2011/05/29 - 2011/05/31
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miharashiさん
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10泊11日かけてアイルランドをダブリン空港を起点に反時計回りにレンタカーで一周しました。第ニ部は、アラン諸島のイニシモア島からバレン、モハー、ケリー周遊路、キラーニーを経て、キンセールまでの行程をまとめたもので、今回の旅行のハイライトともいえる部分です。なお、この旅行記は、団塊夫婦の世界一周絶景の旅 http://www.geocities.jp/greenbambooin にリンクされています。(表紙写真はモハーの断崖)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5月29日。Hillside House B&Bを後に、Rossaveelまで30分ほど走り、アラン諸島で最大のイニシモア島に高速船で渡る。切符売り場の女性に日本の震災の状況を聞かれた。彼女は日本旅行の出発直前に震災でキャンセルしたそうだ。世界は狭いことに驚く。船は定刻より15分早く出港。今日は天気が良く、海も穏やかそうだったが、それでもかなり揺れた。島に着いて、ツアーバスのひとつに乗り込み、すぐに出発。写真は、最初に説明を受けた教会の遺跡。
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住人以外は島に家を建てられないが、借りることは出来る。写真の家はその貸家のひとつだそうだ(1週間200ユーロでバス・トイレなし)。
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石を積み上げた壁によって区画された家々。島のどこでも、石壁によって土地が整然と区割りされていた。
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ダン・アンガスの駐車場でバスを降り、20分ぐらいかけてダン・アンガスに登る。ダン・アンガス(Dun Anghasa)は、紀元前1100年ごろから、イニシモア島の断崖絶壁の上に築かれた砦で、三重の石の壁に囲まれている。
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砦の入り口(もっとも外側の石壁)のまえから島を見る。島の表面は岩だらけであるが、雨が多いので泉もあり、畑や牧場になっている土地も多く見かけた。
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二番目の石壁の中(中央の砦)。砦の海側の端はそのまま断崖絶壁に続いていて、崖淵をさえぎるものは何もなかった。
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中央の砦の端の断崖。崖淵すれすれまで行くのはちょっとこわかった。
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一番奥の砦から中央の砦を見る。
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奥の砦の中。端はやはり断崖絶壁になっている。
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奥の砦の端から中央砦の断崖を見る。ここからだと断崖をもっとも外側から見ることができる。崖淵は怖いもの知らずの人でいっぱいだ。
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ダン・アンガスから下りてくると、駐車場には客を待つ馬車の列が出来ていた。馬は人がいなくてもおとなしく待っていた。
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七つの教会。実際には二つの教会が遺跡となって残っている。敷地内には、ローマ教会から派遣されたローマ人の墓もあった。
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島の海岸風景。今日は、アイルランドに来てからもっとも良い天気の中アラン島に渡ることが出来てラッキーだ。
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あざらしの生息地になっているという海岸にあった妖精の家。アイルランドは妖精伝説の国としても知られており、バスツアーの間に妖精の家は3度も見ることが出来た。
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アランの男という映画の撮影で使われた家。映画自体見たことがないのでぴんとこない。
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バスツアーが終わり、船の出港まで時間が余ったので、島のレストランで遅めの昼食。ここではじめてアイリッシュシチューを食べる(写真)。マトンとジャガイモ、ニンジン、タマネギを煮込んだ素朴な料理だがおいしかった。帰りの船が出港するときも、定刻より20分も早く出たのには驚いた。この航路の船に乗るときには注意が必要だ。
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Rossaveelに戻り、そこからR336をゴールウェー方面に走る。市内のバイパスを抜けて、N18、N67を走り、バレン高原の入り口にあるBallyvaughanという町を目指す。写真はBallyvaughanの手前にあった教会?の遺跡。
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Ballyvaughanに着いて、ネットで調べておいたホテル(Logues Lodge)にチェックイン。ホテルに着いたのが遅かったので、すぐにホテルのレストランで、2回目のギネスビールとはじめてのギネスシチュー(写真)で夕食(妻はギネスビールは1回で懲りたらしく普通のビールを注文)。ギネスシチューはマトンではなく牛肉を煮込んでいるが、非常にマイルドな味でこれもおいしかった。
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5月30日。Ballyvaughanからバレン高原に向かう。N67を南に走り、巨人のテーブルを見るためにR480に入る。道は徐々に高度を上げ、岩だらけの高原が目の前にひろがった。
