スーパーマンの故郷？

2011/08/20 - 2011/08/21

今回はまたまたカジノつながりでメトロポリスという町に行ってきました。

「メトロポリス」と聞いてこの写真に写ってる方がすぐに思いついた人。おそらく私よりも世代は上の人でしょう。。。ｗ

イリノイ州メトロポリスという町は、とても面白い歴史を持っています。

簡単に言うと、大風呂敷を広げてはコケ続け、今の状態に落ち着いた感じですｗ

そもそも街ができた経緯が面白くて、1850年代に今のワシントンDCを西の方へ移動させようという活動をしていたグループが、オハイオ川とミシシッピ川が合流するこの近辺（当時は流通のメインは船だったため）に誘致しようと都市を建設。名前を大げさにもメトロポリスとつけたそうです。（対岸のケンタッキー側にはキャピタルシティーなんて都市を作ろうとしてたとか。。。）（注：ウィキ情報）

ところが、当然そのような計画はなくなってしまい、メトロポリスは名前だけ大げさのまま単なる田舎町となってしまいました。

1970年代にスーパーマンを作っているDCコミックスがこの町を正式にスーパーマンの故郷と認定。（わざわざイリノイ州の条例も作り、スーパーマンの故郷と認定しています）

町の中心部には写真の像が建てられ、スーパーマン博物館が建てられ、町の新聞は名前を映画にあやかり、メトロポリスプラネット（映画ではDaily Planet)とまで変更し、町おこしを始めました〜

2000年の調査では人口は7000人。。。

現在の町の一番の収入は今回私達が行った、カジノの収入によるものと悲しい結果に終わっています。。。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.0

自宅のあるテネシー州マンチェスターから約100マイル。ケンタッキー州に突入。

さらに100マイル走りイリノイ州へ。
州境にあるビジターセンターです。

高速の出口を下りて約5分。メトロポリスのダウンタウンへ。

写真は銀行です。ここに描かれている絵がかわいかったので撮ってみました。
米軍への感謝の意味を込めた壁画のようですね。

田舎町ならでは？

スーパーマンミュージアム

スーパーマン関係（ワンダーガールなんていう懐かしいのもありましたよ）のグッズから中には入れませんでしたが、博物館もあります。

そして。。。

スーパーマン①

町の裁判所の前にドーン！

スーパーマン②

後姿も立派です。手を抜いてませんねぇ。

スーパーマン観光は10分で終わるので、本日のメイン。
Harrah's Casinoへ。

ミシシッピ州と似ていて、イリノイ州でもカジノは水の上の船状態のみ認められています。

この入り口は陸地に立っていますが、実際のカジノは船となっています。

オハイオ川

メトロポリスのカジノはオハイオ川に面しています。

ちなみにこの辺はテネシー州から流れてくるカンバーランド川、テネシー川がオハイオ川に注ぎ込み、このオハイオ川はここから南に行ったところでミシシッピ川に流れ込むという形になっています。

相当水が豊かなのですが、その分水害も酷く、今年の5月にはメンフィス同様、洪水に伴いカジノがほぼ水没状態となりました。

昔のスロット

ホテルからカジノへの通路には昔のスロットマシンが並んでいます。

昔のスロットマシン

この頃から、チェリーやらベルやらの絵柄は使われているんですね。

カジノでのイベント

さすがにローカルカジノだけあって、商品もグッと現実味があるものに。。。

写真だとちょっとわかりづらいですが、商品のひとつにジェネレーターがあったりします。理由は不明ですｗ

ブッフェ①

典型的なアメリカン。

「彩り豊かで体に良さそう」

ブッフェ②

彩りと言えばこれも負けていません。
デザートでも色彩感覚豊かな（着色料たっぷりとも言う）ゼリーがご用意してあります。

ちなみに、友人が一口赤いほうをチャレンジしましたが、それほど甘いというわけではないそうです。舌が赤くなってたかもしれませんｗ

1泊2日の旅程を終えテネシー州へ戻って来ました。

ローカルカジノの主なお客は年金生活をしているご老人達。スロットで＄5000当てた女性が、2時間後にもまだ同じ台でプレーしていてその瞬間にも＄1800当たっていました。妙に慣れていて毎日通っている感じの方でした。

メトロポリスのカジノでは完全に浮いていた私達。その感じにやられたのか、カジノの結果もさっぱりでした。。。