11. インド・ネパール　懐かし旅　　ネパール　マナカマナ

2011/02/16 - 2011/02/16

　カトマンズから、ハイヤーで、ポカラに移動しました。その途中に、マナカマナに立ち寄りました。
ここは、1998年に、ネパールで初めてロープウェイが通ったところですが、そのロープウェイは、外国人観光客のためではなく、ネパール人が、巡礼地に向かうためのロープウェイでした。そのことに興味をもった私は、1999年に、ここを訪れました。そして今回また、今一度、足を運んでみようと、ガイドさんとともに訪問しました。
　なんでも願いを叶えてくださる神様って、すてきです。
　いつも思うのは、裕福な国では、神様の存在が薄くなり、貧しい国では、神様が存在感を増します。私は、どこかの宗派を熱心に信じる、というタイプではありませんが、人々が祈りを捧げる姿に心ひかれて、聖地めぐりをしてしまいます。宗教が変わっても、人々の思いは同じなんだな、と思います。
　個人的には、「〜〜が欲しい」という物欲は、年齢とともに薄れているのですが、最近では、「これからの人生をお導きください」と祈ることが増えてきました。ちょっと年寄りモードでしょうか。
　しかし今は、この離れた日本から、「一日も早い復興を」と、強く祈りたいと思います。


(ネパールからアクセスして、その日その日で書き込んだ、リアルタイムの旅行記と、帰国後に書いた旅行記が、ごっちゃになっていたので、順番に並ぶように、登録の日程をいじりました。
　実際の旅の日付けは、リアルタイム旅行記が正しいもので、1/11日〜2/5日までの旅でした。ややこしくて、申し訳ありません。2月に入ると寒さもましになってきましたが、1月のネパールは寒かったです。停電が常態のようなので、旅行の予定がある方は、停電や気温をよくご確認ください)

エリア マナカマナ(ネパール)

ロープウェイは、たしかスイス製だったと思います。

広い構内では、乗車の行列が長々と伸びてました。
しかし、この椅子、座るためではなく、行列の整理のために使われてました。

山肌に、みかんがたくさん実ってました。

と、参道のお店でも、たくさんのみかんが売られてます。

いつも思います。聖地の参道って、雰囲気が似ているな、と。
庶民的な土産物屋さんが多いんですよね。

ガイドさんの親戚が経営しているホテルだそうです。

これが女神さまのおわしますお寺です。

このたれさがっているベルトが、女神さまと私たちをつなぐそうです。
日本にも、仏像から伸びた紐を握って、縁を結ぶ、という考え方がありますが、似ているな、と思いました。

お供えセットです。

お香があり、火をともし・・・・
宗派がちがっても、祈りの形は、よく似ています。

狭いお堂の中には、限られた人数しか入れないので、お参りの行列が、延々と並んでます。

揚げドーナツのようなスナックが人気のようです。

巡礼宿の部屋です。

ロープウェイは、ランチタイムは運休するのですが、そのため、ランチの後は、またまた長蛇の行列でした。1時間以上、待ったでしょうか。
ネパールの人の行列って、前後の人とくっつくんですよね。
後ろから、ぴったりくっつかれて、息苦しかったです。