2011/08/14 - 2011/08/19
15位(同エリア29件中)
mauchlyさん
- mauchlyさんTOP
- 旅行記32冊
- クチコミ69件
- Q&A回答57件
- 92,770アクセス
- フォロワー5人
Crater Lake NP, Napa Valley, Redwood N. & Mt. Shasta旅行記
10数年前の冬、LAXからSEAへ向かう飛行機から見た一面真白な山の中にポツンと一つあった真っ青で神秘的な湖がクレイターレイクと分かり、以来一度行きたいと思い続けていたが、今年やっと実現できた。
8月14日(日)
朝5時、真っ暗なI-405へ、今日の目標は500マイル(800km)+αなので気を引締めて出発。日曜日のせいかFWYは車が少なく、慢性渋滞のLAX,サンタモニカもスイスイ通過。テホン峠を越えるあたりで明るくなりサンワキン平原の真っ平らで一直線のFWY#5を70マイル/時にクルーズをセットしひた走り。朝食はベーカーズフィールドでマックのブレックファスト。
サンワキン平原はカリフォルニアの穀倉地帯でFWYの両側はアーモンド ピスタチオ等のナッツ類、オレンジ、プラム、イチジク等の果物、トマト(写真-1)、ニンニク、コーン等の野菜の畑が延々と続いている。1985年当時は綿花畑や原野だったところもも多かったが、昨今のワインブームでブドウ畑、バイオエタノールブームでトウモロコシ畑に代わっていた。最近カリフォルニア・セントラルコースト産のワインをよく見かけるがこの辺りのブドウを使っているのだろうか?又牧場や石油井戸のカマキリ(ポンプ)も少なくなっていた。
全然変化の無いFWYを7時間(含む休憩)北上しFWY#580をサンフランシスコ(SF)方面へ(西北)進路を変えSFの東Walnut Creek, SF湾の奥にあるSuisun湾を渡り(ここまでは昨年のタホ湖行と同じ)一路今日の訪問地ナパバレーに13:30到着。
ナパバレー(NV)は馬蹄型をした盆地で周辺の丘や中央の平地にブドウ畑があり、ワイナリーは山裾に沿ったワイン街道に点在している。NVのダウンタウンは余り特徴のない街だがワイン(写真-2)街道沿いに小さなおしゃれな街がいくつかあり、その中のYountvill市にあるフランス料理店 “Bouchon” (Tel:707-944-8037)でRoasted Lamb Leg & Mussels の遅い昼食をとった。隣に同じ系列のパン屋があり長い行列ができていたので並んで購入。
明日の行程を考えNPでは泊まらずにやはりワインで有名なソノマを通りワイン畑の中をHWY#12からHWY#101を経て2時間半走りウイルイッツへ(wilits)と云う山の中の小さなまちで泊まった。夕食は持参の食糧。
* Motel Super-8
* 558マイル、14時間30分
8月15日(月)
レッドウッド国立公園でなるべく時間を取りたいのでホテルで朝食後8:30に出発。HWY#101は山の中を走るこの地域を南北につなぐ幹線道路だが一部FWYになっているが片側1車線のくねくね道も多く時間が思いのほかかかったが、途中の景色はよかった。走り始めて間もなく車のパネルに黄色い警報ランプが点灯、数十戸程度の小さな集落が時々あるだけでガソリンスタンドも無いような田舎の街道なので心配しながらユーレカまで行き、車を止めて警報ランプをよく見たらタイヤの断面の形をしていた。空気圧を目視でチェックしたが異常はなかった。たぶん気温、海抜の変化で点灯したのではないか考え又ユーレカまで3時間も走っても問題無かったのでそのまま走ることにした。幸い海辺に出て気温も高くなり警報ランプが消えた。
Redwood National Park (RWNP) には 13時に着いた。ここはNPとState Park(SP)が混在していて管理はSPがしているようだった。この公園のコーストレッドウッド杉 (Coast Redwood 写真-3) は背丈が世界一高くなる木として知られている。セコイヤNPのジャイアントセコイヤ (Giant Sequoia) も世界一と云われているがこちらは木の大きさ(幹の体積)だ。
エルク(Elk)が多く生息しており平原の草むらで10数頭が休んでいるのが見えた。
昼食(前日NVで購入したパン)後レディー・バード・ジョンソン・グローブのハイキング(Lady Bird Jonson Grove Trail)へ。 36代ジョンソン大統領夫人の名前を冠したこのトレイルはトレイルからは樹齢1000年を超え樹高100m近いと思われるレッドウッドの巨木が無数真っ直ぐ空に伸びていた。落雷(?)で幹が燃えて数人の人が入れるほどの空洞になった老木が何本もあった。(1.5km/45min)。公園内を北上し世界一ノッポと云われていた112.1mの高木を見学。
ハプニング!
