2011/08/01 - 2011/08/13
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amenitendeaさん
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アルゼンチンのパタゴニア地方、世界遺産バルデス半島の最寄り都市プエルト・マドリンで第9回世界合唱シンポジウムが開かれました。前回のコペンハーゲン、前々回の京都に続き三回目の参加です。
南米はもちろん初体験。サッカーW杯等でアルゼンチンという国自体はよくメディアでも耳にしますがプエルト・マドリンって?
ガイドブックにもほとんど載っていない。ウェブ検索してもあまり多くの情報は出てこない。
ほとんど予備知識なしでの訪問。でも滞在した約一週間、とってもいい経験ができこの街が好きになりました。
少しですが紹介します。
(とはいえ、肝心のバルデス半島には行っていないしもちろんオタリアやペンギンとも出会ってないのでなんの紹介やらって感じですが…)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ブエノスアイレスで一泊していざ、プエルトマドリンへ。
飛行機で2時間。これまでのフライトに比べたら余裕余裕…なんて思っていたらなんとお隣のチリの火山爆発の影響でプエルトマドリンへのフライト(というか国内線ほとんど)欠航!ウッソー!
というわけで急遽高速バスにて向かうことに。写真はレティーロ駅周辺のバスターミナルです。
出発時間から遅れること約一時間。いい加減だなあとイライラするけどアルゼンチンではこれが普通なんですって。神経質にしていたら身がもちそうにないので割り切ることに。
所要18時間!!神戸〜東京間でもその半分ですよ。もちろんそんな長い時間バスに乗ったことなんてありません。半ば戦慄しながら乗りこむ… -
しかし意外や意外。飛行機より楽でした。
足を乗せるシートもあるしリクライニングもけっこうできてしかも幅も広い。値段も445ペソとリーズナブル。
アルゼンチンでは高速バスが発達してるとのこと。長旅に配慮されてるんですねえ。
とはいえやっぱり熟睡はできないしトイレはついてるけどこれどうやってやるの?っていうくらい不思議なトイレだったし食事はついてるけど合わない…
ふと外をみやると朝焼けが。
写真では伝わりにくいけどとっても綺麗でした。 -
どっかのガソリンスタンドでやっと休憩。トイレがついてるから基本的に停車はしないっぽいですが。
見渡す限りの草原。ブエノスアイレスのような都会の面影は全くなし。世界の果て感がすごい。
スペイン語が分からないので出発時間とか分からないし点呼とかいちいちしてくれなさそうだからダッシュでトイレに行って買い物とかもせずにバスに戻る。 -
配られた朝食。これはまだ食べられる。
夕食に配られたものが食べられず、野菜のみちびちび食べてると隣のおじさんがみかねて(?)「塩とビネガーがあるからそれかけなよ」と英語で言ってくれました。
余談ですがこのおじさん、けっこうな巨体なのに物凄い静かに寝るんです。あまりに静かでしかも身を縮ませてるからいないのかと思って「??どこに行った?」と不思議に思ってたらずっと居たっていう… -
苦節十何時間、ようやく街が見えてきました!
地平線も、3〜4時間も続けば飽きてくる頃、ようやく本来の目的地に到着です。感激です。 -
プエルトマドリンのバスターミナル。
色んな会社のバスが発着してます。 -
運んでくれたバスです。二階建て。
-
ホテルが見えてきます。
LAYENTRAYというホテルです。
街中からかなり外れてますがとてもいいホテル。綺麗で快適。
ただ、あえて難を言わせてもらうとすれば風呂の水が怪しい色をしているのと防音性が全くない…
まるで同じ部屋にいるみたいに隣の部屋の話し声が聞こえるんですよ。
けっこう部屋で電話とかしたから得体のしれない言語が隣から聞こえてきて迷惑だったろうなあ。まあお互い様か。 -
ロビー
しゃれてますねえ。
お土産やさんもあって買い物してたら「ハポン?」と訊かれました。
めずらしがられました。 -
こんな螺旋階段も
-
夜になるとホテルのベランダの天井にある灯りが青く灯ってすごく幻想的。夜景もすごく綺麗で思わず感嘆符が漏れました。
-
部屋の中はこんな感じ。ちょっと散らかしちゃいましたが。
ミニバー、テレビ、ドライヤーなど必要なものは一通り揃ってます。 -
バスルーム。
バスルームは綺麗なんだけど水が水色じゃない…
目が充血し始めたからあがった後は必ずミネラルウォーターで洗眼しました。
洗面所の水はまだましです。 -
朝になるとこんな感じ。ビーチと街が一望できます。
-
さてとりあえず街を歩いてみます。
空気が爽やか…と思いきややっぱり排気ガスが凄い。
ここも車なしでは生活できないのか交通量が多いし恐らくハイブリッドカーなんて走ってないのでけっこうな排気ガスを出す車が多いんでしょうね… -
フジフィルムの看板が。
あとトヨタとかもあった。日本のものの名前を見ると妙に嬉しくなりますね。 -
この日はとてもいい天気
パタゴニアは風が強くて曇った日が多いらしいのですが快晴 -
海が綺麗です
シーズン中にはここは海水浴客で賑わうんだろうなあ
今は全くのシーズンオフ -
ピンク色の海鳥が
-
分かりますか、クジラがしっぽを出してます!