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巨人のテーブルは、現地名をPoulnabrone Dolmenというが、Dolmenしか頭になく、いくら走ってもその看板があらわれずに通り過ぎてしまった。引き返してみると、Poulnabroneという看板が建つ駐車場がその場所だった。ここは古代人のお墓で、巨人のテーブルはそのお墓の一部として、岩だらけの大地にぽつんと建っていた。
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近寄って真横から撮影。
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90度周り込んで撮影。今にも崩れそうな微妙なバランスだ。
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モハーの断崖(Cliffs Moher)に向かうため、いったんR480を戻り、再びN67にはいる。R480を高原から下るときには、写真のパノラマが目の前に広がった。N67からR478にはいると、道の周りにB&Bが目立つようになり、モハーの断崖が近づいていることがわかった。
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モハーの断崖には大きな有料駐車場があり、ここに駐車しないと断崖を見学できないようになっていた。駐車場からしばらく歩くと、立派な遊歩道があり、そこから断崖を見渡すことが出来る。イニシモア島のダン・アンガスより規模は大きいが、断崖までの距離が遠いため、迫力ではダン・アンガスが勝っている。天気はめまぐるしく変わり、遊歩道では雨にもあったが、晴れ間を縫って撮影。
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遊歩道の先には塔が建っていて、その場所から断崖を見ると崖の広がりがより大きくなった。一枚の写真では収まらず、左右のパノラマで撮影する。
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塔の建っているところから反対方向を見た風景。ここにも断崖が見えた。
モハーの断崖を後にして、ケリー周遊路まで一気に南下する。途中フェリーを使うルートが最短コースになり、カーナビにそのコースをセットしたが、フェリー乗り場の手前で突然左折の指示があり、それに従うと細い道に入り行き止まり状態になってしまった。地元の人の助けで元の道に戻ったが、以後カーナビの指示を疑うようになる。 -
フェリー乗り場に着くと、すでに船が待っていて、ぎりぎりで乗り込むことができた。フェリーを降りてN69を南下し、Traleeを通り抜けてN70に入り、峠を越えてケリー周遊路(Ring of Kerry)にはいる。最初は道が細く、心配なので道端の人に聞いたところ確かにケリー周遊路だった。周遊路に入って最初の町のバーで休憩。中の雰囲気が良かったので撮影(写真)。注文したクラムチャウダーもおいしく、パンもついているので昼食になるくらいだった。
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さらに走ると、きれいな海岸線に出た(写真)。天気も予報より良くなり、空がほとんど青空で覆われてきた。Cahersiveenという町を過ぎると、広々とした海岸地帯を走るようになり、周遊路らしくなってきたが、予想したよりは普通の道だ。なお、一部のガイドブックには、ケリー周遊路は道幅が狭く、反時計回りに周遊することが推奨されていると書かれているが、実際にはほとんどの区間が国道並みの道幅で、反対方向に周遊する車の方がむしろ多いくらいだった。
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Cahersiveenを過ぎてまもなくSkellig Ringという看板が目に付いた。スケリッグ・マイケル(Skellig Michael)が見えると書いてあり、それを信用してその道に入ると、とたんに道が細くなった。しばらく行くと駐車場があり、そこに車を置いてSkellig Cliffという展望台まで歩くと、写真の眺望が広がった。断崖絶壁の先には、確かにスケリッグ・マイケルが見えた。
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スケリッグ・マイケルの拡大写真。二つの小島の左がリトル、右の急峻な方がグレート。グレートスケリッグは、ケルト人が造った古い修道院が残されていることで知られている。
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展望台の真下の断崖。
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展望台の端(上の写真の崖の真上)まで行き、再びスケリッグ・マイケルを眺める。実は、この展望台は有料展望台だった(駐車場そばの事務所に届けるように書かれた看板があり、正直に従ったが、無視すれば無料だったかも知れない)。それでも来る価値は十分あると思う。
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展望台から戻り、Skellig Ringをさらに走ると、道は急峻な山道になり、峠を越えると反対側の海が見えてきた(写真)。下り坂で一瞬スケリッグ・マイケルが見えたが、すぐに隠れてしまう。
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峠からの道を下り終わると、再びスケリッグ・マイケルを見ることが出来た。今度は二つの島が重なって見えた。Skellig Ringからスケリッグ・マイケルを見れるというのはうそではなかった。
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Skellig Ringの終わりの方は道標がはっきりせず、少し迷ったあとにケリー周遊路に戻れた。なおも写真のような美しい海岸線が続く。今夜の宿はキラーニーのホテルを予約しているので、そのまま周遊路をひた走る。前に大きなキャンピングカーが走っていて追い越せないため、時間がかかってしまった。
