大坂旅①石切不動商店街探訪

2011/06/25 - 2011/06/25

祖先の記録をたどって行ったら、（推定）１６６０年代にこの場所で刀を購入した記録に出会いました。
学生時代に世界史の年号を丸暗記するのは得意でしたが、昨年それを知ってにわかに日本の年号の勉強を始めました。…もともと日本史は租庸調になってから全く興味が湧かなくて、常にぎりぎりの及第点でしたが。

日本刀は、江戸幕府が始まり確立していく過程で刀の弧の角度や重さ刃紋などが変化していったようです。戦国時代からの変換点だったのでしょうか。古い刀から新刀へ。人を切るのではなくて、武士の象徴としての持ちモノへ変化していったのでしょうか。
専門家ではないのでわかりません。４００年くらい前の我がご祖先は、とにかくこの地で刀をあつらえたようです。今でもこの地で「刀屋さん」と呼ばれている、河内守国助さんを訪ねました。

エリア 東大阪市(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JALグループ 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大失敗だったのは、炎天下に近鉄石切駅に下り立ったこと。友だちと梅田駅で待ち合わせている娘と、難波で別れたのでそのまま行きやすいと思ってしまった。
石切駅で駅員さんに尋ねたものの、…下り坂だから目的の場所にすぐに辿り着けるかと思ってしまった。
　下りながら不思議に思ったのは、なんだか霊能鑑定などという小さなお店がやたらにあったこと。横浜臨海公園さんの情報によると、大坂市内が第二次世界大戦で被災した時に、大勢の霊能者がこの地に移動したらしいです。考えれば、役行者所縁の生駒山の近くです。大阪から見て丑寅の方向に近いのかな〜…とＤＡＮＡの妄想は暴走。

下る道を一本間違えて、ひたすら住宅街を下りて行きました。
これが、ご本尊様。辿り着いたお礼にお参りを。
行きたいところは「刀屋さん」。お店の名前を尋ねると、皆さんそのようにおっしゃるのです。おーい刀屋さん！！

石切劔神社境内になんとか辿り着きましたが、もうへろへろ（この日の大坂は３４度でした）。汗だらだら。足がくがく。
でも、この神さんのお膝元で商いを続けているお店に伺うわけだから、まずはお参り。…そしたら案内板が見つかる。

探していた刀屋さんです。河内守国助商店。
中河内国助と名乗ったのは、二代目のみ。刀の写真を撮ってもよいとおっしゃってくださいました。４００年前のご縁なのですけど、感謝です。

この箱、今では煙草盆なのです。でもよく見ると三葉葵の紋処。伺うと紀州徳川家の千両箱であったとか。蓋がなくなったから、灰皿にしているのですって。

狭い参道をはさんで小さなお店が沢山。でも、この中には霊能鑑定のお店がありません。
大好物のひろうす屋さん。亡き父も大好物でした。此の炎天下ではお土産に買うこともできません。残念。

参道が下り坂って言うのも、この神社のさらに上にもう一つ神社があるからなのか…？？

参道の手前にこんな処も。
病気の平癒を願う人は治したいところに触れて太鼓を敲くようにと書いてあった。

もう一度振り向いて、御礼を。
ありがとうございました。

石切駅まですぐ。
駅は道路の真ん中を仕切るように建っていて、歩道橋のような処を登って駅へ入る。
ホームから石切の方向を。

この旅行記へのコメント （4）

• わんぱく大将さん 2011/07/28 10:23:14

  凝りますね

  DANAさん
  
  凝られますねえ〜〜　　　　　大将

  DANAさん からの返信 2011/07/29 06:41:43

  RE: 凝りますね

  大将さま
  >
  > 凝られますねえ〜〜　　　　　
  肩と足が凝りまくっております〜。ここ数日珍しく化粧してスーツ着てパンプス履いて仕事してます。全く向かない格好だあ。
  
  もうそろそろ日本ですか？
  
  ＤＡＮＡ

  わんぱく大将さん からの返信 2011/07/29 06:43:17

  RE: RE: 凝りますね

  > 大将さま
  > >
  > > 凝られますねえ〜〜　　　　　
  > 肩と足が凝りまくっております〜。ここ数日珍しく化粧してスーツ着てパンプス履いて仕事してます。全く向かない格好だあ。
  >
  > もうそろそろ日本ですか？
  >
  > ＤＡＮＡ
  
  DANAさん
  
  うまい、うまい！　　６日の朝にＫＩＸ着ですわ。　　大将

• 横浜臨海公園さん 2011/06/30 00:58:33

  石切

  DANAさま、こんばんは。
  
  
  石切の旅行記を拝見させて頂きました。
  石切は近鉄奈良線に乗車すると生駒隧道から大阪平野を駆け下る途中に在り、霊能者が集中して住む事でも知られていますね。
  小生も石切で降りて街を歩いた事がありましたが、何か不思議で不気味な雰囲気が漂っていて、早々に退散した記憶だけが鮮明に残ってます。
  
  
  
  横浜臨海公園