気軽に初フィリピン／週末＋2日でボラカイ島へ

2011/03/11 - 2011/03/14

東南アジアの国々はさんざんまわりましたが、なんだかいつでも旅先候補にあがらなかったフィリピン。今回はちょっとしたお祝いごとも兼ねて3泊4日、白砂のビーチが美しいと評判のボラカイ島へ行ってきました。とはいえバックパックを背負っての低予算旅行でーす。

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実はこの旅…私たちがマニラに到着したちょうどその頃、あの恐ろしい大地震と大津波が東日本を襲いました。発生からほどなくして同じ飛行機に搭乗していた方からそのニュースを聞き、顔面蒼白…その後も現地のTVで見る津波の映像に現地のみなさんと共にただただ言葉を失い、自分の無力さと、こんなところに呑気に居ていいのかという思いにも駆られながら、東京の友人や家族と連絡を取り合い、帰国までインターネットを介して状況を見守っていました。なのでこの旅日記をUpするかどうかも非常に迷ったのですが、これからボラカイを旅する方の参考に少しでもなれたら、という思いで日記を書くことにしました。

エリア ボラカイ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: バイク
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

JALの午前便で成田からマニラへ。
今回この往復はマイルでとってます。

定刻通りマニラに到着。
JALはターミナル1に着きます。

次の飛行機はターミナル3からなので移動ー。ターミナル1を出て右手に進むとシャトルバスの乗り場があります。この「SHUTTLE SERVICE」の看板が目印。

バスは各ターミナルと近くにあるショッピングモール＆ホテル（？）を30分間隔で終日運行しているみたいです。無料でーす。

が…私たちは30分以上待ちました。
乗り継ぎにあまり時間がない場合はおとなしくタクシーで行った方がいいかもね。お金はかかりますが。

30分以上が経過して、私たちも周りのひとたちもちょっとソワソワイライラしだした頃にバスはやってきました。

なんか、割とちゃんとしてるバスです。

10分弱位でターミナル3に到着。
こっちのほうが全然キレイ。

airphilexpressでカティクラン空港に向かいまーす。
チケットは公式HPでオンライン予約しました。
http://www.airphils.com/

今回は直前に予約したので往復で1万円位かかってしまいましたが、早ければ多分もっと安く取れると思います。

事前のリサーチによるとこのマニラ→カティクラン間は、しばしば欠航→カリボ経由に振替となるって話だったので、覚悟はしていたのですが…この日は大丈夫でした！

約1時間のフライト（水などは出ません）で無事カティクラン空港へ到着〜。天候次第ですぐ欠航になるその理由は、この空港の滑走路の短さだそうです。

確かに短い！着陸後、けっこう急ブレーキでドキってします。

こちらが到着ゲート。屋根しかないよー。（笑）
預けた荷物も、もちろん直接手渡しです。

さて、ここでゴールなわけではなくここからボラカイ島へ渡るボートの出るカティクラン港へ行きます。

空港→港のトライシクルは固定相場制らしく、チケットを買います。一台50ペソだったかな？近い割に高いな！と思った記憶が。だってなんかすぐ着いたし！

で、港で税金やらチケット代やらを徴収され、ボートに乗ります。

あとちょっとでボラカイだ〜。

ボートの中。

あ、そういえば空港からずっと客引きのおっちゃんがついてきたよ（笑）

宿の予約はしてなかったし、もう夕方なのでとりあえずおっちゃんには1500ペソでビーチフロントの宿。できればコテージ！で、エアコン付き！という条件を提示して身を委ねてみることにしました〜。ははは。まあイヤだったら断ればいいしね。

10分位でボラカイ島に到着。
こっからトライシクルでおっちゃんオススメの宿へ。

「LA ISLA BONITA」というところ。ステーション3です。名前から分かるかもですが、1Fはイタリアンレストランでした。
http://www.boracayislabonita.com/

あれ？コテージっぽいけどなんか違うぞ？

でもまあビーチフロントだし、日も暮れたのでとりあえずこの日はここに泊まることにしましたー。

お部屋でーす。どうこのセンス（笑）でも写真だとなんかマシに見えるかな？
エアコン付きが1500ペソ（3000円位）。ファンルームが1000ペソでした。しかもこのベッドが笑えるほど固いっていう難点あり。あと、なんか小さいよね…

この日は特に暑くなかったので、エアコンなしでも良かったんだけどあいにく満室でした。けっこう西洋人が多かったかなー。実際問題エアコンはあまり効かず。なんだよ500ペソも差があるのに！テレビは線しかありませんでした〜。持ってきてくれるって話だったんだけど、来ず…催促したら明日って言われたよ。まあいいけどさ。

