山口　下関　門司レトロの旅

2011/06/03 - 2011/06/04

長門、角島、萩，門司港レトロ　2日間の旅の始まりです。
初めて行く山陰地方、どんな所か？とても楽しみ。
よくばってたくさんの所を見て歩きます。
海産物、和菓子、ソフトクリームといっぱい食べて楽しみました。


＊萩・津和野は高速道路が土・日・祭日に￥1,000になった都市のＧＷに行こうとしましたが、交通量の多さに遭えなく断念。その時依頼の奥様念願の地。
今回は空飛犬君抜きでの旅行です。作品も当然奥様作。

エリア 長門市・長門湯本温泉(山口)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

名古屋駅からのぞみ97号07：06発に乗って新山口駅へ

途中の駅の停車中に広島です。

新山口駅09：51到着

初めての山口県　駅前です。ここからは、バスに乗って観光です。

駅前の時計、せっかくですから写真に撮っておきました。

北長門、先崎に向かいます。

このバスに乗って出発、楽しみです。

別府弁天池、日本名水百選の一つです。

澄んだブルーのカルスト地形特有の湧水。
とても奇麗な水です。

弁財天様がお祭りしてあります。この後ろで水をくむことができます。

北長門にある日本海海産物ショッピングセンターで昼食をとります。

ウニ丼　1500円　ウニの量が少なくてちょっぴりがっかりです。
この値段だから仕方がないかな。

イカ丼　1000円
イカの上に卵の黄身をのせて食べます。美味しかったです。

お土産売り場、空飛犬quillがグズっているかも知れないので留守番のご褒美に鯛茶ずけを買いました。

フグがぷっくぷくで飾ってあります。

夏ミカンが有名ですから、やっぱり夏ミカンソフトクリームを食べなければ・・・・300円です。

長門市仙崎では、ツアーで青海島観光遊覧もありましたが、金子みすゞ記念館に行きたくて、仙崎散策にしました。

角の乾物屋
　角の乾物屋の塩俵、
　日ざしがかっきりもう斜。
　二軒目の空き家の空俵、
　捨て犬ころころもぐれてる。
　三軒目の酒屋の炭俵、
　山から来た馬いま飼葉。
　四軒目の本屋の看板の、
　かげから私はながめてた。
　
＊金子みすゞ

みすゞ通り
　仙崎駅から延びる通り、みすゞの実家があったことから、作品にもよく謡　われた。

金子みすゞ記念館前にあるかまぼこ板7000枚使用した肖像画。

明治36年生まれ、本名金子テル。信州が好きで「金子みすゞ」とペンネームにしたそうです。20歳の頃から童謡を雑誌に投稿し始め、西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と称えられたが、26歳の若さで死去。
約50年後に手書きの3冊の童謡集が見つかり、愛らしく温かいまなざしの作品が注目を浴びています。

