三河國一之宮 砥鹿神社参拝記

2011/09/08 - 2011/09/08

愛知県豊川市で神社と云えば豊川稲荷神社の知名度は高く、境内は御利益を得んとする善男善女で常に賑いを見せている。
然し、同じ豊川市内の至近距離に三河國筆頭神社が存在する事は意外と認識されていない。

砥鹿神社（とが じんじゃ）は式内古社で東海地方総鎮守とされる。

本来は本宮山頂に所在したが、後に神託に拠り里に降り現在地に遷祀され、里宮、及び、奥宮から構成される神社である。

上代に鎮座され平安初期に國史に登場する。

中世期には武家階級に崇拝されたが、慶長７年（１６００年）に徳川幕府より１００石の御朱印領を拝領し幕末まで継続された。

祭神は、
大己貴命（おおなむちのみこと）
である。

旧國幣小社格

神社境内撮影禁止個所撮影は砥鹿神社の許可得て撮影。


豊川市一宮町西垣内２
?： ０５３３−９３−２００１
飯田線三河一宮駅 徒歩５分
http://www.togajinja.or.jp/

エリア 豊川(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飯田（いいだ）線三河一宮（みかわ いちのみや）駅



駅本屋
明治３０年（１８９７年）７月２２日、豊川鐵道（とよかわ てつどう）吉田（現 豊橋）-一宮間開通時 一宮簡易臨時停留所（いちのみや りんじ ていりゅうじょ）として開業。
大正５年（１９１６年）１月１日 三河一宮 に改称。
昭和１８年（１９４３年）８月１日に政府に拠り戦時買収され運輸通信省所属飯田線となり現在に至る。

飯田線三河一宮駅



駅本屋
車寄

飯田線三河一宮駅



駅本屋
車寄

三河一宮駅



駅本屋
車寄

三河一宮駅



駅本屋
待合室
豊川鉄道時代の駅本屋を使用していたが、老朽化に拠り平成２年（１９９０年）２月１８日、現駅本屋に改築。

三河一宮駅



駅前
鉄道利用で参拝者が下車するには侘しい状態。
該駅前から神社まで土産物店等々一切存在せず。

砥鹿神社



西一之大鳥居

砥鹿神社



石柱
全景

砥鹿神社



石柱
近景

砥鹿神社



西参道

砥鹿神社



西弐之鳥居

砥石神社



西門

砥石神社



西門

砥鹿神社



手水舎

砥石神社



正鳥居

砥鹿神社



正鳥居
扁額

砥鹿神社



御神木
樹齢約６００年。

砥鹿神社



神門

砥鹿神社



神門
扉
十六菊花

砥鹿神社



境内
巫女が研修旅行中とかで禰宜職の方が朝の清掃を担当されていた。

砥鹿神社



拝殿

砥鹿神社



拝殿

砥鹿神社



幣殿
扁額

砥鹿神社

砥鹿神社



拝殿
内部

砥鹿神社



拝殿
軒装飾

砥鹿神社



拝殿
現拝殿は昭和３７年（１９６２年）建築。
伊勢湾台風に依り本殿、及び、拝殿は無事なれど境内の大木多数が倒壊し倒木を利用して現拝殿を建築し、旧拝殿建造物は三宮拝殿に移築。

砥鹿神社



拝殿
全景

砥鹿神社



拝殿
屋根

砥鹿神社



本殿

砥鹿神社



さざれ石
全景

砥鹿神社



さざれ石

砥鹿神社



三宮
狛犬（左）

砥鹿神社



三宮
狛犬（右）

砥鹿神社



狛犬（左）
裏

砥鹿神社



二宮、及び、三宮
拝殿
昭和３７年（１９６２年）改築まで該建造物が旧拝殿。
現拝殿完成後、移築。

御祭神は、
二宮
事代主命（ことしるぬしのみこと）（えびすさま）
三宮
建御名方命（たけみなかたのみこと）（諏訪さま）

砥鹿神社



三宮
拝殿
内部
商いの神様故に提燈奉納が絶えない。

砥鹿神社

砥鹿神社

一宮町護國神社



本殿
東京都、及び、神奈川県を除く県単位での護國神社は全国に存在するが、町での護國神社は稀な存在。

砥鹿神社境内

一宮町護國神社



石柱と国旗掲揚台

この旅行記へのコメント （6）

• はむじさん 2013/04/21 11:29:16

  今日は。

  横浜臨海公園さん、早速にも私のメッセージに御丁寧な返書を頂き恐縮致しております。又、愚生の旅行記をフォロー登録もして下さり感謝申し上げます。
  
  横浜臨海公園さんの旅行記。興味が湧いた数冊を拝見させて頂きました
  
  何と、皇室関係の歴史史実の詳しいのには吃驚です。
  
  それらと相まって神社参拝も多いのには何かしら関係が深いのでしょうね。
  神社本庁の方がたにもお知り合いが大勢いらっしゃるみたいですし・・・
  
  所で私ごとですが、我が娘は幼い頃。七五三参りに熱田神宮へお参りに行き、巫女さんから頭をお鈴払いして頂いた印象が強烈であった所為で、高校卒業と同時に熱田神宮の巫女になり、そこで知り合った神職と職場結婚し、今では二人の子供も授かって10年になります。
  