オンザビーチのレストランで飲んで食ってこの日は就寝。

というわけ翌朝。明るいところでみる宿はこんなかんじ。雰囲気は悪くないよね。ちょっと中心から遠いのと、あとは建物内で工事をしている音が朝からうるさかったです。

ってことでひとまず荷物はこのままで、朝食がてら別の宿を物色しにいくことに。

朝からいい天気です。

朝ご飯はハンバーガー。ステーション2と3の間らへん。45ペソで1ゲット1フリー！2日連続で朝ごはんはこれでした。このバーガースタンドの隣にはシュワルマとシウマイのスタンドが並んでます。どちらもけっこう人気でしたよ。

で、裏道の方に入ったキオスク的なところでサンミゲルを買う。1本35ペソ。安いなあ。しかも朝から超キンキンに冷えてた〜。

ビーチに座って朝ご飯＆朝ビール。

さて、宿ですが。
ビーチから奥まった宿もいくつか見たのですが、よりステーション2の中心部に近いビーチフロントの宿に移動しました。

「VILLA DE ORO」
http://villadeoro.boracaystation.com/

入口はこんなかんじ。夜はここでモンゴリアンBBQをやってましたよー。

今度はちゃんとコテージ。しかも入口がバルコニーになっていて、ハンモックが吊るせます。こちらも1500ペソです。ビーチフロントですが、コテージは奥まっていてとっても静かです。

部屋の写真撮り忘れちゃったけど、至って普通。ベッド（シングル×2）も初日より柔らかかったし、テレビも（当たり前だけど）線だけじゃなくちゃんとありました。1つ問題があるとすれば、水シャワーだってことだな。

というわけで残り2泊はここに決定。

さて、今回はお祝い事があったので2日目の夜はボラカイのグルメ情報を調べると必ずヒットするイタリアン「aria」に行きました。

海に一番近いオンザビーチの席に通してもらえました。ラッキー。

さすが人気店、色んな国からのツーリストで超にぎわってます。

サーモンのカルパッチョ。
おいしかったですよー。

それからピザとパスタを注文。
けっこうボリュームがありました。これでお腹いっぱいです。

これにビール＋カクテルで1800ペソ位だったかな？1日の宿泊代以上ですが（笑）せっかくリゾートに来たんだし、イイ雰囲気で美味しいものをたべてゆっくりしたいなって場合におすすめです。まあ、日本円に換算したら安いしね…

夕方を過ぎるとたくさんのお店がビーチにディナー用に席をセッティングして昼以上ににぎやかです。ariaの他にも雰囲気のいいお店や、ビュッフェ式のカジュアルなお店（200〜400ペソ位）、なかにはライブやショーをやっているお店もあって散歩してるだけで楽しいです。

なんかぽっちゃり系のヴォーカルがボヘミアンラプソディを熱唱（絶叫）していたり。しかもほぼ満席だったりして…バンド名は確か「THE BOSS」でした（笑）

翌日はプカシェルビーチに行きました。トライシクルで30分くらいかな。行きは流しを捕まえて100ペソ。帰りはビーチの入口で待機している強気のトライシクルで150ペソでした。

メインのホワイトビーチとは雰囲気が違ってとってものどかです。ちょっと天気がねー。残念ながらこの日はイマイチでした。

人も少なく静かだったので少しお昼寝をしたり。

宿の入口、夜編です。

ちなみにプカシェルビーチのお土産屋さんでカゴバッグ購入。ホワイトビーチ周辺で買うより安かったですよー。写真はホワイトビーチ沿いのワゴン。

そんなわけで、あっという間の3泊4日。
ボラカイでは多くのお店でハッピーアワーをやっていて（夕方〜20時位までかな）ビールやカクテルなどが1get,1freeでした。2人だととってもお得です。

行きと同じルートで帰りまーす。さよならボラカイ！

ちなみに宿泊した宿ですが、特におすすめ！という感じではありません。まあバックパッカーがリゾート気分を味わう場合には可…ってかんじかな。にしてはちょっと高いかな？とにかくボラカイ島には宿はたっくさんあります。1500ペソあればだいたいこの程度の宿に泊まれる、という参考にしていただけたらと思います。ちなみにビーチフロントに拘らなければ同じ値段でもっと雰囲気のいいコテージがありました。もちろん高級リゾートもたっくさんあります。

微妙な天気でしたが帰りもちゃんと飛行機は動きましたーよかったよかった。

ということで、ボラカイ旅行記これでおしまいです。