金子みすゞ記念館　入館料350円
　みすゞの実家跡に建てられた資料館。彼女が20歳まで過ごした書店「金子文英堂」を再現。

昔の本が並んでいます。

ここにいると、奥からみすゞさんが元気に出てきてくれるみたいです。

昔の宣伝用看板かな？
「パイロットインキ」懐かしい響きです。

二階では、みすゞの部屋を復元しています。
この窓からよく通りを眺めていたと言われます。
部屋に入りたかったけど、柵がしてあります。
残念。

有名な、こだまでせうか・・・・の詩です。
常設展示場でのんびり詩を読んでいると、心が洗われます。
東日本大震災後に随分テレビで流れていました。

どの詩も素敵です。

看板もおちゃめです。
「あっ　私だ！」と思っちゃいました。

民家の軒先に詩を書いた板がかけられている。

長門市観光案内。

仙崎駅。

マンホールの蓋も面白いです。

色々な所にみすゞの詩が発見できます。

長門、お出迎えのクジラクンです。

観光船乗り場のお土産屋さん。

青海島バーガーを食べてみたかったけれど、お腹がいっぱいだったので断念。

かわりにギョロッケ180円をゲット。ハンペイに衣をつけて揚げたような感じ。

乗らなかった青海島観光遊覧船。

青海島遊覧も面白かったかな。

次は下関です。盛りだくさんのツアーだから忙しい。なんせ今日は北九州まで行くのです。

壇ノ浦に望む平家一門の墓　赤間神宮。

安徳天皇と平家の武将を祀る。
陸の竜宮と呼ばれる華やかな朱塗りの水天門。

階段を上った所。

奥を見ると水が張ってありました。

平家の亡霊に琵琶を聴かせたという耳なし芳一も平家一門の墓のそばに祀られている。

夜来たら、亡霊が出てきそうで怖いです。

平家一門の墓。

七盛の墓包み降る　椎の露
　　　　高浜　虚子

耳なし芳一の墓。

耳内芳一と言えば琵琶、琵琶と言えば琵琶法師様、琵琶法師様と言えば、トラヤ帽子店です。

赤間神宮から海の向こうに門司が見えます。

伊藤博文の像。

春帆楼で明治28年（1895年）に日清講和会議が行われ、下関条約が締結された。

春帆楼は明治21年（1888年）にフグ料理公許第一号を認定された店。

丸々太った美味しそうな河豚のモニュメント。

日清講和記念館。

日清戦争終結の会談を再現。

重大な歴史が刻まれた空間は重厚な雰囲気がする。

関門橋　
関門海峡を渡る高速道路。

これから関門国道トンネルを通って門司に。

関門トンネルの入り口です。

いよいよトンネルの中に入ります。
世界でも珍しい2階建ての海底トンネル。自動車専用と人用のトンネルがあります。一度歩いてチャレンジしたいです。

あっと言う間に門司に着いてしまいました。

「恋人の聖地」に設定のはね橋、1日に6回開閉します。
ちょうど開閉するときで、ラッキーです。

はね橋を渡ってみました。

橋から見た旧門司税関
　明治、大正期に貿易港として栄えた門司の二代目税関として明治45年に建　築。

門司港駅
　大正3年2月1日に旧門司駅をして開業。左右対称の駅舎はネオ・ルネッサン　ス様式の木造建築。

駅の待合室もレトロのままで残されています。

旧洗面所の前にある帰り水。
　門司に帰ってくる人の喉を潤していたことからその名がついた。

現在使われている洗面所のまえにある幸運の手水鉢。

旧門司三井倶楽部
　大正10年に三井物産の接待、宿泊施設として建築された。

旧門司三井倶楽部の2階

旧門司三井倶楽部の2階
　北九州出身の作家・林芙美子資料室。

林芙美子の部屋の再現。

国際友好記念図書館
　1995年に北九州市と中国大連市との友好都市締結15周年を記念して建築。
　帝政ロシアが大連に作った建物がモデル。

この角度はよくガイドブックにも出ています。

バナナアイス　300円　
明治後期、台湾バナナは門司を経由して輸入されていた。バナナを独特の口上にのせて売りさばくのが叩き売りの発祥。

今日、宿泊するホテル、北九州八幡ひまわり温泉。

ホテルのロビー

客室、なかなか広くて良いです。

ホテルの隣に、遊園地（スペースワールド）があります。ホテルに着いた時は、もう閉園していました。
部屋から見たスペースワールド。

バイキングの夕食です。

皿うどん、焼きカレー、大分のダンゴ汁、鶏飯、芋うどん、鰹のカルパッチョ、めんたいオムレツ、タコライス、ゴーヤチャンプル、豚角煮、海ぶどう
アーサー天ぷら、辛子連近など、いっぱいで食べきれません。

目移りして私困っちゃう。

少しずつ持ってきても、種類がいっぱいでテーブルの上にのりきらないくらいです。

デザート
　八女茶ムース、豆乳プリン、紫イモダンゴ、いきなりだんご
　夏ミカンゼリー

朝食、バイキングです。
朝も焼きカレー等ボリュウムマンテンです。

門司港で焼きカレーの看板に目を奪われっぱなしだったけど、やっと念願がかなって食べれたよ。

何をゲットしようか迷ってしまいます。

朝からこんなに食べて、大丈夫かな？


肥りの恐怖にかられながら2日目に続く。