公園内のHWY#101を北上してクラマス川(Klamath River)の橋にさしかかると大勢の人が車を止めて欄干か下を覗いていた。我々も橋を渡り車を止めて戻ってみたら10メートル近い大きなクジラ(写真-4)が1頭が迷い込んでいた。レンジャーがボートで下流へ導こうとしていたが、クジラは時々潮を吹きながら同じところを周回するだけだった。
クレセントシティーへ出てHWY#199を東へ、途中オレゴン州に入りグランツパスからFWY#5を南下しメッドフォード(Medford)へ19:30着。夕食はKFC。
* Holiday Inn Express泊 * 430マイル、11時間
8月16日(火)
7:40いよいよこの旅のメインイベント“クレイターレイク国立公園”(Crater Lake N.P.)へ。
HWY#62を北上NPに入るころから真っ直ぐなHWYの両側はレッドウッド(?)の林に囲われまるでレッドウッドの壁の中を前方の青空に向けて走るようだった。10:30に公園事務所着。公園紹介のビデオ・レクチュアーを見る。Cleetwood Coveへ。Boat Tourのチェックインをしてボート桟橋まで湖を見ながら急なリムを下るハイク(1.8km, △218m, 45分)。リムから崩れ落ちた大きな岩がそのままの平坦な所がまったくない船着場で昼食(果物、パン)をとって出航をまった。
Crater Lake(写真-5)
* マザマ山(Mt.Mazama)は多数の噴火口がある推定3,700m の火山だったが7,700年前に大噴火でカルデラが出来た。更に噴火で地下のマグマ溜りが空洞となり冷えて収縮し陥没してできた陥没カルデラ湖である。周囲42kmのリムは湖面から2〜300m垂直に切りたった崖で湖岸と呼べるような浜辺は皆無。面積:52.3km2(摩周湖の2.7倍)透明度:37m(同:20m)。水深:592m(世界7位)。
* 出入りの河川が無く水位が一定で水深が深いためクレターレイクブルーと呼ばれる濃い青だが、日光の当り具合、水深の違いにより色々な青に変化する。夏は天候が穏やかなので湖面に波が立たたず周りの山や雲を鏡のように映す。
* 湖面に切立ったリムの多くは幾つもあった噴火口の跡で火口により溶岩の種類が違いさまざまな色、形状をしている。
* リムから湖水に降りる道は唯一このボート乗場へのつづら折りのハイキング路だけだ。ではどうしてボート(三隻)を湖水に浮かべたか?答えは全てヘリコプターで空輸したとの事。この3隻以外に船は学術調査用があるだけ
Boat Tour(写真-6)
13:00 40人乗り程度の屋根の無いカッターのようなまさにボートだった。キャプテンとレンジャーが乗船し出航。ボートは切立ったリムに沿ってレンジャーの案内で進んだ。リムは溶岩で固まった噴火口の壁で荒々しく奇妙な形や色をしていた。湖に2つある島の一つWizard Islandまで45分。噴火でできたすり鉢を伏せたような島で湖面から234mの頂上には噴火口がある。下船して次のボートが来るまで頂上へハイク。ゴツゴツした溶岩の道を抜けると杉林、そして草原に咲く高山植物の花(写真-8)や、刻々と変わる湖水の色を楽しみながら頂上へ。火口を一周し下山。往復3.2km(△234m)のハイキングを楽しんだ。
帰りは残り湖面の2/3周のツアー。リムの湖岸にはまだ雪が残っていて通年の残雪になる年もあるとのこと。また東側のリムは比較的樹木があり滝も見えた。もう一つの島 Phantom Ship(幽霊船)(写真-9)は溶岩が固まってできた軽石の尖塔が湖面に何本も突出し遠くから見ると幽霊船のようだった。90分でCleetwood Coveへ。来た時の逆で218mの上りはきつかった。
19:40 Mazama Village 着(NP内のコーテイジ式のロッジで木をふんだに使ったインテリアで雰囲気が良かった)。夕食は併設のGeneral Storeでサンドイッチ他。
* 113マイル、12時間
8月17日(水)
9:30にロッジ発。昨日は湖面からレイクを眺めたが今日はリムの上から眺望を楽しんだ。
ガーフィールドピーク(Garfield Peak 2457mへハイキング (△308m,3hr)
公園の中心地リムビレッジのビジターセンターでレンジャーにアドバイスを受けリムで一番高い。左にレイクに浮かぶウィザード島やファントム島、右に広大にのびる裾野の平原、足元の高山植物の花を見ながら登る。途中雪渓が2か所あり恐る恐る通過し1時間半ガーフィールドピーク(Garfield Peak, 2457m)へハイキングで頂上へ。360度の絶景でクレイターレイクが一望でき改めて湖水の色に感激。同じ道を下山。レイクに面した唯一のホテルCrater Lake Hotelで一休み。リムビッレジ昼食(チリスープ、サラダ)。
