2007/03/16 - 2007/03/18
979位(同エリア2789件中)
ハンクさん
以前サンフランシスコに近いフリーモントに長期滞在していたことがあり、サンフランシスコは懐かしい街の一つである。しかし、長期に滞在した町ほどろくな写真が残っていないのだ。いつでも行ける、いつでも写真撮影はできる、と油断しているうちに月日は過ぎ去ってしまうのが常なのである。ここでは数少ない写真を基に記憶が薄れてしまう前に書きとめておこうと思う。
サンフランシスコは、ロサンゼルスと共にカリフォルニア州の経済、工業の中心地であり、アメリカ西海岸では随一の金融センターである。サンフランシスコ自体の人口は約80万人だが、対岸のオークランドなどを含めた大都市圏の人口は400万人を超え、全米第12位の規模。更に南岸のサンノゼを加えたサンフランシスコ・ベイエリア全体の人口は700万人以上で、広域都市圏として全米6番目の規模である。そのため大規模なダウンタウンが形成されており、近代的なビルが建ち並ぶ。シリコンバレーや、著名人を輩出しているスタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校にも近く、コンピュータ系の企業が多く立地している。
観光地としての魅力にも満ちており、外国人のみならずアメリカ人の間でも、常に訪れたい都市の上位にランクされている。人気観光スポットとしては、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフ、ツインピークス等、また市内を走る伝統あるケーブルカーも人気が高い。私が巡った全米のほとんどの主要都市の中でも、ボストンとともに”人間サイズ”の都市であり、公共交通機関と徒歩で町歩きができる貴重な町である。
音楽ファンにとって、サンフランシスコオペラはニューヨーク、シカゴと並ぶ米国3大オペラの一つである。また戦後処理を協議したサンフランシスコ講和会議が行われたのはここオペラハウスである。今回はケント・ナガノ指揮、リヨン国立オペラのプロコフィエフ「3つのオレンジの恋」を観た。また、サンフランシスコ交響楽団は以前小澤征爾がシェフであった人気オケであり、現在はマイケル・ティルソン・トーマスが長期体制でマーラーのチクルスを完結するなど、常に注目されている。今回は第2交響曲「復活」を聴いた。少々やかましい、凄まじいパワーを持ったオーケストラだ。収容人数2,743人のデービス・シンフォニーホールが本拠地で、1992年には音響改修工事が行われており、アメリカのホールとしては比較的音響は良い。
さて、サンフランシスコのケーブルカーシステムは、世界で最も長く運行されている手動運転のシステムで、サンフランシスコの象徴的存在である。路線は、ユニオンスクエア近くのダウンタウンからフィッシャーマンズワーフへ2路線、そしてカリフォルニア・ストリートに沿って1路線ある。ケーブルカーの運行エリアは小さく、運賃もかなり高く、観光名所的な存在である。ケーブルカー路線は、アルカトラズ島やフィッシャーマンズワーフなど、市内の主な観光名所を結んでおり、短時間ではあるが坂の多い町並みを眺めながらゆったりと過ごすことができる。
一方、マーケット・ストリートを走っている、Fラインと呼ばれる路面電車が1路線運行されている。この路線には、フィラデルフィアやミラノ、日本からは阪堺電気軌道などで使用されていた古い車両が使用されていて、ケーブルカーと共に観光都市サンフランシスコの顔として親しまれている。この路線はゲイ・タウンとして有名なカストロ駅を起点として、マーケット・ストリート上を北上し、エンバーカデロ駅を経由し西進、フィッシャーマンズ・ワーフ駅が終点となる。各車両には、どこの国および都市で利用されていたかわかるよう、ラベルが貼ってある。
フィッシャーマンズ・ワーフは朝早くから海鮮品の店がオープンし、茹でたてのカニ、エビ、クラムチャウダースープなどは、ここでしか食べられないおいしさである。適度な”人間サイズの町”サンフランシスコは、コンパクトにアメリカンライフのエッセンスが凝縮された、魅力に満ちた町である。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝もやのサンフランシスコ、リッツ・カールトン・ホテルに近いダウンタウン
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朝もやのサンフランシスコのユニオン・スクウェアに近い街路
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ユニオン・スクウェアのケーブルカーの転回場
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ユニオン・スクウェアの転回場で転回中のケーブルカー
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ユニオン・スクウェアの転回場で転回中のケーブルカー
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ケーブルカーの近景、木造の椅子がクラシックである
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ケーブルカーの起点の一つ、ユニオン・スクウェア
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朝もやに包まれたユニオン・スクウェア
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ユニオン・スクウェア、休日の早朝のためほとんど人出がない
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ケーブルカーから眺めるメインストリート
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ケーブルカーから眺める坂道
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ケーブルカーから眺める教会のある通り
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ケーブルカーの終点はフィッシャーマンズ・ワーフ
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カニが目印のフィッシャーマンズ・ワーフの看板
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朝もやにかすむアルカトラズ島、アル・カポネが収容されていた刑務所があった
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岩壁に停泊する軍用艦
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フィッシャーマンズ・ワーフのレストラン
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Fラインと呼ばれる路面電車、ケーブルカーとフィッシャーマンズ・ワーフで出会う
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転回場に近づくケーブルカー
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岩壁に停泊する帆船
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朝もやにかすむフィッシャーマンズ・ワーフの町並み
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転回場のケーブルカー、手動で転回中
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転回場のケーブルカー、手動で転回中
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転回場を出てユニオン・スクウェアに向かうケーブルカー
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フィッシャーマンズ・ワーフからの帰途につく
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ゴールデンゲートブリッジ
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