そこここにクジラが泳いでるらしく時折潮を吹いたり背びれ尾びれを見せてくれます。 -
さすがアルゼンチン
道端でサッカーをしてる少年。サマになります。 -
街並み
のどかでいい街です
ただ、放し飼いにされている犬のフンがそこここに落ちてるのであまり呑気に気を抜いて歩くことができません(笑) -
海岸沿いの公園
土曜日にはいっぱいの親子で賑わってました -
めずらしい花が木からぶらさがってます
-
さて本来の目的、シンポジウムのコンサート会場
ここはメイン会場ですが、どう見ても体育館をライブ会場に即席で仕立てたもの…バスケットゴールとかそのままだし。
京都のコンサートホールやデンマークのオペラハウスとは雲泥の差ですがこれもアルゼンチンクオリティと割り切ってコンサートを楽しむことにします。
とはいえ一般参加者はサイドの階段にしか座らせてくれなくて一度も椅子に座って聴けなかったんですよね… -
ホンットーにただの体育館
外を走ってる車の音が聞こえるんですよ。
赤ちゃんは泣くし子どもはねっ転がってるし飲食も撮影もし放題…
でもこれはこれで非常に気楽
世界規模のイベントがこんなゆるゆる感で聴けるのはもう最初で最後かも…? -
こんなところでも合唱団のみなさんは素敵な演奏を聞かせてくれます
-
夜のコンサートは体育館、昼のコンサートは街中の教会や映画館やクラブで行われます。
これは映画館で。エストニアの少女合唱団。 -
同じく映画館
南アフリカの大学合唱団 -
スウェーデンの混声合唱団
この時はコンサートではなく講座でした
すごく楽しかった! -
ここは教会
ノルウェーの合唱団です。
指揮の先生の近くに座ったのですが先生も歌ってました(笑)
それがすごくいい声で… -
カナダの児童合唱団
児童と言ってもみんなすごく大人っぽい
表情が凛々しくて素敵 -
コンサートを堪能して、明日は再びバスでブエノスアイレスへ。
この景色も見納めかあ…と思うとなんとも言えない寂しさがこみあげてきます -
バスターミナルに再びやってきました。また18時間かけて首都へ向かいます。
今度はほぼ定刻通りにやってきたバス。
行きとバス会社は違うけど似たようなシートで今度は多少寝ることができました。慣れたのかな? -
さようなら、プエルトマドリン
また来れたらいいなあ。来たいなあ。
今度はバルデス半島にも行ってホエールウォッチングとかペンギンとかに会いたいな。
そして今度は飛行機で来たいな(笑) -
さようならアルゼンチン!
-
ロスの空港でお寿司とお茶。
懐かしい味。 -
さようならアメリカ!素通りだったけど
-
窓に結晶が
-
成田上空
日本に帰ってきた!!
飛行機から降りたらものすごい蒸し暑い空気が…
ずっと冬だっただけに不快指数が急上昇 -
成田エクスプレスはガラガラ。ほぼ貸し切り状態でした。
この後新幹線に乗り込み新神戸へ
その頃にはもう「日本に帰ってきた」という感動も薄れつつ…
車内であなご弁当を食べました。おいしかった。
そうして帰宅してからほぼ一日中眠りについてました。
人間ってこんなに寝られるんだって感心するくらい…
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