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ようやく半島の付け根にあるKenmareを過ぎて、道は山道になり、峠を越えると、写真の景色が待っていた。有名な貴婦人の眺め(Ladies View)だ(本当のLadies Viewは少し下にあった)。もう日が暮れかかっているので、明日に期待。峠を下ってキラーニーの町に着いたのは8時を過ぎていた。予約したホテル(Randles Court Hotel)にチェックイン。四ツ星の立派なホテルだが割引料金で泊まれた。今日の行程は一番長く、盛りだくさんだった。
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5月31日。今朝の朝食もアイリッシュを選んだが、ベーコンと黒プディングを抜いてもらうつもりが、言い方が悪かったのか、白と黒の両方のプディングがついてきた。黒プディングは豚の血がはいっていると聞いていて敬遠していたが、実際に食べてみると普通に食べれた。ホテルを後にして、まず近くのロス城を訪れる(写真)。キラーニー国立公園の中にあり、山と湖と古城がセットになった景勝地だ。
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城のまわりには、たくさんのカモがいて、人と戯れていた。
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ロス城をあとに、ダンロー渓谷の入り口に向かう。写真はその途中にあった大きく立派な教会。
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渓谷の入り口に着く。これ以上は車は行けなかった。渓谷内を馬車で周るツアーに誘われるが、あまりたいしたことはなさそうなので断り、Uターンしてキラーニーに戻る。
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キラーニーから昨日通ったケリー周遊路を戻る。町を出てしばらくすると、道の両側にしゃくなげの花が咲き乱れていた。湖沿いに駐車場があったので車を止めると、そこから山の方に遊歩道が伸びていた。
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遊歩道のまわりも満開のしゃくなげで埋まっていた。
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峠を登り、昨日は素通りしたLadies Viewの駐車場に車を止めて、向かいのカフェでコーヒータイム。
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今日も青空が見えているので、Ladies Viewを撮りなおす。英国のヴィクトリア女王も魅了されたと言われている景色で、確かに美しいが、山の景色としては穏やか過ぎて、やや迫力に欠ける。
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峠を過ぎて、Kenmareでケリー周遊路と分かれ、N71を南下。道は再び山岳地帯にはいり、雄大な景色がひろがった。写真ではわからないが、山肌にはしゃくなげの群生地も見られた。
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道の行く手には、昨日と同じようなきれいな海岸風景も見えた(写真)。南下するにつれて山が低くなり、天気も下り坂で、空が雲で覆われてきた。
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N71からR597に入り、Drombeg Stoneに立ち寄る(写真)。イギリスにあるのと同じようなストーンサークルだが、規模はずっと小さかった。遺跡に向かう道端には、ワラビが群生していて、日本に持ち帰りたいくらいだった。
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再びN71に戻り、R600に入ってキンセールに向かう。途中でまたまた古い教会(修道院)に出会う(写真)。キンセールに近づくと再び海辺を走る。
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予約したB&Bの看板を探しながら走るが、見つからずにそのままキンセールの町中に到着。キンセールは小さな港町だが(写真)、観光客が多く街はにぎやかだ。チューリストインフォメーションでB&Bの場所を教えてもらう。入り口は町のかなり手前だった。
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来た道を引き返し、予約したB&B(Rivermount House)に到着。メイン道路の入り口で再度確かめたが、B&Bの看板はやはりなかった。通常は考えられないが、予約の客だけを泊めるためだろうと勝手に解釈。B&Bは外見も室内も非常に立派で、目の前にはなだらかな起伏の山と川のパノラマが広がっていた。
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B&Bの部屋の中。アイルランドのB&Bすべてがそうとは限らないだろうが、今回泊まったB&Bはどこもきれいで立派な家だった。B&Bだけでなく、今回の旅行では日本よりはるかにきれいで立派な家々が立ち並ぶ光景をそこここで見かけた。これも近年の驚異的な経済発展の証だろう。今は経済危機の中にあるといわれる。実際、それらの家々の中にはFor Saleの看板を出しているところもあった。今後どうなるか気になるところだ。
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キンセールは海の幸がおいしいところらしいので、夕食は、キンセールの町のシーフードレストラン(Fishy Fishy、写真)まで食べに行く。まだ6時をまわったばかりだが、すでに店内は客でいっぱいで、人気のレストランらしい。
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レストランで注文した料理のひとつ(撮影前に少し食べてしまった)。かにの鋏の部分をイタリア風に煮込んだもので、スターターなので量は少ないが、洗練された味だった。
(アイルランド・ドライブ旅行記(3)へ続く)
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