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 この旅行記に古い物を掲載して良いものか迷った末に、投稿することにしました。<br />もう、30年も前の旅行です。今は旅行事情が相当変わっていると思いますので、こんなところも有るのだ、30年前は、こんな旅行なんだと、笑いながらお読みください。<br /><br /> 勤務先の都合で南米ベネズエラの首都・カラカスに6年程、家族で滞在した事があります。<br />その時に、旅行好きの家族と一緒に、この余り知られていない、オリノコ川にある古い城塞Castillo Guayanaに行ってみました。<br /><br /> 旅行工程は、すべてトヨタのランドクルーザーです。何せ、我々が住んでいた首都カラカスからは、相当、遠いので往復に4日間掛りました。<br /><br /> 当時の記録を紐ときながら、一部は遠い空を眺めて思い出しながら書いています。

ベネズエラ・オリノコ川の古城・Castillo Guayana

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1983/08/05 - 1983/08/08

4位(同エリア7件中)

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オータムリーフさん

 この旅行記に古い物を掲載して良いものか迷った末に、投稿することにしました。
もう、30年も前の旅行です。今は旅行事情が相当変わっていると思いますので、こんなところも有るのだ、30年前は、こんな旅行なんだと、笑いながらお読みください。

 勤務先の都合で南米ベネズエラの首都・カラカスに6年程、家族で滞在した事があります。
その時に、旅行好きの家族と一緒に、この余り知られていない、オリノコ川にある古い城塞Castillo Guayanaに行ってみました。

 旅行工程は、すべてトヨタのランドクルーザーです。何せ、我々が住んでいた首都カラカスからは、相当、遠いので往復に4日間掛りました。

 当時の記録を紐ときながら、一部は遠い空を眺めて思い出しながら書いています。

同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
その他
  • ヴェネズエラは南米大陸の上部、右にコロンビア国、下にブラジル国そして上はカリブ海に面した国で気候も熱帯地域がほとんどだが、低山岳は温帯でもう少し高いところは寒冷地帯もあって、中々面白い。<br /><br /> この国の東部には有名なオリノコ川が横たわり、カリブ海に注ぐデルタ地帯は物凄く大きく複雑な地形をしている。そのデルタから少し内部に入ったところに、スペイン時代の城塞があると云うので、友達一家と車で旅しました。何せ、30年前の話です。<br /><br /> トヨタ・ランドクルーザーに乗り込んだ2家族、合計7名は、首都カラカスを出発、一路東部の大きな街、プエルト・ラ・クルスに向かい、そこから、今度は南下し、ボリバール市を経由して、ガイアナ市まで、700km、10時間の旅でした。

    ヴェネズエラは南米大陸の上部、右にコロンビア国、下にブラジル国そして上はカリブ海に面した国で気候も熱帯地域がほとんどだが、低山岳は温帯でもう少し高いところは寒冷地帯もあって、中々面白い。

     この国の東部には有名なオリノコ川が横たわり、カリブ海に注ぐデルタ地帯は物凄く大きく複雑な地形をしている。そのデルタから少し内部に入ったところに、スペイン時代の城塞があると云うので、友達一家と車で旅しました。何せ、30年前の話です。

     トヨタ・ランドクルーザーに乗り込んだ2家族、合計7名は、首都カラカスを出発、一路東部の大きな街、プエルト・ラ・クルスに向かい、そこから、今度は南下し、ボリバール市を経由して、ガイアナ市まで、700km、10時間の旅でした。

  •  途中の古い街、ボリバールに入る手前で、オリノコ川に架けられた橋を渡るが、この橋からの眺めは最高であった。オリノコ川はベネズエラ国内20州の内、15州を横切り、全長2150mの長さを誇る。

     途中の古い街、ボリバールに入る手前で、オリノコ川に架けられた橋を渡るが、この橋からの眺めは最高であった。オリノコ川はベネズエラ国内20州の内、15州を横切り、全長2150mの長さを誇る。

  •  これは絵葉書の写真です。夕刻にはこのような美しいオリノコ川と橋が見えることでしょう。

    これは絵葉書の写真です。夕刻にはこのような美しいオリノコ川と橋が見えることでしょう。

  •  今夜の宿泊地、ガイアナの街です。これも残念ながら絵葉書の写真です。30年前はこんな様子でした。現在はどうなっているのでしょうか、知りたいですね。

     今夜の宿泊地、ガイアナの街です。これも残念ながら絵葉書の写真です。30年前はこんな様子でした。現在はどうなっているのでしょうか、知りたいですね。

  •  インターコンチネンタルGuayanaホテルです。ここに泊まりました。5星のホテルです。この辺も観光地になっているので、ホテルも立派なものが沢山あります。プールの手前が直ぐにオリノコ川になっています。

    インターコンチネンタルGuayanaホテルです。ここに泊まりました。5星のホテルです。この辺も観光地になっているので、ホテルも立派なものが沢山あります。プールの手前が直ぐにオリノコ川になっています。

  •  翌日は、いよいよ目的地ガイアナ城塞に向けて出発する。ガイアナの街から、そこまでは2時間の車の旅である。

    翌日は、いよいよ目的地ガイアナ城塞に向けて出発する。ガイアナの街から、そこまでは2時間の車の旅である。

  •  そこ迄の道のりは、悪路に悩まされました。いたるところで道路が傷んでいて、やっとの思いで城塞のある麓の村に到着しました。日本人が来るのは珍しいのか、皆が家が出てきて歓迎?してくれました。<br /><br /> 城塞は2つ有って、左がCastillo San Diego、右側のお城Castillo San Franciscoである。

