識があるのがオーストラリアらしい。昼食はキャンプ旅行の定番マクドナルド。オーストラリアのマックには、オージーバーガーというオリジナルがあり、なかなかおいしい。

結局、534キロを走ったのち、シドニーとブリスベンのほぼ中間にあるコフス・ハーバーという町で宿泊することに。オーストラリアは猛暑の日本と反対の冬であり、日が短いため、500キロ程度が最長の走行距離になることがわかった。

コフス・ハーバーは、定年退職者が多く住むのどかな海辺の町。このあたりはホリデーコーストと呼ばれている。ハーバーからはホェール・ウォッチングの船が出る。

宿泊したのは、ビーチ沿いにあるパークビーチ・ホリデイパーク。ここは設備が充実しており、長期滞在者専用のトレーラーサイトや、ホリデー用のキャビンもある。またパーク内にはウォータースライダーを備えた温水プールやテニスコートまである。電源付きのキャンプサイトを選ぶ。費用は43豪ドル。


【8月2日(月)】
ビーチの朝焼けを撮影する予定であったが、目が覚めると7時。残念ながら、日はすでに高い。めげずに撮影を敢行。今日は、ニューサウスウェールズ州に別れを告げ、日本人にも超有名なクィーンズランド州ゴールドコーストに向かう。

まずは、コフス・ハーバーの名所ビッグ・バナナに向かう。高さ5メートル、長さ13メートルの大きなバナナのモニュメントを前に記念撮影。そして、次の目的地であるケープ・バイロンに向かう。ここはオーストラリア本土で最も東端にあり、サーフスポットとして有名。ケープバイロンの名前は、英国の詩人バイロンの祖父にちなんでキャプテンクックが名づけたもの。バイロンの祖父は船乗りで、1760年代にクックとともに航海をしていた。岬の先端にはケープバイロン灯台がある。ここからは、運がよければ、鯨の泳ぐ姿がみえるという。

今日の目的地はゴールドコーストの中でも最も有名なサーファーズパラダイス。3時に目的地に到着。キャンプ場の看板に沿ってすすむと、サーファーズパラダイスの北端に隣接したメインビーチ・ツーリストパークにたどり着く。飛び込みであったが、1サイトだけ開いており、ラッキー。ここは、高級リゾートマンションやホテルに囲まれた大変よいロケーションであり、いつも満員のようだ。

早速、家族でサイトから100メートル先のビーチに出かける。ここはゴールドコーストの丁度中間地点にあり、どちらをみてもビーチが続く。風が強く、さすがに泳いでいる人はいない。あまり我家は海と縁がないので、子供が靴をぬいで砂浜で遊ぶ風景は新鮮だ。何人かがパラセイリングとサーフィンを合わせたような新しいスポーツを楽しんでいた。強い風にパラシュートがあおられ、その勢いを利用してサーフィンを行うものだ。時折、何メートルものジャンプをおこなう。

夕方、スーパーに買出しに出かけ、100ドル相当の食糧品を揃える。我が家では2日分の食料だ。キャンプ場の周辺にはファッショナブルなカフェやバー等があるようだが、モーターホーム内でスパゲティを食べ、就寝。今日の走行は363km。

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  • 【Lane Cove River Tourist Park】<br /><br />最初のキャンプ地、レーンコーブリバー・ツーリストパーク。シドニー市内にある国立公園内にあるキャンプ場。<br /><br />この日は、前日の遅れをとりもどすべく、北に向けて一日走り続けた。(534キロ)

    【Lane Cove River Tourist Park】

    最初のキャンプ地、レーンコーブリバー・ツーリストパーク。シドニー市内にある国立公園内にあるキャンプ場。

    この日は、前日の遅れをとりもどすべく、北に向けて一日走り続けた。(534キロ)

  • 【Coffs Harbourの朝】<br /><br />シドニーとブリスベンの中間にあるコフス・ハーバー。ホリデーコーストを代表するリゾートタウン。<br /><br />朝焼けを撮ろうと思ったが、ちょっと寝坊

    【Coffs Harbourの朝】

    シドニーとブリスベンの中間にあるコフス・ハーバー。ホリデーコーストを代表するリゾートタウン。

    朝焼けを撮ろうと思ったが、ちょっと寝坊

  • 【Park Beach Holiday Park】<br /><br />ここはツーリスト用のキャンプ場。ビーチ沿いにあり、長期滞在者用のトレーラーサイトやホリデー用のキャビンもある。また、ウォータースライダーを備えた温泉プールやテニスコートまである。

    【Park Beach Holiday Park】

    ここはツーリスト用のキャンプ場。ビーチ沿いにあり、長期滞在者用のトレーラーサイトやホリデー用のキャビンもある。また、ウォータースライダーを備えた温泉プールやテニスコートまである。

  • 【The Big Banana】<br /><br />コフスハーバーはバナナの産地としても知られ、高さ5メートル、長さ13メートルというバナナ目印のアミューズメントパークまである。

    【The Big Banana】

    コフスハーバーはバナナの産地としても知られ、高さ5メートル、長さ13メートルというバナナ目印のアミューズメントパークまである。

  • 【Byron Bay】<br /><br />オーストラリア本土で最も東にあるバイロンベイ。サーフスポットとしても有名。

    【Byron Bay】

    オーストラリア本土で最も東にあるバイロンベイ。サーフスポットとしても有名。

  • イチオシ

  • 【Cape Byron Lighthouse】<br /><br />大陸最東端の記念碑の建つケープバイロンは、英国の詩人バイロンの祖父にちなんでキャプテンクックが名づけたもの。バイロンの祖父は船乗りで、1760年代にクックと一緒にエンデバー号に乗り、航海をしていた。

    イチオシ

    【Cape Byron Lighthouse】

    大陸最東端の記念碑の建つケープバイロンは、英国の詩人バイロンの祖父にちなんでキャプテンクックが名づけたもの。バイロンの祖父は船乗りで、1760年代にクックと一緒にエンデバー号に乗り、航海をしていた。

  • 【Cape Byron】<br /><br />ケープバイロンからの眺め。うまくいけば鯨が見える。

    【Cape Byron】

    ケープバイロンからの眺め。うまくいけば鯨が見える。

  • 【Main Beach Tourist Park】<br /><br />ゴールドコーストの中心サーファーズパラダイスの北端に位置するメインビーチ・ツーリストパーク。目の前がビーチ。飛込みだったが、運よく1サイトを確保。

    【Main Beach Tourist Park】

    ゴールドコーストの中心サーファーズパラダイスの北端に位置するメインビーチ・ツーリストパーク。目の前がビーチ。飛込みだったが、運よく1サイトを確保。

  • 【Surfers Paradise】<br /><br />ゴールドコーストの中心にあるサーファーズパラダイス。気温が低く、風が強いため、人出は少ない。

    【Surfers Paradise】

    ゴールドコーストの中心にあるサーファーズパラダイス。気温が低く、風が強いため、人出は少ない。

  • パラセーリングとサーフィンをあわせたスポーツを楽しむ人がいた。強い風にあおられ、勢いよくジャンプができる。

    パラセーリングとサーフィンをあわせたスポーツを楽しむ人がいた。強い風にあおられ、勢いよくジャンプができる。

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