  又嫁ぎ先の義親は愛知県の護国神社で宮司をやっておられる方です。
  （今年65歳で退官の予定だそうですが）
  
  そんな訳で、我が家には娘が年4回発行される雑誌「皇室」（余り町の書店では見かけませんが・・・）を態々購入して贈呈してくれます。
  
  そのような意味からも、つい我家でも皇室を敬い又皇室と関係の深い神社も
  訪れるきっかけが多くなりました。
  
  この3月には福井県の気比神宮へ旅行のついでに訪れましたら有栖川宮様ともご縁の深い神社だった事を知りました・・・・
  
  
  済みません、わたくし事を長々と綴ってしまいました。
  追記：私も、横浜臨海公園さんのフォロワーにさせて頂きますね ham-ji

  横浜臨海公園さん からの返信 2013/04/23 10:46:00

  拝復

  ham-jiさま、こんにちは。
  
  
  先週は硫黄島訪問。
  そして２１日から靖國神社春季例祭開催で、小生、特別奉賛会会員として御奉仕しておりました関係で、フォートラベルに向きあう時間が取れず、メッセージを賜りながら返事を差し上げるのが遅くなりまして、誠に申し訳ございませんでした。
  
  > 何と、皇室関係の歴史史実の詳しいのには吃驚です。
  →一般の方々には殆ど閲覧困難とされる宮内省編纂の明治天皇、及び、大正天皇記を閲覧可能な箇所を抜粋し、該旅行記は、史実を元に作成したものでございます。
  
  > それらと相まって神社参拝も多いのには何かしら関係が深いのでしょうね。
  > 神社本庁の方がたにもお知り合いが大勢いらっしゃるみたいですし・・・
  >
  > 所で私ごとですが、我が娘は幼い頃。七五三参りに熱田神宮へお参りに行き、巫女さんから頭をお鈴払いして頂いた印象が強烈であった所為で、高校卒業と同時に熱田神宮の巫女になり、そこで知り合った神職と職場結婚し、今では二人の子供も授かって10年になります。
  >
  > 又嫁ぎ先の義親は愛知県の護国神社で宮司をやっておられる方です。
  > （今年65歳で退官の予定だそうですが）
  →たぶん、宮司は小生の事をご存知ではないかと察します。
  それにしても、我が神奈川県には全国で唯一、護国神社が存在致しません。
  全国最後の護国神社として遷宮直前に、昭和２０年（１９４５年）５月２９日の横浜大空襲で全焼し、戦後は慰霊碑が建立されている公園に整備されました。
  http://4travel.jp/domestic/area/kanto/kanagawa/yokohama/yokohamaeki/tips/10180960/
  
  小生こそ、今後とも何卒宜敷くお願い申します。
  
  
  
  
  横浜臨海公園

• 大目付さん 2011/09/13 22:29:33

  巫女さんの研修旅行

  そう言うものもあるんですね〜。初めて知りました。

  横浜臨海公園さん からの返信 2011/09/14 23:06:36

  拝復

  大目付さま、こんばんは。
  
  
  何時も懇切なメッセージを賜りまして誠に有難うございます。
  
  巫女職の研修旅行の話を知り、小生も少なからず驚かされたのは事実です。
  以前であれば、該神社での職務で、他所へ出かけること自体有り得ない事だったと思われますが、御近所とは申せ、熱田神宮や、伊勢外内宮へ出張扱いで研修に出掛けたそうです。
  
  
  
  横浜臨海公園

• eibonさん 2011/09/11 16:45:59

  初耳でした！

  横浜臨海公園さん
  ごぶさたしています！
  
  いつもご訪問ありがとうございます。
  
  飯田線が目に留まり、
  と言いますのも、私ごとですが明後日から豊橋に出張です。
  
  そうですね、おっしゃる通りで豊川稲荷は有名で
  私めも知っていましたが（でも、まだ行ってませんが）
  砥鹿神社は初耳でした。由緒ある神社なんですね。
  豊橋には出張でよく行きますので、次回暇を見つけて
  豊川神社、砥鹿神社に廻りたいと思います。
  
  それでは、失礼いたします。
  
  eibon
  
  
  

  横浜臨海公園さん からの返信 2011/09/14 23:02:53

  拝復

  eibonさま、こんばんは。
  
  
  投票とメッセージを賜りながら返事を差し上げるのが遅くなりまして誠に申し訳ございませんでした。
  
  砥鹿神社は三河國総鎮守でありながら、観光ルートから外れる為か、小生が訪れた際は地元の方が朝の拝礼で訪れているだけで、観光客の姿は小生以外絶無で境内は静謐そのものでした。
  
  eibonさまも砥鹿神社を訪問されたら、さぞや驚かれる事と思われます。
  
  
  
  横浜臨海公園