     そこ迄の道のりは、悪路に悩まされました。いたるところで道路が傷んでいて、やっとの思いで城塞のある麓の村に到着しました。日本人が来るのは珍しいのか、皆が家が出てきて歓迎?してくれました。

     城塞は2つ有って、左がCastillo San Diego、右側のお城Castillo San Franciscoである。

  •  まず、左側のCastillo San Diegoに登って見た。余り、訪れる人もいないのか、道は雑草に覆われて歩きずらかったが、登って目に飛び込んできたのは、全面に、オリノコ川が広がり、360°の大パノラマが広がる。素晴らしい眺めである。この城塞はそれほど大きなものではないが、しばし、美しい景色に見とれていた。トップの写真とこの写真が、この城塞のものです。

     まず、左側のCastillo San Diegoに登って見た。余り、訪れる人もいないのか、道は雑草に覆われて歩きずらかったが、登って目に飛び込んできたのは、全面に、オリノコ川が広がり、360°の大パノラマが広がる。素晴らしい眺めである。この城塞はそれほど大きなものではないが、しばし、美しい景色に見とれていた。トップの写真とこの写真が、この城塞のものです。

  •  次に、Castillo San Franciscoに登ってみました。こちらから、先ほど登ったCastillo San Diegoの山が良く見える。

     次に、Castillo San Franciscoに登ってみました。こちらから、先ほど登ったCastillo San Diegoの山が良く見える。

  •  こちらの城塞が広く、大砲がオリノコ川に向かって配置されています。どちらの城塞にもレンガ造りの建物も残り、そこには炊事場や牢獄等がみて取れます。なんだか、1600年代にタイムスリップした感じで、その建物から、スペイン兵が出てきそうな思いにかられます。<br /><br /> この2つの城塞はスペインがこの地を植民地化した後に、英国、オランダ、フランス等、当時の列強がオリノコ川を遡り、交戦した場所で、このお城の対岸にも砲台があり、クロス・ファイアと云う戦法で、敵軍を蹴散らしたと、当地の説明にありました。

     こちらの城塞が広く、大砲がオリノコ川に向かって配置されています。どちらの城塞にもレンガ造りの建物も残り、そこには炊事場や牢獄等がみて取れます。なんだか、1600年代にタイムスリップした感じで、その建物から、スペイン兵が出てきそうな思いにかられます。

     この2つの城塞はスペインがこの地を植民地化した後に、英国、オランダ、フランス等、当時の列強がオリノコ川を遡り、交戦した場所で、このお城の対岸にも砲台があり、クロス・ファイアと云う戦法で、敵軍を蹴散らしたと、当地の説明にありました。

  •  スペイン人がベネズエラに入って来たのは1498年で100年もしないうちに、次々と植民地化して行きました。これらの城塞建設は1600年代と言われているが、たび重なる侵略に、これらの城も防ぐ事が出来なくなったそうです。<br /><br /> それにしても、ベネズエラはこれらの遺跡を修復して、後世に残していることは素晴らしいものです。<br /><br /> 丸1日以上車を走らせて来た甲斐がありました。素晴らしい思い出になりました。

    スペイン人がベネズエラに入って来たのは1498年で100年もしないうちに、次々と植民地化して行きました。これらの城塞建設は1600年代と言われているが、たび重なる侵略に、これらの城も防ぐ事が出来なくなったそうです。

     それにしても、ベネズエラはこれらの遺跡を修復して、後世に残していることは素晴らしいものです。

     丸1日以上車を走らせて来た甲斐がありました。素晴らしい思い出になりました。

  •  再び、麓の村に帰ってきたら、今度は村の子供たちが遊んでいたので、私たちの子供もその中に入って遊びたかったのですが、中々、その輪に入っていけなかったのですが、それでも、帰る頃には一緒に遊んでいました。

     再び、麓の村に帰ってきたら、今度は村の子供たちが遊んでいたので、私たちの子供もその中に入って遊びたかったのですが、中々、その輪に入っていけなかったのですが、それでも、帰る頃には一緒に遊んでいました。

  •  オリノコ川の雄大な景色を観ながら、暫く、川のほとりを散策しました。ゴーゴーと大きな音をたてて流れる水量は半端な川では有りません。

    オリノコ川の雄大な景色を観ながら、暫く、川のほとりを散策しました。ゴーゴーと大きな音をたてて流れる水量は半端な川では有りません。

  •  オリノコ川のほとりで記念撮影です。何せ、30年も前の写真でセピア色になって、画像も鮮明では有りません。お許しください。この頃は、未だ、デジカメも普及していません。<br /><br /> もう一泊して、帰路は別な道をカラカスに向けて、車を走らせて戻りましたが、車窓が面白く、決して飽きることは有りませんでした。<br /><br /> ところで、カラカスからガイアナの街まで飛行機で来ると1時間で来ることが出来ます。参考までに。<br /><br /> 古い旅行記をお読み頂きありがとうございました。

     オリノコ川のほとりで記念撮影です。何せ、30年も前の写真でセピア色になって、画像も鮮明では有りません。お許しください。この頃は、未だ、デジカメも普及していません。

     もう一泊して、帰路は別な道をカラカスに向けて、車を走らせて戻りましたが、車窓が面白く、決して飽きることは有りませんでした。

     ところで、カラカスからガイアナの街まで飛行機で来ると1時間で来ることが出来ます。参考までに。

     古い旅行記をお読み頂きありがとうございました。

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