大好きな”ちゅらさん”のロケ地を回る＠小浜島　＋αで竹富島

2011/02/10 - 2011/02/13

人生2度目の沖縄です。
1回目は11月、そして今度は2月。
何でそんなオフシーズンに行くんだとよく聞かれますが、マリンスポーツが目的でないのなら、比較的観光客の少ない冬場に行くのも悪くありません。
航空券も取りやすいし、ホテルも安めです。

前回は本島を自転車で一周したので、今回は初訪問の離島です。
石垣島を中心に、竹富・小浜へも足を伸ばしました。
まず、小浜島と竹富島の散策記録です。
石垣島よりむしろこちらがメインです。

エリア 小浜島(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

石垣港のフェリーターミナルです。
改装されたばかりのようで、中に入るときれいで開放的な感じがします。
730交差点から歩いて5分ぐらいですね。

9:00頃のフェリーで、小浜島へ渡ります。
今回の旅行では、小浜島の散策を一番楽しみにしていました。

石垣→小浜は25分ほど。
港に着くと、レンタカーとレンタサイクルの手厚い勧誘を受けます。
港の目の前にあるお店で、電動自転車を3時間借りることにしました。
予定通りです。

小浜島は初めてだと伝えると、手作りのサイクリングマップを使って道順等を教えてくれました。
素直に言われた通り動いたのですが、これが大正解だったことを後で知ることになります。

最初に向かったのは大岳。
階段を登った上に簡素な展望台があります。
疲れる前に登っておいた方がいいよ、と言われ最初に行きました。

大岳 自然・景勝地

展望台にはすぐ着きます。
そもそもこんな小さな島に山があること自体驚きです。

あいにくこの日の天気は曇り…。
でも晴れていたらレンタサイクルで回るには暑かったと思います。
2月ですが。

小浜島ではさとうきび畑を至る所で見ることができます。

大岳から北西へ向かう途中にある隠れ家的なビーチ。
すぐ近くには、廃墟になったと思われるリゾートホテルの跡が残っていました。

天気の決して良くない2月のビーチですから、誰もいません。
聞こえるのは静かな波の音だけ。
こういうところでゆっくりボーっとするのも、離島観光の楽しみです。

さらに西へ向かうと、小高い丘が見えてきます。
『ちゅらさん展望台』です。

2001年上期に放送されたNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」は、この小浜島が主要な舞台となりました。
沖縄が舞台の連続テレビ小説自体、ちゅらさんが初めてだったはず。

ちゅらさん展望台 名所・史跡

「ちゅらさん」をリアルタイムで見たのは中学生の時です。
しかし主演が国仲涼子だったことぐらいしか覚えておらず…。
もともと石垣島へ行こうと思い立った旅行でしたが、どうせならばとNHKオンデマンドで約1ヵ月半、全156回×15分を観ました。

いろんなドラマや映画を見ますが、ちゅらさんは未だに好きなドラマの1つです。
見ているうちに、沖縄に行きたくて行きたくてどうしようもなくなっていました。

一番上に登ると石碑が立っています。

中央に見えるのが、いわゆる「和也くんの木」です。
ガジュマルの木ですが、ドラマの撮影のために外部から取り寄せたものを植えているので、定期的に取り替えないと枯れてしまうそうです。

ちゅらさん展望台からは集落まで下り坂が続きます。

集落の端にある小浜小学校・中学校です。
ここもドラマに登場しました。

同じく集落の中にある「こはぐら荘」。
説明不要かと。

人が住んでいますので、中には入ることができません。

集落から、島の最南西端にある細崎（くばざき）の港へと自転車を走らせます。
この区間はアップダウンが激しいため、電動自転車が大活躍です。

というか、普通のママチャリでは無理でしょう。。

細崎 自然・景勝地

第6回の放送で、えりぃが文也君と結婚の約束をした埠頭です。
このシーンはその後も数え切れないくらい何度も登場しました。
ドラマでは、石垣島行きの船はすべてここから出ていましたが、実際には島の北東にある港からしか出ていません。

細崎港の一番奥にある海人公園。
これといって何の変哲もない普通の公園です。
敢えて言うなら、奥に見える展望台の屋根がマンタ仕様になっていることでしょうか。

海人公園 公園・植物園

細崎から集落に来た道を戻ろうとすると、急坂を登り続けなければいけません。

登り坂の手前で右折して島の南部を東方面へ横切れば、ほとんど平坦な道伝いに「はいむるぶし」まで一気に行くことができます。

「はいむるぶし」とは南十字星を表す八重山諸島の言葉で、小浜島の総面積の6分の1を占めるリゾート施設の名前です。
沖縄からも南十字星は見れるってことなんでしょうね

偶然、国仲涼子と小橋賢児が記念に植樹したガジュマルを発見しました。
ロケの際には、出演者からスタッフまで皆このはいむるぶしに泊まったそうです。
小浜島がロケ地に選ばれたのは、大勢のスタッフを受け入れるだけの施設があったことも大きかったようですね。

※国仲涼子さん、ご結婚おめでとうございます！（2014/11/27追記）

はいむるぶしから集落までは比較的近い距離ですが、その間にあるのが「シュガーロード」
これもちゅらさんでお馴染み。

ただし、その名に反して今は両側がさとうきび畑でなくなっています。
ちゅらさんを見ていなければ、全然感慨深くもなく面白くないだろうな

表紙の写真を見るとものすごい登り坂のように思えますが、全然そんなことはありません。

こんな感じでぐるっと島を一周し、ちょうど3時間でした。
2月といえども小浜島はアップダウンが激しいためかなり運動になり、暑いくらいでした。

フェリーターミナルのお土産売り場で、こはぐら荘の手作りシーサーが限定販売されていました。
ちゅらさんファンなので、迷わず買ってしまいましたｗ

ポスターに八重山商工出身の大嶺投手が起用されていました。
一体いつになったら1軍で活躍できるのか…。

いったん石垣島に戻り、そこから今度は竹富島へと向かいました。
竹富島へはわずか10分で到着します。

町並みはこんな感じで、沖縄の古き良き風景がそのまま残っています。
道路は砂が敷かれている感じなので、自転車では正直走りづらいです。

実はまだ昼食を取っていなかったので、有名な「竹の子」へ一目散に駆け付けました。
小浜島には良い昼食場所がありません。
フェリーターミナルの目の前に一応店はあるようですが。

ソーキそば大盛り。
沖縄に来たら最低1回はソーキそばを食べないとね^^;
旨いっ！

島の南西部にあるカイジ浜とコンドイビーチへ。
そこらじゅうにカップルがいてゆっくりできません。
夏のハイシーズンならともかく、2月だからいないだろうと思ったんだけどなぁ。。

でも海の透明度は小浜島よりこちらの方が上だと思いました。

コンドイビーチ ビーチ

西桟橋です。
運が良ければここから美しいサンセットを見ることができます。
この日はあいにくの天気でした。

日が沈む頃には石垣島行きのフェリーは運航を終えていますので、サンセットを見るためには竹富島に1泊することが条件になります。

西桟橋 自然・景勝地

小さい島ですが、郵便局はあります。

なごみの塔です。
階段がめっちゃ急なので、足を踏み外さないよう気を付けて。

なごみの塔 名所・史跡

なごみの塔から見えた風景はこんな感じ。
待っている方が何人かいたので、適当に写真を撮ってそそくさと退散しました。
竹富島は小さい島なので2時間もあれば観光できてしまいます。

蒼井優主演の『ニライカナイからの手紙』という映画の舞台がこの竹富島なのだとか。
見てみようかな？