午後はリムを一周するリムドライブで各所にある眺望スポットからレイクを展望。上から見下ろす景観や日差しの変化と水深による湖水の色の変化を観察。
キャスル・クレス・ワイルドフラワー・トレイル (Castle Crest Wildflower Trail) リム外側の森と湿原の散策路。赤、黄色、紫等のワイルドフラワー(写真-10)が咲いていた。 (0.8km, 45min)
18:20 Village着。夕食は今夜もGeneral Storeでサンドイッチ他。
* 46マイル
8月18日(木)
7:30 Village発。Crater Lake Hotelのレストランへ。昨日の夕食をしようとトレックの帰りに予約に行ったが8:45まで満席とのことで断念し今朝の朝食にした。古い山荘風の建物で雰囲気のあるレストランだった。(オムレツ、トラウト)
9:20 HWY#62, #92, FWY#5 を一路マウントシャスタ市へ(12:30着)。小さな田舎の街だが観光案内所があり資料を入手。昼食のピザを買ってシティーパークでピクニックランチ。この公園にはカリフォルニア州一の大河サクラメント川の水源地がある。洞穴のような岩の間からMt. Shastaの伏流水が何十年もの歳月を経て滝のように湧き出していた。多くの人が水汲みに来ていた。我々も持参のボトルへ詰めた。本当のミネラルウオーターでまろやかな水だった。
シャスタ山(Mt. Shasta, 4,317m) (写真-11)は原住民は聖なる山、スピリチュアルな山として崇めてきた。そのためか街にも、水を汲みに来る人にもヒッピー風(自然愛好家?)の人が多かった。日本でも最近パワースポットとして人気があるとか!
シャスタ山は頂上に珍しい奇妙な形をした雲がかかるので神秘な山とかユーホが降りるとか云われているのでドライブウエーを5合目の Old Ski Bowl (2,300m)まで上っってみたが生憎この日は一般によく見る雲が山頂に掛かっているだけだった。水汲みや展望台から眺めるだけではパワーは感じなかった!
16:30 FWY#5を今夜の宿泊地 Willows へ。 19:00着 夕食は中華のテイクアウト
* Holiday Inn Express Willows.
* 321マイル 11時間30分
8月19日(金)
9:10 Hotel発 最後の長丁場に出発。Los Angelesまでのマイル標識を見ながらHWY#5を南下。トイレ、ガソリン、昼食で休憩する以外は眠くならないようにCDを聞いたり、話をしながらただただ行きに北上した道を南下するだけだった。トラブルもなく無事 19:00にIrvineに帰れた。
509マイル 11時間半
お疲れ様でした
全走行距離:3,028km (カリフォルニア州アーバイン市より往復)
使用車:Toyota Scion Xb (2007)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
写真-1 トマトを満載したトレーラーがフリーウエーを何台も走っていてカリフォルニアの農業の規模の大きさを実感した。
-
写真-2 日本でも見かけるワイナリー ロバートモンダビ。
-
写真-3 レッドウッド国立公園のレッドウッドの巨木。100mを超えるノッポもあった。
-
写真-4 クラマス川に迷い込んだクジラ。レンジャーが河口へ誘導するがうまくゆかなかった。
-
写真-5 クレイターブルーの湖面は鏡の用にリムや島を映していた。
-
写真-6 ボートツアーでの湖上から眺めはクレーターレイク訪問一番のお奨のめだが人気が高いので事前に予約を取らない乗れないことも多い。
-
写真-7 ウイザー島は湖面にポッカリ浮かぶミニ火山でボートツアーで行ける。頂上の噴火口まで3時間のハイキングが楽しめる。
-
写真-8 ウイザー島には多くのワイルドフラワーが咲いていた。
-
写真-9 幽霊船(ファントムシップ)湖にもう一つある小島。溶岩んが固まってできた軽石の島。
-
写真-10 リムの外側のキャスルクレス トレイルにもきれいな花がいっぱい咲いていた。
-
写真-11 シャスタ山(Mt. Shasuta)珍しい奇妙な雲が頂上にかかるので有名だが生憎普通の雲だった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
11